JPS63156733A - キシレンの異性化方法 - Google Patents

キシレンの異性化方法

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JPS63156733A
JPS63156733A JP61301751A JP30175186A JPS63156733A JP S63156733 A JPS63156733 A JP S63156733A JP 61301751 A JP61301751 A JP 61301751A JP 30175186 A JP30175186 A JP 30175186A JP S63156733 A JPS63156733 A JP S63156733A
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生天目 昭夫
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公彦 佐藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a、産業上の利用分野 本発明社キシレンの異性化方法の改良に関し、さらに詳
しくは、本発明は土量のキシレン異性体混合物と少量の
非芳香族炭化水素類とからなる炭化水素供給原料をキシ
レン異性化反応に付し、生成する異性化反応混合物から
特定のキシレン異性体、好ましくはバラキシレンを単離
し、残りの炭化水素混合物を上記キシレン異性化反応に
再循環することから成るキシレンの異性化工程において
、工程中に蓄積して該異性化反応の効率を低下させつる
非芳香族炭化水素成分を、該工程中で、キシレン異性体
混合物の損失を抑制しつつ、効率よく分解して工程から
除(こEにより、上記の非芳香族炭化水素類を宮む炭化
水素供給原料の使用にも拘らず、長期に亘る連続的なキ
シレンの異性化を可能とならしめた工業的に有利なキシ
レンの異性化方法に関する。
キシレン類、妹にバラキシレンの需景はポリエステル繊
維及びフィルムの需要の増大と比例して増大し【いる。
バラキシレンの代弐的な製造法は、C,芳香族炭化水素
混合物原料を結晶化法又は吸着法により該炭化水素混合
物原料よりバラキシレンを分離する工程と、残余の炭化
水素混合物をバラキシレン及び/又はオルソキシレンの
バラキシレンへの異性化用の触媒と接触させて該残余の
炭化水素混合物中のキシレン類をほぼ熱力学的組成に近
いキシレン異性体混合物に変換する工程と、その異性体
混合物をバラキシレン分離工程に再循環する工程から成
る。
)[のバラキシレンの製造法において、異性化反応生成
物中のキシレン異性体混合物の組成を熱力学的平衡組成
に可能な限り近づけること、キシレン類の損失を伴う不
均化反応、水添分解反応等の薊反応を抑制すること、キ
シレン類と沸点が近似しているために通常の蒸留操作で
は分離が困難なエチルベンゼンを蒸留分離が容易な軽質
成分もしくは嵐質成分に転換すること等が要求されてお
り、これらの要求を満たすことが、異性化反応の効率を
尚め、パラキシレン製造プロセスのコストダウンを図る
上で工業的に極めてN要たことである。
一方、従来、原料として使用されているC8芳香族炭化
水素混合物は、異性化反応の効率に悪い影響を及ばず非
芳香族炭化水素を除去するため、工業的には、接触改質
油、熱分解油などの原料油から、芳香族炭化水素成分を
、スルホラン法、UDEX法、アロツルパン法等の方法
で溶剤抽出により分離した後、その抽出分離液を蒸留す
ることにより製造された、典型的には、エチルベンゼン
5〜20311%、パラキシレン15〜25重菫%、メ
タキシレン30〜60重量%及びオルソキシレン15〜
25貞菫%なる組成のものである。
しかし、C8芳香欣炭化水素混合物原料を製造するため
の上記の方法は、浴剤抽出工程を包含しているため装置
系が複雑となり、原料コストが篩(なるという欠点があ
る。
他方、近年、石油ナフサの改質において、ベンゼン、ト
ルエン、キシレン類などの芳ii炭化水素の回収を高め
る試みが種々なされており、殊に、パラフィン系炭化水
素の脱水素環化反応を生起する触媒の改良の結果、該脱
水素環化反応を低圧下に比較的緩和な条件下に行なうこ
とが可能となり、非芳香族炭化水素成分の含有量の少な
い芳香族炭化水素混合物が得られるようになった。
このような技術を背景に、ナフサ改質油から、前述の如
き溶剤抽出工程を用いずに、蒸留処理だけで、キシレン
の製造に使用できる非芳香族炭化水素の含有量の少ない
C8芳香族炭化水素混合物を得る方法が提案されて(、
・る(特公昭57−47231号公報)。また、ナフサ
改質油を蒸留し、そしてその中の蒸留処理のみでは除去
困離で且つキシレン異性化反応触媒の被毒物質となるオ
レフィン類を予めム合させた機外び蒸留することにより
、非芳香族炭化水素の含有量の少ないC8芳香族炭化水
素混を物の製造法も提案されている(特開昭60−18
1036号公報)。
このような方法で得られるC1芳香族炭化水素混合物中
の非芳香族炭化水素の重は、通常0.05〜3M量%、
典型的には0.1〜2jl警%であり、その組成は通常
、C8〜C1゜パラフィン類70〜80JJLjlt%
、C,〜C3゜ナフテン類20〜30ffi意%である
このように浴剤抽出処理を終ることなく製造されたC、
芳香族炭化水素混合物を直接キシレンの異性化反応に供
することができるのであれば、原料コストの低減を図る
ことができ、結果的にはパラキシレンの製品価格の低減
につながることになる。
しかし、上MdのC6芳香族炭化水素混合物を原料に用
