JPS63152964A - 海苔混合物の濃度調整方法及びその装置 - Google Patents
海苔混合物の濃度調整方法及びその装置Info
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- JPS63152964A JPS63152964A JP62294383A JP29438387A JPS63152964A JP S63152964 A JPS63152964 A JP S63152964A JP 62294383 A JP62294383 A JP 62294383A JP 29438387 A JP29438387 A JP 29438387A JP S63152964 A JPS63152964 A JP S63152964A
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Landscapes
- Edible Seaweed (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、製品としての海苔、すなわち乾海苔の厚さを
適正な厚さに均一化するために、海苔抄機に供給される
海苔混合物すなわちミンチ化された海苔と水との混合物
の濃度を調整する方法及びその装置に関する。
適正な厚さに均一化するために、海苔抄機に供給される
海苔混合物すなわちミンチ化された海苔と水との混合物
の濃度を調整する方法及びその装置に関する。
従来の海苔製造方法は、海苔原藻をミンチ機によって細
小片に切断し、ミンチ化された海苔を水洗した後、調合
機に供給し、水と調合して海苔抄機にそのまま供給する
に適した濃度を有する海苔と水との混合物を作り、得ら
れた混合物を一時貯留撹拌槽に貯めておいて、貯留撹拌
槽からポンプで混合物を海苔抄機に送って海苔を抄き、
余った海苔は貯留撹拌槽に戻すという工程に従って行わ
れていた。
小片に切断し、ミンチ化された海苔を水洗した後、調合
機に供給し、水と調合して海苔抄機にそのまま供給する
に適した濃度を有する海苔と水との混合物を作り、得ら
れた混合物を一時貯留撹拌槽に貯めておいて、貯留撹拌
槽からポンプで混合物を海苔抄機に送って海苔を抄き、
余った海苔は貯留撹拌槽に戻すという工程に従って行わ
れていた。
製品としての海苔の厚さは、海苔抄機に送られる海苔と
水との混合物の濃度に従って決まるもので、混合物の濃
度が高ければ厚くなり、濃度が低ければ薄くなるため、
均一適正な厚さを有する海苔を作るためには海苔抄機に
供給される混合物の濃度を適正かつ均一に保つことが必
要であり、従って従来は海苔と水との混合物を作る調合
機として比較的複雑な構造を存していて高い精度の得ら
れるものを使用している。
水との混合物の濃度に従って決まるもので、混合物の濃
度が高ければ厚くなり、濃度が低ければ薄くなるため、
均一適正な厚さを有する海苔を作るためには海苔抄機に
供給される混合物の濃度を適正かつ均一に保つことが必
要であり、従って従来は海苔と水との混合物を作る調合
機として比較的複雑な構造を存していて高い精度の得ら
れるものを使用している。
しかしながら、ミンチ化された海苔という固形物に近い
物、と水とを調合するのであるから、その調合比率を均
一にするという性能には限界があり、その結果、海苔抄
機に送られる混合物のａ＋２にバラツキが生じ、製品海
苔の厚さを適正かつ均一化することが困難であった。
物、と水とを調合するのであるから、その調合比率を均
一にするという性能には限界があり、その結果、海苔抄
機に送られる混合物のａ＋２にバラツキが生じ、製品海
苔の厚さを適正かつ均一化することが困難であった。
本発明は、このような従来の問題点を解消し、その濃度
調整槽内の混合物の濃度が適正ａ度の範囲を外れた場合
にも、自動的にその濃度を適正濃度に調整することを可
