JPS631493Y2 - - Google Patents

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JPS631493Y2
JPS631493Y2 JP8532181U JP8532181U JPS631493Y2 JP S631493 Y2 JPS631493 Y2 JP S631493Y2 JP 8532181 U JP8532181 U JP 8532181U JP 8532181 U JP8532181 U JP 8532181U JP S631493 Y2 JPS631493 Y2 JP S631493Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は無線回線によるフアクシミリ信号を受
信する際、最良の受信周波数を選択するための同
調表示装置に関する。
この装置は同調指示に複数個の表示器を使用
し、同調曲線に沿つてリニアに点滅させることに
より同調の程度を判断し易くたフエージングやマ
ルチパスエコー等による電界状態の良否を判定
し、これにより上記表示器を点滅させる機能を付
加し、良質の画像を得るための周波数選択を目的
とした同調表示装置である。
一般に無線回線を用いる通信は送信周波数に対
して受信機の周波数を合せる周波数同調を行なう
必要がある。更に、特に短波帯に於いてはフエー
シングやマルチパスエコーなど電波の伝播状態に
より、受信状態が大幅に悪化するため通常1つの
情報を複数の周波数を使用して送信している。従
来、これに対する同調回路はブラウン管(以下
CRTという)を使用したものや1個又は2個の
表示器(ランプや発光ダイオード)を使用してい
た。CRTを使用した同調回路では受信したフア
クシミリ信号を1900Hz±400Hz(1500Hzが黒信号
で2300Hzが白信号)の低周波信号に変換し、これ
を1500Hzと2300Hzのバンドパスフイルタを通し、
例えば1500Hzをたて軸、230Hzを横軸にした十字
パターンにより、各々の同調点に於いて最大振幅
とし離調度が大きくなるに従い振幅を小さくし、
例えば±150Hz程度離調した点を記録再生上の受
信限界として振幅幅を最小点としていた。この回
路方式では同調点に対し振幅の大きさを見ること
により離調周波数を判断するために非常に見易い
という利点があつたがCRTを使用しているため、
価格、及びスペースフアクターの面で大きな問題
があつた。
表示器を用いた指示方式の場合は、フアクシミ
リ信号1500Hzと2300Hzのバンドパスフイルタに通
しこれを整流(1500Hz、2300Hzとも同極性)して
直流に変換し、ある一定の離調点、例えば±150
Hz以内に周波数が徴調され、この整流された直流
電圧が基準電圧より高くなつた時、或いは低くな
つた時同調指示回路を動作させて表示器を作動さ
せていた。この方式では完全な同調点が判断しに
くいという欠点があつた。短時間に生じた伝播路
の変化たとえばフエージングやマルチパス等に対
し、CRT方式の場合は残像により、又表示器方
式の場合は整流平滑用コンデンサの時定数により
これら現象の生じたことが判断出来なかつた。し
たがつて実際にフアクシミリ信号を記録したうえ
でフエージングやマルチパスエコーを判断しなけ
ればならなかつた。
本考案はこれらの欠点を解決することを目的と
する。また本考案の目的は離調点をいくつかの段
階に分けて設定し、これに対する周波数幅を表示
することにより極めて簡単に同調することのでき
る同調表示装置を提供するにある。さらにまた本
考案の目的はフエージングやマルチパスエコーが
生じた場合、これを検出することにより表示器を
実質的に点滅して最良の受信周波数を簡単に選択
できるようにした同調表示装置を提供するにあ
る。
以下添付した図面を参照しながら本考案による
同調表示装置を詳述する。
本考案に係る回路は3つの部分から構成され
る。すなわち、同調回路部と電界チエツク回路部
と同調表示回路部とから成る。同調回路部はフア
クシミリ信号の一部をフイルタに通してその成分
信号すなわち黒信号と白信号を取り出し、夫々直
流に交換した後、合成して基準同調特性曲線の各
点のレベルと比較して同調状態を表わす信号を発
生する。また電界チエツク回路部はフエージング
やマルチパス等が生じて電波伝播状態が不安定と
なりそれによつて無線回線のフアクシミリ信号が
影響を受けて同信号周波数以外の周波数が発生す
る場合を検出してこれを表示するものである。こ
のような妨害を受けた場合、本装置では表示灯の
一部を点滅させてその状態を表示することもでき
る。
第1図は本考案にかゝる実施例の回路ブロツク
図であり、同調回路部において1′はフアクシミ
リ信号の入力端子、1,2はこれに共通に接続し
たバンドパスフイルタ、3,4は同フイルタの出
力に接続した整流回路、5は両整流回路の出力を
合成する信号合成回路、6は予め定めた同調曲線
に対してこの合成回路5の出力を比較するコンパ