いてキシレンの異性化反応によるバラキシレンの製造な
夫施した場合、原料のC,芳香族炭化水素混合物中の非
芳香族炭化水素の含有量は少ないといっても、それを成
る期間にわたって再循環して使用していると、工程中に
非芳香族炭化水素が徐々に蓄積してキシレンの異性化反
応に悪い影響を与えるようになる。そのため、定期的に
反応をストップして工程中の炭化水素を全部新しい炭化
水素と交換しなげればならないという問題が生ずる。
このため、従来、上記の如く非芳香族炭化水素留分の少
ないC3芳香族炭化水素混合物の製造法が提案されてい
るにも拘らず、かかるC1芳香族炭化水素混合物を用い
たパラキシレンの製造プロセスは殆ど実用化されるに至
っていない。
僅かに2〜3の公知文献の例として、特開昭54−24
834号公報及び特開昭59−65027号公報を挙げ
ることができる。
しかしこれらの提案された方法は既にキシレン異性化プ
ロセスを有する業者にとっては、触媒の変更及び操作条
件の変更等の煩しさを有する。さらに又、上記の方法は
極めて過酷な条件下で非芳香族含有キシレンを触媒上へ
送給する= 9 = 結果、経時的な活性の劣化、及び非芳香族成分の分解活
性の低下に伴い、該成分が循環工程内に蓄積し、パラキ
シレン生産効率が低下することが危惧される。なおかつ
、上記の提案された方法では、非芳香族含有成分として
分解反応を受は易いノルマルパラフィンもしくは、分岐
した七ノアルキルパラフィンの分解能を提示しているに
過ぎず、ナフテン類或いはジアルキル。
トリアルキル等のポリアルキル置換パラフィンを含有す
る非芳香族含有キシンン原料に対して、その有効性を何
ら教示していない。
本発明者らは、原料コストの比較的低い、依然として少
菫の非芳香族炭化水素を含有しているC8芳香族炭化水
素混合物を原料として使用し、しかも従来のキシレン異
性化反応プロセスを大幅に変更することなく、目的とす
るキシレン異性体、妹にバラキシレンを効率よく製造す
る方法について鋭意研究を行なった結果、今回、本発明
を完成するに至った。
しかして、本発明によれば、 ioF− 主蓋のキシレン異性体混合物と少量の非芳香族炭化水素
類とからなる炭化水素供給原料をキシレン異性化反応に
付し、生成する異性化反応混合物から特定のキシレン異
性体を単離し、残りの炭化水素混合物を上記キシレン異
性化反応に再循環することから成るキシレンの連続的異
性化方法において、 上記炭化水素供給原料又はキシレン異性化反応混合物を
、 (&)  ゼ、t 5 イ) ZSM−5、28M−1
1、ZSM −12、ZSM−34及びZSM−48系
列ヨリ選ばれ且つそのカチオン・サイトの少な(とも2
0%がアルカリ金属及びアルカリ土類金属より選ばれる
金属のカチオンで占有されているゼオライトと、 (b)  白金を担持した耐火性不定形無機酸化物とか
らなるタラツキング触媒の存在下で且つ下記不等式(1
)〜−ψ +i+  3oo≦T≦425 ++n  5≦V≦200 曲)   (V+ 0.10 ) T −7−40≧5
4V)   1.5T−3V≦600 を同時に満足する温度及びX量単位時間空間速度におい
て、水素と共に処理し、上記炭化水素供給原料又はキシ
レン異性化反応混合物中の非芳香族炭化水素を分解せし
めることを特徴とする方法が提供される。
本発明の1つの特徴は、原料コストが比較的低い、非芳
香族炭化水lA類を依然として含有する、キシレン異性
体混合物から主としてなる炭化水素混合物を、キシレン
異性化反応のための供給原料として使用できるようにし
た点にある。
本発明の方法に供しうる炭化水素供給原料はキシレン異
性体混合物から王としてなり、少量、一般的には該炭化
水素供給原料のkillを基準にして、0.02〜5亘
童%、好ましくは0.05〜〜3夏童%、さらに好まし
くは0.1〜主量蓋%の非芳香族炭化水素類を含有する
ものである。
このような炭化水素供給原料は、例えば非芳香族炭化水
素を抽出する工程を経て製造されるか、或いは触媒的リ
フオーオングプロセスの触媒もしくは操作条件を改良す
ることによって、抽出工程を一部省略して製造されてい
る(既知文献として、Oil & Gas Journ
al 、 Apr 5.1982゜p 210〜214
e )tydroearbon Proeeasing
+Nov、 1982. p 102〜10 L Hy
drocarbonProceasings Novl
 970. pl 27〜13LBall、 Japa
n Petro、 In5t、+ I L 38−42
(1974)参照)。
また、該炭化水素供給原料の組成は、その製造原料の組
成や製造法によって異なり、厳密に規定することはでき
ないが、非芳香族炭化水素類としては、沸点範囲にして
120℃〜150℃であって炭素数にして8〜10のパ
ラフィン類、す7テン類である。
これらの代次成分とし℃、オクタン、ノナン。
デカンの如き直蛸パラフィン類、メチルへブタン、メチ
ルオクタン、メチルノナン、エチルヘキサン、エチルへ
ブタン、エチルオクタンの如き七ノアル干ルパラフィン
類、ジメチルヘキサン、ジメチルへブタン、ジメチルオ
クタン、メチルエチルペラタン。メチルエチルヘキサン
メチルエチルへブタンの如きジアルキルバラフィン類、
トリメチルヘキサン、トリメチルへブタン、ジメチルエ
チルペンタンの如きトリアルキルパラフィン類、トリメ
チルシクロヘキサン類、及びエチルメチルシクロヘキサ
ン類の如tナフテン類を挙げることができる。
また、炭化水素供給原料中の芳香族灰化水素成分は、実
質的にキシレン異性体混合物のみからなりうるが、場合
により、エチルベンゼンが該炭化水素供給原料の電型を
