JPS6314898B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6314898B2 JPS6314898B2 JP17341281A JP17341281A JPS6314898B2 JP S6314898 B2 JPS6314898 B2 JP S6314898B2 JP 17341281 A JP17341281 A JP 17341281A JP 17341281 A JP17341281 A JP 17341281A JP S6314898 B2 JPS6314898 B2 JP S6314898B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cord
- rubber
- adhesion
- time
- measured
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 claims description 11
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 3
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 8
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 5
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 4
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N19/00—Investigating materials by mechanical methods
- G01N19/04—Measuring adhesive force between materials, e.g. of sealing tape, of coating
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、タイヤ等の構成材料としてのコー
ドとゴムとの加硫に伴う接着の進行状態を測定す
る方法に関するものである。
ドとゴムとの加硫に伴う接着の進行状態を測定す
る方法に関するものである。
タイヤにおけるコードとゴムとの接着は品質の
良いタイヤを製造する上で非常に重要な点であ
る。ベルトなどにおいても同様なことが言える。
一般にスチールコードと未加硫ゴムとを加圧接触
させてもその時点で接着はせず、ゴムの加硫が進
むと接着も進む。これは硫黄などの薬品とスチー
ルコードめつきとが化学反応を起して接着するた
めである。従来、加硫後のコードとゴムとの接着
テストをする方法及び装置は種々ある。例えば、
コードの一端にゴムを接着した、つまり加硫を終
了した状態のものについて、そのコードとゴム部
とをつかんで引張るプルスルーテストなどであ
る。このような最終の接着も重要な特性値である
が、接着の進み具合も、例えば加硫を終つた最終
の接着が最良の状態であるか否かを検討する上で
重要な特性値である。ところが、一つのテストピ
ースについて、その接着の進み具合を測定する方
法や装置はない。
良いタイヤを製造する上で非常に重要な点であ
る。ベルトなどにおいても同様なことが言える。
一般にスチールコードと未加硫ゴムとを加圧接触
させてもその時点で接着はせず、ゴムの加硫が進
むと接着も進む。これは硫黄などの薬品とスチー
ルコードめつきとが化学反応を起して接着するた
めである。従来、加硫後のコードとゴムとの接着
テストをする方法及び装置は種々ある。例えば、
コードの一端にゴムを接着した、つまり加硫を終
了した状態のものについて、そのコードとゴム部
とをつかんで引張るプルスルーテストなどであ
る。このような最終の接着も重要な特性値である
が、接着の進み具合も、例えば加硫を終つた最終
の接着が最良の状態であるか否かを検討する上で
重要な特性値である。ところが、一つのテストピ
ースについて、その接着の進み具合を測定する方
法や装置はない。
この発明は、コードとゴムとの加硫に伴う接着
の進行状態を測定する方法を提供することを目的
とするものである。
の進行状態を測定する方法を提供することを目的
とするものである。
この発明の方法の概要は、被測定コードの一端
を未加硫の被測定ゴム中に埋設してそのゴム部を
保持すると共に加硫を進行させるように加熱し、
その加硫の開始から終了までの間を適当な時間間
隔で、上記ゴム部保持側と上記コードの他方との
間に張力を作用させることにより所定量の小変位
を短時間生じさせてその際に生じる応力を測定す
ることを特徴とするコードとゴムの接着進行状態
測定方法である。
を未加硫の被測定ゴム中に埋設してそのゴム部を
保持すると共に加硫を進行させるように加熱し、
その加硫の開始から終了までの間を適当な時間間
隔で、上記ゴム部保持側と上記コードの他方との
間に張力を作用させることにより所定量の小変位
