JPS63147932A - 多機一軸式ガスタ−ビン装置の減速機 - Google Patents

多機一軸式ガスタ−ビン装置の減速機

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JPS63147932A
JPS63147932A JP29211986A JP29211986A JPS63147932A JP S63147932 A JPS63147932 A JP S63147932A JP 29211986 A JP29211986 A JP 29211986A JP 29211986 A JP29211986 A JP 29211986A JP S63147932 A JPS63147932 A JP S63147932A
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JP
Japan
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gas turbine
power
gear
shaft
fuel
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Application number
JP29211986A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ogawa
博史 小川
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ガスタービンエンジンにより例えば発電機等
の作!i、iを駆動づるようにしたガスタービン装置に
関し、特に詳しく112個以上のガスタービンエンジン
からなるパワーモジュールの動力を1本の出力軸に取出
すようにした多n−軸式ガスタービン装置の減速機に関
するbのひある。
(従来技術及びその問題点) 本件出願人は、3個以上のガスタービンエンジンを右す
る、この極の多機一軸式ガスタービン装F1について特
願昭61−27089号を既に出願している。
しかしながら、この種のガスタービンHHでは3台のガ
スタービンエンジンの内、任意の1台或は2台を停止し
て低燃費運転するために、停止しているガスタービンエ
ンジンに係る補機駆動ギヤを、運転中のガスタービンエ
ンジンの動力で駆動する必要があり、このような補機駆
動に関する技術の確立が要望されている。
(発明の目的) 本発明は、複数のガスタービンエンジンを有するガスタ
ービン装置において、停止しているガスタービンエンジ
ンに係る補機駆動ta椛を、他の運転しているガスラダ
ービン磯閏からの動力で駆動できる多機−軸式ガスター
ビン装置の減速機を提供することを目的としている。
(発明の構成) (1)技術的手段 本発明は、動力を発生するパワーユニットと、パワーユ
ニットからの動力を第1段減速機構および第2段減速I
a構で減速し、1本の出力軸から出力する減速機とを組
合わせて設け、パワーユニットを、それぞれ単体のガス
タービン機関からなる複数のパワーモジ:l−ルで形成
した多機−軸式ガスタービン装置において、減速機の第
2段減速機梠に各パワーモジュールに連結した中間軸を
設け、中間軸にワンウェイクラッチを介して、いずれか
1個のパワーモジュールが運転している時には常に回転
Jる中間1°1!を軸支し、この中間ギt・に補機駆動
ギヤを固定し、少なくともいずれか1個のパワーモジュ
ールの動力の一部で補機を駆りJし得るようにしたこと
を特徴とする多機−軸式ガスタービン装置の減速機であ
る。
(2)作用 全ての中間ギヤはいずれか1台のガスタービン機関が運
転していれば、ワンウェイクラッチによって空転するの
で、中間ギヤから補機に動力を取f111’ 。
(実施例) °第1図は本発明実施例の装置の正面略図、第2図は本
発明実施例の側面略図である。第2図において°、発電
機セットはパワーユニット1と発電機2並びに両者の間
に配置される減速装置3とで構成されており、キユービ
クル4(室)内の台床5・上に配置されている。線Qは
発電機セット全体の水平な基準線(中心線)で、この基
準線Qに沿ってパワーユニット1、減速機3、発電機2
が1列にならんでいる。
パワーユニット1は3個のパワーモジュール6(第2図
には2個のみ図示)で構成されている。
各パワーモジュール6は1台のガスタービンエンジンで
構成された概ね筒状の装置で、その中心線Pはml線Q
と平行に伸びている。各パワーモジ」−ル6の後述する