基準として^々40mt%、特に20M重%以下の菫で
含まれていてもよい。さらに、クメン、エチルトルエン
類、トリメチルベンゼン類などの00芳香族炭化水素類
が機敏、通常炭化水素供給原料の重量基準で0.1ft
%以下で含まれていることもまれにあるが、そのような
微量のC,芳香族炭化水素類の存在は本発明の方法の実
施に何ら影響はな(、そのような菫のC9芳香族炭化水
素類を含む灰化水素混合物も本発明の方法において炭化
水素供給原料として使用できる。
本発明のもう1つの特徴は、以上に述べた炭化水素供給
原料又はそれをキシレン異性化反応に付した後に得られ
る異性化反応混合物を、1記特定のゼオライトと白金担
持耐火性不定形無機酸化物とからなるクラツキング触媒
の存在下で且つ前述の不等式(11〜QV1を同時に満
足する温度及びM*単位時間仝間速腿(以下、’WkL
8V’と略記する)において水素と共に処理することに
より、上記炭化水素供給原料又はキシレン異性化反応混
合物中の非芳香族炭化水素を分解することにある。
本発明において使用するクラツキング触媒は上記のとお
り、特定のゼオライトと白金担持耐火性無機酸化物とか
らなるものである。
ます、前者のゼオライトとして、本発明ではそれ自体は
既知の下記の系列のゼオライト(カッコ内にそのゼオラ
イトの組成1%性、袈遺法等について開示した文献基を
記載する)、すなわち、 ゼオライトZSM−5(特公昭46−100649公報
)//   ZSM−11(特公昭53−23280号
公報)//   ZSM  12(特公昭52−160
799公報)、、   28M−34(%開昭53− 
58499−1公報)L/   ZSM−48(%開昭
55−149119−It公報)の系列より選ばれるゼ
オライトのカチオン・サイトの少なくとも20%、好ま
しくは20〜95%、さらに30〜80%がアルカリ金
属及びアルカリ土類金属より選ばれる少な(とも1種の
金属カチオンで占有されている七オライドが使用される
。上6己金稿カ千オンとしては、例えは、リチウム、ナ
トリウム、カリウム、ルビジウム、セシウム、ベリリウ
ム、マy−+シウム。
カルシウム、ストロンチウム、バリウム等が挙げられ、
中でも、リチウム、ナトリウム及びス 、トロンチウム
のカチオンが好適である。上記ゼオライトのカチオン・
サイトには、これら金属イオンの18iのみが存在し【
もよく、又は2種もしくはそれ以上が併存してもよい。
このようにゼオライトのカチオン・サイト(ゼオライト
の構成成分であるアルミナ(A7!ot−)に基づく敏
活性部位)の少なくとも20%が上記の如きアルカリ金
属及び/又はアルカリ土類金属カチオンで占められ【い
るゼオライトの使用により、前記炭化水素供給原料中又
はキシレン異性化反応混合物中のキシレン類の不均化反
応等によるキシレン類の損失を抑制しつつ、非芳香族炭
化水素類を選択的に高転化率で分解することが可能とな
る。
該ゼオライトのアルカリ金属及び/又はアルカリ土類金
属カチオンで占有されていないカチオン・サイトには、
通常プロトンが存在しうるが、場合により、アルカリ金
属及びアルカリ土類金族以外の金属のカチオン、鉄、コ
ノくルト。
ニッケル、銅、亜鉛、ランタン、セリウム等ノ金属のカ
チオンによって占有されていてもかまわない。
このようなカチオン・サイトの少なくとも20%がアル
カリ金属及び/又はアルカリ土類金属カチオンで占有さ
れているゼオライトは、例えば、前述の文献に記載の如
くして製造されるゼオライトはそれ自体既知の方法〔例
えばJ、Cat、w 46 100〜10 B (19
77)、J、Cat、。
43 292〜303(1976)参照〕 に従い、ア
ルカリ金属及び/又はアルカリ土類金属カチオンを用い
るイオン交換熟理に付すことにより、容易に製造するこ
とができる。
一方、上記ゼオライトと組合わせ【使用される白金担持
耐火性無機酸化物において、担体として使用される耐火
性無機酸化物としては特に制限はなく、従来より触媒用
担体として使用されているものが同様に使用可能であり
、例えは、シリカ、アルミナ、シリカ−アルミナ、カオ
リン、シリカ−マグネシア、ゼオライト、ジルコニア、
マグネシア等が挙げられる。中でも担体−18= の比衣面積の観点から、r−アルミナが好適である。
かかる担体に対する白金の担持蓋は、炭化水素供給原料
又はキシレン異性化反応混合物中のキシレン類の核水添
やクラッキングの抑制及び非芳香族炭化水素類の分解促
進等の観点からして、担体の電量基準で、一般に0.0
05〜5TLt%、好ましくはo、o o i〜31童
%、さらに好ましくは0.05〜1東1に%の範囲内が
望ましい。
このような白金担持耐火性無機酸化物の調製は、それ自
体既知の方法(例えばJ、 n1o1. Cat、t2
5 119−130(1984)、 Fuel Pro
c、Teeh、+6177〜1B2(1982)等の文
献参照)で行なうことができ、例えば、塩化白金&、白
金テトラアミン錯体の如き水浴性の白金化合物を溶解し
た水性浴液を耐火性無機酸化物に含浸させた後、溶媒を
除去し、乾燥し、空気中で焼成し1次いで還元雰囲気中
で還元処理することによりvanすることができる。
本発明で使用するクラツキング触媒は、以上に述べたゼ
オライトと白金担持耐火性態a!酸化物とを組合せるこ
とによりw4装される。
本発明の方法に供される炭化水素原料中に含有される非
芳香族炭化水素は、上記に述べたゼオライト単独では実
質的に分解できず、白金担持耐火性無機酸化物を単独に
用いても工業的に充分な分解活性を示さない。更に、白
