JPS63147845A - 模様付き合わせガラスとその製造方法 - Google Patents

模様付き合わせガラスとその製造方法

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Publication number
JPS63147845A
JPS63147845A JP29318086A JP29318086A JPS63147845A JP S63147845 A JPS63147845 A JP S63147845A JP 29318086 A JP29318086 A JP 29318086A JP 29318086 A JP29318086 A JP 29318086A JP S63147845 A JPS63147845 A JP S63147845A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
synthetic resin
transparent
frame piece
glass plates
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29318086A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamotsu Nishi
保 西
Akira Segawa
瀬川 明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MISHIBA SHIYOUZAI KK
Original Assignee
MISHIBA SHIYOUZAI KK
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Publication date
Application filed by MISHIBA SHIYOUZAI KK filed Critical MISHIBA SHIYOUZAI KK
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Pending legal-status Critical Current

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、テーブルの天板及び家其類の扉板或いは間
仕切り壁用の装飾パネルまたは採光用の窓ガラスとして
好適な模様付き合わせガラスとその製造方法に関する。
(従来の技術) 一般に、この種の用途を持つ模様付きガラスとしては、
例えばステンドグラス(イ)や種々の彩色型板ガラス(
ロ)のほか、様々な着色模様を印刷した透明フィルムを
ガラス板の表面又は裏面に貼着したもの(ハ)、或いは
ガラス板の表面又は裏面に塗料等で着色模様を直接描画
して焼付処理を施したもの(ニ)が知られている。
(発明が解決しようとする問題点) けれども、前記従来製品のうち、(イ)のステンドグラ
スや(ロ)の彩色型板ガラスは、製造に多額の工費や大
掛りな加工設備が必要で、販売価格が非常に高価になる
欠点がある。これに対しくハ)と(ニ)の模様ガラスは
比較的安価に製造できるが、模様部分の耐候性に問題が
あり、その模様や図柄が短期間の間に褪色もしくは擦損
及び剥落する弱点を免れ得ない。また、前記(イ)(ロ
)(ハ)(ニ)のガラスに表わされた模様は、いずれも
全く人工的に描かれたものである関係上、模様の表現に
天然の造形物のような深みがなく、その図柄が如何に美
しく描かれたものであっても、長期間の間には次第に飽
きが来る欠点があり、更にこれらのガラスは、主体が割
れやすいガラスで形成されているため、何かの衝撃でガ
ラスが割れたときに、尖鋭なガラス片が周囲に飛散して
思わぬ怪我をするなど安全性に問題があった。
この発明は、上記の問題を解決するために開発されたも
のであって、その目的は、天然の造形美をそのま\活か
してガラスの装飾模様に取り込み、前記の模様を長期間
に亘って製造当初のまN変色及び変質させずに維持する
と共に、割れてもガラス片が飛散する恐れのない理想的
な模様付きあわせガラスを安価に提供することにある。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 前記の目的を達成する手段として6本発明者は第1番目
の発明により、二枚の透明ガラス板で形成される表裏の
透視層間に、両ガラス板の周縁部内面に沿って合成ゴム
質の枠片を配設し、且つ。
前記枠片の内部空間に充填された透明質の合成樹脂中に
天然の造形物による模様体を埋込んだ中間透視層を介在
させ、前記の各透視層を三者一体に固着して成る模様付
き合わせガラスを開発し、第2番目の発明により、二枚
同形に裁断した透明ガラス板のうち一方のガラス板の周
縁部上面に合成ゴム質の枠片を接着した後、前記ガラス
板上面の模様形成部に中間透視層になる合成樹脂と同質
の透明合成樹脂液で天然の造形物からなる模様体を所望
