JPS60254576A

JPS60254576A - コネクタ

Info

Publication number: JPS60254576A
Application number: JP11127884A
Authority: JP
Inventors: 河野　恭一郎; 村瀬　曄生
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1984-05-31
Filing date: 1984-05-31
Publication date: 1985-12-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）　発明の技術分野本発明はコネクタに関し、特にメスコネクタ側に設けら
れたレバーのでこ作用によってオスコネクタとの挿入抜
去を容易にしたコネクタに関する。

（ロ）　従来技術と問題点一般にコネクタは、多極化に従い大きな挿抜力を必要と
すると共に、これに伴い作業性が悪くなり、また、コネ
クタが取付けられているマザーボードやプリント板等に
も挿抜時の力が作用して周辺のユニットに悪影響を及ぼ
すことがある。

このため、従来はこのような多極コネクタに対して、第
１図のようにスクリュードライド方式が採用されたもの
があった。即ち、プリント板１に取付けられたオスコネ
クタ２に対し、これに接続されるメスコネクタ３に取付
けられた保護カバー４の左右両側にスクリュー５，５が
設けられ、上記メスコネクタ３をオスコネクタ２に嵌入
して接続する際は、上記スクリュー５，５を回転させな
がら嵌入できるようになっていた。

しかしながら、上記の場合はスクリュー５゜５を１凹転
させることにより、その移動量が少ないため操作に時間
がかかっていた。また、２本のスクリュー５．５を均等
に回転させないとメスコネクタ３が傾斜してしまい、う
まく接続することができなかった。

また、他の従来例として、レバー、操作によりコネクタ
を抜去する形式のものがあった。

しかし、この場合はコオクタの抜去時は容易であっても
、挿入時は強制的に手で押し込まなければならなかった
。而も、一般にコネクタの挿抜時に必要な力は、抜去時
よりも挿入時の方が大きな力を必要とするものであり、
また、上記したように挿入時の力が直接オスコネクタが
取付けられたマザーボードやプリント板側に作用するこ
ととなった。

（ハ）　発明の目的本発明は上記の事情に鑑み成されたもので、メスコネク
タ側に設けられたレバーのでこ作用によってオスコネク
タとの挿入抜去を容易にしたコネクタを提供することを
目的とする。

（ニ）　発明の構成そして上記の目的は本発明によれば、メスコネクタに取
付けられた保護カバーの左右両側に回動軸を中心として
一例に係止片を有し他側に把持片を有するレバーを軸着
し、前記メスコネクタと接続されるオスコネクタ側にメ
スコネクタの挿入をガイドするガイドブロックを取付け
ると共に、該ガイドブロックの左右両内側の挿入方向中
間位置に前記レバーの係止片が保合可能な凹溝を設けた
ことを特徴とするコネクタを提供することによって達成
される。

（ホ）　発明の実施例以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明
する。

第２図および第３図は、夫々本発明に係るメスコネクタ
の正面図とオスコネクタの部分断正面図である。第２図
において、メスコネクタ６に取付けられた保護カバー７
の左右両側にレバー８゜８が回動自在に軸（１２，１２
）着されている。

上記保護カバー７は、メスコネクタ６と一体的に取付け
られていてケーブル９を保護すると共に、メスコネクタ
６の挿抜時の取扱いを容易にするためのものである。ま
た、上記レバー８．８は上記軸１２．１２を中心として
、その−側に係止片１０．１０を有し、他側に把持片１
１．１１を有している。そして、軸１２，１２から把持
片までの距離は、軸１２．１２から係止片１０．１０ま
での距離に比し十分大きく形成されている。

次に、第３図において、オスコネクタ１３はマザーボー
ド又はプリント板１４に取付けられており、該オスコネ
クタ１３を包囲するようにガイドブロック１５が配設さ
れている。このガイドブロック１５は、その内側壁１６
に沿い上記メスコネクタ６を挿入方向にガイドして、メ
スコネクタ６とオスコネクタ１３とを確実に接続するも
のである。そして、このガイドブロック１５の左右両内
側であってメスコネクタ６の挿入方向の中間位置に凹溝
１７，１７が設けられている。この凹溝１７．１７は、
メスコネクタ６とオスコネクタ１３とを挿入抜去する時
、ここに上記レバー８，８の係止片１０．１０が係合さ
れて、レバー８．８が回動されることによりレバー８，
８のてこ作用でメスコネクタ６が容易に挿抜されるよう
になっている。