出力@1よ減速機3を介して発電機2の入力軸7に連結
されている。入力軸7は基孕線Qと同芯の位置にあり、
発“電機2本体から減速機3側へ突出している。
発電^2の上方において、キユービクル4には吸気[1
10と吸気サイレンサ11が設置)である。
吸気口10から流入した外気は吸気サイレンサ11を通
過してキユービクル4内へ流入する。この流入空気は発
電機2の冷却空気として使用され、発電機2の内部を流
れるようになっている。パワーユニット1には、(の上
方に位置ツる吸気ダクト12が接続している。吸気サイ
レンサ11を通過した空気の一部は吸気ダクト12を経
てパワーモジュール6に供給される。吸気ダクト12の
上部近傍には換気ファン13が設置)てあり、換気ファ
ン13の上方に換気サイレンサ14と換気口15が設番
プである1、キユービクル4内の空気は換気ファン13
により換気サイレンサ14を鼾で換気口15から外部へ
υ1出される。
キユービクル4の発電機2と反対側の端部には排気室1
6が形成されている。各パワーモジュール6の排気デフ
コーザに接続Jる排気ダクト17はrJl気室16内へ
突出している。排気v]6の上1ノには排気サイレンサ
18が設けてあり、その上方に排気口19が設りである
前記活気ダクト17の出口端部には詳しくは後述°する
排気逆流防止用の排気ダンパー20が股1ノであり、こ
の排気ダンパー20で1台又は2台のパワーモジュール
6だけを運転する時に、運転中のパワーモジュール6か
ら排出された高温、高圧の排気が、停止中のパワーモジ
ュール6の排気ダ°クト17に流入することを防止する
ようになっている。
第1図において、3個のパワーモジュール6は基準線Q
の両側かつ斜め下方と、基準線Qの真上とに設けてあり
、より詳細には、基準線Qを中心 ゛とする同心円上に
等しい角度間隔を隔てて位置している。
各パワーモジュール6には燃焼n21が筒状本体から突
出した状態で設けである。上方のパワーモジュール6の
燃焼筒21と第1図で左下方のパワーモジュール6の燃
焼筒21は、水平方向側方°かつ他の1個のパワーモジ
ュール6と反対の方向へ突出している。上記他の1個の
パワーモジュール6の燃焼筒21はパワーモジュール本
体から上方へ突出しており、上側のパワー七ジュール6
の側方に位置している。
前記減速機3は、詳しくは後述するように、各パワーモ
ジュール6のタイル軸からガスタービンエンジンの出力
を受りて、減速機3に内蔵されている3個のM5N!歯
車機構(第1殺減31f機構)、中閤軸を有する平歯車
機構(第2段減速機構)で、発電機2に最適な回転数に
までタイル軸の入力回転数を減速して、1本の出ツノ@
22から弾性継手23を介してR’lf機2に動力を伝
達する構造である。
第1図のa矢視図である第1a図に示すように、減速機
3の第1a図中の右端向には、3個のパワーモジュール
6に対応して各1個づつ合計3個のスターター25が設
けられている。
更に、第1a図のb矢視図である第1b図において、減
速機3の上部には燃料°ポンプ26、ガバリ28、燃料
調量弁29等から構成される燃料調量装置24が配置さ
れている。減速機3の上部左側面には3個の燃yp+戻
し弁30が設番プられている。
また、減速機3の右下端部には111滑油ポンプ31が
設番ノられ、11滑油ポンプ31からの潤滑油を調圧弁
32で調圧した後に、各パワーモジュール6毎に設けら
れた潤滑油′a!Ii弁33を介して給油するようにな
っている。
前記燃料VA量装置24の配管系統を示す第3図で、各
ガスタービン機関のそれぞれに設けられた燃料ポンプ2
6の下流側には各パワーモジュール6毎に1個ずつ設け
られた燃料調量弁29が、燃料供給配管34a、34b
、34cによるそれぞれ独立して繋がっている。この燃
料供給配管34は各パワーモジュール6の燃焼筒21(
第1図)に設けられた燃料噴射用のスプレイヤー35に
繋がっている。スプレイヤー35と燃料調丑弁29の間
の燃料供給配管34には遮断弁36が介装されている。
また、燃料調量弁29の下流側近傍の燃料供給配管34
には、エンジン停止時に余剰燃料を還流する燃料戻し配
管37の一端が分岐接続しており、燃料戻し配管37の
他端部は燃料ポンプ26より上流側位置の燃料供給配管
34に分岐接続している。燃料戻し配管37の途中には
前記燃料戻し弁30が介装されている。燃料調量弁29
には、燃料調量弁29の調量動作で燃料供給配管34か
ら取出す燃料をバイパスするバイパス配管38が接続し
、バイパス配管38の端部は燃料戻し配管37と同様に
