JPS6315756A - 固体音響キヤビテイを使用した大アレイインクジエツト滴発生器 - Google Patents

固体音響キヤビテイを使用した大アレイインクジエツト滴発生器

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JPS6315756A
JPS6315756A JP62018812A JP1881287A JPS6315756A JP S6315756 A JPS6315756 A JP S6315756A JP 62018812 A JP62018812 A JP 62018812A JP 1881287 A JP1881287 A JP 1881287A JP S6315756 A JPS6315756 A JP S6315756A
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/015Ink jet characterised by the jet generation process
    • B41J2/02Ink jet characterised by the jet generation process generating a continuous ink jet
    • B41J2/025Ink jet characterised by the jet generation process generating a continuous ink jet by vibration

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本願は特願昭61−65006号(昭和61年6月25
日出願)の「インクジェットプリンタ用液滴発生器」及
び特願昭61−65007号(昭和61年3月25日出
願)の「インクジェットプリンタ用ステイミュレータの
組立方法」と題する出願で開示された同順に関するもの
であり、上記の両出願の内容は以下に引用することによ
って具体重にされる。
本発明は、一般的には液滴発生器、特にインクジェット
プリント装置等に用いられる流体ジェットの直線状アレ
イからの均一な液滴のマ) IJソックス発生装置に関
する。
従来の技術 歴史的には、印字は特別に形造られたキー又はキャリア
にインクを塗布し、そのキー又はギヤリアを紙等の記録
媒体に印打し、キャリアの字型の跡をつけろことにより
行なわれた。最近、アルファニュメリツク文字、コモン
グラフィック等のインテリジェントパターンが記録媒体
に付着されるメン・インパクトプリンティング装着が開
発されるに至った。ノン・インパクトプリンティング装
置は記録媒体にマーク又は記録する液体又は固体を用い
、記録媒体を特別処理し又は処理せず、化学的に活性又
は不活性のプロセスを含む種々のインテリジェンスバタ
ン形成方法が使用される。
記録液の個々の液滴を記録媒体」―にあらかじめ決めら
れた形状に付着させることによる印字は公知である。こ
のような記録方法を達成するための従来の企ては液体の
連続流を用いてこれを滴に分割し、それらが記録媒体上
に所望のパターンを形成するように荷電し、静電気的に
偏向されるようにするものである。
このような方法は、単位質量当りの電荷が各摘部に精度
高く制御される場合に限り典型的に容認できる解決を与
えるものである。このことは次の2つの方法で達成する
ことができる。その1つは、液滴には等しい単位質量当
り電荷が与えられ、次いで入力信号により強さが制御さ
れる静電場によって偏向されることであり、もう1つは
、液滴は入力□信号に応じて単位質量当りの電荷が与え
られ、次いで一定の静電場を用いて偏向されることであ
る。これら2つの方法の従来の実施例では、液滴が概ね
均一であることが要求されるが、このことは極めて達成
が困難である。均一な液滴の流れが−たび達成されると
、静電場に対して2,000からio、oooボルトの
範囲の電圧を印加することが必要である。このような電
圧は作り出し、制御することが困難であり又高価につく
。さらに、液滴自体を荷電するプロセスはしばしば記録
液の電解を惹起し、電極の劣化の原因となる腐蝕性の副
産物が出来る。
均一サイズの液滴を得るための努力の過程で従来技術に
種々の方法が適用された。まず、ノズルから連続した液
体のジェットが出ることを保証する十分な圧力で記録液
をノズルに供給することである。ジェット流は、磁気的
駆動装置又は圧電クリスタルを用いてノズル自体に起さ
せた振動の半径方向振動を用いることにより、液滴に分
割される。振動は規則的に間隔を置いた静脈瘤をインク
流中に形成し、流れの自然の性向の助けにより液滴に分
離され、他の方法によるよりも均一な液滴が確保される
。このような装置は典型的にノズルの列から出る複数の
インク流を持つために設けられ、米国特許3.373.
