JPS63156617A - スロアウエイ式ホブの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、スロアウエイ式ホブの製造方法に関するも
のである。

（従来の技術） 本出願人はさきに歯切り加工を高能率に行うための工具
として第６図に示すような歯切り用ホブを提案した。

すなわち第６図において、スロアウエイチツブａの軸方
向及び半径方向の位置ぎめを行うためのロケータｂ、バ
ックアンプメタルＣを有し。

このスロアウエイ式ホブはこのチップａを位置ぎめして
保持するためのボディｄと、チップを固定するためのク
サビｅ、サポートリングｒ及びクサビ締め付ネジｇなど
の多数の部品から構成されている。

（発明が解決しようとする問題点） 上述のようにスロアウエイ式ホブは多部品から構成され
ており、しかもそれぞれの部品は高精度を要求され、そ
のため製作コストが高くなり、また各部品の寸法のバラ
ツキや組立時の誤差によるホブ精度の低下など問題が多
い。

特にこのようなホブの製造にあたって一番むづかしいの
はチップ取付座面の加工であり、これは加工自体がむづ
かしい上に、座面の加工精度がそのまま被削歯車精度に
影響を及ぼし一層困難度が増加する。

またエンドミルなどを用いて機械加工する際に、ねじ状
のボディのねじ面に直接加工するのは、ワークと工具と
が干渉して不可能なため。

第７図（５）、　（ｂ）に示したように１巻きずつのセ
グメント方式やブレードごとのロケータ方式など。

ホブの構成を分割型としてチップ取付面加工を行うよう
に対処しているのが現状であるが、上述したようにいず
れも部品点数が多くコストが高く組立時に誤差が生じ精
度が悪くなる。

この発明シよ上記不具合を解決することをその目的とす
る。

（問題点を解決するための手段及び作用）この発明は、
上記問題点に鑑みなされたものであって１機械加工によ
ってウオーム加工を行った後、縦溝加工と内径及び端面
の研磨加工を行ない、ついで総形電極によりチップ取付
座面の加工をし、ボディを割出−同時に電極をシフトし
て次の座面を加工し、最後にクサビ締付用のネジ穴を加
工することによってスロアウエイ式ホブを製造するもの
であって、低コストで精度の高いホブを高能率に製作す
ることができる。

（実施例） 以下にこの発明の実施例を図面にもとすいて説明する。

前述したホブの有する問題点を解決するためこの発明で
は放電加工を用いてホブを製造するもので、まず第１図
（ａｔに示すようにｍ械加工によってウオーム加工を行
った後に第１図Ｃｈｉに示すように縦溝加工、内径及び
端面に研磨加工を行う。

つぎに第２図に示したような総形の！極を製作し、放電
加工によって第３図のようにチップ取付座面を加工する
。

そして−組の座面の加工を終了したら第４図に示すよう
に、ボディを回転させて割出し、同時に電極をシフトし
て次の座面加工を行う。

そして座面加工が終了したらクサビ締付用のネジ穴を加
工する。

上記方法を用いて得られるこの発明のスロアウエイ式ホ
ブを第５図ｆａｔ、　（ｂｌ、　（ｃｌに示した。１は
スコアウェイチップ、２はボディ、３はクサビ、４はク
サビ締め付ネジである。

この図で明らかのように第６図で示した従来のこの種の
ホブに比べて構成部品の数が７点から４点になってホブ
価格が約４０％低減できる。

またこの実施例の方法によれば座面が精度よくしかも高
能率に加工でき、多部品組付による誤差が生じないので
高精度なホブが製造できる。

モしてボディを一体物としたのでホブの剛性が高（ホブ
径を小さくできる。

（発明の効果） この発明は以上詳述したようにして成り、つまりスロア
ウエイホブのチップ取付座面を総形電極を用いて放電加
工で加工することにより高精度のホブを低コストで製作
できる。そしてボディが一体物であるので、ホブの剛性
が高く・ホブ径を小さくでき、高能率な歯切加工が行わ
れる。

このようにこの発明では座面を精度よ（加工でき、かつ
多部品組付による誤差が発生せず高精度のホブが提供で
きると共に、構成部品点数が減るので価格を著しく低減
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第４図はこの発明の方法の工程を順次図解的に
示したもので、第１図（ａｌ、（ｂｌはボディの加工を
示しくａＪはウオーム加工、　（ｂｌは溝加工と研磨加
工を、第２図は総形電極を示す、第３図及び第４図はチ
ップ取付座面の放電加工を順次図解的に示した。 第５図（ａｌ　、　（ｂｌ　、　（ｃｌはそれぞれこの
発明により得られるスロアウエイ式ホブの正面図と側面
図と部分図であり、第６図（ａ）　、　（ｂｌ　、　ｆ
ａｔは従来のスロアウエイ式ホブでそれぞれ正面図、側
面図。 部分図で示し、第６図ｆｄｌはロケータ、第６図（ｅｌ
はバックアップメタルを示す、第７図Ｔａ１．（ｂｌは
従来の機械加工の一例を示す。 特許出願人　　　株式会社小松製作所 代理人　（弁理士）松　澤　　統 １１　　図（ａ） 笛　１　図（ｂ） １８２図 第３図 ！冬ムシブト 第４！！Ａ ＩＩ　　５　　ｒｇ（ａ） 第５図（ｂ） １Ｆ　　５　５１１（Ｃ） ９６　　図（ａ） 第　６　図（ｂ） １　　　６　　　　　！ｌ！ｊ（Ｃン ＩＩＧ　図（ｅ） １４ブ７す４グンシＦ尤式 ％式％（）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 つぎの各工程からなるスロアウエイ式ホブの製造方法 （１）機械加工によってウォーム加工を行った後に縦溝
   加工と内径及び端面の研磨加工を行う。 （２）総形電極によりチップ取付座面を加工する。 （３）ボディを回転し同時に総形電極をシフトして次の
   取付座面を加工する。 （４）クサビ締付用のネジ穴を機械加工する。