金を含有させたゼオライトを耐火性無機酸化物と組合せ
ることによつ【得た触媒組成物も非芳香族炭化水素に対
して極めて低い分解活性を示すのみである。
本発明の方法で使用するクラッキング触媒は、上記の特
定のカチオンを含むゼオライトと白金担持耐火性無機酸
化物を組合せることにより相乗効果によって非芳香族炭
化水素に対して極めて高い分解活性とキシレン類に対す
る極めて低い不均化活性を与えるものである。両者の配
合割合は、ゼオライトのat類や白金の担持量等に応じ
て広い範囲にわたり変えることができるが、一般には、
白金担持無機酸化物/ゼオライトの夏菫比で、0.05
〜5、好まL<Ho、1〜3、さらに好ましくは0.5
〜2の範囲内であるのが好都合である。i!Ir記クラ
ツクラッチング触媒当な粒径のゼオライト粒子と白金担
持耐火性無機酸化物粒子とを上記の割合で会わせ均一に
混合した後プレスして、ペレット、タブレット等の触媒
形状に成形することにより製造することができる。
不発明の方法によれば、以上に述べた特定の複合クラツ
キング触媒組成物に、水嵩の存在下、気相で、炭化水素
供給原料又はキシレン異性化反応混合物を接触させるこ
とにより、該供給原料又は反応混合物の非芳香族炭化水
素類がより軽質な炭化水素類に分解される。本発明にお
いては、この接触時&C$5ける温度及びwnsvが1
責な意味を有し、キシレン類の損失を抑制しつつ非芳香
族炭化水素類の分解効率を最大限に発揮させるためには
、温度(Ttll:)がwasv(Vhr”)が下ff
i (il 〜IIVIの不等式%式% を同時に満足するように選ぶことが極めて重畳であるこ
とが判明した。
温度又はWH8Vか上記(1)〜蜘の条件のいずれか1
つでも満足しない場合には、キシレン類の損失が増大し
及び/又は丼芳香族炭化水−*Mの分解効率が低下する
等の不オリが生じ望ましくない。例えば、温度(T)ρ
箋、300℃よりも低い場合には非芳香族炭化水素類の
分解効率が極めて悪く、一方温度(T)が425℃より
も尚いと該分解効率は高められるもののキシレン類の損
失が大巾に増大することになる。
一方、 WH8V (V)が5よりも小さいとキシレン
類の損失が高められることになり、whsV(V)が2
00よりも大きいと該分解効率か低下するという不利益
を生じる。温度(T)及びwasV(V)が上記の不等
式(il、 (iilを満足しても、(iiD及びOψ
を満足していない場合には、キシレン類の損失及び/も
しくは分解効率の低下の不利益をもたらすことが411
1$jした。
しかして、本発明に従う方法もより効率よく行なうには
、温度及びW)IsVは下記の不等式%式% を同時に満たすように選ぶのが望ましく、より一層好適
には (i13so≦T≦400 +11120≦V≦80 旬Vl  1,5T−3V≦530 を同時に満足するように選ぶのが望ましい。
他方、水素の分圧は数奇に制限されるものではな(、使
用する温度やwi−tsv等に応じて変えることができ
るが、一般には0.1〜25 kg/cd。
好ましくは0.5〜20 kg/i、さらに好ましくハ
0.8〜15に9/cdの範囲内から選ぶのが好都曾で
ある。
以上に述べた非芳香族炭化水素成分の分解処理は、キシ
レン異性化反応に付する前の炭化水素供給原料に対して
行なってもよ(、或いはキシレン異性化反応を行なった
後、その異性化反応混合物から特定のキシレン異性体、
例えばパラキシレンを単離する前の異性化反応混合物に
対して行なうこともできる。その具体的方法としては、
例えば、キシレン異性化反応器の前又は後に、該キシレ
ン異性化反応器と直列に、前述の複合クラッキング水媒
を充填した非芳香族灰化水素類分解反応器を設け、前記
特定の温度及びwasv条件下に操作する方法を採用す
ることができる。
なお、本発明の方法において、キシレンの異性化反応は
それ自体既知の方法で行なうことができ、例えば、以下
に述べる方法で行なうことができる。
(1)  %開昭50−53336号公報には、ZSM
−5゜ZSM−12又はZSM−21ゼオライトを包含
する触媒を用いて気相で500″F〜tooo”Fの温
度でエチルベンゼン及びキシレン類を含有する芳香族化
会吻の混合物と接触させる方法が開示されている。
(2)  特開昭56−158150号公報には、貴金
属を含む28M−5、ZSM−11,28M−12゜Z
SM−23,ZSM−35、ZSM−38&?J’/又
はZSM−48から選ばれたゼオライトを含(好ましく
は427〜482℃)の温度、50 paig〜100
0 paig (好ましくは1100psi〜400 
paig )の圧力、1〜50(好ましくは5〜15)
の!置時間空間速度でキシレン含有原料を接触させてキ
シレン類を異性化する方法が開示されている。
(3)  特開昭56−147636号公報には、白金
及び第2金属(好ましくは、スズ、バリウム。
チタン、インジウム、カドミウム、及び鉛から成る群よ
り選ばれる金属)を含みかつZSM−5,28M−11
,ZSM−12,28M−35及び/又はZSM−38
から成る群より選ばれたゼオライトを含有する触媒組成
物を用いて、250〜450℃の温度、θ〜25時/s
j・Gの水素分圧、1〜500の11L濾時間空間速度
でキシレン異性体混合物を接触させる方法が開示されて
いる。
本発明の方法においては、キシレンの異性化反応は上記
の既知の方法の何れであっても有利に行うことができる
また、キシレン異性化反応後の反応混合物からの特定の
キシレン異性体、例えばパラキシレンを単離する方法も
それ自体既知の方法を使用することができ、例えば Crystallization Method (O
