JPS63155810A - 弾性表面波共振子フイルタ - Google Patents

弾性表面波共振子フイルタ

Info

Publication number
JPS63155810A
JPS63155810A JP30122786A JP30122786A JPS63155810A JP S63155810 A JPS63155810 A JP S63155810A JP 30122786 A JP30122786 A JP 30122786A JP 30122786 A JP30122786 A JP 30122786A JP S63155810 A JPS63155810 A JP S63155810A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resonators
surface acoustic
acoustic wave
resonator
attenuation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30122786A
Other languages
English (en)
Inventor
Takemitsu Takema
武馬 威光
Norio Hosaka
憲生 保坂
Takashi Shiba
隆司 芝
Jun Yamada
純 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP30122786A priority Critical patent/JPS63155810A/ja
Publication of JPS63155810A publication Critical patent/JPS63155810A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は低損失で且つ高い帯域外減衰量を有する弾性表
面波共振子フィルタに関する。
〔従来の技術〕
従来1弾性表面波共振子フィルタについては、佐原等に
よる「280MHz帯弾性表面波共振子フィルタ」(昭
和56年度電子通信学会総合全国大会講演論文集〔分冊
8〕)において論じられている弾性表面波共振子の縦続
接続による方法がある。
この方法は、低損失、狭帯域、帯域外減衰量の向上に有
効である。
しかし、上記従来の技術は、同一の弾性表面波共振子を
縦続接続する構成をとっている。このような構成とした
場合、第2図に示す単体の弾性表面波共振子の周波数特
性において減衰極5が主ビーク4よシ高周波側にあると
、かかる共振子を3段縦続接続したフィルタ全体の特性
は第3図に示すように中心周波数の高周波側での減衰量
は大きく、低周波側では小さくなるという問題があった
〇同様に第4図に示すように単体での減衰極5が低周波
側にある場合は第5図に示すように全体のフィルタ特性
は、低周波側での減衰量が大きく、高周波側では小さく
なるという問題がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上記従来の技術の問題点を解決し、低損失、狭
帯域で、高周波側と低周波側の帯域外減衰量を同程度と
し、かつ減衰量を大きくした弾性表面波共振子フィルタ
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために本発明においては、縦続接
続する弾性表面波共振子それぞれに同一パターンを用い
ず、個々の周波数特性において、第2図に示すような減
衰極5が主ビーク4の高周波側にあるもの(タイプAと
する)と第4図に示すような低周波側にあるもの(タイ
プBとする)を用いることにした。そして、第2図に示
す減衰極5と第4図に示すスズリアス7をほぼ一致させ
、同様に第4図の減衰極5と第2図のスプリアス7を一
致させれば、更に減衰量を大きくすることが可能である
。また、同一パターンを用いないので、ストップバンド
6外の各共振子の山谷は一致しないため、従来の同一パ
ターンを用いた場合に比べ、フィルタの減衰量は大きく
なる。更にグレーティング反射器2のビブチPをそれぞ
れの共振子で異なるようにすれば、各共振子の山谷は一
層離れ効果が上がる。ここで主ビーク4と減衰極5の相
対位相関係を決める要因はいろいろあるが、その殆どが
trによることが実験とシミュレーションにより判って
いる。但し、Lrとはすだれ状電極の電極指中央からこ
れに対向するグレーティング反射器の端の電極指中央ま
での距離を表す。第6図にtrの変化に対する減衰極5
の周波数変化を示す。これよりタイプAの条件(a)及
びタイプBの条件(b)を求める。減衰極5がストップ
バンド6の中心より高周波側に位置する場合、主ビーク
4はストップバンド6の中心より低周波側に持ってきた
方が損失の点で又スプリアス7が小さく抑えられる点で
有利であること、また同様に減衰極5がストップバンド
乙の中心よシ低周波側に位置する場合、主ビーク4はス
トップバンド乙の中心より高周波側に持つてきた方が有
利である。これを考慮すると、下記の如くなる。
(ただしm、nは零を含む自然数) 上記条件は、第6図よシ減衰極5がほぼ−の周期を持ち
、減衰極5がストップバンド乙の中心に    k くる時のtrは一λ+−λ(但しkは零を含む自然数)
であるためである。
また、減衰極5と他の共振子のスプリアス7をほぼ一致
させるために一つの共振子におけるスプリアス7と減衰
極5の関係について考察した。その結果、スプリアス7
はtrを−λから一λ程度すらした場合の減衰極の位置
にあることが判った。
そのため、先に示した条件を次のようにすることで減衰