を短時間生じさせてその際に生じる応力を測定す
ることを特徴とするコードとゴムの接着進行状態
測定方法である。
上記の所定量の小変位を短時間生じさせるよう
にすることは、加硫中のゴムからコードが抜けな
いように、かつ加硫中のゴムに永久変形が生じな
いように力を加えてその間に生じる応力を測定す
るようにしたのである。
にすることは、加硫中のゴムからコードが抜けな
いように、かつ加硫中のゴムに永久変形が生じな
いように力を加えてその間に生じる応力を測定す
るようにしたのである。
以下この発明の1実施例を説明する。この実施
例の方法には従来のプルスルーテストに使用され
ていた試験機を、その下部チヤツクを改良して用
いた。第1図はその試験機の概略の構成を示すも
ので、1はロードセル、2は上部チヤツク、3は
下部チヤツクであり、ロードセル1は機枠4の上
部に支持され、下部チヤツク3はねじ棒5の回転
によつて上下方向に移動可能なクロスヘツド6に
支持されている。下部チヤツク3は、第2図に見
られるように、ゴム片保持部7を有し、ゴム片保
持部7内にヒータ8を図示していない温度検出器
と共に埋設され、外面を断熱材9によつて被覆さ
れている。このチヤツク3は、ゴム片10でコー
ド11を挾むようにしてそのゴム片10を保持す
るようになつている。また、ヒータ8はゴム片1
0を加熱して加硫を進行させるためのものであ
り、実際の製品と同じ条件で加熱を行い得るよう
になつている。また、試験機は従来コードとゴム
片を接着した(加硫した)ものについてゴム片か
らコードが抜ける時の最大応力を測定していた
が、この実施例においては、応力が零の状態から
クロスヘツド6を所定の寸法だけ下降させて、所
定短時間保持した後に元の応力が零の状態に戻
し、その間の応力を自動的に測定するようになつ
ている。
例の方法には従来のプルスルーテストに使用され
ていた試験機を、その下部チヤツクを改良して用
いた。第1図はその試験機の概略の構成を示すも
ので、1はロードセル、2は上部チヤツク、3は
下部チヤツクであり、ロードセル1は機枠4の上
部に支持され、下部チヤツク3はねじ棒5の回転
によつて上下方向に移動可能なクロスヘツド6に
支持されている。下部チヤツク3は、第2図に見
られるように、ゴム片保持部7を有し、ゴム片保
持部7内にヒータ8を図示していない温度検出器
と共に埋設され、外面を断熱材9によつて被覆さ
れている。このチヤツク3は、ゴム片10でコー
ド11を挾むようにしてそのゴム片10を保持す
るようになつている。また、ヒータ8はゴム片1
0を加熱して加硫を進行させるためのものであ
り、実際の製品と同じ条件で加熱を行い得るよう
になつている。また、試験機は従来コードとゴム
片を接着した(加硫した)ものについてゴム片か
らコードが抜ける時の最大応力を測定していた
が、この実施例においては、応力が零の状態から
クロスヘツド6を所定の寸法だけ下降させて、所
定短時間保持した後に元の応力が零の状態に戻
し、その間の応力を自動的に測定するようになつ
ている。
上記した試験機を用いてタイヤのブレーカ用ス
チールコードとそのコードが埋設されるタイヤの
部分のゴムとの接着の進行状態を測定した結果を
第3図に曲線Aとして示す。その曲線Aは、チヤ
ツク3を予熱しておいてコード11及び未加硫ゴ
ム片10をセツトし、クロスヘツド6を0.5mm下
降変位させて1秒間保持し、その間の応力を測定
して元に戻すことを5分間隔で行い、その測定応
力をグラフにしたものである。曲線Bは別に、同
じゴムについて、レオメータで測定された加硫時
間経過に伴う応力変化状態を示すものいわゆるみ
かけの応力である。曲線Cは曲線Aから曲線Bを
差し引いたもので、いわば接着の応力を示す。こ
の接着の応力をもつて接着の進行状態とみること
もできる。
チールコードとそのコードが埋設されるタイヤの
部分のゴムとの接着の進行状態を測定した結果を
第3図に曲線Aとして示す。その曲線Aは、チヤ
ツク3を予熱しておいてコード11及び未加硫ゴ
ム片10をセツトし、クロスヘツド6を0.5mm下
降変位させて1秒間保持し、その間の応力を測定
して元に戻すことを5分間隔で行い、その測定応
力をグラフにしたものである。曲線Bは別に、同
じゴムについて、レオメータで測定された加硫時
間経過に伴う応力変化状態を示すものいわゆるみ
かけの応力である。曲線Cは曲線Aから曲線Bを
差し引いたもので、いわば接着の応力を示す。こ
の接着の応力をもつて接着の進行状態とみること
もできる。
この例では時間t1を過ぎると、接着応力は一定
して殆ど変化が無くなつているとがわかる。従つ
て、このタイヤにおいてはブレーカコードとゴム
との接着は加硫時間がt1以上であればスチールコ
ードとゴムとの良好な接着状態が得られることが
わかる。
して殆ど変化が無くなつているとがわかる。従つ
て、このタイヤにおいてはブレーカコードとゴム
との接着は加硫時間がt1以上であればスチールコ
ードとゴムとの良好な接着状態が得られることが
わかる。
上記実施例は1例に過ぎないが、場合によつて