燃料供給配管34に分岐接続している。
以上のように燃料調量弁29をスプレイヤー35と燃料
ポンプ26の間に配置したので、実際の配管組立状態を
示す第4図、第4a図、第4b図のように、燃料調量装
置24の配管系統が1!!i素化されるようになってい
る。
また、燃料調量弁29が第4図のように横一列に並んで
いるので、ガバリ28と燃11調「弁29を繋ぐリンク
機構29a(第1b図)の取同じが容易で構造が命中に
なる。
第1b図中のV−VPIi面部分図である第5図を参照
して前記減速機3の詳細構造を説明する。第5図中で、
クイルl111140は各パワーモジュール6(第1図
)のガスタービンエンジンの出力軸であり、タイル軸4
0はld高3万rpm 、以上の高速で回転する小径の
軸である。このクイル軸4oがら減速機3にη入された
ガスタービンエンジンの動力は、まず遊星減速機構41
(第1段減速機構)で減速された後に、各パワーモジュ
ール6毎に1本ずつ合計3本設けられた中径の中間@4
2に伝わり、中間軸42から平歯車減速機構43(第2
段減速機構)で更に減速されて、大径の1本の出力軸4
4から出力されるようになっている。
これらの遊星減速は横41、中間軸42、平歯車減速機
構43等はハウジング45.46内に収容されている。
まず、M星減速機構41はサン鬼゛p4Qa、遊星ギt
41a1M星キャリr41b1インターナルギt741
C1から構成されている。
インターナルギヤ41cはフランジギや42aに噴み合
い、押え板42bで固定されているフランジギヤ42a
は中間軸42にスプライン嵌合している。中間軸42と
インターナルギty 41 Gの間には、詳しくは後述
する潤滑機構の一部である連結軸47(連結部材)が配
置されている。
中間軸42の第5図中の下端部にはスターターギ942
Gが形成され、スターターギ11420にはスターター
25のピニオンギヤ25aがスターター25bで噛み合
い自在に設けられている。
平歯車減速機構43は、中間rt43G、出力ギヤ43
bから構成され、中間ギレ43 aはワン・ウェイクラ
ツチ48を介して中間軸42に軸支されている。ワンウ
ェイクラッチ48は中間軸42から中間1” 1743
 Q側へのみ動力を伝達し、逆方向には空転するように
なっている。したがって、33個のパワーモジュール6
の全部を1贋時運転づる必要はなく、任急のパワーモジ
ュール6を停止自在である。
出力ギヤ43bはボルト43cで出力軸44に固定され
ており、出力1! 1/43 bには各中間軸42に軸
支されている3個の中間ギヤ4.38が噛み合っている
(図中で(,12個の中間1“ヤ43aだけを図示)。
第5図で右側に位置する第3ガスタービンエンジン用の
中間ギ1y 43 aには、中間ギヤ43aの図中の下
面に動力取出しギヤ49がボルト49aで°固定されて
おり、動力取出しA″tt 49にtよ補備駆動ギト5
0が噛み合っている。補機駆動ギヤ50Gよ゛補機駆!
FJJ軸50aに固着されており、補機駆!II軸50
aは潤滑油ポンプ51(補機)を駆動づるようになって
いる。また、図中で左側に位置す・る第2ガスタービン
エンジン用の中間ギヤ43aによって同様に燃料ポンプ
26(補機)が駆動されるようになっている。
第1b図中のVl −Vl断面部分である第6図に示す
ように、3個並列に配列された各ガバナ28〈補機)は
、第1ガスタービンエンジン用の中間1’ 1/43 
a (第5図)に噛み合う平ギヤ55.11!155 
aに固着された平ギセ55b1ガバプ28駆動用の平1
゛し55Cを介して駆動される構造である。
したがって、yJ消油ポンプ51、燃料ポンプ26等の
補機は、ワン・ウェイクラッチ48を介して空転自在な
中間ギヤ43aで駆動されるので、3台のガスタービン
エンジンのいずれか1台が運転していれば、すべての補
機類が駆動される構造である。
第5図で左側の第2ガスタービンエンジン用の中間N4
2のスターター1″−セ42cには、スターター1゛ヤ
42Cの回転数を検出する近接スイッチ53が非接触状
態で設けられており、近接スイッチ53のパルス検出信
シー3.53 bはピックアップ53aを介して速度制
御回路54に入力される。速度制御回路54は外部から
人力されている指令信352と近接スイッチ53からの
検出信号53bとを比較して、偏差を演算し、スタータ
ーギ1142Cの回転数を指令されている回転数に一致
させるような速度制御信号54Qを前記ガバナ28(第
1b図)に送出するようになっている。