437号に示されるようなインク流路と共鳴音響キャビ
ティを含む、ノズルのための支持手段を必要とする。こ
の材料は精度の高い記録のため固定されたノズルの保持
に必要な剛性がなければならず、高い音響インピーダン
スを有することを意味する金属材料を暗示している。こ
のような装置を有効にするために、支持手段中の共鳴音
響キャビティは典型的にはインク流路そのものが圧電ト
ランスデユーサによって順次励起される板又はピストン
によって励起されるように設けられていることが必要で
ある。
液滴形成への他のアプローチはノズルに供給される記録
液をノズルで半球面(メニスカス)を形成するには充分
な高さで、ノズルを貫流する流れを形成するだけの高さ
はない圧力を利用することである。この方法では、液は
ノズルから静電的に光線状ジェットとして引出され、次
いで静電的に所要の方向へ偏向される。液体のジェット
をノズルから引出す静電場は一定で記録液の連続流を形
成する。この流れは均一な質量と電荷を有する連続した
液滴に分裂する。次いで、入力信号により制御される静
電場を変化させる時間が、アルファニュメリック文字の
形成に必要な液滴の偏向のために用いられる。上述の記
録方法及び機構は記録液の連続流を利用して文字が形成
されない時に記録されないように廃液溜り又は集液器に
流れをそらせる。この方法により記録液の流れを妨げる
ためのシステムに関して、他の方法では期待できない複
雑なシステムを得ることができる。
米国特許第4.331.964号に開示されている他の
装置では、ゴムが充填されたキャビティー中に音波を形
成するために圧電トランスデユーサが使用されている。
この特許に示されている形式の装置においては、インク
流路が他のゴムが充填された、円筒状圧電素子により励
起される円筒状キャビティから音響エネルギーを順次受
ける1つのキャビティとして構成された二重キャビティ
システムが有効である。
2つのキャビティの間には膜を設けるように指定されて
いる。
インク又はゴムはキャビティを形成する支持体に比して
低い音響インピーダンスを有する(水性インクでは鋼に
対して約1/25の比である)。その結果、音響定常波
が典型的に50乃至150 kHzの範囲の周波数で振
動するトランスデユーサによりこのキャビティに作り出
される。ジェットが均一に分断されるように、上記の定
常波の波形はジェットアレイに沿って均一でなければな
らない。
この設計システムの他の決定的要素は、音響キャビティ
中に均一な振動を起させるために用いられる圧電トラン
スデユーサである。もし、振動が不均一であった場合、
音響定常波の波形もまた多分に不均一になるであろう。
例えば、米国特許第2,716,708号は超音波発振
装置である。エレメントの直線状アレイを形成するため
、圧電材料には溝が切られている。エレメントは位相が
ずれて振動する。したがって、この装置はたとえエレメ
ントがアレイの相対幅以上になるような位相で振動した
としても、インクジェットとして使用するには適切に作
用しない。米国特許4.55’O,,606号には他の
トランスデユーサの特許が示されている。この特許には
制御された励振波形を有する超音波トランスデユーサア
レイが示されている。同様のものが米国特許第4. O
95,232号及び第4,168,687号に開示され
ている。しかし、これらのものはすべて超音波圧縮波を
それらの反響から散乱中心に作像させる目的で散乱中心
を有する材料(人間の組織)中に発生させることを目指
した出願である。か\る装置はそれらの特許の図面に示
されている如く、インクジェット装置としては機能しな
い。その中に示されている圧電素子は、その装置がそれ
自身から数波長離れた振動を発生するように設計されて
いる故、振動の振幅の均一性を有する所要の振幅の信号
を発生しないであろう。この装置の近傍ではインクジェ
ットプリンタに十分な振動の均一性は得られない。
本発明は、記録液を用いた改良された記録方法と記録装
置及びその装置と共に用いられる改良された液滴発射装
置を提供することを総じて目的とするd 本発明の他の目的は、ノズルから射出され電気信号に応
じて記録媒体に各摘部に測定された信頼性のある体積と
質量とを有する液滴を発射する手段を提供することにあ
る。
本発明のさらに他の目的は、アルファニューメリカル及
びグラフィックインテリジェンスパターンを記録媒体上
