JPS63155583A - 高周波加熱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子レンジ、等のいわゆる誘電加熱や、電磁
調理器等のいわゆる誘導加熱によシ食品や液体などを加
熱するだめの高周波加熱装置に関するものである。

従来の技術 このような方式の高周波加熱装置は、その電源回路の小
型・軽量・低コスト化の為に様々な構成のものが提案さ
れている。

第２図ａは従来のインバータ電子レンジの回路図であり
第２図すは従来からある電磁調理器の回路図である。

第３図は第２図ａ、ｂの点線部分で示される電電部品を
プリント基板に配置した従来例を示す外観斜視図である
。

第２図ａおよびｂのスイッチング素子およびコンデンサ
には、ピーク値で６００ｖ程度の電圧が印加し、第３図
のように、電気部品をプリント基板に配置する場合、充
分な端子間距離を取り、かつ個々の電気部品について充
分な絶縁を施していた。

まだ、トランジスタ等のスイッチング素子を冷却するた
めのフ゛インは、トランジスタのコレクタ電位と同電位
になる。このため、重量のあるフィンを支持するだめの
支持具は絶縁材料で構成していた。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このような従来の高周波加熱装置には次
の様な欠点があった。

第１にプリント基板上に電気部品を配置するため充分な
端子間距離を取る必要があり、プリント基板が大型とな
り、高周波加熱装置の小型・軽量・低コスト化が実現で
きない。

第２にスイッチング素子等の電力部品と、非電力部品と
を一体化しているため、非電力部品が電力部品からの熱
の干渉を受ける。

第３に個々の部品に絶縁を施すため、絶縁材料費・工数
等のコストがかかり、かつ、部品が大型となり、高周波
加熱装置の小型・軽量・低コスト化が実現できない。

第４に、トランジスタ等のスイッチング素子を冷却する
ためのフィンは、スイッチング素子よりも大きくなり、
かつ、トランジスタのコレクタ電位と同電位となるため
、フィンを支持するためには、絶縁材料を用いた支持具
を使用する必要があり、作業能率が悪く、コストがかか
る、等の欠点があった。

問題点を解決するための手段 本発明は、上記従来の欠点を一掃するためになされたも
のであり、次のような構成によりなるものである。

商用電源などにより得られる電源部と、商用周波数をそ
れより、高い周波数に変換する周波数変換器を備えた高
周波加熱装置において、前記電源部および周波数変換器
を次のような構成とする。

すなわち、コゾデンサ等を含む電力消費の少ない電気部
品を絶縁材料でモールドした第１の回路ブロックと、ス
イッチング素子等の電力部品を絶縁材料でモールドし、
前記スイッチング素子を冷却するだめの放熱フィンを含
む第２の回路ブロックから構成し、個々の電気部品間の
絶縁距離を小さくすることにより、小型化し、かつ、個
々の電気部品の絶縁を除くことにより、工数の削減、低
コスト化を行い、かつ、電力部品と非電力部品を分離す
ることにより、熱の干渉を防止する構成とし、かつ、第
２の回路ブロックを第１の回路ブロックに取り付けるこ
とにより、放熱フィンを支える絶縁材料でできた支持具
をはふく構成としたものである。

作　　　用 本発明は以上の構成により次のような作用を有する。

すなわち、商用電源より得られる電源部と商用周波数を
それより高い周波数に変換する周波数変換器を、絶縁材
料でモールドすることにより、回路ブロックの小型化・
低コスト化を実現し、かつ、回路ブロックを、電力部品
の回路ブロックと、非電力部品の回路ブロックとに分離
することにより熱の干渉を防ぐことを可能とし、第２の
回路ブロックを第１の回路ブロックに固定する構成とし
て第２の回路ブロックの支持具をはふき、組み立て工数
および部品の削減を行い低コスト化を実現することを可
能としたものである。

実施例 以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図に示すように、高周波加熱装置のコンデンサ等の
電力消費の少ない電気部品から部品単体の絶縁をのぞい
た複数個の電気部品を絶縁材料でモールドした一つの回
路ブロック、すなわち第１の回路ブロック４として形成
し、同様に、高周波加熱装置のスイッチング素子等の電
力消費の大きい電気部品から部品単体の絶縁を除いた複
数個の電気部品を絶縁材料でモールドし放熱のためのフ
ィン８を取りつけた一つの回路ブロック、すなわち第２
の回路ブロックａとして形成し、第２の回路ブロック３
の放熱フィン８を第１の回路ブロック４に取り付けた構
成とする。

第１の回路ブロック４の底面には本体取り付は用の穴１
０を設けている。

このようにすれば、トランジスタのコレクタ電位と同電
位になり、高周波加熱装置本体からの絶縁が必要となる
・重量のある第２の回路ブロック３の放熱フィン８を特
別な絶縁支持を用いることなく、高周波加熱装置本体に
取り付けることができ作業能率を高められ、コンパクト
な高周波加熱装置を構成できる。また、電力消費の少な
い電気部品と電力消費の多い電気部品とを分離でき、電
力消費の多い電気部品は放熱用のフィンで充分冷却でき
るので第１の回路ブロック４と第２の回路ブロック３の
間の熱の干渉を防げる。

発明の効果 以上に述べたように、本発明は、商用電源などより得ら
れる電源部と、その周波数をそれより高い周波数に変換
する周波数変換器を備えた高周波加熱装置において前記
電源部および周波数変換器をコンデンサなどの電力消費
の少ない電気部品を絶縁材料でモールドした第１の回路
ブロックと、スイッチング素子等の電力消費の大きい電
気部品を絶縁材料でモールドし、放熱用のフィンを取り
付けた第２の回路ブロックに分離し第２の回路ブロック
を第１の回路ブロックに固定する構成とすることにより
、コンパクトで低コストの高周波加熱装置を提供できる
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における高周波加熱装置の要
部外観斜視図、第２図ａば、従来のインバータ電子レン
ジの回路図、第２図すは従来の電磁調理器の回路図、第
３図は同レンジまたは電磁調理器の要部外観斜視図であ
る。 ３・・・・・・第２の回路ブロック、４・・・・・第１
の回路ブロック、８・・・・・・フィン。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名３−
一一第２の回訝４ブ石ッグ ４−−一第１の回団ジブロック ８−フィン １０−一一本イ木暑ζイ丁用り（ 第１図 第２ｒＩ！Ｊ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電源部と、その電源部の周波数をそれより高い周波数に
   変換する周波数変換器が前記電源部と周波数変換器の電
   力消費の少ない電気部品とを絶縁材料でモールドした第
   １の回路ブロックと、前記周波数変換器の電力消費の大
   きい電気部品を絶縁材料でモールドし、放熱のためのフ
   ィンを取り付けた第２の回路ブロックにより構成すると
   ともに前記第２の回路ブロックを第１の回路ブロックに
   固定した高周波加熱装置。