なお、第5図中では近接スイッチ53、速度制御回路5
4等は左側の第2ガスタービンエンジンにだけ図示しで
あるが、他の2゛台のガスタービンコーンジンにも同様
に近接スイッチ53、速度制御回路54等の速度制御機
構が設けられてA′3つ、人々のガスタービンエンジン
を指令されている回転数に制御づるようになっている。
このガバナ28は、平ギtz55(第6図)から取出し
た動力を油圧力に変換し、速度制′/A信2J54aに
基づいて調整される該油圧力て゛リンク機構29a(第
1b図)の移動量を増減する所謂電気−油圧式のガバナ
ーである。
以上の速度制an構とは別に、パワ−ユニット1仝体に
要求される負荷特性に応じて、ガスタービンエンジンを
燃料消費率の少ない状態で運転するための制御装硫を説
明Jる。
第3図中で燃料遮断弁36には制御回路39からの出力
信号39aが夫々伝達し得るように構成されており、出
力信f’339 aによって3台の内の任意のガスター
ビンエンジンへの燃料供給を停止するようになっている
。制御回路39には外部からのパワーユニット1への負
荷指令値s= 39 bが入力されている。制御回路3
9は、負荷指令信号39bが低下した時には1台或は2
台のガスタービンエンジンを停止さけるように出力信号
39aを出力するようになっている。
したがって、パワーユニット1に要求される負gJ4’
−Lに対する各ガスタービンエンジンの燃料消費率R(
(J/PS−h )の変化を表す第3a図に示Jように
、負荷率りが373の時は3台のガスタービンエンジン
を運転して、燃料消費率Rは特性×1になる。負荷率[
−が・2/3にまで低下して点P1に′)!tすると、
制御回路3つによって任意の1台の燃料遮断弁36へ出
力信号39aを出ツノし、残りの2台を高負荷で運転し
て特性×2に燃料消費率Rを下げる。更に負荷率りが1
/3にまで低下して点P2に達すると、任意の2台の燃
料遮断弁36へ出力信号39 aを出力し、特性×3に
燃料消費率Rを下げる。
ガスタービンエンジンは低負荷で運転するよりも高負荷
で運転する方が燃料消費率が少なく、燃費が安くなるの
で、パワ−ユニット1全体への要求負荷が低下した時に
は、以上のような制御回路39によって、3台のガスタ
ービンエンジンを低負荷で運転づるよりも、2台或は1
台のガスタービンエンジンを高負荷で運転した方が燃費
が安くなる。
次に、第5図でワンウェイクラッチ48の潤滑機構につ
いて、説明する。潤滑油ポンプ31(第1b図参照)か
ら吐出された潤滑油は潤滑油漉し器56、冷却器57、
調圧弁32(第1b図)を経て、ジヨイント58aから
ハウジング45の肉厚内の潤滑油通路58に流入する。
潤滑油通路58は潤滑油通路58bを経て前記遊星キャ
リヤ41bの環状のp459に連通し、通路59a、5
9bから前記連結軸47に形成された4通孔47Qに繋
がっている。
連結軸47と押え板42bとの間には、略ピストンリン
グ状のシールリング60(シール部材)が介装されてお
り、シールリング60で中間軸42の潤滑油通路61内
に1通孔47aから流れ込む潤滑油の圧力を保持し、こ
の油圧力でワンウェイクラッチ48にl11澗油を圧送
ヂるようになっている。
すなわち、ガスタービンエンジンが運転している時には
、中間軸42も同転するので、潤滑油通路61内に油圧
を保持しなくても、潤滑油は通路62から遠心力でワン
ウェイクラッチ48に流れ込むが、中間軸42が回転せ
ず、ワンウェイクラッチ48が空転して天吊のl11澗
油が必要なガスタービンエンジンの停止時には、前述の
遠心力が働かず、特にシールリング60で潤滑油通路6
1内の油圧を保持し、ワンウェイクラッチ48にr+滑
油を圧送するようになっている。
一方、各パワーモジコール6への潤滑油は、潤itl油
通路58から潤滑油it!NF7i弁33を経て、通路
75aから各パワーモジコール6のガスタービンエンジ
ンへ供給されるようになっている。
各パワー七ジュール6のガスタービンエンジン65を示
す第7図で、潤滑油通路58(第5図)から圧送される
潤滑油は配管64及び#i記連通路75a通って、第1
ベアリング66と第2ベアリング67に供給される。第
1ベアリング66はインペラ68の左端部を軸支するた
めの玉軸受であり、第2ベアリング67はインペラ6B
の右端部を軸支するための玉軸受である。
第7a図に示すように、これらの第1ベアリング66、
第2ベアリング67の周囲はコンプレツナ70内の圧縮
空気で膨張しで液密を保持するラビリンスシール71.