即ち、第４図において、オスコネクタ１３にメスコネク
タ６が嵌入されるときは、保護カバー７に軸着されたレ
バー８，８の一側の係止片１０゜１０が、ガイドブロッ
ク１５の内側の凹溝１７゜】７に係合する位置まで予め
挿入される。この状態でレバー８．８を矢印Ａ方向に回
転させると、」二記係止片１０．１０は凹溝１７，１７
の上辺に当接し、該上辺の反力を受ける結果、軸１２，
１２には図面に対し下方に向かう力が作用する。このた
め、軸１２．１２は力の作用方向に移動してメスコネク
タ６はオスコネクタ１３に嵌入される。

この場合において、軸１２．１２の移動方向に作用する
挿入力Ｆは、レバー８．８に加えられる刃軸１２と把持
片１１との距離、βは軸１２と係止片１０との距離であ
る。上記りはβに比しかなり大きくされているから、小
さい力で大きな挿入力を得ることができる。

次に、上記と反対にメスＣＮ６をオスＣＮｌ３から抜去
するときは、レバー８，８をＢ方向に回転させる。する
とレバー８．８の係止片１０゜１０は凹溝１７．１７の
下辺に当接し、上記と同様の原理で軸１２．１２には上
方に向かう大きな力が作用する。従って軸１２．１２は
上方に移動し、即ちメスコネクタ６はオスコネクタ１３
から容易に抜去される。

尚、他の実施例として、第５図は保護カバー・　７の上
部にこれと一体的にロックハネ１８．１８が形成された
ものである。このロックバネ１８゜１８と、その先端突
起部ｉｓａ、１８ａが弾性的に変形し得るもので、メス
コネクタ６がオスコネクタ１３に嵌入された状態におい
て、レバー８゜８の把持片１１，１１がロックバネ１８
．１８の先端突起部１８ａ、１８ａに弾性的に係止され
、コネクタ接続後の不用意な外力による脱落を防止する
ことができる。

次に、第６図は本発明の分解組立図である。

まず、マザーボードやプリント板１４にオスＣＮ１３が
半田付等の手段で取付けられ、該オスＣＮ１３を包囲す
るようにガイドブロック１５がネジ１９．１９およびナ
ツト２０．２０により取付けられる。このようにして、
ケーブル９　（第６図ではフラン１−ケーブル）が取付
けられたメスコネクタ６が、保護カバー７と共に嵌入さ
れ、レバー８゜８で確実に接続されるようになっている
。

（へ）　発明の効果本発明は以上のように構成されたので、メスＣＮ６とオ
スＣＮ１３との挿入・抜去時において、メスＣＮ６側に
設けられたレバー８，８のてこ作用によってメスＣＮ６
を小さな力で容易に挿抜することができる。而も、挿入
・抜去時ともガイドブロック１５を支点として力が作用
するため、コネクタの挿抜をスムーズに行うことができ
、マザーボードやプリント板１４に衝撃的な力が加わる
ことがなく作業性も向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は挿抜機構を備えた従来のコネクタの概略正面図
、第２図および第３図は夫々本発明に係るメスコネクタ
の正面図とオスコネクタの部分耕正面図、第４図はメス
コネクタとオスコネクタとが嵌合される時の状態を示す
部分耕正面図、第５図は他の実施例を示すメスコネクタ
の正面図、第６図は本発明の分解組立図である。６・・・メスコネクタ７・・・保護カバー８・　・　・レバー９・・・ケーブル１０・・・係止片１１・・・把持片１２・・・軸１３・・・オスコネクタ１４・・・プリント板１５・・・ガイドブロック１６・・・内側壁１７・・・凹溝１８・・・ロックバネ１８ａ・・・突起部出願人　富士通株式会社第１図

Claims

【特許請求の範囲】

メスコネクタに取付けられた保護カバーの左右両側に回
動軸を中心として一例に係止片を有し他側に把持片を有
するレバーを軸着し、前記メスコネクタと接続されるオ
スコネクタ側にメスコネクタの挿入をガイドするガイド
ブロックを取付けると共に、該ガイドブロックの左右側
内側の挿入方向中間位置に前記レバーの係止片が保合可
能な凹溝を設けたことを特徴とするコネクタ。