JPH0483927A - デイスクパツドの不良品検査方法 - Google Patents

デイスクパツドの不良品検査方法

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JPH0483927A
JPH0483927A JP19627890A JP19627890A JPH0483927A JP H0483927 A JPH0483927 A JP H0483927A JP 19627890 A JP19627890 A JP 19627890A JP 19627890 A JP19627890 A JP 19627890A JP H0483927 A JPH0483927 A JP H0483927A
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JP
Japan
Prior art keywords
friction material
roller electrode
disc pad
defective
impedance
Prior art date
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Pending
Application number
JP19627890A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kunimi
敬 国見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Akebono Research and Development Centre Ltd
Original Assignee
Akebono Research and Development Centre Ltd
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Publication date
Application filed by Akebono Research and Development Centre Ltd filed Critical Akebono Research and Development Centre Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、製造工程におけるディスクパッドの不良品
検査方法に関する。
〔従来の技術及びその諜B] ブレーキ用のディスクパッドは重要保安部品であるため
、摩擦材の配合不拘−又はひび割れ、内部ふくれ等の品
質不良を生していないことが強く求められる。しかして
、ディスクパッドは複合材料からなり、製造条件の微妙
な相違に起因して成形後に品質不良を生している場合が
ある。このため、成形後に品質不良を生していないこと
を検査する必要が生ずる。
従来のこの種の不良品検査方法としては、ひび割れの検
査にあっては、目視による方法又は打音の音色の違いに
よる方法がある。しかしながら、このひび割れ検査方法
は、人間の官能評価であり、かつ相当の時間を要するた
め、製品全数の検査は不可能であると共に、判別に個人
差があることを免れ得す、検査精度も良好とはいえない
。また、内部ふくれの検査にあっては、硬さ検査方法が
ある。硬さ検査方法は、ブリネル、ビッカース等の硬さ
を一般の硬度計にて測定して行われ、自動化も可能であ
るが、所定の加圧維持時間を要するため、効率が悪く、
製品全数の検査は同様に不可能な現状にある。加えて、
検査後に、製品表面に圧痕が残り、製品としての品質が
低下するため、硬さ検査に伴う製品歩留の低下を招来す
る。
また、摩擦材の配合不均一については、従来、検査方法
は存在していない。
〔課題を解決するための手段] この発明は、このような従来の技術的課題に鑑みてなさ
れたものであり、その構成は、金属裏金の一側面に摩擦
材を固着したディスクパッドの不良品検査方法であって
、研磨工程を経て該摩擦材の平滑度が与えられ、塗装工
程にて該金属裏金に塗装を施す前のディスクパッドを用
い、該金属裏金の表面と該摩擦材の表面との間のインピ
ーダンスの変化に基づいて、該摩擦材の不均質部分を検
知するディスクパッドの不良品検査方法である。
〔作用〕
このディスクパッドの不良品検査方法によれば、研磨工
程を経て該摩擦材の平滑度が得られ、塗装工程にて金属
裏金に塗装を施す前のディスクパッドを用いるので、水
切り用溝等を形成した不連続部分を除き、金属裏金の無
塗装の表面と摩擦材の平坦な表面との間のインピーダン
スが良品であればほぼ均一に得られる。従って、摩擦材
が不良品であること、つまり摩擦材の配合不均−又はひ
び割れ、ふくれ等の内部欠陥を生じていることを、イン
ピーダンスの検出値の変動に基づいて検知することがで
きる。これは、ディスクパッドの摩擦材は、静電容量及
び抵抗値を一般的に有するものであり、この静電容量又
は抵抗値が、摩擦材の内部性状の相違、つまり摩擦材の
配合不均−又はひび割れ、ふ(れ等の内部欠陥の存在に
よって大きく変化することを利用するものである。
かくして、ディスクパッドに関して金属裏金の表面と摩
擦材の表面との間の各部のインピーダンスの変化から、
摩擦材の一部又は全部に不均質部分が存在し、不良品で
あることを自動的に検知することができる。
〔実施例] 以下、この発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1,2図は、この発明の実施のために使用される不良
品検査装置の1例を示す。第1図中において符号1はブ
レーキ用のディスクパッドを示し、研磨工程を経て摩擦
材3の平滑度が得られた後で、塗装工程にて金属裏金2
に塗装を施す前のものである。ここで、ディスクパッド
の製造工程は、金属繊維等の繊維f基材、摩擦調整剤及
び結合剤を原料とし、原材料の配合攪拌工程−計量工程
予備プレス成形−熱ブレス成形−アフタキュア工程(熱
処理)−研磨工程−塗装工程、の順序である。しかして
、ディスクパッド1は、無塗装の金属裏金2(通常は鋼
製)の1例面に所定形状に熱処理及び研磨仕上げされて