il & Ga5Journal−8ep15.197
5  p201〜202゜Hydrocarbon P
rocessing、 Nov 1985  p175
)或いはAdsorption Method (In
d、Eng、 Chem。
Prod、Rce、Dav、、18(4)  263−
268(1979)。
Hydrocarbon Processings N
ov1985  p176)等の方法で実施することが
できる。
このようにし【特定のキシレン異性体を単離した後の残
りの炭化水素混合物は、オ[シい炭化水素供給原料と混
合され、非芳香族炭化水素類分解反応器を経由し又は経
由せずに、キシレン異性化反応器に再循環することがで
きる。
以上述べた本発明の方法によれば、 (&)  装置が複雑で且つ操作も煩雑な溶剤抽出法に
よる非芳香族・炭化水素類の除去操作を必要とせず、蒸
留操作だけで入手しうる非芳香族炭化水素類を少量含有
するところの原料コストが比較的安価なC8芳香族炭化
水素混会物を原料として使用することが可能となり、(
b)シかも長期にわたる連続運転を行なってもキシレン
異性化反応系内に非芳香族炭化水素類が蓄積することが
なく、キシレンの異性化を効率よ(実施できる 等の利点が得られる。
次に実施例を掲げて本発明をさらに具体的に説明する。
参考例1 (基体ゼオライトの調製) (al  ゼオライトZSM−5 米国特許3,965.207号明細書に開示されている
方法に従ってゼオライトZSM−5を合成した。合成に
際して、シリカ源として水ガラス、アルミナ源として硫
酸アルミニウム。
有機窒素カチオン源として) !J −n−プロピルア
ミンとn−プロピルブロマイドを用い更にメチルエチル
ケトンを添加して所定条件下、オートクレーブ中で反応
させた。プロダクトなf過し充分水洗した後、100℃
の電気乾燥機中で終夜乾燥な行った。X線回折の結果、
プロダクトはZSM−5と同定された。又、化学分析の
結果、プロダクトのシリカ/アルミナ(モル比)は70
であった。
(b)  ゼオライl−ZSM−11 特公昭53−23280号公報明細書に開示され【いる
方法に従ってゼオライトZSM−11を合成した。合成
に際し℃シリカ源として水ガラス、アルミナ源として硫
酸アルミニウム。
有機窒素カチオン源としてテトラ−n−メチルアンモニ
ウムブロマイドを用いて所定条件下、オートクレーブ中
で反応させた。プロダクトをf遇し、充分水洗した後、
100℃の電気11i、燥機中で終夜、乾燥を行った。
Xks回折の結果、プロダクトは28M−11と同定さ
れた。又、プロダクトのシリカ/アルミナ(モル比)は
58であった。
tel  ゼオライトZSM−34 特開昭53−58499号公報明細書に開示されている
方法に従ってゼオライトZSM−34を合成した。合成
に際して、シリカ源としてシリカゾル(30%5i01
)* アルミナ源としてアルミン酸ナトリウム、有機窒
素カチオン源としてコリンを用いて、所定条件下、オー
トクレープ中で反応させた。プロダクトなr過し、充分
水洗した後、100℃で終夜乾燥を行った。X線回折の
結果、プロダクトはZSM−34と同定された。又プロ
ダクトのシリカ/アルミナ(モル比)#′i20であっ
た。
(dl  ゼオラ(上28M−48 特開昭55−149119号公報明細書に開示されてい
る方法に従って、ゼオライトZSM−48を合成した。
合成に除して、シリカ源としてシリカゾル(30%Si
n、)、アルミナ源とし【硫酸アルミニウム、有機窒素
カチオン源としてヘキサメチレンジアミンを用いて所定
条件下、オートクレーブ中で反応させた。
プロダクトを濾過し、充分水洗した後、100℃で終夜
乾燥を行った。X線回折の精米、プロダクトは28M−
48と同定された。プロダクトのシリカ/アルミナ(モ
ル比)は130であった。
(el  ゼオライトZSM−12 特公昭52−16079号公報明細書に開示され(いる
方法に従ってゼオライトZSM−12を合成した。合成
に際し【シリカ源としてシリカゾル(30%SiOり、
アルミナ源とし【硫酸アルミニウム、有機テンプレート
としてベンジルトリエチルアンモニウムクロライドを用
いて、所定条件下、オートクレーブ中で反応させた。プ
ロダクトなr過し、充分水洗した後、100℃の電気乾
燥機中で終夜乾燥を行った。X線回折の結果、プロダク
トはZSM−12と同定された。プロダクトのシリカ/
アルミナ(モル比)は150であった。
−考例2(NH4WゼオライトのIA製)参考例1の(
a)〜(e)で得られたゼオライトのカチオンサイトを
ナトリウムイオンからアンモニウムイオンへ変換した。
即ち、該ゼオライト1y当り10%の塩化アンモニウム
水溶液IQa/を用いて、還流下16時間処理した。こ
の操作を2回繰返した。しかる後、P別、水洗を経て1
00℃で16時間乾燥を行うことによってNH4型ゼオ
ライトを得た。
参考例3 (白金含有アルミナのw4製)市販の塩化白
金g!il (HtPtc4 ” 6 HtO:和光紬
薬特級試薬)1gを50auの水に溶解した。この浴液
の5.32aJを200dのナス製フラスコにとりl0
C)+Jの水で希釈した。これにアルミナゲル20,9
(300メツシュ:和光紬薬)を添加し、攪拌しながら
50℃で8時間保持した。
しかる後、−一タリーエバポレーターを用い、40℃に
加温しながら減圧下、水分を留去した。
引続き、100℃で16時間、200℃で8時間乾燥す
ることによって、0.2%の白金を含有するアルミナな
fJ4製した。
実施例1 (本発明で用いられる非芳香族炭化水素弁$
