JPS63152593A - 過充填防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 １産業上の利用分野」 本発明は、例えば、容器に充填される液体を一定高さで
ストップさせる過充填防止装置に関する「従来の技術」 従来より、容器に充填される液体を一定高さでストップ
させるものは各種あるが、例えば、ＬＰガス自動車の容
器用の過充填防止装置を第６図を用いて説明する。導入
路１０１ａから弁室１０１Ｃ１弁座１０１ｄを経て導出
路１０１ｂ、１０１ｈへ至る本体１０１の該弁室１０１
ｃに、該弁座１０１ｄを開閉するシーＩ−板１０２ａを
有する弁体１０２の該シート板１０２ａの両側に突設し
た軸１０２ｂを、弁開方向に押下げ付勢手段１１０ａを
介在させて、該本体１０１と流路１０３ａを有するガイ
ド仮１０３とで摺動自在に支持している。そして、本体
１０１頭部のスリ開講１０１ｃに突出した軸１０２ｂの
端部を回動しながら上下動させる倣い面１１４ｂから切
欠面１１４ａへ゛と形成された制御板１１４を、該スリ
割溝１０１ｅに係合させ支軸１１５で軸着している。さ
らに、制御板１１４に固着されたアーム１０５の先端に
、消音キャップ１０４ａを冠着した円柱状のフ１７−ト
１０４を装着している。　ｆｆ（’って、容器１１２内
に管１１３で導入路］　０１　ａと接続し、該管１１３
に流入されたＬＰガス液は導出路１０　ｌ　ｂから該容
器１１２内に充填される。そして、フロート１０４は液
面に追従して浮上し、所定の高さ°に述すると、回動す
る制御板１１４の倣い面１１４ｂを滑っていた弁体１０
２の軸１０２ｂの端部は切欠面１１４ａに係合し、該弁
体１０２は液に押りげられてシー１〜板１０２ａは弁座
１０１ｄを弁１ｎ止し、過充填が防止される。そして、
充填を止め、Ｌｌ）ガスを使用して液面が下がると弁体
１０２は押下げ付勢手段１１０ａで押下げられて弁開す
ると共に、フロート１０４は落下し、軸１０２ｂの端部
は倣い面１１４ｂに復帰しリセットされることになる。

ところが、弁体１０２が押下げ付勢手段１１０ａで押上
げられる時、制御板１１４に回転力がかかり、切欠面１
１４ａに側方から押されて、軸１０２ｂが下がらない事
がしばしばあった。これを改良するために、第５図示の
ものが考案されたが、これを簡単に説明する。制御板１
１４は二つ折にされた補助板１１７の間に装着され、コ
イルばね１１６により常に弱い力で該補助板１１７に押
されている。なお、フロート１０４は補助板１１７から
突出したアーム１０５に取付けられている。従って、フ
ロート１０４が浮上した時、補助板１１７と連動して一
１ｆｉｌ板１１４も回転し、切欠面１１４ａに軸１０２
　ｂの端部が係合して弁１１１止する。そして、液面が
下がると補助板１１７に回転力がかかるが、制御板１１
４にはコイルばね１１６による弱い押力しかかからない
ため、弁体１０２の落下刃が腓り、確実なリセットがな
される。なお、軸１０２ｂ強度を増すために大径とした
ため、液体の押−ヒカより重くなったため、該弁体１０
２に対して、上記従来例と逆方向の押上げ付勢手段ｔａ
ｂが設けられている。

１発明が解決しようとする問題点」 ところでこの様な従来の過充填防止装置は次の欠点を持
っていた。第６図示の従来例に於いては、上述の様に、
弁体１０２の１ｍ４’Ｓが不安定で、再充填出来ないこ
とがしばしばあった。又、第５図示の従来例に於いては
、支軸１１５部に何枚も板が取付けられているため１回
動時、セリがおこりやすく、不安定な回動となり、その
ため何枚もワッシャを介在させることになり、コイルば
ね１１Ｇの組付けも含めて、大変面倒な組付けとなった
、又、小物部品の点数が多く組付は忘れも起きやすかっ
た。さらに、コイルばね１１６は収納部に引掛りやすく
、制御板１１４のセリも重なり、安定した作動が得られ
ないといったことがあった。

又、フロート１０４は長く突出したアーム１０５に取付
けられているなめ、回転半径が大きく、満タン状態の時
、自動車の震動で容器１１２の内壁にぶつかって音がう
るさいため、消音キャップ１０４ａを冠着しなければな
らなかった。又、管１１３を接続した過充填防止装置を
充填ネックリング口より挿入して容器１１２内に取付け
る時、折れ曲がったアーム１０５とフロート１０４とは
非常に挿入しに＜＜、ぶつけて高さ設定位置が狂いやす
かった９この様に、弁体１０２とフロー１〜１０４部と
を直結しない方式は種々の問題をかかえていた。