能にし、もって製品海苔の厚さを適正かつ均一にす、る
ことをその目的としている。
調整槽内の混合物の濃度が適正ａ度の範囲を外れた場合
にも、自動的にその濃度を適正濃度に調整することを可
能にし、もって製品海苔の厚さを適正かつ均一にす、る
ことをその目的としている。
この目的を達成するため、本発明の海苔混合物の濃度調
整方法は、海苔原藻をミンチ化した海苔と水とを混合し
て海苔抄機に供給する海苔と水との混合物を作る際に、
海苔と水との比率を海苔抄機に供給するに適した適正濃
度に大略近い濃度の混合物が得られるような比率で濃度
調整槽に供給して撹拌により海苔と水との分離を防ぎな
がら濃度調整槽内に一旦貯留、し、濃度センサによって
この混合物の濃度を検出し、検出濃度が適正濃度より高
いときは所要量の水を濃度調整槽に供給し、また検出濃
度が適正濃度より低いときは濃度調整槽の所要量の水分
を混合物より濾過して槽外へ排出し、それら水の供給又
は排出後、撹拌によって濃度調整槽内濃度が均一になる
所定時間毎に、前記動作を繰り返すことによって、濃度
調整槽の混合物の濃度を適正濃度に調整しこのようにし
て適正濃度に調整された混合物を海苔抄機に供給するこ
とを特徴とする。
整方法は、海苔原藻をミンチ化した海苔と水とを混合し
て海苔抄機に供給する海苔と水との混合物を作る際に、
海苔と水との比率を海苔抄機に供給するに適した適正濃
度に大略近い濃度の混合物が得られるような比率で濃度
調整槽に供給して撹拌により海苔と水との分離を防ぎな
がら濃度調整槽内に一旦貯留、し、濃度センサによって
この混合物の濃度を検出し、検出濃度が適正濃度より高
いときは所要量の水を濃度調整槽に供給し、また検出濃
度が適正濃度より低いときは濃度調整槽の所要量の水分
を混合物より濾過して槽外へ排出し、それら水の供給又
は排出後、撹拌によって濃度調整槽内濃度が均一になる
所定時間毎に、前記動作を繰り返すことによって、濃度
調整槽の混合物の濃度を適正濃度に調整しこのようにし
て適正濃度に調整された混合物を海苔抄機に供給するこ
とを特徴とする。
また、本発明の海苔混合物の濃度調整装置は、海苔抄機
に供給するに適した濃度に大略混合された海苔と水との
混合物を作る調合機と、この調合機から適量供給された
混合物の海苔と水との分離を防ぐ撹拌機を備えた濃度調
整槽と、海苔混合物の濃度を検出する濃度センサと、前
記濃度調整槽内に希釈水を供給する給水手段と、前記濃
度調整槽内の混合物のうち水分のみを槽外に排出する濾
過排水手段と、前記濃度センサによって検出された信号
が高濃度を示すときは前記給水手段によって濃度調整槽
内に希釈水を供給し低濃度を示すときは濾過排水手段に
より槽外へ水を排出すべく制御を行う濃度制御装置と、
水の供給又は排出後、撹拌によって濃度調整槽内濃度が
均一になる所定時間毎に前記濃度制御装置を作動させる
タイマ回路とを具備したことを特徴とする。
に供給するに適した濃度に大略混合された海苔と水との
混合物を作る調合機と、この調合機から適量供給された
混合物の海苔と水との分離を防ぐ撹拌機を備えた濃度調
整槽と、海苔混合物の濃度を検出する濃度センサと、前
記濃度調整槽内に希釈水を供給する給水手段と、前記濃
度調整槽内の混合物のうち水分のみを槽外に排出する濾
過排水手段と、前記濃度センサによって検出された信号
が高濃度を示すときは前記給水手段によって濃度調整槽
内に希釈水を供給し低濃度を示すときは濾過排水手段に
より槽外へ水を排出すべく制御を行う濃度制御装置と、
水の供給又は排出後、撹拌によって濃度調整槽内濃度が
均一になる所定時間毎に前記濃度制御装置を作動させる
タイマ回路とを具備したことを特徴とする。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて具体的に説
明する。
明する。
第１図は、本発明に係る方法の実施例を示すフローチャ