72 (エアシール)で囲まれており、第1ベアリング
66、第2ベアリング67に供給された潤滑油が漏洩す
ることを防士する構造である。
ラビリンスシール71.72はガスタービンエンジン6
5自身のコンプレッサ70から圧縮空気を受【フるので
、第2ベアリング67用のラビリンスシール72にはガ
スタービンエンジン65が運転中にのみコンプレッサ7
0からの圧縮空気が供給されている。
ところが第1ベアリング66は減速橢3のハウジング4
5(第5図)内の室45aに而しているので、ガスター
ビンエンジン65自身が停止している状態でも、他のガ
スタービンエンジン65の運転によって室45a内はオ
イルミストが充満しており、このオイルミストをシール
するために第1ベアリング66用のラビリンスシール7
1には、第7図とは異なる断面位置の部分図である第7
b図に示すように、エア配管73を通って他の2台のコ
ンプレッサ70からの圧縮空気が常時供給されるように
なっている。
更に、前記第1ベアリング66、第2ベアリング67へ
潤滑を流づ配管64の途中には潤81iIil遮断弁3
3(第1b図)が介装されており、この潤滑油遮断弁3
3で運転を停止しようとするガスタービンエンジン65
の第1ベアリング66、第2ベアリング67への潤滑油
供給を停止づる機能を宋づ。
潤滑油遮断弁33には第7図に示すように、タイマー7
6からの閉弁信号76aが伝達、される構成になってお
り、閉弁信号76aで潤滑油遮断弁33は閉弁する。タ
イマー76には、ガスタービンエンジン65への停止指
令信号69が伝達されるようになっており、タイマー7
6は停止指令信号シ69が入力された旧点から、詳しく
は俊速する所定の時間Rれを設けた後に閉弁信号76a
を閉弁する機能を備えている。
寸なわら、ガスタービンエンジン65Gよ停止指令°信
号69が指令されるのと同時に、回転を停止し得るもの
ではなく、ある程度の時間tよ慣性で空転を続【ノた後
に、回転を停止Vるので、空転している間は、第1ベア
リング66、第2ベアリング67に潤滑油を供給する必
要があり、一方では余・り長時間の時間遅れではガスタ
ービンエンジン65が回転を停止した後にも、第1ベア
リング66、第2ベアリング67へra潤滑油供給し続
けることになり、前述の通りうごリンスシール71.7
2のシール機能が喪失しているために潤滑油を漏洩させ
てしまう。
したがって、第1ベアリング66、第2ベアリング67
に必要な時間だけ潤滑油を供給し、かつラビリンスシー
ル71.72からオイル漏れが発生しない程度の所定の
時間遅れを設けるように前記タイマー76が構成されで
いる。例えば、不実施PA装置ように1台のガスタービ
ンエンジン65の出力が1000PS程度の場合には、
時間を一エンジン回転数Vのグラフである第8図に示す
ように点P3で停止指令信号69(第7図)が発信され
た後に略5秒〜15秒の時間遅れ王を設けてから、点P
4で潤滑油遮断弁33を閉弁する閉弁信号76a(第7
図)を出力するのが最適である。
以上のように第1ベアリング66、第2ベアリング67
へのTfU滑油供給を制ti++すると、時間t、エン
ジンスピードソーシール用エア圧CDP 、潤滑油圧力
LOPのグラフである第9図に示1−ようにガスタービ
ンエンジン65に停止指令信号6つが発信された後のラ
ビリンスシール72へのシール用エア圧CDPは特性Y
1を示し、一方第1ベアリング66、第2ベアリング6
7への潤滑油n力LOPは特性Y2を示し、特性Y1と
特性Y2との間に圧力差ト1が発生してし、前述のよう
にa1滑油鴻断弁33(第6図)が閉弁されるのでごオ
イル漏れは発生しない。
第2図のX部を拡大して示づ第10図で前記抽気ダンパ
ー20を説明する。排気ダンパー20は1ノ[気室16
内に間[1した抽気連結管81aの間口端部82を開閉
するように構成されており、活気連結管81aは排気連
結管81b、伸縮継手83を介して各ガスタービンエン
ジン65の排気ダクト17(第7図)に連結している。
なお、第10図では2台分の排気ダンパー20だけを図
ホしているが、3台すべてのガスタービンエンジン65
の排気ダクト17に排気ダンパー20が設けられている
排気ダンパー20は、弁板85、軸86、ウェイト87
等から構成されており、排気連結管81から排気室16
内にガスタービンエンジン65の排気ガスが排出されて
