JPS63148037A - 一体型空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は−・体型空気調和機、詳しくは室内ケーシング
を有する一体型空気調和機におけるファンモータの取付
部構造に関するものである。

（従来の技術） 従来この種の空気調和機は、第４図及び第５図に示すご
とく基板（０１）上に、冷凍サイクルを構成する室内側
熱交換器（図示せず）、圧縮機（０２）、室外側熱交換
器（０３）、減圧装置（０４）、室外側エアガイダ−（
０５）、並びにファンモータ（０６）とプロペラファン
（０７）がそれぞれ設けられていた。

また前記基板（Ｏｌ）上には室内外側を仕切るための仕
切板（０８）が設けられ、この仕切板（０８）に固定具
（０９）を設けて、この固定具（０９）にねじ（０■）
止めしたファンモータ台（０１０）を介しファンモータ
（０６）が固定されていた。さらに前記仕切板（０８）
には室内ケーシング（０１２）が密着させて設けられて
いた。

（発明が解決しようとする問題点） 処で上記のような構造では、ファンモータ（０８）支持
用のファンモータ台（０１０）を仕切板（０８）に固定
するための特別な固定具（０９）が必要であり、また作
業性が悪いとともに、固定具（０９）を設けるためのス
ペースが必要となり、大型化するという問題があった。

またファンモータ台（０１０）を固定具なしで直接仕切
板（０８）にねしく０１１）で固定する場合、前記ねじ
（０１１）の先端が仕切板（０８）を貫通して、室内ケ
ーシング（０１２）内へ突出する構造が一般的であり、
その際室内ケーシング（０１２）をスチロール製として
」１下に分割する構成とした場合、そのねじ（０１１）
の先端が室内ケーシング（０１２）内に突出し、保守作
業時に室内ケーシング（０１２）が分割できない問題が
あった。

（問題点を解決するための手段） 本発明は上記問題点を解決するために、一体型空気調和
機の基板上に室内側と室外側に分ける仕切板を設け、こ
の仕切板にファンモータ台をねじにより直接固定し、こ
の固定部に対応する室内ケーシングの一部をねじの先端
から離れる方向に凹曲させたものである。

（作用） 本発明は」１記構成により、ファンモータ台を固定する
ための特殊な固定具が不要になり、部品数が減少し、作
業性が良くなる。またファンモータ台を仕切板にねし止
めする際も、ねじの先端が室内ケーシングに突出するこ
ともなくなり、上下方向に室内ケーシングを分割する構
成としても何ら支障がなく、室内ケーシングの保守作業
が楽に行える。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を第１図〜第３図に基づいて詳
細に説明する。

同図において、（１）は一体型空気調和機の本体を構成
する基板であり、この基板（１）上に、一体型空気調和
機を室内側と室外側に区切る仕切板（２）が固定されて
いる。またこの基板（１）上には、冷凍サイクルを構成
する室内側熱交換器（１３）、圧縮機（３）、室外側熱
交換器（４）、減圧装置（５）、室外側エアガイダー（
６）並びにファンモータ（７）が設置されており、前記
ファンモータ（７）にはプロペラファン（８）が取り付
けられている。また前記仕切板（２）の室内側には、上
下に分割可能な発泡スチロール製の室内ケーシング（９
）が配設されている。

前記ファンモータ（７）はファンモータ台（１０）を介
して取り付けられるもので、このファンモータ台（１０
）は、一端が基板（１）に設けた絞り部（Ｉａ）−，１
−にねじ（１１）により固定され、他端が仕切板（２）
にねじ（１２）により固定されている。

また前記ねじ（１２）の室内側への突出部に対応する室
内ケーシング（９）部分には、ねじの先端から離れる方
向の凹溝（９ａ）が設けられている。

以上のように本実施例によれば、仕切板（２）七に、フ
ァンモータ台（ｌＯ）の一端がねじ（１２）により固定
され、他端が基板（１）の絞り部（Ｉａ）上にねじ（１
２）により固定され、さらに室内ケーシング（９）には
、ねじ（１２）の室内側への突出部に対応する位置に凹
溝（９ａ）が設けられているので、室内側に突出する前
記ねじ（Ｉ２）の先端が室内ケーシング（９）を損障す
るようなことがなく、上下に分割可能な室内ケーシング
（９）を支障なく分解することができる。また前記ファ
ンモータ台（１０）を固定するに当たり、従来のように
仕切板（２）に特殊な固定具を溶接していたものが不要
となり、部品数の削減が図れ、また作業性が良くなると
ともに、固定具の取付はスペースが不要となり、小型化
が図れるのである。

（発明の効果） 以−に詳細に説明したように本発明の一体型空気調和機
は、室内ケーシングに、ファンモータ台を固定するため
のねじ先端を逃げる凹溝を設けたもので、これによって
ファンモータ台を仕切板に直接固定することができ、フ
ァンモータを固定するための特殊な固定具が不要となり
、作業性を向上することができる。また上下に室内ケー
シングを分割するものについても保守作業時にねじ先端
が室内ケーシング内に突出することがないため、容易に
室内ケーシングの分割が行え、その保守作業が容易とな
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における一体型空気調和機の
要部の側面断面図、第２図は同一体型空気調和機の外箱
をはずした斜視図、第３図は同一体型空気調和機の室内
ケーシングを室外方向より見た正面図、第４図は従来例
を示す外箱をはずした空気調和機の斜視図、第５図はそ
の要部側面図である。 −〇− （＋）・・・基板 （２）・・・仕切板 （７）・・・ファンモータ （９）・・・室内ケーシング （９ａ）・・・凹溝 （１０）・・・ファンモータ針 （Ｉ２）・・・ねじ ＝７− −　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　派派 １　、ｓ＋

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 室内ケーシングを有する一体型空気調和機の基板上に、
   室内側と室外側に仕切る仕切板を前記室内ケーシングに
   密着して設ける一方、前記基板上に、ファンモータを固
   定するファンモータ台を設け、このファンモータ台の一
   端を前記仕切板にねじ止めすると共に、このねじの室内
   側への突出部に対応する室内ケーシング部分に凹溝を設
   けてなる一体型空気調和機。