に、記録液の滴を該記録媒体上に付着させることにより
経済的Gl:かつ信頼性高く記録するための改良された
方法及び装置を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、電気信号に応じてノズルか
ら滴を発射し、その場合滴の体積が与えられる電気信号
により制御される摘発射手段を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、簡単な構造で、操作の信頼
性が優れ、高速度印字が可能な低電力消費、低価格、軽
量のインクジェット型記録装置を提供するにある。
本発明の上記ならびに他の目的はノズルのアレイが付設
された加圧されたインク容器からインクが供給されるイ
ンクキャビティーと連通し、インクキャビティと緊密に
関連した音響キャビティーを有する摘発射装置により達
成される。音響キャビティは固体材料で充填され、イン
クキャビティとは上記固体材料からインク流路への擾乱
の伝達のだめにインクに適合する材料が選択された膜で
仕切られている(しかし、膜は必らずしも必要ではない
)。トランスデユーサは固体が充填されたキャビティの
後部に本質的に空気中に装備されている。
トランスデユーサは圧電材料のブロックの一方の側をス
リット状に切込んで複数の平行な歯に分けられて形成さ
れている。高さ7幅又は高さ/厚みの比が04以下であ
ることが望ましい。この形は製造工程の数が少なくなり
、それにより製造コストを減少させる。この形は公知の
従来の形より均一な運動をトランスデユーサに与える。
さらに、作動周波数を圧電素子の共振周期に近付けるこ
とができ、トランスデユーサの全面を横切る運動の必要
な均一性を一層維持することができる。その結果、圧電
素子駆動電圧が減少し、圧電素子駆動回路のコストを低
下させることができる。テストの結果によれば、圧電素
子ベースを横切る運動の振幅と位相の変化は10%以下
になり、それにより広範囲の環境温度及びインクの粘性
下で適切に作動する滴発生器を提供する。
本発明の望ましい実施例はさらに、音響インピーダンス
が概ねインクの音響インピーダンスに等しい材料で充填
された固体音響キャビティを含む。
そのキャビティ自身は高い音響周波数の材料で限界され
ている。この音響材料が充填されたキャビティを形成す
るのに少い低コストの部材しか必要としない。発明者の
知っている先行技術に基く技術の当業者にとっても、固
体音響キャビティと該キャビティの後部に装着されイン
クジェット発生器の枠によって限定された空間内に延び
る圧電素子との結合を利用したこの型の構成により十分
な振幅と均一性を有する音波が発生することは自明とは
云えないであろう。
さらに、本発明の望ましい態様は音響キャビティの面を
横切る狭く浅いインク流路を含む。このインク流路はイ
ンク流の発/停の間に形成される気泡を容易に追出すた
めに断面積で2mm2以下とすることが望ましい。気泡
は大きい流路からは容易に追出されるが、気泡を自由に
するのに大きい流体のクロスフローが必要であり、その
ために大きなポンプ又は蓄圧器、又は制御弁及び回路、
流路への大きいインク入口及び出口ポート及びそれらに
伴う高コストが必要になる。そこで、インクジェットプ
リンタはなおさら小型にならない。より大きいボートは
共振キャビティーのサイズを効果的に増大させ、それに
より標準波形の均一性を変える。このような事情で、圧
電トランスデユーサからの必要人力エネルギーは増加す
る。
望ましい実施例では、インク流路がその自己定常波形を
持った別の音響キャビティとして働らかないようにイン
ク流路の高さはインク中の音波の波長の01以下とされ
ている。定常波形の均一性を最適にするためのキャビテ
ィの寸法の選択のための装置の理論分析は大きなキャビ
ティに対するよりも容易に達成される。したがって、本
発明のインクジェットプリンタの開発コストは少なくな
るであろう。
小さいインクキャビティの利用は他の利点を有する。こ
の型のインクジェットプリンタでは記録されなかったイ
ンクは再循環するので、その揮発しやすい成分は蒸発し
インクは粘度が増加する。
その結果、その音速は変化する。環境温度の変化もまた
インク温度を制御しない場合は、インクの音速を変化さ
せる。インクの音速の変化はインクで充された音響キャ