平滑表面をなす摩擦材3が固着されて構成されている。
研磨工程を終了したこのディスクパッド1は、ベルトコ
ンヘア4によって塗装工程に向けて移送されている。
そして、ベルトコンベア4の上方には、下方に向けて弾
性材5によって付勢された回転自在な一方のローラ電極
6が備えられ、ベルトコンヘア4の間には弾性材5より
も弾発力の小さい弾性材7によって上方に向けて付勢さ
れた回転自在な他方のローラ電極8が備えられ、ヘルド
コンヘア4によって移送されてきたディスクパッド1が
、移送を阻害されることなく両ローラ電極6.8によっ
て挟装されるようになっている。なお、ヘルドコンヘア
4に設置される他方のローラ電極8は、ベルトコンベア
4によるディスクパッド1の移送を妨げないものであれ
ばよく、ブラシ電極にて構成することもできる。
一方のローラ電極6は、抵抗11の介在する回路aにて
発振器9に接続し、他方のローラ電極8は、回路すにて
発振器9に接続し、また、回路aには抵抗11(抵抗値
r)と並列に電圧計10が接続されている。
このような構成の不良品検査装置により、金属裏金2の
表面とH振材3の表面との間のインピーダンスの変化を
検出し、摩擦材3の不良品つまり摩擦材の配合不均−又
はひび割れ、ふくれ等の内部欠陥を検知する。
ディスクパッドlは、上述のように研磨工程を経て、ベ
ルトコンベア4によって塗装工程に向けて移送されてい
る。ディスクパッド1が、両ローラミ極6,8間に入る
と回路a及び回路すがディスクパッド1を介して接続し
、両回路a、bに電流が流れる。ここで、ディスクパッ
ドlの摩擦材3は、第1図に示すように静電容量Cp及
び抵抗値r、を一般的に有する。しかして、この静電容
量Cp又は抵抗値rpは、摩擦材3の内部性状の相違に
よって変化し、抵抗11の箇所の電圧が変化するため、
この電圧変化を電圧計10によって検出する。但し、図
上にては省略したが、通常、摩擦材3には水切り用溝等
の肉厚変化箇所が形成され、この部分において静電容量
CP又は抵抗値r、、が変化することとなるが、この変
化はこの実施例では無視した。
ところで、両ローラ電極6.8間、つまり摩擦材3の表
面と金属裏金2の表面との間のインピーダンスは、等価
的に Z= rp(1−j ωcp r、 )/(1+ω2c
p2r、 ” )IZl= rp / [1+ω”Cp
”r、 ” )’ム一方、電圧計10の出力電圧Vは、
発振器9の出力電圧をV、として、 V=Vr X (r/ (lZl+r) )  である
しかして、摩擦材3の配合材の不拘−又はひび割れ、空
隙等の内部欠陥の存在により、静電容量Cp又は抵抗値
r、が変化し、インピーダンス2が変化する。その結果
、電圧計10の出力電圧Vが変化することとなる。第3
図には、出力電圧■の特性線図を示す。同図から知られ
るように、品質良品の基準電圧をvl、上限電圧をv2
、下限電圧をV、として、a位置付近に上限電圧v2を
超える配合材の不均一が存在し、b位置付近に下限電圧
v3を下回る空隙箇所(内部ふくれ)が存在することが
分かる。かくして、ディスクパッド1に関して両ローラ
tffi6.8を相対移動させ、電圧計10の出力電圧
Vを読み取ることにより、摩擦材3の一部又は全部が不
良であることを自動的に検知することができる。
〔発明の効果〕
以上の説明によって理解されるように、この発明によれ
ば、次のような効果が得られる。
ディスクパッド内のインピーダンスの変化に基づいて摩
擦材の品質の良否を判定できるため、信転性の高い不良
品検査を筒易かつ自動的に行うことが可能であり、重要
保安部品であるディスクパッドの不良品が布中に出回る
ことを未然に高い確率にて防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施のために使用される不良品検査
装置の使用状態を示す図、第2図は同不良品検査装置単
体を示す図、第3図は電圧計の出力電圧−摩擦材の部位
特性を示す線図である。 1:ディスクパッド、2:金属裏金、3:摩擦材、4:
ベルトコンヘア、5,7:弾性材、68:ローラ電極、
9:発振器 I Q : を圧計、11:抵抗、a、b
:回路。 代理人 弁理士 前 1)宏 之 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、金属裏金の一側面に摩擦材を固着したディスク
    パッドの不良品検査方法であつて、研磨工程を経て該摩
    擦材の平滑度が与えられ、塗装工程にて該金属裏金に塗
    装を施す前のディスクパッドを用い、該金属裏金の表面
    と該摩擦材の表面との間のインピーダンスの変化に基づ
    いて、該摩擦材の不均質部分を検知することを特徴とす
    るディスクパッドの不良品検査方法。
JP19627890A 1990-07-26 1990-07-26 デイスクパツドの不良品検査方法 Pending JPH0483927A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06117467A (ja) * 1992-09-30 1994-04-26 Nissin Kogyo Kk ブレーキパッドの異常判定方法とその装置
EP1457769A2 (de) * 2003-03-03 2004-09-15 TMD Friction Europe GmbH Verfahren zum Herstellen von Brems-oder Kupplungsbelägen
IT202200006797A1 (it) * 2022-04-06 2023-10-06 Itt Italia Srl Sistema e metodo per effettuare online test di qualita' su blocchi di materiale di attrito di elementi frenanti per veicoli, in particolare pastiglie freno

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