JPS6314809B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6314809B2 JPS6314809B2 JP11707580A JP11707580A JPS6314809B2 JP S6314809 B2 JPS6314809 B2 JP S6314809B2 JP 11707580 A JP11707580 A JP 11707580A JP 11707580 A JP11707580 A JP 11707580A JP S6314809 B2 JPS6314809 B2 JP S6314809B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- end shield
- side support
- welding
- joint
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 23
- NMFHJNAPXOMSRX-PUPDPRJKSA-N [(1r)-3-(3,4-dimethoxyphenyl)-1-[3-(2-morpholin-4-ylethoxy)phenyl]propyl] (2s)-1-[(2s)-2-(3,4,5-trimethoxyphenyl)butanoyl]piperidine-2-carboxylate Chemical compound C([C@@H](OC(=O)[C@@H]1CCCCN1C(=O)[C@@H](CC)C=1C=C(OC)C(OC)=C(OC)C=1)C=1C=C(OCCN2CCOCC2)C=CC=1)CC1=CC=C(OC)C(OC)=C1 NMFHJNAPXOMSRX-PUPDPRJKSA-N 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 2
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
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- 238000004663 powder metallurgy Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Microwave Tubes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、フイラメント陰極下端のエンドシー
ルドとサイドサポートとの溶接が確実、容易に行
えるようにしたマグネトロンに関する。
ルドとサイドサポートとの溶接が確実、容易に行
えるようにしたマグネトロンに関する。
第1図は従来のマグネトロンの陰極構造図で、
1はMo製の下エンドシールド、2はMo製のサ
イドサポート、3は上エンドシールド、4はセン
タサポート、5は上下エンドシールドにはさまれ
て支承されたTh―Wフイラメントである。また
第2図は同陰極の下エンドシールド1とサイドサ
ポート2の固着部の斜視図である。下エンドシー
ルド1はサイドサポート2に電気溶接して固着さ
れているが、この溶接には、従来、a下エンドシ
ールド1とサイドサポート2は形状が全く異な
り、溶接時接合部で発生した熱が、下エンドシー
ルド1の側ではすぐ広く周囲に伝わつて放散する
ので接合部の温度が上昇しにくいのに対し、サイ
ドサポート2端部では熱は比較的細いサイドサポ
ートを伝わつて逃げるだけなのでサイドサポート
端部は温度上昇しやすい、bこのため溶接部で、
サイドサポート側の温度は十分上昇して溶融して
しまつても、下エンドシールド側の温度上昇は不
十分で、溶接接合部で拡散が十分に行われず溶接
強度が十分出ない、cサイドサポート端部だけ多
量に溶けて流れ、固着部に大きな「たまり」が生
じ、溶接後削り取らなければならない、dしたが
つて溶接作業は困難、不安定になる、などの問題
があつた。電子レンジ用マグネトロンの如く量産
品で低価格でなければならないものでは、これら
の問題は極めて重大である。
1はMo製の下エンドシールド、2はMo製のサ
イドサポート、3は上エンドシールド、4はセン
タサポート、5は上下エンドシールドにはさまれ
て支承されたTh―Wフイラメントである。また
第2図は同陰極の下エンドシールド1とサイドサ
ポート2の固着部の斜視図である。下エンドシー
ルド1はサイドサポート2に電気溶接して固着さ
れているが、この溶接には、従来、a下エンドシ
ールド1とサイドサポート2は形状が全く異な
り、溶接時接合部で発生した熱が、下エンドシー
ルド1の側ではすぐ広く周囲に伝わつて放散する
ので接合部の温度が上昇しにくいのに対し、サイ
ドサポート2端部では熱は比較的細いサイドサポ
ートを伝わつて逃げるだけなのでサイドサポート