肛媒の調製) (a)  LiNO30、64を30−の水に溶解し、
この水溶iK参参考(2)テ得りNH428M−510
1k加えた。還流下で終伏珠った後、1別し光分水洗を
行った。更に100℃の電気乾燥機中で16時間乾燥を
行った。化学分析の結果、乾燥パウダーは0.16%の
Li  を含有していた。従ってこのものはアルミナに
着くカチオンサイトの50%がLi  によって占めら
れている。得られたLi  含有ZSM−5に等mtの
参考例3で調製した0、2 %白金含有アルミナを加え
、充分混合した4ik10〜20メツシユの大きさに成
製した。この組成物を触媒Aとする。
(b)10%S r (Not )を水溶液3(lj′
ik、1111Mし、これに参考例2で得たNH,−Z
SM−510,8’ tJl+えた。還流下で終夜保っ
た後、f別し充分水洗を行った。この操作を更に一度繰
返した。
乾燥パウダーは1.6%のSr  を含有し【おり、カ
チオンサイトの78%がSr  により【占められてい
た。得られたSr  含有ZSM−5に等i菫の参考例
3で調製した0、2%の pt含有アルミナを加え、充
分混合した後lO〜20メツシュの大きさに1!tff
iした。この組成物を触媒Bとする。
(cl  NJLNO81,81を39ajの水にIv
!解して1゜9のNH,−ZSM−11のイオン交換を
行った。
イオン交換後の乾燥パウダーは0.45%のNa  を
含有しており、従ってカチオンサイトの35%がLi 
 によつ【占められていた。次いで(&)項と同じ方法
によって触媒Cを調製した。
(di  LiN012.1211を30a/の水に溶
解して10pのNH,−28M−34ノイオン交換ヲh
ッだ。イオン交換後に得られた乾燥パウダーは0.66
%のLi  を含有しており、従ってカチオンサイトの
62%がLi  によって占められていた。次いでfa
1項と同じ方法によって触媒りを調製した。
(el  LtNOx 2 gを30a/の水に溶解し
てlogのNH4−ZSM−48のイオン交換を実施し
た。
イオン交換後に得られた乾燥パウダーは0.14%のL
i  を有しており従ってカチオンサイトの80%がL
i  によって占められていた。次いでfl1項と同じ
方法によって触媒Eを04製した。
(fl  LiNOs 2 lを30jI/の水に俗解
して10.9のH5−zsM−12のイオン交換を実施
した。
イオン交換後に得られた乾燥パウダーは、0.11%の
Li  を含有しており、従ってカチオンサイトの70
%がLi  によって占められていた。次いで(111
項と同じ方法によって触媒FをFA製した。
実施例2 本実流側は、本5発明の方法で用いられる触媒が、非芳
香族炭化水素に対して高い分解活性を示すことを示すも
のである。
実施例1で調製したペレット状の触媒(4)〜(ト)1
.0.9を夫々流通式の常圧固定床反応装置に充填した
。400℃に到達する迄N、気流下で昇温した後、40
0℃に於いてH1気流に置換し、そのまま2時間保持す
ることによって白金の還元を実施した。次いでH8気流
下380℃迄降温し、該温度で触媒層が安定した後、C
,パラフィン類及びす7テン類を含有するキシレン混合
物を供給した。反応条件として、反応温度=380℃。
触a[311ft&準)W)ISV : l 0Hft
−’、 水!/原料混会物(モル比):1であった。
通油後1〜3時間目で得られたプロタクト組成を下記第
1衣に掲げた。尚、不実施例の反応源[、WH8Vを#
 it’F ir%i求の範囲第1項の(曲成及び99
式に代入するとその左辺はそれぞれ50及び540とな
り不等式は満足されていることが判る。
比較例1 本比較例は、白金含有無機酸化物が触媒成分とし【存在
しない場合、本発明の方法が実施し得ないことを示すも
のである。
実施例1 f) (al 、(b) * (clでXa
したLlもしくはSrもしくはN&カチオン含有ゼオラ
イトの夫々に、クロマトグラフ用アルミナゲル(300
メツシユ以下)を等重量加えて充分混合した後、10〜
20メツシユの大きさに成製した。触媒番号をA−1,
B−1,C−1とする。これらを電気マツフル炉中、4
50℃で8時間焼成した後、1,0.9をそれぞれ流通
式の常圧固定床反応装置に充填した。還元操作を省略し
たことを除いて、実施例2に記載したことと全く同一の
方法1条件を用いて非芳香族炭化水素成分の分解活性を
テストした。
結果を下記第2表に掲げた。
実施例2の結果とは異なり、非芳香族成分の分解は極め
て低いが全く分解反応が進行していないことが判る。
第2表 比較例2 本比較例は非芳香族炭化水素を分解する為のPBLts
成分である結晶性アルミノシリケートゼオライトのカチ
オンサイトが実質的にアンモニウムカチオンもしくはプ
ロトンで占められている場合には、キシレン狽失鷺が極
めて多く、本発明の目的を遅成し得ないことを示すもの
である。
参考例2で得たNH,交換型の28M−5、ZSM−1
1,ZSM−48の夫々に、参考例3で1!4製した0
、2%白金含有アルミナの等M童を混合し、10〜20
メツシユの大きさに成型した。これらの触媒番号なA−
2,0−2,E−2とする。
これらを電気マツフル炉中、450℃で8時間焼成した
後、1.0gを夫々流通式の常圧固定床反応装置に充填
した。以下実施例2に記載したものと全く同一の方法9
反応条件によって触媒性能評価を実施した。通油後、1
〜3時間時間待られたプロダクト組成を下記第3茨に掲
げた。
実施例2の結果とは異なり、キシレン損失量が著しく多
いことが判る。
′s3表 参考例4 キシレン異性化反応のiA製(at  米国
