JPS63158095A - 糸切れ検出器 - Google Patents

糸切れ検出器

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Publication number
JPS63158095A
JPS63158095A JP30612786A JP30612786A JPS63158095A JP S63158095 A JPS63158095 A JP S63158095A JP 30612786 A JP30612786 A JP 30612786A JP 30612786 A JP30612786 A JP 30612786A JP S63158095 A JPS63158095 A JP S63158095A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensing plate
thread
sensing
housing
thread breakage
Prior art date
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Pending
Application number
JP30612786A
Other languages
English (en)
Inventor
佐古 純一
河合 典子
幸治 福山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、例えば刺しゅう用ミシンなどの工業用ミシ
ン、精紡機、合糸機、撚糸機及び織機などに使用する糸
切れ検出機、詳しくは糸の挿通部をもち、該挿通部を通
る糸により弾性変位するセンシングプレートと、このセ
ンシングプレートの弾性変位を検出して糸の存在を読取
り糸切れを検出する歪検出素子とを備えた糸切れ検出器
に関する。
(従来の技術) 本発明者等は、以前に特開昭81−141396号公報
などにおいて、糸の存在を読取って糸切れを検出するよ
うにした工業用ミシンなどの糸切れ検出器を提案した。
前記糸切れ検出器は、第4図に示したごとく、上部側を
開放し、かつ下部側に底壁(1a)を設けた有底円筒状
の筐体(1)と、該筒体(1)の上部側に取付けられる
天壁(2)と、糸の挿通部(3b)を設けたセンシング
プレート(3)と、前記(φ連部(3b)に固定する筒
状のセンシングリング(4)と、前記センシングプレー
ト (3)の上下部位に配設される歪検出素子(5)な
どから成り、前記筐体(1)の高さ方向中間部位に、前
記センシングプレート(3)を弾性変位可能に支持する
と共に、このセンシングプレート(3)の上下部位に前
記歪検出素子(5)を配設する一方、前記センシングプ
レート(3)の上下部位で、前記天壁(2)側と前記底
板(1a)側とに、前記センシングプレート(3)の上
下微振動を吸収するスポンジなどの微振動吸収体(A)
を配設している。
斯(して前記センシングリング(4)に挿通された糸が
、該リング(4)を通過するときの抵抗又は糸のテンシ
ロンにより、前記センシングプレート(3)が上下方向
に弾性変位され、この弾性変位が前記歪検出素子(5)
で検出されて、該素子(5)の検出信号が外部に取出さ
れ、この検出信号により糸の存在つまり工業用ミシンな
どの正常運転が検出されるのである。
また前記糸の切断などにより、前記センシングプレート
(3)の弾性変位が停止されたときには、前記歪検出素
子(5)からの検出信号が出力停止されて、糸切れの発
生が検出されるのである。   (発明が解決しようと
する問題点)ところで以上の糸切れ検出器では、前記セ
ンシングプレート(3)を前記筐体(1)の高さ方向中
間部位に弾性変位可能に支持して、前記センシングリン
グ(4)を通過する糸の抵抗により、前記センシングプ
レート(3)を、前記筐体(1)の内部空間で上下両方
向に弾性変位させて、糸の存在を検出するようにしてい
るため、換言すれば前記センシングプレート(3)の上
下両方向にわたる弾性変位により、前記糸の検出が行わ
れるため、前記センシングプレート(3)の弾性変位時
で、該センシングプレート(3)が振動を開始してから
停止するまでの時間、つまり減衰時間が長くなり、従っ