本発明は上記事情にかんがみて創案されたもので、簡単
な構造で、作動、復帰の確実な過充填防止装置を提供す
ることを目的とする。

１問題点を解決するための手段」 前記問題点を解決するための手段を実施例に対応する第
１〜第４図を用いて以下に説明する。

導入路１ａから弁室１ｃ、弁座１ｄを経て導出路１ｂへ
至る本体ｌの該弁室１ｃに、該弁座１ｄを開１１（する
シート板２ａを有する弁体２を活動自在に収臓すると共
に、該シート板２ａに突設した軸２ｂに、液面と連動す
るフロート４部を直接連結している。

１作用Ｊ 容器１２の充填ネックリング口に、管１３と本体１の導
入路１８口とを接続したものを挿入して収付ける。そし
て、管１３に流入した液体は導入路１ａから弁体２を弁
１２１止しない程度に押上げて導出路１ｂから流出し、
容器１２内に充填される。そして、フロー１へ４は液面
の上昇と同じく浮上し、該フロー１−４部に直接連結さ
れた弁体２のシーＩ・板２ａも同様に浮上する。そして
、所定の高さに達すると、弁座１ｄとシート板２ａとの
隙間が小さくなり、ついには弁Ｉｆｆ（ｆ　してしまい
、過充填が防止される。そし、て、充填を止め、流体を
取出して使用し、液面が下がるとフロー１〜４の自重に
より、直接連結された弁体２も押下げられてリセッＩ〜
される。なおこの時、シート板２ａと弁座１ｄ部との間
、あるいは本体１と管１３との固定用のピン１３ａ部等
から、管１３内の液体を過充填防止装置外に微少漏れさ
せておき、鎖管１３の内外を等圧力化して、フロー１〜
４の速やかな復帰を助けている。従来例に於いても微少
漏れは必要である。なお、特殊事情でこの過充填防止装
置から容器１２内の液体を取出す場合は、導出路ｌｂ口
は充填液面より下方でよいため、フロート４は導出路１
ｂより上方にセットし、気体を取出す場合は、導出路ｌ
ｂ口は充填液面より上方になければならないため、フロ
ート４は導出路１ｂより下方にセットしておく。

１°実施例」 以下図面に基づいて本発明について更に詳しく説明する
。

第１〜第２図はＬＰガス自動車の容器用の過充填防止装
置である本発明の一実施例を示す。

１は円柱状体に段状の穴を設けて、導入路１ａから弁室
１ｃ、弁座１ｄを経て側方の導出路１ｂ、ｌｂへ至る流
路を有する本体である。２は外周に刻設された複数個の
流路２Ｃを有すると共に、弁座１ｄを開１，７（するシ
ート板２ａに軸２ｂを突設した弁体である。そして、本
体ｌの弁室１ｃに、＋１１２ｂに圧縮コイルばねである
押下げ付勢手段１０ａを外嵌させて、弁座」ｄにシート
板２ａを所定の流体圧力で弁閑正する様に小弁開状態に
対向させた弁体２を活動自在に挿入している。７は弁室
１ｃに嵌着した弁体２の抜は止め川のＣ形の゛止メリン
グである。そして、本体１の上端面から突出した軸２ｂ
にコ字形のアーム５の中央部を止め輪６．６で固定し、
該アーム５の両端部を環状のドーナツ形のフロート４に
挿入してワッシャ９・、９で受けて抜は止め固定してい
る。なお、フロート４は発泡ウレタン等の流体に浮Ｅす
る材料で出来ている。又、アーム５は金属板、金属棒、
合成樹脂成形等により製作出来る。８はフロート４が液
面に揺れて本体１にぶつかるのを防ぎ、合せて音を消す
Ｏリング状の防音リングで該本体１に外嵌されている。

従って、この過充填防止装置を使用する場合は、導入路
１３口に洩れ止め用の０リングを介在させて管１３を嵌
入して固定用のビン１３ａ゛で抜は止めし、第２図示の
弁閑止状Ｒ図の様に、容器１２内の垂直方向に向け、鎖
管１３の充填側の充填ネックリングに充填弁１１を取付
けている。そして、充填液面が上昇すると、フロート４
も同様に上昇し、同じ動きで上昇する弁体２がついには
弁１４止する。なお、当実施例に於いては、充填弁１１
に安全弁を有するため、気体とつながる必要があり、フ
ロー１〜４は導出路１ｂより下方にセラＩ・されている
。