端部は温度上昇しやすい、bこのため溶接部で、
サイドサポート側の温度は十分上昇して溶融して
しまつても、下エンドシールド側の温度上昇は不
十分で、溶接接合部で拡散が十分に行われず溶接
強度が十分出ない、cサイドサポート端部だけ多
量に溶けて流れ、固着部に大きな「たまり」が生
じ、溶接後削り取らなければならない、dしたが
つて溶接作業は困難、不安定になる、などの問題
があつた。電子レンジ用マグネトロンの如く量産
品で低価格でなければならないものでは、これら
の問題は極めて重大である。
本発明の目的は上記の様な問題のない、下エン
ドシールドとサイドサポートとの溶接が確実、容
易に行えるようにしたマグネトロンを提供するこ
とにある。
ドシールドとサイドサポートとの溶接が確実、容
易に行えるようにしたマグネトロンを提供するこ
とにある。
上記目的を達成するために本発明においては、
下エンドシールドのサイドサポートとの溶接部
に、あらかじめ溶接用接合部を全周にわたつて突
出させて設けておくこととした。この種の電気溶
接部では、溶接されるべき両部材が、それぞれ、
いわゆる溶融点よりわずかに低い温度まで昇温
し、形状はほぼ維持できるが、十分軟かく、しか
もねばりのある状態で両者の接合部に圧力を加
え、接合部で両部材相互に材料の拡散が生ずるよ
うにするのが良いとされている。この様な条件に
近づけるために、下エンドシールドに突出した溶
接用接合部を設け、下エンドシールド側接合部の
温度が上昇しやすいようにしたのである。
下エンドシールドのサイドサポートとの溶接部
に、あらかじめ溶接用接合部を全周にわたつて突
出させて設けておくこととした。この種の電気溶
接部では、溶接されるべき両部材が、それぞれ、
いわゆる溶融点よりわずかに低い温度まで昇温
し、形状はほぼ維持できるが、十分軟かく、しか
もねばりのある状態で両者の接合部に圧力を加
え、接合部で両部材相互に材料の拡散が生ずるよ
うにするのが良いとされている。この様な条件に
近づけるために、下エンドシールドに突出した溶
接用接合部を設け、下エンドシールド側接合部の
温度が上昇しやすいようにしたのである。
第3図は短い棒状に突出した溶接用接合部を設
けた場合の下エンドシールド1を示す。1aが短
い棒状の突出部である。この突出部1aにサイド
サポート端部をつきあわせて溶接すれば、両者間
の抵抗のバランス、熱伝導のバランスは従来に比
してはるかに改善されているので、良好な溶接を
行うことができる。この突出部1aの形状は、効
果は大きいが、素材がMoなので、粉末冶金法で
一挙に成形すればともかく、他の通常の機械工作
法では成形が容易でなく、また溶接作業の際サイ
ドサポート端部との位置合わせを要する。なお突
出部1aは1個所だけでなく複数個所に設けても
勿論差支えない。しかしながら、棒状の端部とサ
イドサポートの端部をつきあわせて溶接する必要
上つきあわせの位置決め精度を厳しく確保しなけ
ればならない。
けた場合の下エンドシールド1を示す。1aが短
い棒状の突出部である。この突出部1aにサイド
サポート端部をつきあわせて溶接すれば、両者間
の抵抗のバランス、熱伝導のバランスは従来に比
してはるかに改善されているので、良好な溶接を
行うことができる。この突出部1aの形状は、効
果は大きいが、素材がMoなので、粉末冶金法で
一挙に成形すればともかく、他の通常の機械工作
法では成形が容易でなく、また溶接作業の際サイ
ドサポート端部との位置合わせを要する。なお突
出部1aは1個所だけでなく複数個所に設けても
勿論差支えない。しかしながら、棒状の端部とサ
イドサポートの端部をつきあわせて溶接する必要
上つきあわせの位置決め精度を厳しく確保しなけ
ればならない。
従つて、本発明は、フイラメント陰極下端のエ
ンドシールドとサイドサポートとの溶接を確実か
つ容易に行える様に、エンドシールドに溶接用接
合部を突設するにあたり、エンドシールドとサイ
ドサポートの溶接点の位置決め精度(方位角精
度)に十分余裕をもたせられる様、溶接用接合部
をエンドシールドの全周にわたつて突設するもの
であり、溶接の作業性を大幅に向上するものであ
る。
ンドシールドとサイドサポートとの溶接を確実か
つ容易に行える様に、エンドシールドに溶接用接
合部を突設するにあたり、エンドシールドとサイ
ドサポートの溶接点の位置決め精度(方位角精
度)に十分余裕をもたせられる様、溶接用接合部
をエンドシールドの全周にわたつて突設するもの
であり、溶接の作業性を大幅に向上するものであ
る。
第4図、第5図はそれぞれ本発明の実施例の下
エンドシールドを示し、下エンドシールド自体の
成形が比較的容易(例えばプレス成形)かつサイ
ドサポートとの位置合わせが簡単で、溶接性も従
来よりはかなり改善された実施例の下エンドシー
ルドを示す。第4図aは突出部1bが下エンドシ
ールド1の全周にわたつて設けられているものの