ビティ内の定常波形に影響を及ぼす。本発明については
、インク流路は充分小さいので、それ自体の内部で定常
波を保持することはできないので、インク音速の変化の
影響は最小限にされる。その結果、インクの温度及び粘
度は大きいキャビティのようにある範囲内に保持する必
要はなくなる。その結果、本願のインクジェットプリン
タはコストも複雑さも減少し、冷間起動時間は減少する
本発明の目的及び利点は以下に述べる発明の詳細な説明
により一層明確にされるであろう。
以下に本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図は本発明に使用されるインクジェット滴発生Hノ
要素の断面図で、特にノズルプレート、音響キャビティ
及び圧電トランスデユーサの関係を示す図である。又、
第2図は第1図に示す装置の要素の関係を90°回転さ
せて示す図である。第6図は本発明の他の実施例のイン
ク滴発生器の分解斜視図である。
第1図に示す装置10は、特別の記録液が使用される適
当な容器とすることができる加圧インク容器14を含む
。インク源14は管16を介して記録ヘッド18−Lの
ジェット射出装置にインクを供給する。弁12はインク
充填初期に記録ヘッドから空気を逃がすためのものであ
る。インク流11はノズルプレート13から噴射される
さて、インクジェット装置の詳細については、この装置
は音響キャビティ24を限定する材料22を支持する支
持枠20を含む。24の材料はトランスデユーサ26で
発生した音波がその材料を介して容易にインク流路その
ものに伝達されるように音響インピーダンスがインクの
音響インピーダンスに概ね等しいものが選ばれる。音響
キャビティ24は圧電材料から流路面板31内に形成さ
れているインク流路60への均一な定常波形の伝達に重
要な寸法形状を有する。本発明においては、キャビティ
24には単純な長方形形状を用いることが好都合である
。実験結果によれば、長方形断面の音響キャビティ24
を定義したようなトランスデユーサ及び小さいインク流
路と結合して使用することにより、充分な振幅と均一性
を有する音響定常波が圧電トランスデユーサ26から流
路50内のインクに伝達されることを示している。
電子信号発生器32により付勢された圧電トランスデユ
ーサ26そのものは櫛状の形状を有する。
すなわち、圧電材料の無垢の材料は狭いスリット34a
、34b、 34c、34dをトランスデユーサの素材
の一方の側から切込み、トランスデユーサに形成する。
支持部材36はトランスデユーサをその形を保つように
残される。この支持部材は固体音響材料に接合面6Bで
接着される。インク流路板61は音響キャビティ24の
前部開口を横切って接着され圧電トランスデユーサによ
り発生した音響擾乱を受ける。インク流路の高さh(第
2図に示す)は流路がそれ自身の定常波形を持った別の
音響キャビティとして作用しないようにインク中の音波
の波長の0.1以下とされる。このことはインクの濃度
、温度及び粘度の変化に伴うインク中の音速の変化の影
響を最小限にする。その理由及び利点は発明の目的と要
点の欄で述べたとおりである。
音響キャビティ24を限定するのに用いられる材料22
は鋼、セラミック又は高い音響インピーダンスを有する
どんな材料でもよいことは明記さるべきことである。キ
ャビティー24に充填される固体材料はキャビティー内
に注型してもよければ、適当な接着剤でその内面に接着
してもよい。
本発明の別の高度に有用な実施例では、薄い膜40は第
2開口、すなわち音響キャビティ24の開口の面を横切
って配置されている。膜の材料選択が重要な従来の装置
に比して、本発明では膜の材料としてはゴム、ポリエチ
レン又はインクに化学的に適合する他のいかなる材料の
薄いシートでも使用することができる。もし、音響キャ
ピテイ24に充填されるのに用いられる材料自体がイン
クに適合するものである場合には膜は全く用いる必要が
ない。
このことは、長方形のキャビティ24に充填される固体
音響材料に例えばプラスチック、エポキシ樹脂、又は微
小ガラス中空球を混ぜたエポキシ樹脂を使用した場合に
可能である。
圧電トランスデユーサ26は標準的な圧電材料で作られ
る。その利点はすべての切込みがその部材の一方の側か
ら行なわれ、かつスリット34a〜34dを形成するの
に非常に薄く切込むことにある。限度のある要素分析に