て前記歪検出素子(5)から必要以上の長い時間にわた
って検出信号が出力され、必要な信号の検出が妨げられ
、誤動作の発生原因となることが判明した。
特に前記糸切れ検出器を工業用ミシンなどに使用する場
合、主に前記センシングプレート(3)に下糸及び上糸
を挿通させて、これら下糸及び上糸のうち、下糸の糸切
れを検出する必要があるのであるが、この場合、前記セ
ンシングプレート(3)には、針が下糸を引掛けて針の
上昇に伴い該下糸を引張り上げるとき、該下糸の荷重だ
けでなく、上糸がボビンに引掛けられて張力が作用する
ときの荷重も作用して、これら各県による荷重で前記セ
ンシングプレート(3)が弾性変位されるのであり、従
って前述したごとく前記センシングプレート(3)の減
衰時間が長いと、上糸による前記歪検出素子(5)から
検出信号が下糸による検出信号に重複し、下糸による糸
切れの検出に誤動作を招き易いのである。
以」二のごとき問題を解決する手段として、前記七//
ングプレート(3)を薄肉軽四となし、該センシングプ
レート(3)の減衰時間を短くすることが考えられたの
であるが、前記糸切れ検出器に実際に使用されるセンシ
ングプレート(3)の厚みは、通常0.005mm程度
であって、これ以上薄肉にすることは技術的に困難であ
り、また作動時に前記センシングプレート(3)の破損
を1召く虞れがある。
本発明は以上のごとき問題に鑑みて発明したもので、そ
の目的は、前記筐体の動作空間において前記センシング
プレートを一方向だけに弾性変位させることにより、該
センシングプレートの減衰時間を短くして、誤動作を招
いたりすることなく、正確に糸切れを検出することがで
きる糸切れ検出器を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、図面の実施例に示したごとく、糸の挿通部(
3b)をもち、該挿通部(3b)を通る糸により弾性変
位するセンシングプレート(3)と、このセンシングプ
レート(3)の弾性変位を検出して糸の存在を読取り糸
切れを検出する歪検出素子(5)とを備えた糸切れ検出
器であって、前記センシングプレート(3)の動作空間
(S)を備えた筐体(1)を設けて、該筐体(1)の動
作空間(S)に、前記センシングプレート(3)を弾性
変位可能に支持すると共に、前記糸の通過で弾性変位す
る前記センシングプレート(3)の弾性変位方向と反対
側に、反対方向への弾性変位を制限する規制体(9)を
配設したことを特徴とするものである。
(作用) しかして前記センシングプレート(3)の挿通部(3b
)に糸が存在する場合には、この挿通部(3b)を通過
する糸の抵抗又は糸のテンンジンにより、前記センシン
グプレート(3)が弾性変位されるのであるが、このと
き前記センシングプレート(3)は、前記規制体(9)
により、前記筐体(1)における動作空間(S)の一方
向だけに弾性変位されるのであり、従って前記センシン
グプレート(3)の減衰時間が短くなって、このセンシ
ングプレート(3)の弾性変位に伴い、前記歪検出素子
(5)から必要な検出信号のみが出力され、この検出信
号で糸切れの検出が正確に行われるのである。
(実施例) 以下本発明にかかる糸切れ検出器を図面の実施例によっ
て説明する。
第1図及び第2図に示した糸切れ検出器は、実際には直
径が12〜14■■程度、厚みが0.65〜11−0a
程度の極めて小さいものであり、図面の作成上、縦寸法
を横寸法に対し約10倍に拡大して記載している。
各図において、(1)は糸切れ検出器の筐体であって、
上部を開放し、かつ下部に底壁(1a)を設けたを底円
筒状となし、この底壁(1a)の中心部に糸の挿通孔(
1b)を形成すると共に、前記筐体(1)の上部開放側
には、前記底壁(1a)の挿通孔(1b)と対向する挿
通孔(2a)をもち、前記開放部を閉鎖する天壁(2)
を取付ける一方、前記筐体(1)の内部には、後述する
センシングプレート(3)の動作空間(S)を形成する
また前記センシングプレート(3)は、外周縁部に概略
U形状の切欠部(a)を形成して、この切欠部(a)の
内部側に、弾性変位可能な作動片(3a)を設けると共
に、該作動片(3a)の先端中央部に糸の挿通部(3b
)を形成し、この挿通部(3b)に糸の挿通を可能とし