ートである。このフローチャートに基づいて説明すると
、まず海苔原藻をミンチ機により細小片に裁断すること
によってミンチ化し、この海苔を充分に水洗して塩分や
夾雑物を取り除いた後、調合機に供給して水と調合する
ことによって所望の厚さの製品海苔を得るに適した適正
濃度に大略近い濃度を有する海苔と水との混合物を作る
。
ートである。このフローチャートに基づいて説明すると
、まず海苔原藻をミンチ機により細小片に裁断すること
によってミンチ化し、この海苔を充分に水洗して塩分や
夾雑物を取り除いた後、調合機に供給して水と調合する
ことによって所望の厚さの製品海苔を得るに適した適正
濃度に大略近い濃度を有する海苔と水との混合物を作る
。
通常の海苔製造方法においては、前述したように比較的
複雑な構造を有する高精度の調合機を使用してそのまま
海苔抄機に供給できるような適正濃度を有する混合物が
得られるような比率で海苔と水とを調合する物であるが
、本発明に従って混合物の濃度調整を行う場合には、適
正濃度に大略近い濃度を有する混合物を作れば良いので
、高い精度を必要とせず、したがって構造が簡単で取扱
の容易な調合機を使用することができる。
複雑な構造を有する高精度の調合機を使用してそのまま
海苔抄機に供給できるような適正濃度を有する混合物が
得られるような比率で海苔と水とを調合する物であるが
、本発明に従って混合物の濃度調整を行う場合には、適
正濃度に大略近い濃度を有する混合物を作れば良いので
、高い精度を必要とせず、したがって構造が簡単で取扱
の容易な調合機を使用することができる。
調合機で作られた大略適正濃度に近い濃度の混合物は濃
度調整槽に送られ、槽内の水位が設定された上限水位に
達すると、濃度調整槽に取り付けられたフロートスイッ
チが作動して調合機に電気信号が送られ、調合機からの
混合物の供給が停、止される。
度調整槽に送られ、槽内の水位が設定された上限水位に
達すると、濃度調整槽に取り付けられたフロートスイッ
チが作動して調合機に電気信号が送られ、調合機からの
混合物の供給が停、止される。
濃度調整槽内に貯留された混合物は海苔と水との分離を
防ぐため撹拌を続けながら濃度センサによってその濃度
が検出されて、検出濃度を示す電気出力信号が濃度制御
装置に送られる。検出濃度が適正濃度より高いときは、
濃度制御装置は濃度センサの出力信号に応答して濃度調
整槽に水を供給する給水ポンプを作動させて検出濃度と
適正濃度との濃度差に対応する所要量の水を濃度調整槽
に供給し、また検出濃度が適正濃度より低いときは、濃
度制御装置は濃度センサの出力信号に応答して濃度調整
槽に付設された弁装置又は排水ポンプを作動させて検出
濃度と適正濃度との濃度差に対応する所要量の水が混合
物から分離され濃度調整槽から排水される。
防ぐため撹拌を続けながら濃度センサによってその濃度
が検出されて、検出濃度を示す電気出力信号が濃度制御
装置に送られる。検出濃度が適正濃度より高いときは、
濃度制御装置は濃度センサの出力信号に応答して濃度調
整槽に水を供給する給水ポンプを作動させて検出濃度と
適正濃度との濃度差に対応する所要量の水を濃度調整槽
に供給し、また検出濃度が適正濃度より低いときは、濃
度制御装置は濃度センサの出力信号に応答して濃度調整
槽に付設された弁装置又は排水ポンプを作動させて検出
濃度と適正濃度との濃度差に対応する所要量の水が混合
物から分離され濃度調整槽から排水される。
このようにして、その濃度を適正濃度に調整された混合
物が濃度調整槽から海苔抄機ｊ二供給されて海苔が抄か
れ、余った海苔は濃度調整槽に戻される。なお、濃度調
整槽の水位が設定された下限水位まで低下すると、フロ
ートスイッチが作動して調合機に信号が送られるので、
調合機の弁装置が作動し、水位が設定上限水位に達する
まで混合物を濃度調整槽に供給する。