よれば、この形状は従来技術でトランスデユーサの全面
にわたって均一な波を発生させるのに使用されたものに
比して非常に改善されており、この面68からインク流
路への均一な伝達が可能となる。スチミュレータそれ自
身は圧電板をダイヤモンド鋸でスリット34a−34d
を切込んで櫛状にされる。上述の如く、この形は信号発
生器32により励振された場合、X方向にX方向の第1
共振周波数の近傍で均一に振動する。
上記の如く音響インクキャビティに結合されている場合
圧電素子26の振動はインク流路中に均一圧力変動を発
生し、今度はこれがインクジェットの均一な分断を起さ
せる。
第3図は本発明の音響トランスデユーサ26により駆動
される複数のインクキャビティを備えた本発明の他の実
施例の2字型音響駆動インク滴発生器の分解斜視図であ
る。オリフィス板から追出され偏向電極を通過した後の
複数のインク滴の経路の相互位置は第4図及び第5図に
更に詳細に示す。
第6図に示す実施例では、キャビティは固体音響材料が
固体音響源に結合される而17から、キャビティ24を
インクキャビティプレート31のインクキャビティ60
に音響的に結合−rる膜40によって覆われた而に向っ
てテーパーされている。
このテーパーは脈動効果が音響源26によって作り出さ
れるとこれを集中し平滑化し、金属膜を介してキャビテ
ィ24の頂点を通してインクキャビテイ板61の比較的
小さいインクキャビティ30に伝達するためのものであ
る。このようにして、比較的高い作動周波数でのインク
滴の一様な形成が達成される。
インクは非透水性膜40の開口62を介してインクキャ
ビティースロット60の端に連通ずるインク人口30’
を通して供給される。インクキャビテイスロット60の
他端にはインク流中の気泡やその他の擾乱がスロットの
全長に亘って発生しないように出口12が設けられてい
る。スロット60を通してインクが流れると、固体充填
キャビティ24を通して集中された音響源の脈動出力は
プラスチック又は金属膜31を通してスロット6oに結
合される。図より判るように、音響室24及び膜31の
外側に配設された複数のインクキャビテイスロット30
は全部同時に単一の音響キャビティと音響結合される。
このようにして、システムの作動周波数が例えば約11
0 kHzと比較的高い場合でもスロットからオリフィ
ス板16を通しての液滴の同時形成が達成される。複数
の平行なスロットを使用することにより、異る色のイン
クの同時使用が可能になる。
第6図に示す種々の型の圧電トランスデユーサラ使用す
ることができる。このトランスデユーサは本質的にブロ
ック形であり、プロツクトランスデユーサの深さを概ね
横断して切るスロットを有する。このスロットはブロッ
クの容積運動を減少し、トランスデユーサの膜40及び
キャビテイスロット60に近接、離間して、プレート1
3の□オリフィスから射出されるインク線条□に所望の
脈動を形成するためのピストン状運動を増進させること
が知られている。圧電トランスデユーサは、音響キャピ
テイに所望の低密度伝達材料を適切に充填した後、ト・
ランスデューサキャビティを、固体の充填された音響キ
ャビティと整列させて接着又はモールドにより取付ける
ことができるから、この構成により全システムの低コス
トの組立てが達成される。それどころか、音響キャビテ
ィの材料が化学的にインクと適合するもので出来ている
場−り只− 合は伝達性の膜を全く除去することも可能である。
インクキャビテイスロット60は比較的短かく、すなわ
ち高周波動作時の音響波長の約輪にされていることは注
目すべきことである。これは出口ノズル又はオリフィス
に形成される定常波の均一性を改善し−1これによって
スロット60からオリフィス板13を経由するインク滴
の発生の均一性を促進する。第4図及び第5図は更に、
この配置が、オリフィス板13の各開口と整列させて電
極60を適切に形成することによりオリフィス板を通過
した後の液滴の荷電にそのま\使えることを示している
。発生した液滴は適切!荷電された後、各液滴を記録媒
体66又は回収ガター68のいずれかに到達するように
適切に偏向させる1対の電極板62.64の間を通過す
る。
インク室及び荷電々極60の向きを僅かに修正すること
により、複数のインクキャピテイからの出射インク滴を
第4図に示したのと同様記録媒体上で概ね1点に集中さ