極5と他の共振子のスプリアス7とをほぼ一致させるこ
とができる。
またはtr≦−λ ここで、(Q) 、 (d)条件から縦続接続する共振
子に対するLr値を決める際は、上述の如く、まず(Q
)条件を満足するように一方の共振子のLrを決め、そ
の値を(d)条件に入れて他方の共振子のLrを決める
から混同を避けるため他方の共振子のLrt−Lr” 
 と表した。
また、すだれ状電極の端の電極指中央からこれと相対す
るもう一つのすだれ状電極の端の電極指中央までの距離
をAmとするとき、次の条件(但しtは自然数) をほぼ満足するように配置すれば共振子の主ビーク4を
ストップバンド6の中心に持ってくることができる。こ
うすることによシ主ビーク4の損失が小さくなシ、減衰
極5との損失の差が拡大し、フィルタの域外減衰量を更
に大きくできる。
〔作用〕
上記条件を満足する弾性表面波共振子を縦続接続するこ
とで、各共振子の減衰極がフィルタの高周波側およ、び
低周波側を減衰させ、その結果、高周波側、低周波側間
等の減衰量とすることができ、また、異なった弾性表面
波共振子を縦続接続しているため、各共振子の周波数特
性における山と谷が一致しないため更に減衰量を向上さ
せることができる。
〔実施例〕
以下、本発明第1実施例を第1〜6図を用いて説明する
。第1図は本実施例狭帯域フィルタを模式的に示す平面
図である。すだれ状電極1及びグレーティング反射器2
は2ボート型共振子、■。
■の3段縦続接続構成とし、X’−112度YカフトL
iTaO5基板3上に図示の如く配置した。共振子■。
■は第2図に示す周波数特性を持つタイプA1共振子■
は第4図に示す周波数特性を持つタイプBとした。ここ
で第6図のLrと減衰極5の周波数の関係よシ求めた条
件(a) 、 (b)を満足するように共振子1.II
ではtr=5.85μm、mではtr=EL83μmと
した。また、共振子I 、II、IIIともに共振子の
主ビーク4がストップバンド6の中心にくるようにLm
=a79μmとした。更に、共振子1.I[、IIIと
もにグレーティング反射器2のピッチPは、ストップバ
ンド6の中心周波数がフィルタの中心周波数の280 
MHzとほぼ一致するようにP=5.86μmとした。
この時、すだれ状電極ピッチも同じとした。
更に、すだれ状電極1の対数及びグレーティング反射器
2の本数も共振子I、II、III夫々同一とし、15
対、250本とした。共振子I、II間および■;■間
の間隔gは、弾性表面波の回折の影響を受けないように
10λ以上の200μmとした。また、電極膜の厚さは
4000Aとしている。
ここで、本実施例と従来のものの比較のため同一ハター
ンの共振子を縦続接続したフィルタの周波数特性を第3
図、第5図に示す。第3図は、第2図に示す特性の共振
子を3段縦続接続した場合を示し、第5図は第4図に示
す特性の共振子を3段縦続接続した場合を示す。第3図
、第5図から判るように減衰極5がある高周波側または
低周波側での帯域外減衰量は十分大きいものの、その反
対側での減衰量は良くない。これに比べ、第7図に示す
本実施例の周波数特性は、高周波側および低周波側のど
ちらでも十分に大きく減衰している。
本実施例ではタイプAの共振子2個、タイプBの共振子
1個を縦続接続しているが、第8図に示す第2実施例の
如くタイプAを1個、タイプBを2個とした場合でも同
様な効果が得られる。更に条件(C)を満足する共振子
と(d)を満足する共振子を用いれば一層帯域外減衰量
を大きくすることが出来る。第3実施例として第9図に
示すように共振子■のグレーティング反射器2のピッチ
を共振子I。
■と異なるようにした場合も帯域外減衰量を一層大きく
することが出来る。同様に第10図に示す第4実施例の
如く共振子I 、II、IIIのグレーティング反射器
2のピッチを全て異なるようにした場合も効果がある。
また、今まで3段縦続接続の場合について示してきたが
、第11図に示す第5実施例の如く、タイプAとタイプ
Bを2段縦続接続しても同様な効果が得られる。また、
2段縦続接続でグレーティング反射器2のピッチを互い
に異ならせた第12図に示す第6実施例の場合は更に効
果が向上することは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、弾性表面波共振子
を用いた狭帯域フィルタの帯域外減衰量を高周波側およ
び低周波側ともに60dB以上得ることが出来る。これ
は従来例に比べ10dB以上改善されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第1実施例の模式的平面図、第2図は第
1図中に示したタイプA共振子の周波数特性、第3図は
タイプA共振子を3段縦続接続した狭帯域フィルタの周
波数特性、第4図は第1図中に示したタイプB共振子の
周波数特性、第5図はタイプB共振子を3段縦続接続し
た狭帯域フィルタの周波数特性、第6図はtrと減衰極
周波数との関係を示す図、第7図は第1実施例の周波数
特性図、第8図は第2実施例の模式的平面図、第9図は
第5実施例の模式的平面図、第10図は第4実施例の模
式的平面図、第11図は第5実施例の模式的平面図、第
12図は第6実施例の模式的平面図である。 1・・・すだれ状電極 2・・・グレーティング反射器 3・・・弾性表面波基板 4・・・主ピーク 5・・・減衰極 6・・・ストップバンド 7・・・スプリアス Lr・・・すだれ状電極の端の電極指中央からこれと対
向するグレーティング反射器の端の電極指中央までの距
離 1m・・・すだれ状電極の端の電極指中央からこれと相
対するもう一つのすだれ状電極の端の電極指中央までの
距離。 7′

