JPS63156397A - 電子回路カートリツジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ、産業上の利用分野 本発明は、タイプライタやコンピュータで使用されるプ
ラグ差し込み可能な電子回路カートリッジに関する。も
う少し詳細に言えば、本発明は、ホスト装置の電子回路
板からカートリッジ・コネクタを引出すための引出し装
置に関する。

Ｂ、従来技術 電子的タイプライタが段々高級になり、機能が増すにつ
れて、タイプライタを所望の態様で制御するのに必要な
コードを含む補助装置を取付けることによって基本のタ
イプライタに新しい機能が付加できるという点でパーソ
ナル−コンピュータの先導する方向にタイプライタ製品
も追従するようになってきた。

タイプライタに機能を付加する際にとってきた手法は、
１つの包囲体の中に含まれる専用の回路板を用い、その
包囲体をタイプライタに電子的且つ物理的に取付けるこ
とである。この手法は面倒で、僅かな選択機能にオペレ
ータを拘束する。

コンピュータや最近のタイプライタは機能を付加したり
記憶性能を上げたりするのにカートリッジを用い始めて
いる。これらのカートリッジは、タイプライタやコンピ
ュータの電子装置にコネクタ及び回路板のランド（導電
体領域）パターンを係合させることによって接続される
。コネクタ及びランド相互間で適轟な接点を確保するた
め、コネクタはその接続時にランド上にかなりの力を与
える。しかしこの力は一方でコネクタの取外しに＜＜シ
ている。オペレータがカートリッジを機械本体の回路板
に対し揺動させることによって、挿入や除去を行うのが
一般的な傾向である。しかしこれは電子回路に機能的接
続を行なわせる前に電子的にアースさせる必要のあるカ
ートリッジの場合は、特に望ましくない。アース保護に
は、一般に真直ぐに押込んで挿入したり引出したりする
のが望ましいからである。

更に、設計上の観点からも、機械の筐体の中ばできるだ
けカートリッジを納めるのが望ましい。

これは機械の外観を一層満足させるだけでなく、カート
リッジの思い掛けない衝撃により機械に欠陥が生じる可
能性を最小限にする。

Ｃ１発明が解決しようとする問題点 カートリッジを所望のとおシ輪郭を低くしたりあまり露
出しないようにすると、オペレータがカートリッジを握
れる部分も最小限になり、回路板のランドにコネクタに
よって与えられる係合力も高いことから、カートリッジ
を引出しにりくシている。

米国特許第１９００７８２号には人の親指で動かせるベ
ルクランク式のレバーを有する軽量のプラグが開示され
、このプラグを壁の電気的ソケットから親指で引くこと
によって引出せる。これは使用環境によっては適切かも
しれないが、プラグの刃の中心から外れた位置に力がか
かり、実際にはプラグを揺動させたり傾けたりしがちで
ある。

従って如上のような本発明が適用される環境では好まし
くない。

従って本発明の目的は、露出部分の小さいカートリッジ
をその引出し時に揺動したり捩れたすせずに引出せる電
子回路カートリッジを提供することにある。

Ｄ９問題を解決する手段 本発明は、カートリッジ筐体中の開口を通して露出した
回路板上のコネクタか回路板のランド・パターンをもつ
カートリッジである。機械の筐体の外部に残る一番端の
付近でガートリッジの筐体に取付けられる引出し手段が
、オペレータが機械の筐体からカートリッジを引出すの
を助ける。この引出し手段は、少なくとも１つのカム面
に連結された把手を含み、カム面が回転されるとき機械
の筐体に係合するような態様にそのカム面が方向づけら
れている。そのカム面は、機械の電子回路と結合してい
る状態からカートリッジを引出すため一定の点で機械の
筐体と係合するように設計されている。

把手は、オペレータが把持し、カム部材をその回転軸の
廻りに駆動するよう回転するのに使用され、その際カー
トリッジは、機械の筐体から上向きに外側へ押される。

そのカム部材によりカートリッジにかかる力の線は、コ
ネクタに揺動や捩れ運動が与えられずに回路板から外さ
れるような線である。

Ｅ、実施例 カートリッジ１０は、タイプライタやコンピュータの特
定の機能のためプログラムやソフトウェアがパックされ
、更に別の記憶性能を含んでいても良い、差し込み可能
な方式のカートリッジである。カートリッジ１０ば、カ
ートリッジ１０をその挿入及び引出し中に案内するよう
空所やスリーブ１４を形成させた機械の筐体１２の中に
挿入できる。

カートリッジ１０にはその外部に露出しているコネクタ
１６が設けられても良いし、又はカートリツ′）１０に
回路板１８を内蔵し、第５図に示すようなコネクタ２０
と係合することになるランド・パターンをその回路板１
Ｂが有しても良い。コネクタ１６や２０の位置をどこに
するかはあまり重要でない。

機械の筐体１２のスリーブ１４は、複数個の壁部又は滑
り面２２を含み、これらが挿入や引出しを許容する方向
を除いてカートリッジ１０を拘束する作用がある。スリ
ーブ１４には、溝や他の凹凸６６によってキーを設け、
これらが対応する凹凸６４をもつカートリッジ１０の挿
入を許容することになろう。

カートリッジ１０が第１図に示すように完全に挿入され
たとき、カートリッジ１０の頂部は機械の筐体１０の上
にほんの少し突出しているだけであり、カートリッジ１
０を把持できる部分も僅かしかない。

カートリッジ１０を機械の筺体１２から引出すため、そ
して同時にカートリッジ１０が一方又は他方の側に偏ら
されたシ押されたシして回路、即ち回路板１８や１９及
びコネクタ１６や２０に電気的又は物理的損傷を与える
可能性がないようにするためには、コネクタ１６や２０
とそれに係合する回路板１９や１８との間の接続を、そ
の引出し移動方向が回路板１８や１９の面に平行で且つ
回路板１８や１９の接続端に直角な方向になるように引
外すのが好ましい。