レータである。
電界チエツク部は入力端子1′に接続するワン
シヨツトマルチバイブレータから成るバンドエリ
ミネータ8、位相比較器9、ワンシヨツトマルチ
バイブレータから成る点滅時間設定器10から構
成され、この順序に接続してある。この設定器1
0の出力は発光禁止回路11の制御端子に接続さ
れる。
また同調表示回路部はコンパレータ6の出力側
に接続された表示灯7および発光禁止回路11か
ら構成される。
次にこの動作について説明する。第1図の同調
回路部について第2図を用いて説明する。端子
1′には低周波のフアクシミリ信号で黒信号1500
Hz、白信号2300Hzから成るFS信号が入力として
与えられる。ここでバンドパスフイルタ1及びバ
ンドパスフイルタ2の中心周波数を1500Hz及び
2300Hzにとり白信号と黒信号を一担分離させる。
次に各フイルタで検出された信号を各々の整流器
3,4によつて直流に変換する。この場合、白信
号と黒信号は同極性になるように変換する。実施
例では正極性になるようにしている。次に合成回
路5によつて直流に変換された各々の信号を合成
すると第2図の様な同調特性が得られる。これは
反転した特性でも良い。第2図は横軸に周波数、
たて軸に電圧をとつた予め定めた同調特性曲線で
あり、fcは1500Hzと2300Hzを合成したものの同調
点を示すことになり、fcの同調点は即、受信周波
数の同調点とみることが出来る。第2図のv1〜v6
はコンパレータ6の動作レベルを表わしr1〜r6
fcに対する離調範囲を示し夫々図のように対応す
るものとする。合成回路5の出力電圧がv1の時の
離調範囲はr1,v2でr2,v3でr3,v4でr4,v5でr5
あることを示す。この様に形成された合成回路の
出力をコンパレータ6に入力する。コンパレータ
6の出力は表示灯7に供給される。表示灯7は10
個の発光素子、たとえば発光ダイオード,,
…,,から成り、この順序に並んでいる。ま
た発光ダイオードと、と、と、と
、とがそれぞれ直結されている。なおは
発光ダイオード全部の火灯を禁止する入力の端子
を示す。コンパレータ6の出力は次のように発光
ダイオードに接続されている。すなわちコンパレ
ータ6の出力がv1のときダイオードとが点灯
し、またv5のとき総ての発光ダイオードから
が点灯するようにし、v6に出力があつた場合は離
調範囲の限界として発光ダイオードを総て消灯す
るようにする。したがつて、r6の周波数範囲を所
望の離調範囲に合せて設定してやれば良い。具体
的に説明すれば、例えばfcの同調点に対しr1をfc
±30Hz、r2を±60Hz、r3を±80Hz、r4を±100Hz、
r5を±120Hz、r6を±140Hzに設定すれば離調範囲
がfcつまり、0から30Hz以内の時は、発光ダイオ
ードのとが点灯し、±30Hzから±60Hzの中に
ある時は,,,が点灯し、±60Hzから100
Hzの中にある時は,,,,,が点灯
し、±100Hzから±120Hzの中にある時は,,
,,,,,が点灯し、±120Hzから
140Hzの中にある時は,,,,,,
,,,の総ての発光ダイオードが点灯
し、±140Hz以上離調している時は総ての発光ダイ
オードを消灯させることになる。
次に第1図の電界チエツク回路部を第3図を用
いて説明する。
第3図のaとa′は端子1′に与えられる入力信
号の波形であり、bは入力aに、b′は入力a′に対
するワンシヨツトマルチ8の出力波形、cは入力
b′に対する位相比較器9の出力波形、dは同波形
cに対するワンシヨツトマルチ10の出力波形,
eはワンシヨツトマルチ10の出力における周波
数特性を表す。まず本回路部の基本的な考えを以
下に記す。通常受信状態の良い場合のフアクシミ
リ信号は1500Hzの黒信号分と2300Hzの白信号だけ
が交互に検出されるがフエージングやマルチパス
が生じる様な不安定な電波伝播状態の時はフエー
ジングによつて発生するランダムノイズやマルチ
パス時の位相変化によつて1500Hzや2300Hzのフア
クシミリ信号以外の不要周波数が発生する。従つ
て受信周波数が許容出来る範囲で離調した状態を
加味して一定のバンド幅を設けておき、このバン
ド外に発生する信号の多少により、電波伝播状態
を検出するものである。この実施例ではこれを検
出するためにワンシヨツトマルチバイブレータを
用いており、これにより極めて簡単にバンドエリ
ミネータを構成することが出来る。
次にこの電界チエツク部の動作を説明する。ま
ず端子1′にaの信号が入力されたとする。ここ
でf1は2300Hz、f2は1500Hzとする。この時マルチ
バイブレータは各信号の立上りでt1の時間だけ動
作する。t1の時間は上記したバンド幅の下限に相
当する周波数の2倍に設定し、t1と入力周波数の
半サイクルと比較する。つまり、1500Hzより低い
周波数分に相当する時定数の1/2の時間となる。
従つて入力aに対するマルチバイブレータ8の出
力はbのような波形となる。次に位相比較器9は