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、圧電基板または圧電体を含む弾性表面波基板上に、
    2個のすだれ状電極と、これらの電極の外側に位置する
    2個のグレーティング反射器とを配置した2ポート型弾
    性表面波共振子を少なくとも2個以上電気的に縦続接続
    した弾性表面波共振子フィルタにおいて、すだれ状電極
    の端の電極指中央から、これに対向するグレーティング
    反射器の端の電極指中央までの距離をlrとし、フィル
    タの中心周波数における波長をλとするとき、下記(a
    )又は(b)条件を満足する共振子を夫々1個以上縦続
    接続したことを特徴とする弾性表面波共振子フィルタ。 (a)(3/20)λ+[(2m+1)/4]λ<lr
    ≦(3/20)λ+[(m+1)/2]λ またはlr≦(3/20)λ (b)(3/20)λ+(n/2)λ<lr≦(3/2
    0)λ+[(2n+1)/4]λ (ただしm、nは0を含む自然数) 2、下記条件(c)又は(d)を満足する共振子を夫々
    少なくとも、個以上縦続接続したことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の弾性表面波フィルタ。 (c)(3/20)λ+[(2m+1)/4]λ<lr
    ≦(3/20)λ+[(m+1)/2]λ またはlr≦(3/20)λ (d)lr+(1/6)λ+(n/2)λ<lr’≦l
    r+(1/3)λ+[(2n+1)/4]λ (但し(d)中のlrは(c)条件を満足する) 3、グレーティング反射器ピッチが他の共振子と異なる
    共振子を少なくとも1個以上縦続接続したことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の弾性表面波共振子フィ
    ルタ。 4、すだれ状電極の端の電極指中央からこれと相対する
    もう一つのすだれ状電極の端の電極指中央までの距離を
    lmとするとき、ほぼ下記の条件を満足する共振子を少
    なくとも1個以上縦続接続したことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の弾性表面波共振子フィルタ。 lm=(λ/4)+l・(λ/2) (ただしlは自然数)
JP30122786A 1986-12-19 1986-12-19 弾性表面波共振子フイルタ Pending JPS63155810A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30122786A JPS63155810A (ja) 1986-12-19 1986-12-19 弾性表面波共振子フイルタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30122786A JPS63155810A (ja) 1986-12-19 1986-12-19 弾性表面波共振子フイルタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63155810A true JPS63155810A (ja) 1988-06-29