せろことが出来る。この方法により、高速又は高密度又
は多色プリントが容易に、かつ信頼性高く達成される。
この発明の開示を研究することにより当業者は他の実施
例を想到することができょう。したがって、この発明の
範囲は特許請求の範囲に記載された範囲に限定されるも
のとする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるインクジェット滴発生器の断面図
、第2図は90°回転した位置での上記装置の断面図、
第6図は本発明による音響駆動滴発生器の他の実施例の
分解斜視図、第4図は荷電液滴の偏向手段を示す本発明
の滴発生器の側面図、第5図は各インクキャビティの軸
が記録媒体上でほに一点に集中するように配置された本
発明の変形実施例の側面図である。 10・・・インクジェット滴発生器 11・・・インクジェット流 12・・・バルブ     13・・・ノズル板14・
・・インク容器   16・・・管18・・・記録ヘッ
ド   20・・・支持枠24・・・音響キャビティ 26・・・圧電トランスデユーサ(スチミュレータ)6
0・・・インク流路(インクキャビティ)31・・・イ
ンクキャビテイ板 32・・・電子信号発生器 64a、・・・34d・・・スリット  66・・・支
持部材68・・・接合部      40・・・膜60
・・・電極       62.64・・・電極66・
・・記録媒体     68・・・ガター手続補正書(
自発) 昭和62年 7月 3日

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)インク流を記録目的のため荷電及び偏向させるた
    め外方に推進される液滴に同期的に分割するための滴発
    生器において、 前後に夫々第1及び第2開口を有する共鳴キャビティを
    限定する支持フレーム、 該キャビティの後部開口から前部開口へ音響的擾乱を伝
    達する手段を有するキャビティ充填用固体材料、 該キャビティの外側で、キャビティの第2、後部開口に
    該フレーム内に装着され、該キャビティに充填された上
    記固体材料に結合されている擾乱手段、 該キャビティの前側開口を横切るインク流路を限定する
    キャビティの前部開口面を横切つて該フレーム内に位置
    するインク流路プレート、上記のインク流路プレートに
    取付けられ、一端が上記流路に開口し、他端が上記の外
    方に推進される液滴を追出すために開口する複数のノズ
    ルを有するノズルプレート、及び 上記流路にインクを供給する手段 を有し、上記のインクは上記の擾乱手段により発生し、
    上記固体材料によりインク流路に上記インクを追出すべ
    く伝達される擾乱に応答して上記のノズルからインクを
    追出すようにしたことを特徴とする滴発生器。
  2. (2)上記の固体材料が低密度材料であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の滴発生器。
  3. (3)上記の低密度材料がプラスチックとエポキシ樹脂
    と細かいガラス球を混ぜたエポキシ樹脂を含むグループ
    から選択されることを特徴とする特許請求の範囲第2項
    に記載の滴発生器。
  4. (4)上記の支持手段が高い音響インピーダンスを有す
    る材料で形成されていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の滴発生器。
  5. (5)上記のキャビティに充填される固体材料はインク
    とほゞ等しい音響インピーダンスを有することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の滴発生器。
  6. (6)上記の固体材料がゴム、プラスチック及びエポキ
    シを含むグループから選択されることを特徴とする特許
    請求の範囲第5項に記載の滴発生器。
  7. (7)上記の音響固体材料を上記キャビティ内に拘束す
    る手段を有することを特徴とする特許請求の範囲第5項
    に記載の滴発生器。
  8. (8)上記の固体材料が上記のキャビティ内に注型され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第5項に記載の
