JPH02279890A - 換気装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は太陽電池の起電力により作動する換気扇を設け
た換気装置に関する。

（ロ）　従来の技術 本発明に先行する技術として、実開昭６１−５６４８７
号公報にはサツシ戸に太陽電池及び該太陽電池の起電力
により作動する換気扇を一体的に設けた換気装置が開示
されている。しかし乍ら、前記従来技術においては、太
陽電池は屋外に向は発電効率が低下して換気扇の換気能
力を低下する欠点がある。

（ハ）　発明が解決しようとする課題 ることを目的としている。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明の換気装置は、サツシ戸の一部に太陽電池及び該
太陽電池の起電力により作動する換気扇を一体的に設け
たものにおいて、前記太陽電池の表面を開閉自在におお
う摺動式覆い板と、該覆い板に設けられ、前記太陽電池
の表面を摺動する塵埃除去用ブラシ体とを有したことを
特徴としている。

（ホ）作用 上記構成により、不使用時に太陽電池の保護等のために
摺動式覆い板を摺動して太陽電池の表面を閉塞したり、
あるいは使用時に太陽電池の表面を開放したりするたび
に塵埃除去用ブラシ体が太陽電池の表面を摺動して付着
した塵埃を拭き払い、太陽電池の発電効率が塵埃で低下
することがない。

（へ）実施例 以下、本発明換気装置の実施例を図面に基き説明する。

第１図において、１はサツシ戸で、該サツシ戸し １はアルミニュームの押し出ｆ型品からなる上下底め込
でいる。

８は前記サツシ戸１の上部に装備された換気装置で、該
換気装置８は前記上部中間枠６より上部に嵌め込んだ取
付基板９の左半側の外向表面に取り付けられた太陽電池
１０と、前記取付基板９に穿設した換気扇取付孔部１１
に、内向裏面側からＬ字型金具１２により取り付けられ
た直流駆動型の換気扇１３とを備えている。

前記太陽電池１０は四角形状であって、表面１０ａを太
陽に向けることで発電する。

前記換気扇１３は枠体１４内に直流電動機１５及び換気
用送風羽根１６を備え、前記太陽電池１０と電気的接続
されることで、太陽電池１０の起電力により直流電動機
１５が回転し、前記送風羽根１６が回転して室内空気を
換気するようになっている。尚前記太陽電池１０と前記
換気扇１３との間にニッケルカドニウム電池のような二
次電池を介挿し、電源スィッチを設けることにより、夜
間等に換気扇１３が作動するようにしてもよい。

１７は前記換気装置８を開閉自在に覆う摺動式覆い板で
、前記サツシ戸１の幅の約半分の幅を有し、上端部１８
をＬ型に折曲して前記取付基板９と上枠２との間隙１９
から内向き即ち、室内側に突〜出すると共に先端に手持
操作部２０を形成し、且つ前記上端部１８に、前記上枠
２下面に凹設した上レール溝２１に摺動自在に嵌め込む
凸条２２を形成しており、下端部を前記上部中間枠６の
上面に凹設した下レール溝２３に摺動自在に嵌め込んで
保持すると共に、前記凸条２２を前記上レール溝に遊嵌
することで、前記取付基板９の外向表へ 面側を左右方向に摺動するようになっている。そして、
この覆い板１７は換気装置８の不使用時には第２図のよ
うに左側に摺動させることにより太陽電池１０表面１０
ａをおおって太陽電池１０を保護すると共に換気扇１３
の表面側を覆ってシャッター板としての役目を有し、一
方、換気装置８の使用時には第１図のように右側に摺動
させることにより太陽電池１０表面１０ａ及び換気扇１
３表面側を開放するようになっている。

２４は前記覆い板１７の裏面側に、該裏面の上下両端に
わたって設けられた塵埃除去用ブラシ体で、該ブラシ体
２４は前記覆い板１７の裏面に多数のブラシ毛を植設し
て形成され、あるいは前記多数のブラシ毛を植設したブ
ラシ体２４を前記裏面に接着剤等により貼り付けて設け
てあり、前記覆い板１７の摺動により前記ブラシ体２４
が前記太陽電池１０の表面１０ａを摺動して該表面１０
ａに付着した塵埃を拭き払うようになっている。

而して、換気装置８の使用時は、第１図に示されるよう
に前記換気扇１９及び太陽電池１０は摺動式覆い板１７
で覆われず、太陽電池１０が発電してこの起電力により
換気扇１９が作動し、一方夜間等において換気装置８の
不使用時には、前記手持操作部２０を室内側で摺動させ
ることによって、第２図に示されるように、前記覆い板
１７が前記太陽電池１０表面１０ａを覆って保護すると
共に換気扇１３の表面側を覆って空気の出入りを遮断す
る。そしてこのように換気装置８の使用、不使用にとも
ない、摺動式覆い板１７を摺動するたびに塵埃除去用ブ
ラシ体２４が太陽電池１０の表面１０ａを摺動して付着
した塵埃を拭き払い、太陽電池１０の発電効率が塵埃で
低下することがない。

（１・）発明の効果 本発明の換気装置は以上の如く構成しており、特に太陽
電池の表面を開閉自在におおう摺動式覆い板に塵埃除去
用ブラシ体を設けるだけの簡単な構成で、前記覆い板の
摺動にともない前記ブラシ体が太陽電池の表面を摺動し
て表面に付着した塵埃を拭き払うものである。従って太
陽電池の発電ることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は何れも本発明換気装置の実施例に関し、第１図は
換気扇の使用状態の斜視図、第２図は換気扇の不使用状
態の斜視図、第３図は第１図Ａ−Ａ断面図、第４図は第
１図Ｂ−Ｂ断面図、第５図は第１図Ｃ−Ｃ断面図である
。 １・・・サツシ戸、８・・・換気装置、１０・・・太陽
電池、１３・・・換気扇、１７・・・摺動式覆い板、２
４・・・塵埃除去用ブラシ体。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）サッシ戸の一部に太陽電池及び該太陽電池の起電
   力により作動する換気扇を一体的に設けたものにおいて
   、前記太陽電池の表面を開閉自在におおう摺動式覆い板
   と、該覆い板に設けられ、前記太陽電池の表面を摺動す
   る塵埃除去用ブラシ体とを有したことを特徴とする換気
   装置。