JPS63150544A - 窓用換気扇 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は既築住宅等において穴あけ工事等することなく
窓に簡単に取付けて換気することができる窓用換気扇に
関するものである。

従来の技術 従来より窓等に取付けられる窓用換気扇は、窓の開閉が
可能なように取付けられる場合がほとんどであった。

この窓の開閉が可能な窓用換気扇を第４図および第５図
に示すが、図において１００は窓用換気扇本体で、その
背面に室外側給排気口１０１を有し、前記窓用換気扇本
体１００は窓１０７を開閉自在に納めた窓枠１０３の室
内１０８側のレール１０９上に取付枠１ｏ４．下板１０
５によって取付けられ、すき間にパネル１０６をはめ込
むことによって取付けられている。

また窓用換気扇本体１ｏｏは、窓１０７が開閉可能なよ
うに取付けられている。なお、図中１１０は室外を示す
。

発明が解決しようとする問題点 上記のように取付けられた窓用換気扇において、換気を
しようとするとき、その都度窓用換気扇のスイッチを入
れるとともに窓１０７を室外側給排気口１０１が開放す
る所定の位置まで開けなければならず、窓１０７を閉め
たままで、つまり開は忘れの状態でも、窓用換気扇のス
イッチを入れれば運転状態になる。しかし窓１０７が閉
っているので正常な換気という本来の機能を発揮できな
いという問題があった。

本発明は上記従来の問題点に留意し、窓用換気扇がスイ
ッチを入れても、窓を室外側給排気口が開放する所定の
位置まで開けなければ運転できない窓開は忘れ防止装置
を具備した窓用換気扇を提供することを目的としたもの
である。

問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は窓が開閉可能に取
付けられた窓枠に設置され、送風機とこの送風機に連通
ずる室外側給排気口とを有する窓用換気扇本体に、前記
送風機と直列に電気接続されたリードスイッチを設け、
前記窓は前記室外側給排気口を開放する所定の位置まで
開かれたとき、前記リードスイッチに対応する位置にリ
ードスイッチ作動用の鉄板片を設けるよう構成したもの
である。

作　　用 この構成により、窓用換気扇の室外側給排気口が窓によ
ってふさがれている場合は、窓に設けられた鉄板片がリ
ードスイッチから離れているため、リードスイッチの接
点は開放状態となり、前記窓用換気扇の運転スイッチを
操作しても運転できない。

一方、室外側給排気口が外気と連通ずるように所定の位
置まで開放され、窓に設けた鉄板片がリードスイッチ近
傍に位置した場合は、リードスイッチの接点が閉成され
、前記窓用換気扇の運転スイッチを操作すれば運転が可
能となる。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図〜第３図にもとづき説
明する。図において、１は送風機８と、この送風機８の
運転を操作する運転スイッチ８と、室外側給排気口２と
を備えた窓用換気扇本体であり、窓枠１３の室内１７側
の室内側レール１５上に取付枠１ｏと下板１１によって
取付けられ、すき間にパネル１２をはめ込むことにより
取付けられている。なお、窓用換気扇本体１は室外１６
側の室外側レール１４上の窓９が開閉自在となるように
取付けられている。さらに、窓用換気扇本体１には、前
記運転スイッチ１８と直列に電源に接続されたリードス
イッチ３を設けている。そして、前記リードスイッチ３
は窓９に設けた鉄板片５が近傍に位置するとリードスイ
ッチ３の接点４が閉成され、前記鉄板片６がリードスイ
ッチ３から離れると接点４が開放される。また、前記リ
ードスイッチ３は、固定ネジ６と調節バネ７により窓用
換気扇本体１に固定されているが、前記固定ネジ６を調
節することにより、前記鉄板片との距離を調節すること
ができ種々の窓に対応できるよう配慮されている。

上記構成において、室外１６側の窓９が閉状態になった
とき、すなわち、室外側給排気口２が窓９によって閉鎖
されたときは、第２図に示すように窓９に設けられた鉄
板片６は窓用換気扇本体１に設けられたリードスイッチ
３と遠く離れているのでリードスイッチ３の接点４は開
放状態とな９、引きひも１８ａを操作しても運転スイッ
チ１８は、閉成されず送風機８は運転されない。

一方、窓９が開状態となったとき、すなわち、室外側給
排気口２が窓９で閉鎖されなくなったときは、窓９に設
けられた鉄板片６が窓用換気扇本体１に設けられたリー
ドスイッチ３の近傍に位置するので、前記リードスイッ
チ３の接点４が閉成状態となり、引きひも１８ａを操作
すれば、運転スイッチ１８が閉成され、送風機８は運転
される。

以上のように、本実施例によれば、窓用換気扇本体１は
、室外１ｅ側の窓９によって室外側給排気口２が閉鎖さ
れているときには運転できず、開放されているときのみ
運転できることにな９、運転スイッチ１８の引きひも１
８ａを操作しても、窓９が開放状態、つまり、室外側給
排気口２が開放され換気扇としての機能が発揮できる状
態になって初めて運転でき、それ以外では運転できず、
窓９の開は忘れ状態で運転されることがなくなり、常に
正常な換気が可能となる。

また、リードスイッチ３は固定ネジ６と調節バネ７によ
り、窓９に設けられた鉄板片６との距離を調節でき、種
々な窓にも対応できるよう配慮されている。

発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように、本発明によれ
ば従来、窓用換気扇は窓が閉まっていても運転が可能で
あったのに対して、窓を開けて室外側給排気口が開放さ
れて、外気と連通したとき初めて運転が可能となる構成
にすることにより、窓を開は忘れて運転することがなく
なり常に正常な換気をすることができるという効果が得
られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による窓用換気扇の窓開放時
の断面図、第２図は同窓用換気扇の窓開放時の断面図、
第３図は同窓用換気扇の取付状態を示す室内側正面図、
第４図は従来の窓用換気扇の取付状態を示す室外側正面
図、第６図は同側面図である。 １・・・・・窓用換気扇本体、２・・・・・・室外側給
排気口、３・・・・・・リードスイッチ、５・・・・・
・鉄板片、８・・・・・・送風機、９・・・・・・窓、
１３・・・・・・窓枠。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 イＣ 可　３　図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 窓が開閉可能に取付けられた窓枠に設置され、送風機と
   、この送風機に連通する室外側給排気口とを有する窓用
   換気扇本体に、前記送風機と直列に電気接続されたリー
   ドスイッチを設け、前記窓は前記室外側給排気口を開放
   する所定の位置まで開かれたとき、前記リードスイッチ
   に対応する位置にリードスイッチ作動用の鉄板片を設け
   てなる窓用換気扇。