物が濃度調整槽から海苔抄機ｊ二供給されて海苔が抄か
れ、余った海苔は濃度調整槽に戻される。なお、濃度調
整槽の水位が設定された下限水位まで低下すると、フロ
ートスイッチが作動して調合機に信号が送られるので、
調合機の弁装置が作動し、水位が設定上限水位に達する
まで混合物を濃度調整槽に供給する。
第２図は、本発明に係る海苔混合物の濃度調整装置の一
実施例を示すもので、濃度調整槽ｌは、調合機２からの
適正濃度に近い濃度の海苔と水との混合物と給水ポンプ
３によって送られる水槽４からの水を受は入れて貯留す
るように設置されている。また、濃度調整槽１には、低
濃度のとき水を排出させるための濾過スクリーン２０付
きの排水ポンプ１９が備えられている。さらに、濃度調
整槽１には、槽内に貯留された海苔と水との混合物の濃
度を検出するための濃度センサ５と、槽内の水位が設定
された上限水位及び下限水位に達したときにそれぞれ作
動して電気信号を発するフロートスイッチ６とが取り付
けられている。ａ度センサ５は、例えば発光ダイオード
のような発光素子を有する発光部５ａと、例えばフォト
トランジスタやフォトダイオードのような受光量に応じ
てその電気出力が変化する受光素子を有する受光’Ａ
、１１ ｂとからなっている。発光部５ａの発光素子に
は、それから発生される光を太陽光又は電灯からの光と
区別できるようにするために、光信号発生回路７から変
調信号が供給される。発光部５ａによって発せられた光
信号は、濃度調整ＩＩＪｌ内の混合物を透過して受光部
５ｂに到達し、受光部から透過光量に比例して変化する
大きさを有する電気出力信号、すなわち混合物の濃度に
反比例してその大きさを変化する出力信号が発生される
。この出力信号は増幅器９により増幅され、整流器１０
により直流電圧に整流された後、電圧弁別器１１に供給
されて、その電圧の大きさにしたがって例えば７段階の
電圧信号に弁別される。弁別された７段階のいずれかの
電圧信号はそれぞれ表示部１２に供給され、その電圧の
大きさに応じて濃度表示用のランプＬ、〜Ｌ７のいずれ
か１個のランプを点灯させ、濃度センサ５によって検出
された混合物の濃度を表示する。
実施例を示すもので、濃度調整槽ｌは、調合機２からの
適正濃度に近い濃度の海苔と水との混合物と給水ポンプ
３によって送られる水槽４からの水を受は入れて貯留す
るように設置されている。また、濃度調整槽１には、低
濃度のとき水を排出させるための濾過スクリーン２０付
きの排水ポンプ１９が備えられている。さらに、濃度調
整槽１には、槽内に貯留された海苔と水との混合物の濃
度を検出するための濃度センサ５と、槽内の水位が設定
された上限水位及び下限水位に達したときにそれぞれ作
動して電気信号を発するフロートスイッチ６とが取り付
けられている。ａ度センサ５は、例えば発光ダイオード
のような発光素子を有する発光部５ａと、例えばフォト
トランジスタやフォトダイオードのような受光量に応じ
てその電気出力が変化する受光素子を有する受光’Ａ
、１１ ｂとからなっている。発光部５ａの発光素子に
は、それから発生される光を太陽光又は電灯からの光と
区別できるようにするために、光信号発生回路７から変
調信号が供給される。発光部５ａによって発せられた光
信号は、濃度調整ＩＩＪｌ内の混合物を透過して受光部
５ｂに到達し、受光部から透過光量に比例して変化する
大きさを有する電気出力信号、すなわち混合物の濃度に
反比例してその大きさを変化する出力信号が発生される
。この出力信号は増幅器９により増幅され、整流器１０
により直流電圧に整流された後、電圧弁別器１１に供給
されて、その電圧の大きさにしたがって例えば７段階の
電圧信号に弁別される。弁別された７段階のいずれかの
電圧信号はそれぞれ表示部１２に供給され、その電圧の
大きさに応じて濃度表示用のランプＬ、〜Ｌ７のいずれ
か１個のランプを点灯させ、濃度センサ５によって検出