外形斜視図、第4図bはその断面図である。第5
図aは全周にわたつて設けた突出部1cの先端を
とがらせ、溶接部の温度上昇を、第4図に示した
ものより容易にしたものの外形斜視図、第5図b
はその断面図である。
エンドシールドを示し、下エンドシールド自体の
成形が比較的容易(例えばプレス成形)かつサイ
ドサポートとの位置合わせが簡単で、溶接性も従
来よりはかなり改善された実施例の下エンドシー
ルドを示す。第4図aは突出部1bが下エンドシ
ールド1の全周にわたつて設けられているものの
外形斜視図、第4図bはその断面図である。第5
図aは全周にわたつて設けた突出部1cの先端を
とがらせ、溶接部の温度上昇を、第4図に示した
ものより容易にしたものの外形斜視図、第5図b
はその断面図である。
以上説明したように本発明によれば、下エンド
シールド側の溶接用突出部の発熱、温度上昇の状
況が、サイドサポート端部側に近づくようになつ
て良好な溶接状態が得られ、溶接の作業性も大幅
に向上し、かつサイドサポート径も多少小さくで
きて低原価となる。
シールド側の溶接用突出部の発熱、温度上昇の状
況が、サイドサポート端部側に近づくようになつ
て良好な溶接状態が得られ、溶接の作業性も大幅
に向上し、かつサイドサポート径も多少小さくで
きて低原価となる。
第1図は従来のマグネトロンの陰極構造図、第
2図は同陰極の下エンドシールドとサイドサポー
トとの固着部斜視図、第3図は溶接用突出部を短
い棒状にした場合の問題点を説明するための下エ
ンドシールドの斜視図、第4図aは溶接用突出部
を全周にわたつて設けた本発明に係る下エンドシ
ールドの外形斜視図、第4図bはその断面図、第
5図aは先端のとがつた突出部を全周にわたつて
設けた本発明に係る下エンドシールドの外形斜視
図、第5図bはその断面図である。 1…下エンドシールド、2…サイドサポート、
1a…1個所だけが突出している突出部、1b…
全周にわたつて設けられた突出部、1c…先端を
とがらせ、かつ全周にわたつて設けられた突出
部。
2図は同陰極の下エンドシールドとサイドサポー
トとの固着部斜視図、第3図は溶接用突出部を短
い棒状にした場合の問題点を説明するための下エ
ンドシールドの斜視図、第4図aは溶接用突出部
を全周にわたつて設けた本発明に係る下エンドシ
ールドの外形斜視図、第4図bはその断面図、第
5図aは先端のとがつた突出部を全周にわたつて
設けた本発明に係る下エンドシールドの外形斜視
図、第5図bはその断面図である。 1…下エンドシールド、2…サイドサポート、
1a…1個所だけが突出している突出部、1b…
全周にわたつて設けられた突出部、1c…先端を
とがらせ、かつ全周にわたつて設けられた突出
部。
Claims (1)
- 1 管軸の周囲に管軸に沿つて延在するフイラメ
ント陰極下端のエンドシールドを、管軸から離心
したサイドサポート端部に溶接して支持させたマ
グネトロンにおいて、前記エンドシールドのサイ
ドサポートとの溶接用接合部が、エンドシールド
の全周にわたつて突設してあることを特徴とする
マグネトロン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11707580A JPS5743342A (en) | 1980-08-27 | 1980-08-27 | Magnetron |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11707580A JPS5743342A (en) | 1980-08-27 | 1980-08-27 | Magnetron |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5743342A JPS5743342A (en) | 1982-03-11 |
JPS6314809B2 true JPS6314809B2 (ja) | 1988-04-01 |
Family
ID=14702781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11707580A Granted JPS5743342A (en) | 1980-08-27 | 1980-08-27 | Magnetron |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5743342A (ja) |
-
1980
- 1980-08-27 JP JP11707580A patent/JPS5743342A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5743342A (en) | 1982-03-11 |
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