いない時はウェイト87の重さで弁板85を閉塞位置に
付勢し、排気連結管81からガスタービンエンジン65
の排気ガスが排出される時には、排気ガスの圧力で弁板
85を開弁位置に回動する構造である。軸86は、排気
室16に軸支されており、ウェイト87は弁板85と一
体に連結している。このウェイト87の重量は弁板85
の重量より僅かに軽く設定されており、排気ガスの圧力
で開弁じ易いように配慮されている。
一般にガスタービンエンジン65の排気ガスは内燃機関
と比較して遥かに高温、かつ天吊に排出されるが、本実
施例装置のガスタービンエンジン65は前述のように任
意の1合成(よ2台を停止して、残りの1台或は2台だ
けe運転する場合があり、このような場合に停止してい
るガスタービンエンジン65の排気連結管81aから高
温、大h1の排気ガスが逆流して第2図の吸気サイレン
サ11内に排気ガスが流れ込む恐れがある。
ところが、本実施例の排気連結管81aにはり気ダンパ
ー20が設けられているので、停止しているガスタービ
ンエンジン65の排気連結管81aは排気ダンパー20
の弁板85r−閉塞され、排気ガスが逆流する恐れはな
い。
以上のような構成では、第1b図に示すようにガバナ2
8が3台のガスタービンエンジン65に1台づつ設けら
れているので、°ガスタービンエンジン65の速度制御
を個別に行なうことが可能になるばかりか、パワーユニ
ット1に要求される負荷率に応じて任意のガスタービン
エンジン65を停止して、第3a図のように低燃費運転
が可能である。
また、補機駆動ギヤ50、潤滑油ポンプ31等の補機類
は3台のガスタービンエンジン65の内、少なくとも1
台が運転していれば、動力を取出して駆動され、減速機
に内蔵されているワンウェイクラッチ48(第5図)に
はシールリング60による圧力保持!!!能で充分な潤
滑油が供給され続ける。
更に、第6図の第1ベアリング66、第2ベアリング6
7に供給される潤滑油は潤滑油ポンプ33で制御され、
第1ベアリング66、第2ベアリング67から潤滑油が
漏洩することはなく、しかも必要な潤滑は確保しである
したがって、本実施例装置は3台のガスタービンエンジ
ン65を有りる発電機セットに要求される各種の性能、
機能を高レベルで満足する。
(発明の効果) 以上説明したように本発明による多機−軸式ガスタービ
ン装置の減速機では、第5図に示すように、減速機3の
第2段減速礪構(例えば平歯車減速機構43)に各パワ
ーモジュール6に連結した中間軸6(例えば実施例では
3本)を設け、中間INA6にワンウェイクラッチ48
を介して、いずれh1i個のパワーモジコール6が運転
している時には常に回転する中間1’ t/’43 a
を軸支し、この中間1”p43aに補機駆動ギ1νぐ例
えば動力取出しギヤ49)を固定し、少なくともいずれ
か1個のパワーモジコール6の動力の一部で補機(例え
ば燃料ポンプ26、ガバf28、潤滑油ポンプ31)を
駆動しli?るようにしたので、次の効果を奏する。。
燃料ポンプ26、ガバナ28、潤滑油ポンプ31、簀の
補機は、ワンウェイクラッチ48を介して空転自在に軸
支されている中間ギヤ43ar駆動されるので、3台の
ガスタービンエンジン65のいずれか1台が運転してい
れば、づべての補機類が駆動され、停止しているガスタ
ービンエンジン65に繋がる中間軸42と中間ギ1□ 
/I 3 aの間に設GJられているワンウェイクラッ
チ48に潤滑油を供給でき、また、燃料ボン126から
運転中のガスタービンエンジン65の燃料調量弁29に
燃v1を圧送でき、更に、燃料調量弁29を制御するた
めの電気−油圧式のガバナ28を駆動する動力を取出す
ことができる。
本発明の場合は複数(3台)のガスタービンエンジン6
5を備えており、各ガスタービンエンジン65をパワー
ユニット1への負荷要求に応じて第3a図に示すように
、任意の1台或は2台ガスタービンエンジン65を停止
して低燃費運転を行なうので、少なくとも1台のガスタ
ービンエンジン65が運転していれば、必要な補機類を
駆′#Jする必要があり、以上のような減速機3は複数
のガスタービンエンジン65を右づるパワーユニット1
には必須の機構であり、このような補機駆動機構によっ
て装置全体の信頼性を向上させることがぐきる。
(別の実施例) (1) 本発明実施例装置の場合には第5図に示Jよう
に、i開城速機構41を使用しているので、中間軸42