は曲線Cが山形になることも考えられ、この場合
は接着の状態が悪くなることを意味する。また最
も好ましい接着の変化状態は、加硫における望ま
しいゴム物性の変化状態と同じ傾向、特に最大値
が時間的に一致する傾向になることである。この
発明の方法は、このようなことを検討できるデー
タが得られるので、技術的にきわめて有効であ
る。
は曲線Cが山形になることも考えられ、この場合
は接着の状態が悪くなることを意味する。また最
も好ましい接着の変化状態は、加硫における望ま
しいゴム物性の変化状態と同じ傾向、特に最大値
が時間的に一致する傾向になることである。この
発明の方法は、このようなことを検討できるデー
タが得られるので、技術的にきわめて有効であ
る。
また、上記実施例では曲線Aを得るために5分
間隔で測定したが、接着反応の速いものにあつて
は、より短い例えば1分間隔で測定するものとす
る。しかし、測定については、あまり頻度を大き
くしないこと、下部チヤツクの移動距離はできる
だけ小さくとること、移動時間もできるだけ短時
間ですませることなどが、ゴムからコードが抜け
ることを防止するためにまたゴムの永久変形を防
止するために望まれることである。
間隔で測定したが、接着反応の速いものにあつて
は、より短い例えば1分間隔で測定するものとす
る。しかし、測定については、あまり頻度を大き
くしないこと、下部チヤツクの移動距離はできる
だけ小さくとること、移動時間もできるだけ短時
間ですませることなどが、ゴムからコードが抜け
ることを防止するためにまたゴムの永久変形を防
止するために望まれることである。
また、測定結果の記録は一般的にチヤートであ
るが、コンピユータ等を用いたデータ処理を行つ
てもよい。
るが、コンピユータ等を用いたデータ処理を行つ
てもよい。
第1図はこの発明の方法に使用する装置の概略
の構成を示す正面図、第2図はその装置の主要部
拡大縦断面図、第3図はこの発明の方法の1実施
例の測定結果を示すグラフである。 1……ロードセル、2……上部チヤツク、3…
…下部チヤツク、6……クロスヘツド、8……ヒ
ータ、9……断熱材、10……ゴム、11……コ
ード。
の構成を示す正面図、第2図はその装置の主要部
拡大縦断面図、第3図はこの発明の方法の1実施
例の測定結果を示すグラフである。 1……ロードセル、2……上部チヤツク、3…
…下部チヤツク、6……クロスヘツド、8……ヒ
ータ、9……断熱材、10……ゴム、11……コ
ード。
Claims (1)
- 1 被測定コードの一端を未加硫の被測定ゴム中
に埋設してそのゴム部を保持すると共に加硫を進
行させるように加熱し、その加硫の開始から終了
までの間を適当な時間間隔で、上記ゴム部保持側
と上記コードの他方との間に張力を作用させるこ
とにより所定量の小変位を短時間生じさせてその
際に生じる応力を測定することを特徴とするコー
ドとゴムの接着進行状態測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17341281A JPS5873845A (ja) | 1981-10-28 | 1981-10-28 | コ−ドとゴムの接着進行状態測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17341281A JPS5873845A (ja) | 1981-10-28 | 1981-10-28 | コ−ドとゴムの接着進行状態測定方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58012156A Division JPS58197036A (ja) | 1983-01-27 | 1983-01-27 | コ−ドとゴムの接着進行度判別方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5873845A JPS5873845A (ja) | 1983-05-04 |
JPS6314898B2 true JPS6314898B2 (ja) | 1988-04-02 |
Family
ID=15959947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17341281A Granted JPS5873845A (ja) | 1981-10-28 | 1981-10-28 | コ−ドとゴムの接着進行状態測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5873845A (ja) |
-
1981
- 1981-10-28 JP JP17341281A patent/JPS5873845A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5873845A (ja) | 1983-05-04 |
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