特許第4.3311822号明細書に記載の実施例1の
第1表に記載しである触媒/I6A −2に準じ’CP
t−8n−Z S M −5を調製シた。
(Pt(N馬)4 〕C4・H,050■を3017の
水に溶解し、この中に本明細書参考例2で得られたNH
4−ZSM−5ヲI O&加えた。50℃で6時間攪拌
を続げた後、f過し十分水代した。次いで電気乾燥機中
100℃で8時間、次いで200℃で16119間乾燥
し、更に電気マツフル炉中正気流通下450℃で8時間
焼成することによってPt−ZSM−5を得た。
5nC1,−2H,0114qを1m/の濃塩敏及び9
9m1の水に溶解した。この#液を1QILtとり水2
0Jljを追加シタ後、上ffi (7) Pt−ZS
M−510gを懸濁させ50℃にて5時間攪拌した後、
ロータリーエバボン−ターを用いて40℃にて水を留去
した。次いで104)℃で8時間乾燥し、更に電気マツ
フル炉中望気雰囲気下、450℃で8時間焼成を行った
。かくして得られたPPt−8n−ZS −5χクロマ
トグラフ用アルミナゲル(aOOメツシュ)と1/I重
蓋比で混合し、10〜2oメツシユの大きさに成型した
。得られた触媒をCAT−Xとする。
(bl  %開昭54−24834号公報の例−6に従
って、高度ケイ酸質の白金含有ZSM−5を調製した。
合成後のプロダクトを分離し、水洗。
乾燥を経た後、10%N八〇!へ静液でアンモニウムカ
チオン交換を実施した。次いで100℃で8時間乾燥し
、5oo℃で16時間焼成を行った。得られたゼオライ
トはシリカ/アルミナ(モル比)が1100であり、白
金含有菫が0.16重量パーセントであった。か(し【
得られた高度ケイ酸質のPt−ZSM−5をクロマトグ
ラフ用アルミナゲル(300メツシユ)と1/131L
比で混合し10〜2oメツシユの大きさに成゛捜した。
得られた触媒なCAT−Yとする。
(C)  参考例2で得られたN瓜1型モルデナイトを
用い、0.3%Niを含有するN1=14ordeni
teを調製した。Nt (Non)t・3H,0150
M9を501の水に溶解し、これKN)I4+盤モルデ
ナイト10f9を懸濁させた。50℃に″C5時間攪拌
した後、ロータリーエバポレーターを用いて40℃にて
水を留去した。次いで100℃で8時間乾燥し、更に電
気マツフル炉中空気雰囲気下450℃で8時間焼成を行
った。かくして得られiNi含有モルデナイトをクロマ
トグラフ用アルミナゲル(300メツシユ)と1/13
1宣比で混合し、10〜20メツシユの大きさに成製し
た。得られた触媒をCAT−2とする。
実施例3 本実施例は本発明の方法が非芳香族炭化水素含有キシレ
ン混合物を処理することにおいて、非芳香族炭化水素成
分を温和な条件で効率良く分解でさ、かつキシレン異性
化反応をもすみやかに実施できることを示すものである
(IL)−考例4で得られた風媒X 1.Olを450
℃にて8時間空気芥囲気下で焼成した後、流通式の常圧
固定床反応装置に充填した。400℃に@達する迄N、
気流下で昇温した後、400℃に於いてH1気流にt*
L、そのまま2118間保持することによって金属の還
元な夾施した。
次いでH2気流下380℃迄降温し、線温度で触媒層が
安定した後、非芳香族炭化水素含有キシレン混合物を供
給した。反16条件として反応温度:380C,触媒重
量基準のWH8V: lo Hr−’*水素/原料混合
物(モル比):1で夾施し、通油後1〜3時間目で得ら
れたプロダクトを分析した。同様のテストを第4嚢に記
載した反応条件下で触媒Y、前触媒について実施した。
結果を下記@4赤に示す。
(b)参考例4で得られたキシレン異性化用触媒Xの1
.0 、@をダウン7−−型の常圧固定床反応装置に充
填しく触媒層■)、次いでこの上に実施例1で得られた
非芳香族炭化水素分解用の触媒A O,5,9を充填し
た(触媒層■)。
前記fa1項と全(同一の前処理を実施した後、非芳香
族炭化水素含有キシンン混合物を供給した。
上記と全(同じ方法によって参考例4で調製した触媒x
、y、zの任意の一つと、実施例1で′fA製した触媒
A−Fの任意の一つを組み合わせることによって、非芳
香族炭化水素を含有するキシレンの異性化反応を実施し
た。
反応条件及び通油後1〜3時間目で得られたプロダクト
の分’tTM果を第4表に纒める。尚、反応条件の温度
、 WH8Vは特許請求の範囲菖1項の不等式を満足す
るものである。
この精米から、・本発明の方法が非芳香族炭化水素の分
解反応及びキシレンの異性化反応が、好ましからざる副
反応を増大させることな(遂行できることが明らかにな
る。
PX平衡到達率 EB分解率 実施例4 本来流側は加圧下での本発明の方法を示すものである。
(a)参考例4で114製したキシレン異性化用触媒X
の89をダウン・フロー型の加圧固定床反応装置に充填
した。実施例3(&)に記載した条件に従い還元操作を
実施した後、第5底に記載した組成の非芳香族炭化水素
含有キシレン混合物を供給した。
tb+  参考例4で調製したキシレン異性化用触媒Y
を用いて前記(a)と同一のテストを行った。
(cl  参考例4で一裂したキシレン異性化用触媒X
の89をダウン・フロー型の虎圧固定床反応装置に充填
し、次いでこの上に実施例1でv4製した非芳香族炭化
水素分解用の触媒B211を充填した。実施例3(a)
にml載した条件に従い還元操作を実施した後、1@5
表に記載した組成の非芳香族灰化水素含有キシレン混合
物を供給した。
(d)  キシレン異性化用触媒Y、非芳香族炭化水素
分解用触媒Aを用いて前ti+2 (clと同一のテス
トを行った。
(el  キシレン異性化用触媒X、非芳香族炭化水素