波形aとbを比較し両方ともHレベルの時、位相
比較器9に出力が発生する様な構成となつてい
る。従つて入力aの様に1500Hzと2300Hzの繰り返
えし信号だけの場合は位相比較器9に出力は発生
しない。
次にこの回路の動作をよりはつきりさせるため
端子1′にフエージングやマルチパスのある波形
a′をもつ信号を入力として与える。この入力は入
力周波数を変化していくことにより、位相比較器
9の出力がどの様に変化するかを確認するためで
あり、f3は2t1の時定数で決められる周波数の2
倍以上3倍以下、f4は2t1の時定数で決められる
周波数以下の周波数を表す。この時波形a′の様に
入力の周波数を変化させていくとワンシヨツトマ
ルチバイブレータ8の出力は波形b′の様になり、
位相比較器9の出力は波形a′とb′がHレベルの時
だけ発生し、したがつてその出力は波形cに示す
ように2t1で決められる周波数以下の場合と、2t1
で決められる周波数の倍以上の周波数の時に出力
が発生する。このことから2t1で表される周波数
をFとすればeで表される周波数特性を持ち斜線
の周波数の時に出力信号が発生するということが
理解出来る。ここでf0は1500Hzと2300Hzの中間点
で1900Hzを意味する。つまり、白周波数と黒周波
数は1900Hz±400Hzでも表現出来る。次に波形c
に表れた信号をワンシヨツトマルチバイブレータ
10に入力させるがこれはcに表れる信号は1個
の場合もあり得るし、多数発生することもあるた
め、1個発生した場合でも発光ダイオード群7の
動作が充分確認出来るようにするためである。こ
の確認の出来る時間を例えばt2とするとワンシヨ
ツトマルチバイブレータ10の出力は波形dの様
になる。この様にして得られた信号dによつて発
生禁止回路11が制御され発光ダイオード群7は
波形dがLレベルの間だけ消灯する。
以上の2回路を組合せた総合動作は、発光ダイ
オード群の,だけ点灯させるよう同調をと
り、それが点滅していないかどうかを確認し、
,だけ点灯し、これが点滅しない周波数を選
択すればよい。尚、本表示装置は発光ダイオード
を10ケにしたが、コンパレータ6の出力レベルに
従つてこれ以外の個数にすることもできる。
以上説明したように周波数同調点が明確に判断
でき、しかも実際に記録をさせて見なくても画質
の良否が判定出来る。したがつて記録をした部分
をすぐには目視できない記録紙を使用したフアク
シミリ装置等でも、本考案による同調表示装置を
用いれば、その画質を心配することなく動作させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の回路ブロツク図、
第2図は同調特性曲線図、第3図は各部の波形及
びフイルタ特性図を示す。 1,2……バンドパスフイルタ、3,4……整
流回路、5……合成回路、6……コンパレータ、
7……表示灯、8,10……ワンシヨツトマルチ
バイブレータ、9……位相比較器、11……発光
禁止回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 短波帯の無線回線を経て伝送される二つの周
    波数成分をもつたフアクシミリ信号を受信機で
    受信するために、これら両成分を検出して夫々
    直流信号に変換して表示することにより、受信
    機の同調状態を表示する同調表示装置におい
    て、前記直流信号を合成する信号合成回路5と
    これに続くコンパレータ6とその出力をそのレ
    ベルに対応して表示する適数個の表示素子から
    成る表示灯7とを備え、前記予め定めた同調特
    性曲線の周波数離調範囲を複数個の部分r1ない
    しr6に区分してこれに対応した電圧レベルを前
    記コンパレータ6の基準入力側に設定してお
    き、これと前記信号合成回路5の出力と比較
    し、該コンパレータの出力をこれに対応する表
    示灯7の表示素子に供給して前記同調特性曲線
    の離調範囲を表示することを特徴とするフアク
    シミリ受信信号同調表示装置。 2 実用新案請求の範囲第1項に記載の同調表示
    装置において、前記許容離調範囲を超えた、電
    波伝播路の変化により生ずる不要周波数をもつ
    不要信号の到来を表示するために電界チエツク
    回路部を設け、この不要信号を検出してその信
    号の到来時間だけ前記表示素子全部を瞬時に消
    灯させることを特徴とするフアクシミリ受信信
    号同調表示装置。
JP8532181U 1981-06-10 1981-06-10 Expired JPS631493Y2 (ja)

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JPS57198156U JPS57198156U (ja) 1982-12-16
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