された混合物の濃度を表示する。
図においては、ランプＬ、は最大の高濃度「濃３」を、
ランプＬ２ は中程度の高濃度「濃２」を、ランプＬ、
は小程度の高濃度ｒ濃１」を、ランプＬ。
ランプＬ２ は中程度の高濃度「濃２」を、ランプＬ、
は小程度の高濃度ｒ濃１」を、ランプＬ。
は適正濃度「適」を、ランプＬＳ は小程度の低濃度「
薄１」を、ランプＬ６ は中程度の低濃度「薄２」を、
ランプＬ７ は最大の低濃度「薄３」を、それぞれ表示
するように設定されている。
薄１」を、ランプＬ６ は中程度の低濃度「薄２」を、
ランプＬ７ は最大の低濃度「薄３」を、それぞれ表示
するように設定されている。
電圧弁別器１１から表示部１２に送られる各電圧信号の
うち、ランプＬｌｌ Ｌ２及びり、に供給される「ａ３
」信号、「濃２」信号及び「濃１」信号は、第１のタイ
マ回路１３に供給される。また、ランプＬ、、Ｌ、及び
Ｌｌに供給される「薄ｌ」信号、「薄２」信号及び「薄
３」信号は、第２のタイマ回路１４に供給されるように
なっており、またランプＬ１を点灯させる「ａ３」信号
及びランプＬ、を点灯させる「薄３」信号は、いずれも
警報回路１５に送られて例えばブザー１６を鳴らして混
合物の濃度が「濃３」又は「薄３」であることを知らせ
るようにしている。
うち、ランプＬｌｌ Ｌ２及びり、に供給される「ａ３
」信号、「濃２」信号及び「濃１」信号は、第１のタイ
マ回路１３に供給される。また、ランプＬ、、Ｌ、及び
Ｌｌに供給される「薄ｌ」信号、「薄２」信号及び「薄
３」信号は、第２のタイマ回路１４に供給されるように
なっており、またランプＬ１を点灯させる「ａ３」信号
及びランプＬ、を点灯させる「薄３」信号は、いずれも
警報回路１５に送られて例えばブザー１６を鳴らして混
合物の濃度が「濃３」又は「薄３」であることを知らせ
るようにしている。
第１のタイマ回路１３は、「ａｌ」信号を受けると、あ
る所定時間例えば２秒間、また「ａ２」信号を受けると
所定時間の２倍の時間例えば４秒間、そして「ａ３」の
信号を受けると所定時間の３倍の時間例えば６秒間だけ
出力を発生して給水ポンプ３の駆動回路１７を付勢して
給水ポンプ３を作動させて濃度調整１１に水を供給する
。また、第２のタイマ回路１４も同様に、「薄１」信号
を受けるとある所定時間例えば２秒間、また「薄２」信
号を受けると所定時間の２倍の時間例えば４秒間、そし
て「薄３」信号を受けると所定時間の３倍の時間例えば
６秒間だけ出力を発生して排水ポンプ１９の駆動回路１
８を付勢して排水ポンプ１９を作動させ、濃度調整槽１
から水分のみを排出する。
る所定時間例えば２秒間、また「ａ２」信号を受けると
所定時間の２倍の時間例えば４秒間、そして「ａ３」の
信号を受けると所定時間の３倍の時間例えば６秒間だけ
出力を発生して給水ポンプ３の駆動回路１７を付勢して
給水ポンプ３を作動させて濃度調整１１に水を供給する
。また、第２のタイマ回路１４も同様に、「薄１」信号
を受けるとある所定時間例えば２秒間、また「薄２」信
号を受けると所定時間の２倍の時間例えば４秒間、そし
て「薄３」信号を受けると所定時間の３倍の時間例えば
６秒間だけ出力を発生して排水ポンプ１９の駆動回路１
８を付勢して排水ポンプ１９を作動させ、濃度調整槽１
から水分のみを排出する。
次に、図示の濃度調整装置の作動について説明する。濃
度調整槽１に貯留された混合物の濃度を濃度センサ５に
よって検出し、その出力信号によって表示部１２のラン
プＬ４ が点灯された場合は、混合物が適正濃度を有し
ていることが表示されていることになるので、混合物を
そのまま海苔抄機に供給することができる。因みに、こ
の場合には第１のタイマ回路１３にも第２のタイマ回路
１４にも信号は供給されないので、濃度調整槽１に対し
ては水の供給も排出も行われない。
度調整槽１に貯留された混合物の濃度を濃度センサ５に