分解用触sFを用いて前IIl:8(c)と同一のテス
トを実施した。
(&)〜(elにおいて用いたフィード原料組成、触媒
組成比1反応条件、及び通油後46〜54時間で得られ
たプロタクト組成を下記第5表に示す。尚、反応条件の
温度、WH8Vは%許請求の範囲第1項の不等式を満足
するものである。
これらの精米から、加圧下における本発明の方法riキ
シレン異性化反応の効率を何ら損うことな(、非芳香族
炭化水素成分を高転化率で反応せしめることを示すもの
である。
I@5 表 一5↓− 実施例5 本実施例は非芳香族炭化水素を分解する為の触媒の構成
4分である白金含有耐火性無機酸化物中に含まれる白金
の製置が分解反応に及ぼす影響な調べる為に行った。
参考例3Ksd述した方法に準じて用いる塩化白金酸水
溶液の菫を変えることによって、0.03 、0,2 
、 0.5 、 1.8%の白金を含有するアルミナを
@製した。得られたアルミナの夫々を、実施例1 (a
1項で調製したLt−zsm−s と等Nji混合し、
10〜20メツシユの大きさに成型した。450 、℃
で8時間空気雰囲気下で焼成した触媒の2.59をとり
加圧固定床反応装置に充填した。その後、実施例3(a
)に記載した条件に従い還元操作な実施した後、実施例
4で用いた組成の非芳香族炭化水素含有キシレン混合物
を供給した。反応条件は温[:380℃、全圧: 12
0 pgia 、 %VH8’V: 40Hr−’ +
 H!/HCモル比:2であった。通油後、46〜54
時間で得られたプロタクト組成を第6茨に記載した。
これらの結果から、アルミナ中の白金濃度が低いと非芳
香族灰化水素成分の分解が不十分であり、尚過ぎると芳
香族灰化水素の分解、核水添が発生し、好ましからざる
キシレンの損失が増大することが判る。
第6表 実施例6 本実施例は非芳香族炭化水素含有キシレンを処理するに
際して反応温度、W)(SVが、反応特性に及ぼす影響
を調べたものである。
実施例1(b)でv4製した触媒Bを2.5g加圧固定
床反応装置に充填した後、実施例3(a)に記載した方
法に従い還元操作を実施した。次いで全圧= 120 
psia 、 H,/HC(−1−ル比)=2及び第7
表に示した反応温度、 wnsvの条件下で実施例4に
用いた組成の非芳香族含有炭化水素キシレン混合物を供
給した。通油後46〜54時間で得られたプロダクト組
成を第7六に記載した。
これらの結果から本発明の反応温度、 wtisv条件
下ではXylene  損失が抑制され非芳香族炭化水
素の効率的分解が生起することが判る。
第7表

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、主量のキシレン異性体混合物と少量の非芳香族炭化
    水素類とからなる炭化水素供給原料をキシレン異性化反
    応に付し、生成する異性化反応混合物から特定のキシレ
    ン異性体を単離し、残りの炭化水素混合物を上記キシレ
    ン異性化反応に再循環することから成るキシレンの連続
    的異性化方法において、 上記炭化水素供給原料又はキシレン異性化 反応混合物を、 (a)ゼオライトZSM−5、ZSM−11、ZSM−
    12、ZSM−34及びZSM−48系列より選ばれ且
    つそのカチオン・サイトの少なく とも20%がアルカリ金属及びアルカリ土 類金属より選ばれる金属のカチオンで占有 されているゼオライトと、 (b)白金を担持した耐火性不定形無機酸化物とからな
    るクラツキング触媒の存在下で且つ下記不等式(i)〜
    (iv) (i)300≦T≦425 (ii)5≦V≦200 (iii)(4/V+0.10)T−1000/V−4
    0≧5(iv)1.5T−3V≧600 [ここで、Tは温度(℃)を表わし、 Vは重量単位時間空間速度 (hr^−^1)を表わす。] を同時に満足する温度及び重量単位時間空間速度におい
    て、水素と共に処理し、上記炭化水素供給原料又はキシ
    レン異性化反応混合物中の非芳香族炭化水素を分解せし
    めることを特徴とする方法。 2、ゼオライトがゼオライトZSM−5又はZSM−1
    1系列のものである第1項記載の方法。 3、ゼオライトがそのカチオン・サイトの20〜95%
    がアルカリ金属及びアルカリ土類金属より選ばれる金属
    のカチオンで占有されている第1項記載の方法。 4、該金属がリチウム、ナトリウム及びストロンチウム
    から選ばれる第1項記載の方法。 5、耐火性不定形無機酸化物がγ−アルミナである第1
    項記載の方法。 6、耐火性不定形無機酸化物に、該無機酸化物の重量を
    基準にして、0.005〜5重量%の白金が担持されて
    いる第1項記載の方法。 7、該クラツキング触媒における白金担持不定形無機酸
    化物/ゼオライトの重量比が0.05〜5の範囲内にあ
    る第1項記載の方法。 9、炭化水素供給原料が該供給原料の重量を基準にして
    、0.02〜5重量%の範囲内の非芳香族炭化水素を含
    有する第1項記載の方法。 10、下記不等式(i)〜(iv) (i)320≦T≦410 (ii)10≦V≦100 (iii)(4/V+0.10)T−1000/V−4
    0≧10(iv)1.5T−3V≦570 [ここで、T及びVは第1項に記載した意 味を有する。] を同時に満足する温度及び重量単位時間空間速度で実施
    する第1項記載の方法。
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