Family

ID=17894308

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30122786A Pending JPS63155810A (ja) 1986-12-19 1986-12-19 弾性表面波共振子フイルタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63155810A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0682409A1 (en) * 1994-05-11 1995-11-15 Murata Manufacturing Co., Ltd. Surface acoustic-wave resonator filter
DE19535538A1 (de) * 1995-09-25 1997-03-27 Siemens Ag Mit akustischen Oberflächenwellen arbeitendes Bandpaßfilter-OFW-Bandpaßfilter
FR2739232A1 (fr) * 1995-09-26 1997-03-28 Thomson Csf Filtre a ondes acoustiques de surface utilisant le couplage de trois voies acoustiques

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5831607A (ja) * 1981-08-19 1983-02-24 Toshiba Corp 弾性表面波装置の製造方法
JPS61281612A (ja) * 1985-06-07 1986-12-12 Hitachi Ltd 弾性表面波共振装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5831607A (ja) * 1981-08-19 1983-02-24 Toshiba Corp 弾性表面波装置の製造方法
JPS61281612A (ja) * 1985-06-07 1986-12-12 Hitachi Ltd 弾性表面波共振装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0682409A1 (en) * 1994-05-11 1995-11-15 Murata Manufacturing Co., Ltd. Surface acoustic-wave resonator filter
US5699028A (en) * 1994-05-11 1997-12-16 Murata Manufacturing Co., Ltd. Surface acoustic-wave resonator filter having shifted resonant frequencies
CN1068472C (zh) * 1994-05-11 2001-07-11 株式会社村田制作所 声表面波谐振器滤波器
DE19535538A1 (de) * 1995-09-25 1997-03-27 Siemens Ag Mit akustischen Oberflächenwellen arbeitendes Bandpaßfilter-OFW-Bandpaßfilter
FR2739232A1 (fr) * 1995-09-26 1997-03-28 Thomson Csf Filtre a ondes acoustiques de surface utilisant le couplage de trois voies acoustiques
WO1997012441A1 (fr) * 1995-09-26 1997-04-03 Thomson-Csf Filtre a ondes acoustiques de surface utilisant le couplage de trois voies acoustiques
US6043726A (en) * 1995-09-26 2000-03-28 Thomson-Csf Surface acoustic wave filter utilizing the coupling of three acoustic pathways

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100817849B1 (ko) 일단자쌍 탄성 표면파 공진자 및 이를 이용한 탄성 표면파 필터
CA2183281C (en) Surface acoustic wave filter
EP0746095B1 (en) Surface acoustic wave filter
EP0056690A2 (en) Surface acoustic wave resonator device
JPH01231417A (ja) 弾性表面波フィルタ
USRE37102E1 (en) Saw filter with specified electrode dimensions
US5666092A (en) Bandpass filter having at least two saw resonator filters coupled in parallel
JP2888493B2 (ja) 縦型2重モード弾性表面波フィルタ
JPH0351330B2 (ja)
JPS63155810A (ja) 弾性表面波共振子フイルタ
JPH01314008A (ja) 梯子型圧電フィルタ
JPS62160807A (ja) 弾性表面波共振子
US6967545B2 (en) Saw wave-guides
JPH0440705A (ja) 縦型2重モード弾性表面波フィルタ
JPH10335966A (ja) 弾性表面波装置
JP2725697B2 (ja) 弾性表面波装置
WO1996028886A1 (fr) Filtre a ondes acoustiques de surface
JPH04113712A (ja) 縦型2重モード弾性表面波フィルタ
JPH10284988A (ja) 弾性表面波フィルタ
Ueda et al. Low loss ladder type SAW filter in the range of 300 to 400 MHz
JPH03139008A (ja) 弾性表面波フィルタ
JPH04113711A (ja) 縦型2重モード弾性表面波フィルタ
JP3784146B2 (ja) 弾性表面波フィルタ
JP3721229B2 (ja) 弾性表面波フィルタ
JPH03119816A (ja) 単一モード2端子対弾性表面波共振子および弾性表面波フィルタ