た筒吠のセンシングリング(4)を垂直状に固定支持し
て、該センシングリング(4)の内部に糸を挿通させ、
この糸の通過時に生じる抵抗又は糸のテンシロンにより
前記センシングリング(4)を振動させて、前記センシ
ングプレート(3)の作動片(3a)を弾性変位させる
ようになす。
前記センシングプレート(3)は、必ずしも前記作動片
(3a)を形成することがなく、また前記センシングリ
ング(4)も■いる必要がなく、前記センシングプレー
ト(3)を前記筐体(1)の動作空間(S)に弾性変位
可能に片持ち状に支持し、前記センシングプレート(3
)に形成する挿通部(3b)に糸を直接挿通させるよう
にすることもできる。
また前記センシングプレート(3)における作動片(3
a)の下面側に、接着剤などを介して歪検出素子(5)
を取付けるのであり、前記センシングプレート(3)の
弾性変位に伴う前記歪検出素子(5)の電圧変化により
前記糸の検出を行うのである。
前記センシングプレート(3)と前記歪検出素子(5)
には、それぞれリード線CG>(7)を接続し、これら
各リード線(8)(7)により前記センシングプレート
(3)と歪検出素子(5)からの検出信号を外部に取出
して、前記糸の検出を行うのである。
また前記センシングプレート(3)は、その弾性変位方
向を一方向に規制するごとく、前記筐体(1)の動作空
間(S)に配置するのであり、具体的には、前記筐体(
1)の天壁(2)と前記センシングプレート(3)の外
周縁部との間に、円筒状をなすスペーサ(8)を介装さ
せて、前記センシングプレート(3)を前記筐体(1)
の底壁(1a)側に近接させて配置すると共に、この筐
体(1)の底壁(1a)と前記センシングプレート(3
)の下面側との間に、絶縁材料などから成る薄肉ンート
状の柔軟な規制体(9)を介装させ、該規制体(9)に
より前記センシングプレート(3)の下方側への弾性変
位を規制し、かつ弾性反発力を弱めて、このセンシング
プレート(3)を上部側だけに弾性変位させるようにし
たのである。
しかして以上の構成とする場合、前記センシングリング
(4)を通過する糸により、前記センシングプレート(
3)が前記筐体(1)の動作空間(S)において弾性変
位されるとき、このセンシングプレート(3)は、前記
規制体(9)の存在で下方側への弾性変位が規制されて
、上部偏に向けてのみ弾性変位され、前記センシングプ
レート(3)の弾性変位時における減衰時間が著しく短
くなるのであり、例えば第4図に記載した従来のもので
は、減衰時間が60〜70m5であったのに対し、本発
明の糸切れ検出器では、減衰時間が20m5以内に大幅
に短縮されたのである。
第3図は、前記糸切れ検出器を工業用ミシンに使用した
場合で、前記歪検出素子(5)から出力される出力信号
曲線であって、縦軸に出力電圧(V)、横軸に出力時間
(S)をとった出力信号曲線を示している。
前記第3図において、振幅(イ)は前記センシングリン
グ(4)に挿通された上糸による出力信号を、また前記
振幅(イ)の近くで発生する振幅(ロ)は、下糸による
出力信号を示しており、これらの各振幅(イ)(ロ)は
、大体0.1秒間隔以内で大きな出力信号として明確に
発生しており、以上のことから前記センシングプレート
(3)の減衰時間が著しく短縮され、しかも前記各出力
信号を検出し易いことが理解できるのである。
前記実施例においては、前記センシングプレート(3)
を前記筐体(1)の下部側に配置し、該筐体(1)の底
壁(1a)側に設けた前記規制体(9)により下方への
弾性変位を規制し、上方側への弾性変位だけを行うよう
にしたが、本発明にかかる糸切れ検出器では、前記セン
シングプレート(3)を前記筐体(1)の天壁(2)側
に配置すると共に、この筐体(1)の天壁(2)側に前
記規制体(9)を設けて、前記センシングプレート(3
)の上方側への弾性変位を規制し、該センシングプレー
ト(3)を下方側だけに弾性変位させることも可能であ
る。又、前記規制体(9)は11τf記筐体(1)の底
壁(la)に付設する絶縁板により形成しているが、前
記底壁(1a)又は天壁(2a)自体を利用してもよい
また図の実施例では、前記筐体(1)における前記底壁
(1a)と前記天壁(2)との間で、前記スペーサ(8
)の内方部位に、ブロックスペーサ(10)を介装させ