    滴発生器。
  9. (9)上記の擾乱手段が圧電材料製櫛型部材より成り、
    該櫛型部材は平行に延び一つの背骨部分で結合された歯
    状部を有し、上記の背骨部分は上記の固体材料に結合さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の滴発生器。
  10. (10)上記の歯状部は薄い平行な鋸厚さのスリットに
    より分離されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    9項に記載の滴発生器。
  11. (11)上記の流路は上記滴発生器内に用いられるイン
    ク中の音波の波長の1/10より小さい高さを有し、そ
    れによつて該流路は音響キャビティからインク流に直接
    擾乱を伝達することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の滴発生器。
  12. (12)上記のインク流路の断面はインク中に形成され
    る気泡を追出すように限定されることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項又は第11項に記載の滴発生器。
  13. (13)上記のインク流路の断面積が2mm^2以下で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第12項に記載の
    装置。
  14. (14)上記の固体材料から前側開口を経て上記インク
    流路に擾乱を伝達するため上記キャビティの前側開口を
    横切つて配置されたインクに適合する材料で形成された
    膜を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の滴発生器。
  15. (15)上記の流路は上記滴発生器内で用いられるイン
    ク中の音波長の1/10以下の高さを有し、それによつ
    て該流路は音響キャビティからインク流に直接擾乱を伝
    達することを特徴とする特許請求の範囲第14項に記載
    の滴発生器。
  16. (16)上記のインク流路の断面はインク中に形成され
    る気泡を追出すように限定されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第14項に記載の滴発生器。
  17. (17)上記のインク流路の断面積が2mm^2以下で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第14項に記載の
    滴発生器。
  18. (18)上記のインク流路板には、上記音響手段の付勢
    に応じて同時に複数の滴を分配するために上記キャビテ
    ィの前部開口を横切つて複数のインク流路が形成されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の滴
    発生器。
  19. (19)上記複数のインク流路のインク流路板に概ね直
    角方向の軸心が互いに平行であることを特徴とする特許
    請求の範囲第18項に記載の滴発生器。
  20. (20)上記複数のインク流路のインク流路板に概ね直
    角方向の軸心が記録媒体上で概ね一点に集中することを
    特徴とする特許請求の範囲第18項に記載の滴発生器。
  21. (21)上記の擾乱手段による擾乱に対応して各ノズル
    より発生したインク滴を荷電する手段、該荷電手段によ
    り荷電され記録媒体に向うインク滴を偏向させる手段を
    更に有し、記録に使用されなかつた荷電液滴を回収する
    1又は複数のガターを有することを特徴とする特許請求
    の範囲第19項に記載の滴発生器。
JP62018812A 1986-05-05 1987-01-30 固体音響キヤビテイを使用した大アレイインクジエツト滴発生器 Expired - Lifetime JPH078563B2 (ja)

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US859480 1986-05-05

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