図示の端部コネクタ型のコネクタ１６は、物理的及び電
気的な両方の係合を確保するのに比較的大きな力を必要
とする。小さい把持面績でのそのような力を克服するた
め、多くのオペレータが長い指の爪をもち、それがカー
トリッジ１０上の良好な把持を保証することと相客れな
い事実があるので一層複雑な問題となる。

カートリッジ１０を引出し易くし且つその引出し力が所
望の面内にかかるよう確保するために、カム部材２３が
カートリッジのその側方２４に枢着される。その回転軸
２６は、カム部材２３が回転できるように且つ機械の筐
体１２に対して力がかかるようにカム部材２６を支持す
る。

カム部材２３の半径が増加して行くカム曲線３０は、機
械の筐体に一定の係合点をもたせるような形状にされる
。一定の係合点３２により力がシフトせずその結果、機
械筐体１２中での回路板１８に対するカートリッジ１０
の揺動や捩れが防止される。カートリッジ１０上の引出
し力を生じるようカム部材２３が回転されると、カム曲
面３０の半径即ち高まりは、上述の一定位置に係合点６
２を維持するよう増加していく。

カム部材２３は、カートリッジ１０の各々の側にあるほ
ぼ同一のカム部材２３を相互に結合するようカートリッ
ジ１０の幅に股かりカム部材２３からのび出した把手２
８を有するが、この拍手２８に上向きの力を与えること
によって回転できる。

このように対のカム部材を使用すると、カートリッジ１
０にかかる力はカートリッジ１００両側の枢支点２６を
中心として均衡する。

カートリッジ１０ば、指定された１つのスＩＪ　’＋ブ
の中にだけ挿入されるべきものであっても良い。

実施例のように、畝３４又は同様の凹凸面をもっキーで
あっても良い。畝３４又は代ｐの凹凸面をキー３４と称
しても良い。キー３４はスリーブ１４中の溝３６等の相
補形状のものと係合するような形状をとる。キー３４及
び溝３６が一致せずキー３４が溝３乙に入らなければ、
カートリッジ１０は機械の筐体１２の中に挿入され得な
い。

カートリッジ１０をスリーブ１４の中に招じ入れ、押す
ことによって、機械の筐体１２の中に挿入される。カー
トリッジ１０をスリーブ１４の中に動かすと、コネクタ
１６又は２０を回路板１９又は１８と係合させる。スリ
ーブ１４はカートリッジ１０が揺動するのを防止する働
らきがあり、機械の筐体１２の中での回路板１９又は１
８への結合が容易になる。

オペレータが機械の筐体１４からカートリッジ１０を除
去するのが望ましければ、把手２８が把持されカム部材
２３を回転させるよう持上げられて、カム部材２ろのカ
ム面３０を機械の筺体１２に押しつける。カム部材２３
と機械の筺体１２との係合点は、機械の筐体１２上の一
定の点に維持される。従ってカートリッジ１０を引出さ
せ且つ機械の筐体１２に内蔵される回路板１９からカー
トリッジ１０を外すのに、一定の方向の力がかかるよう
確保される。機械の筐体１２上の一定の係合点によりカ
ートリッジ１０の偏りが防止され、カートリッジ１０の
回路板１８上の回路や、機械の筐体１２に内蔵される回
路板１９上の回路に損傷を及ぼす危険が防止される。

Ｆ１発明の効果 カートリッジ１０上の把手２８及びカム部材２３は、カ
ートリッジ１０のかなりの部分が機械の筺体１２の上方
に把持のため露出している必要性を除去する。

そしてカートリッジの引出し時に揺動させたり捩れたり
して回路を損傷する可能性を除去する。

【図面の簡単な説明】

第１図は機械の筐体の中に位置付けられるカートリッジ
を示す斜視図である。第２図は機械の筐体から一部引出
されたカートリッジの部分を示し、カートリッジの不所
望の交換可能性を制御するのに必要なキー構造を示す斜
視図である。第３図は、カートリッジ及び機械筐体の断
面図である。第４図は、カム曲線を示すとともに、係合
点に於るカムと機械筐体との関係を示す図である。第５
図は、カートリッジの開口を経て露出され、機械の端部
のコネクタと係合するような端部コネクタを含むカート
リッジを示す断面図である。 １０・・・・カートリッジ、１２・・・・（機械の）筐
体、１６．２Ｄ・・・・コネクタ、１８．１９・・・・
回路板、２３・・・・カム部材、２４・・・・（カート
リッジの）側方、２６・・・・回転軸、２８・・・・把
手、３０・・・・カム曲面。 発明造長ｈ１図 第１図 第４図 第５図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）電子回路を取囲む複数の壁と、上記電子回路をカ
   ートリッジの外部の電子素子に結合するため上記壁の少
   なくとも１つを貫通するよう設けられた開口と、上記電
   子素子から上記電子回路を外すのを助けるための引出し
   手段とを具備し、 上記引出し手段が、上記カートリッジの外部に枢着され
   たカム部材を少なくとも含むことを特徴とする電子回路
   カートリッジ。
2. （２）上記引出し手段は、上記カム部材を移動させるた
   め上記カム部材と協働して手動操作できる把手を含むこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の電子回
   路カートリッジ。
3. （３）上記カム部材は、半径が増していくカム面曲線を
   含み、上記カム面曲線が従動面と係合する点は上記カム
   部材の回転動作中、一定に維持されることを特徴とする
   特許請求の範囲第（１）項記載の電子回路カートリッジ
   。