て、このブロックスペーサ(10)で前記筐体(1)が
外部圧力で変形されたりするのを防止するようにしてい
る。
(発明の効果) 以上説明したごとく本発明にかかる糸切れ検出器では、
センシングプレート(3)の動作空間(S)を備えた筐
体(1)を形成し、該筐体(1)の動作空間(S)に、
前記センシングプレート(3)を弾性変位可能に支持す
ると共に、糸の通過で弾性変位する前記センシングプレ
ート(3)の弾性変位方向と反対側に、反対方向への弾
性変位を制限する規制体(9)を配設するようにしたか
ら、この規制体(9)により前記センシングプレート(
3)を、前記筐体(1)における動作空間(S)の一方
向だけに弾性変位させ得て、前記センシングプレート(
3)の減衰時間を著しく短縮することができ、このセン
シングプレ−ト(3)の弾性変位に伴い、該センシング
プレート(3)に設ける歪検出素子(5)から明確で必
要な検出信号のみを取出して、この検出信号により誤作
動を招いたりすることなく、糸切れの検出を正確に行い
得るに至ったのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる糸切れ検出器の縦断面図、第2
図は同一部切欠底面図、第3図は糸切れ検出器を工業用
ミシンに使用した場合の出力信号曲線を示す図面、第4
図は従来例を示す縦断面図である。 (1)・・・・・筺体 (3)−−・・・センシングプレート (3b)・・・・挿通部 (5)・・・・・歪検出素子 (9)・・・・・規制体 (S)・・・・・動作空間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)糸の挿通部(3b)をもち、該挿通部(3b)を
    通る糸により弾性変位するセンシングプレート(3)と
    、このセンシングプレート(3)の弾性変位を検出して
    糸の存在を読取り糸切れを検出する歪検出素子(5)と
    を備えた糸切れ検出器であって、前記センシングプレー
    ト(3)の動作空間(S)を備えた筐体(1)を設けて
    、この筺体(1)の動作空間(S)に、前記センシング
    プレート(3)を弾性変位可能に支持すると共に、前記
    糸の挿通により弾性変位する前記センシングプレート(
    3)の弾性変位方向と反対側に、反対方向への弾性変位
    を制限する規制体(9)を配設したことを特徴とする糸
    切れ検出器。
JP30612786A 1986-12-22 1986-12-22 糸切れ検出器 Pending JPS63158095A (ja)

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JP30612786A JPS63158095A (ja) 1986-12-22 1986-12-22 糸切れ検出器

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JP30612786A JPS63158095A (ja) 1986-12-22 1986-12-22 糸切れ検出器

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5132863A (en) * 1974-07-12 1976-03-19 Loepfe Ag Geb Shotsukino itojososhikino sokookanshisurutamenosochi
JPS61141396A (ja) * 1984-12-11 1986-06-28 ダイキン工業株式会社 糸切れ検出器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5132863A (en) * 1974-07-12 1976-03-19 Loepfe Ag Geb Shotsukino itojososhikino sokookanshisurutamenosochi
JPS61141396A (ja) * 1984-12-11 1986-06-28 ダイキン工業株式会社 糸切れ検出器

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