のワンウェイクラッチ48は中間軸42から中間1゛し
43a方向にだけ動力を伝達するようになっているが、
第11図に示すように遊星減速i構41の代りに平ギヤ
100を第1段減速機構として使用づる場合には、逆に
平ギヤ100から中間軸42方向にだけ動力を伝達する
ワンウェイクラッチ102を採用することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の装置の正面略図、第1a図は第
1図のa矢視図、第1b図は第1a図のb矢視図、第2
図は本発明実施例の側面略図、第3図は燃料調m装置を
示ず配管系統図、第3a図は負gJ率−燃料消費率のグ
ラフ、第4図は第3図の配管を実施例装置に組立てた状
態を示す正面組立図、第4a図は第4図の11矢視図、
第4b図は第4図のb矢視図、第5図は第1b図のv−
■断面部分図、第6図t、1第1b図のVl −Vl断
面部分図、第7図はパワーモジゴールを構成するガスタ
ービン−Lンジンの短所面部分図、第7a図は第7図の
要部拡大図、第7b図は第7図とは異なる断面位置の要
部縦断面部分図、第8図は時間−エンジン回転数のタイ
ミングチャート、第9図はn間、エンジンスピード−シ
ール用エア圧、潤滑油圧力のグラフ、第10図は第2図
のX部拡大図、第11図は°ワン・り、■イクラッチの
別の実施例を示す要部縦画面図である。1・・・パワー
ユニット、2・・・発′市機、3・・・減速機、6・・
・パワーモジュール、20・・・排気ダンパー、24・
・・燃料調埴装置、26・・・燃料ポンプ、28・・・
ガバナ、4o・・・クイル軸、41・・・′MW減速歳
構、42・・・中間軸、43・・・平歯車減速機構、4
4・・・出力軸、48・・・ワンウェイクラッチ、60
・・・シールリング 特許出願人 ヤンマーディーゼル株式会社第4δ図 3・・系達伏 6“°゛パワーモン゛ニー ル・・・悸后輩1の入〃軸 第1図 第9図 エツジシスこ°−ドT7(シv −一一φ−第3a図 負荷率L −

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)動力を発生するパワーユニットと、パワーユニッ
    トからの動力を第1段減速機構および第2段減速機構で
    減速し、1本の出力軸から出力する減速機とを組合わせ
    て設け、パワーユニットを、それぞれ単体のガスタービ
    ン機関からなる複数のパワーモジュールで形成した多機
    一軸式ガスタービン装置において、減速機の第2段減速
    機構に各パワーモジュールに連結した中間軸を設け、中
    間軸にワンウェイクラッチを介して、いずれか1個のパ
    ワーモジュールが運転している時には常に回転する中間
    ギヤを軸支し、この中間ギヤに補機駆動ギヤを固定し、
    少なくともいずれか1個のパワーモジュールの動力の一
    部で補機を駆動し得るようにしたことを特徴とする多機
    一軸式ガスタービン装置の減速機。
  2. (2)中間軸には、第1段減速機構である遊星歯車機構
    を介して各パワーモジュールが連結している特許請求の
    範囲第1項記載の多機一軸式ガスタービン装置の減速機
  3. (3)中間軸には、第1段減速機構である歯車減速機構
    を介して各パワーモジュールが連結している特許請求の
    範囲第1項記載の多機一軸式ガスタービン装置の減速機
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011043134A (ja) * 2009-08-24 2011-03-03 Honda Motor Co Ltd ガスタービン・エンジンの過回転防止装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011043134A (ja) * 2009-08-24 2011-03-03 Honda Motor Co Ltd ガスタービン・エンジンの過回転防止装置
US8904804B2 (en) 2009-08-24 2014-12-09 Honda Motor Co., Ltd. Overspeed protection apparatus for gas turbine engine

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