第３１ＡはＬｌ）ガスのバルク容器用の過充填防止装置
である本発明の別の一実施例を示す、大形であるバルク
容器に於いては、充填弁１１から気体を取出すことがな
いので、フロート４は導出路１ｂより上方にセット出来
る。従って、本体１の上端面から突出した軸２ｂを、円
柱状のフロー？−４のｉｔ道通穴挿入し、止め輪６．６
℃直接連結している。なお、当実施例では弁座１ｄを開
閉する盤状のシート板２ａを有する弁体２の該シーＩ・
板２ａの両側に突設した軸２ｂを、弁１ｍ方向に押下げ
付勢手段１０；ｌを介在させて、本体ｌと流路３ａを有
するガイド板３とで４２１　！ＪＪ自在に支持し、てい
る、又、ビン１３ａは止めネジとしている９そして、上
記実施例と同等の作用効果がある。又、第４１４示の様
に、弁体２に直接連結されたフロート４部が重い場合は
、液体の押上げ力とのバランスでガイド板３側の軸２ｂ
に圧縮コイルばねである押りげ付勢手段１０ｂを介在さ
せてもよい。

なお以上の実施例に於いては、上述の様に、弁体２とフ
ロー１〜４部とを合せた重さと、液体の押−１−げ力と
のバランス状態で、押りげ付勢手段１０Ｆ）、押下げ付
勢手段１０ａ、あるいは付勢手段を介在させない等任意
にすればよい。従って第ｔｔａ示例に於いても、フロー
ト４部が＋ｌｊい場合は、流路２ｃと＋Ｌメリング７と
の間に押りげ付勢手段１０ｈを介在さぜることも出来る
。又、押上げ付勢１１段１０ｂ、押下げ付勢手段１０　
ａの両方を同時に使用することも出来る。

又、軸２ｂにフロート４部を直接連結するには、フロー
ｔへ４に直接連結したり、あるいはアーム５を介在させ
て連結してもよい。

又、弁体２、フロート４、アーム５の形状も任意の形状
とすることが出来る。

そして、Ｌｌ’ガス、プロパンガス以外の液体用として
使用できる。

を発明の効果」 本発明の利点とするところは次の通りである。

従来の弁体の軸とフロート部とを直接連結しない場合と
比較し、フロート４と弁体２とが完全に連動するために
、弁閑止作動、復帰作動が確実である。そして、構造も
簡単で故障の危険性も少ない、又、フロート４は本体１
の周囲蚤こ位置するなめ、従来の様に容器の内壁にぶつ
かることがなく、消音キャップを冠着する必要はない、
又、本発明の過充填防止装置を充填ネックリング口より
挿入して容器内に取付ける時、挿入しやすく、フロート
４をぶつけて高さ設定位置が狂うといったこともない。

さらに、弁１１１止作動は従来の様に急激でないため、
弁１１扛二作動の街撃も少ない。そして部品点数も少な
く１組付けも簡単なため、大幅な原価の低減が計れた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す断面図、第２図は本発
明の同実施例の弁閑止作動状悪を示す断面図、第３図は
本発明の別の一実施例を示す断面１ｍ、第４１２４は本
発明の更に別の一実施例を示す部分断面図、第５〜第６
図は従来例を示す断面図である。 １．１０１−・・本体、１ａ、１０１ａ−導入路、１ｂ
、１０　ｌ　ｂ・、Ｎ出路、１ｃ、１０１ｃ・・・弁室
、１ｄ、１０１ｄ・・・弁座、２．１０２・・・弁体、
２ａ、１Ｏ２ａ−・−シー１〜板、２１）、１０２ｂ、
、、軸、２ｃｍ３ａ−流路、３．１０３・・・ガイド板
、４，１０４・・・フロート、５，１０５−・・アーム
、６・・・止め輪、７・・・止メリング、８・・・防音
リング、９・・・ワッシャ、１０ａ・・・押下げ付勢手
段、１０ｂ・・・押上げ付勢手段、１１・・・充填弁、
１２・・・容器、１３・・・管、１３ａ・・・ビン、１
１４ａ・・・切欠面、１１４ｂ・・・倣い面。 特許出願人　　　　　日笠技研株式会社代表者　日笠勝
弘

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 導入路（１ａ）から弁室（１ｃ）、弁座（１ｄ）を経て
   導出路（１ｂ）へ至る本体（１）の該弁室（１ｃ）に、
   該弁座（１ｄ）を開閉するシート板（２ａ）を有する弁
   体（２）を摺動自在に収臓すると共に、該シート板（２
   ａ）に突設した軸（２ｂ）に、液面と連動するフロート
   （４）部を直接連結したことを特徴とする過充填防止装
   置。