よって検出し、その出力信号によって表示部１２のラン
プＬ４ が点灯された場合は、混合物が適正濃度を有し
ていることが表示されていることになるので、混合物を
そのまま海苔抄機に供給することができる。因みに、こ
の場合には第１のタイマ回路１３にも第２のタイマ回路
１４にも信号は供給されないので、濃度調整槽１に対し
ては水の供給も排出も行われない。
混合物の濃度を検出した濃度センサ５の出力信号によっ
て例えばランプＬ＋ が点灯して混合物濃度が「ａ３」
であることが表示された場合は、第１のタイマ回路１３
からの出力によって給水ポンプ３が例えば６秒間作動し
、水が濃度調整槽１に供給される。水の供給が終わって
例えば２秒間経過し、撹拌機８によ゛り撹拌されて混合
物の濃度が均一化された時点において濃度センサ５の出
力信号によりランプＬ４ が点灯して「適」の表示がな
されると、前記の水の供給によって混合物の濃度は適正
濃度に調整されたことになる。もし、これに反してラン
プＬ、ではなくてランプＬ、が点灯して「濃１」が表示
されたとすると、第１のタイマ回路１３は再び給水ポン
プ３を例えば２秒間作動させて濃度調整槽１に水を追加
、補給して混合物の濃度を更に低下させることにより、
混合物濃度を適正濃度に調整する。
て例えばランプＬ＋ が点灯して混合物濃度が「ａ３」
であることが表示された場合は、第１のタイマ回路１３
からの出力によって給水ポンプ３が例えば６秒間作動し
、水が濃度調整槽１に供給される。水の供給が終わって
例えば２秒間経過し、撹拌機８によ゛り撹拌されて混合
物の濃度が均一化された時点において濃度センサ５の出
力信号によりランプＬ４ が点灯して「適」の表示がな
されると、前記の水の供給によって混合物の濃度は適正
濃度に調整されたことになる。もし、これに反してラン
プＬ、ではなくてランプＬ、が点灯して「濃１」が表示
されたとすると、第１のタイマ回路１３は再び給水ポン
プ３を例えば２秒間作動させて濃度調整槽１に水を追加
、補給して混合物の濃度を更に低下させることにより、
混合物濃度を適正濃度に調整する。
それとは逆に、濃度センサ５の出力信号によって、例え
ばランプＬ、が点灯して混合物濃度が「薄２」であるこ
とが表示された場合は、第２のタイマ回路１４の出力に
よって排水ポンプ１９を作動させ、例えば４秒間だけ濃
度調整槽１から水分を排出する。排水動作が例えば２秒
間経過し、海苔の割合が上昇して混合物濃度が均一化さ
れた時点で濃度センサ５の出力信号によりランプＬ４
が点灯し、「適」が表示されれば槽内の混合物濃度は適
正濃度に調整されたことになる。もし、ランプＬ４が点
灯しないで、例えばランプＬ、が点灯して「薄ｌ」が表
示されたとすると、第２のタイマ回路１４は再び排水ポ
ンプ１９を作動させて例えば２秒間だけ濃度調整槽ｌか
ら水を排出して混合物濃度を更に上昇させることにより
適正濃度に調整する。
ばランプＬ、が点灯して混合物濃度が「薄２」であるこ
とが表示された場合は、第２のタイマ回路１４の出力に
よって排水ポンプ１９を作動させ、例えば４秒間だけ濃
度調整槽１から水分を排出する。排水動作が例えば２秒
間経過し、海苔の割合が上昇して混合物濃度が均一化さ
れた時点で濃度センサ５の出力信号によりランプＬ４
が点灯し、「適」が表示されれば槽内の混合物濃度は適
正濃度に調整されたことになる。もし、ランプＬ４が点
灯しないで、例えばランプＬ、が点灯して「薄ｌ」が表
示されたとすると、第２のタイマ回路１４は再び排水ポ
ンプ１９を作動させて例えば２秒間だけ濃度調整槽ｌか
ら水を排出して混合物濃度を更に上昇させることにより
適正濃度に調整する。
なお、濃度調整槽１内の混合物が海苔抄機に順次に供給
されて槽内の水位が設定下限水位まで低下すると、フロ
ートスイッチ６によって発生される信号によって調合機
２の弁装置が作動させられ、適正濃度に大略近い濃度の
海苔混合物が濃度調整槽１に供給される。槽内の水位が
上昇して設定上限水位まで達するとフロートスイッチ６
により発生される信号によって混合物の供給は停止させ
られる。この、フロートスイッチ６の上限値は濃度調整
による水位上昇分を考慮して上限値を設定する。
されて槽内の水位が設定下限水位まで低下すると、フロ
ートスイッチ６によって発生される信号によって調合機
２の弁装置が作動させられ、適正濃度に大略近い濃度の
海苔混合物が濃度調整槽１に供給される。槽内の水位が
上昇して設定上限水位まで達するとフロートスイッチ６
により発生される信号によって混合物の供給は停止させ
られる。この、フロートスイッチ６の上限値は濃度調整
による水位上昇分を考慮して上限値を設定する。
なお、本実施例では、混合物の濃度が低い場合に濃度調
整槽１から水を排出するのに排水ポンプ１９を使用した
例を示したが、槽１の底部に電磁弁を設け、その弁の開
閉により排水と停止を制御させるようにしてもよい。
整槽１から水を排出するのに排水ポンプ１９を使用した
例を示したが、槽１の底部に電磁弁を設け、その弁の開
閉により排水と停止を制御させるようにしてもよい。
以上に説明したように、本発明の方法及び装置によれば
、海苔混合物の濃度を、その濃度が高過ぎる場合もまた
低過ぎる場合も、自動的にかつ正確に適正濃度に調整し
て略一定に保ちながら海苔混合物を海苔抄機に供給する
ことができる。したがって、製品海苔の厚さを適正かつ
均一にすることができ、歩留りの向上を図ることができ
る。
、海苔混合物の濃度を、その濃度が高過ぎる場合もまた
低過ぎる場合も、自動的にかつ正確に適正濃度に調整し
て略一定に保ちながら海苔混合物を海苔抄機に供給する
ことができる。したがって、製品海苔の厚さを適正かつ
均一にすることができ、歩留りの向上を図ることができ
る。
第１図は本発明の海苔混合物の濃度調整方法を示すフロ
ーチャート、第２図は本発明の濃度調整装置の一実施例
を示すブロック図である。 ■＝濃度調整槽 ２：調合機 ３：給水ポンプ ４：水槽 ５：ａ度センサ ６：フロートスイツチ７：光信
号発生回路 ８：撹拌機 ９：増幅器 １０：整流器 １１、電圧弁別器 １２：表示部１３：第１のタ
イマ回路 １４；第２のタイマ回路１５：警報回路
１６；ブザー１７、１８：駆動回路 １９
：排水ポンプ２０：濾過スクリーン 特許出願人 株式会社 戸上電機製作所代 理
人 小 堀 益 （ほか２名）第１＝ 海苔原藻 第２図
ーチャート、第２図は本発明の濃度調整装置の一実施例
を示すブロック図である。 ■＝濃度調整槽 ２：調合機 ３：給水ポンプ ４：水槽 ５：ａ度センサ ６：フロートスイツチ７：光信
号発生回路 ８：撹拌機 ９：増幅器 １０：整流器 １１、電圧弁別器 １２：表示部１３：第１のタ
イマ回路 １４；第２のタイマ回路１５：警報回路
１６；ブザー１７、１８：駆動回路 １９
：排水ポンプ２０：濾過スクリーン 特許出願人 株式会社 戸上電機製作所代 理
人 小 堀 益 （ほか２名）第１＝ 海苔原藻 第２図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、海苔原藻をミンチ化した海苔と水とを混合して海苔
抄機に供給する海苔と水との混合物を作る際に、海苔と
水との比率を海苔抄機に供給するに適した適正濃度に大
略近い濃度の混合物が得られるような比率で濃度調整槽
に供給して撹拌により海苔と水との分離を防ぎながら濃
度調整槽内に一旦貯留し、濃度センサによってこの混合
物の濃度を検出し、検出濃度が適正濃度より高いときは
所要量の水を濃度調整槽に供給し、また検出濃度が適正
濃度より低いときは濃度調整槽の所要量の水分を混合物
より濾過して槽外へ排出し、それら水の供給又は排出後
、撹拌によって濃度調整槽内濃度が均一になる所定時間
毎に、前記動作を繰り返すことによって、濃度調整槽の
混合物の濃度を適正濃度に調整しこのようにして適正濃
度に調整された混合物を海苔抄機に供給することを特徴
とする海苔混合物の濃度調整方法。 ２、海苔抄機に供給するに適した濃度に大略混合された
海苔と水との混合物を作る調合機と、この調合機から適
量供給された混合物の海苔と水との分離を防ぐ撹拌機を
備えた濃度調整槽と、海苔混合物の濃度を検出する濃度
センサと、前記濃度調整槽内に希釈水を供給する給水手
段と、前記濃度調整槽内の混合物のうち水分のみを槽外
に排出する濾過排水手段と、前記濃度センサによって検
出された信号が高濃度を示すときは前記給水手段によっ
て濃度調整槽内に希釈水を供給し低濃度を示すときは濾
過排水手段により槽外へ水を排出すべく制御を行う濃度
制御装置と、水の供給又は排出後、撹拌によって濃度調
整槽内濃度が均一になる所定時間毎に前記濃度制御装置
を作動させるタイマ回路とを具備したことを特徴とする
海苔混合物の濃度調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62294383A JPS63152964A (ja) | 1987-11-21 | 1987-11-21 | 海苔混合物の濃度調整方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62294383A JPS63152964A (ja) | 1987-11-21 | 1987-11-21 | 海苔混合物の濃度調整方法及びその装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56013099A Division JPS57125681A (en) | 1981-01-30 | 1981-01-30 | Controlling method of the concentration of laver mixture and device therefor |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63152964A true JPS63152964A (ja) | 1988-06-25 |
Family
ID=17807014
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62294383A Pending JPS63152964A (ja) | 1987-11-21 | 1987-11-21 | 海苔混合物の濃度調整方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63152964A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57125681A (en) * | 1981-01-30 | 1982-08-05 | Togami Electric Mfg Co Ltd | Controlling method of the concentration of laver mixture and device therefor |
-
1987
- 1987-11-21 JP JP62294383A patent/JPS63152964A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57125681A (en) * | 1981-01-30 | 1982-08-05 | Togami Electric Mfg Co Ltd | Controlling method of the concentration of laver mixture and device therefor |
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