の位置に仮固定し、次いで、もう一方のガラス板を前記
枠片の上面に接着し、その後、前記枠片で封鎖された二
枚のガラス板の内部空間に透明質の合成樹脂液を注入し
、最後に前記の合成樹脂液に硬化処理を施すことを特徴
とする模様付き合わせガラスの製造方法を確立し9た。
(実 施 例) 以下、本発明による模様付き合わせガラスの構′  造
とその製造方法を実施例の図面について具体的に説明す
るが、この発明は、必ずしもこれらの実施例のみに拘束
されるものではなく、製品の材質や形状及び加工の形態
等は、本発明の要旨に反しない限り、製造の対称になる
物品の使用目的に応じて自由に変更可能である。
第1図及び第2図は本発明による模様付き合わせガラス
の最も代表的な実施構造の一例を示したもので、本発明
の場合1合わせガラスGは、表裏の透視層GIIG2と
、内部に模様体5を埋設した中間透視層G3の三層構造
になっている。
このうち、表裏の透視層Gユj (+2には、透明のガ
ラス板1,2を製品の使用目的に応じて所望の大きさと
輪郭形状に裁断したものが用いられ、テーブルの天板等
のように大きな外力を受ける物品の場合には、焼入れ処
理を施した強化ガラスを使用することもある。
また、中間透視層G、は、表裏の透視層Gl * G7
.を形成するガラス板1.2間の周縁部内面に沿って配
設される枠片3と、この枠片3で封鎖された空間S t
t注入する合成樹脂4、並びに前記の合成樹脂中に埋設
される模様体5とによって構成しである。このうち、枠
片3には、表裏のガラス板1゜2との接着性が良好で然
かも弾力性のある合成ゴム、例えばブチルゴムを用い、
これをガラス板1゜2の周縁部内面に沿って配設する。
一方、前記の枠片3により封鎖された内部空間Sに注入
する合成樹脂4には、透明度が良好であることは勿論、
常温(室温)での注入成形が容易で且つ硬化処理の簡単
な合成樹脂、例えば光硬化性の合成樹脂又はこれに代わ
る硬化触媒入りの合成樹脂液を使用し、硬化後の合成樹
脂層の内部に1次に述べる方法により銀杏や紅葉の葉、
鳥類の羽毛などのように人工では得られない天然の美し
い造形物から成る模様体5を埋設しである。
第3図乃至第10図は、本発明による模様付き合わせガ
ラスの製造工程を示したもので、先ず最初に、素材にな
る透明の板ガラスを製品の使用目的に応じ方形、円形、
長方形、長円形、多角形など適宜の輪郭形状に切断し、
二枚同形に形成されたガラス板1,2のうち、一方のガ
ラス板1の上面(製品の内面)に、当該ガラス板2の周
縁部に沿って合成ゴム(ブチルゴム)製の枠片3(厚さ
約1mm〜5mm程度のもの)を第4図図示の如く接着
した後、中間透視層G3になる合成樹脂と同質の透明な
合成樹脂4を第5図図示のように部分的に塗布しておき
、その上面に予め水分を除去しである木の葉や羽毛等の
模様体5を第6図図示の如く貼着して仮固定し、次いで
、前記ガラス板2の周縁部に固定されている枠片3の上
面に、もう一方のガラス板1を正確に重ね合わせて第7
図図示のように接着する。この後、本発明の方法では、
枠片3で封鎖された二枚のガラス板1,2の内部空間S
、に、常温で注入成形が可能な透明質の合成樹脂液4を
適当な注入器具6を使用して第8図図示の如く注入し、
同時に脱気を行ないながら第9図図示のように隙間なく
充填した後、最後に前記の合成樹脂液4に紫外線を含む
光を発光装置7又は太陽光により照射する等の手段で第
10図図示のように硬化処理を施し、これによって総て
の加工を完了する。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明の模様付き合わせガラスは、二枚
の透明ガラス板で形成される表裏の透視層間に、両ガラ
ス板の周縁部内面に沿って合成ゴム質の枠片を配設し、
且つ、前記枠片の内部空間に充填された天然の造形物に
よる模様体を埋込んだ中間透視層を介在させ、前記の各
透視層を三者一体に固着してあり1合わせガラスの中間
透視層に形成された模様体は、従来の模様ガラスに見ら
れるような人工的造形模様ではなく、天然の造形物をそ
のま\透明質の合成樹脂中に埋設したものなので、これ
らの天然造形物に個有の色彩や形状及び質感を極めて忠
実に然かも立体的に表現し得ることは勿論、内部の模様
体が合成樹脂層と外側のガラス板とで二重に保≦され、
変質したり色が褪せたすせず、その美しさを長期間に亘
って半永久的に維持することができる。また、本発明の
場合、表裏のガラス板は、中間透視層の合成樹脂と周縁
部の枠片とで一体に接着固定されている関係上、外力に
対して強く耐久性に優れ、たとえ割れても、鋭く尖った
ガラスの細片が周囲に飛散するようなことがなく、極め
て安全に取扱えるなどの利点を併有しており、製造の方
法が簡mで安価に生産できる事とも相俟って、実用玉顔
る顕著な使用効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による模様付き合わせガラスの具体的な
実施構造の一例を示す斜視図、第2図は同じく中央縦断
面図、第3図乃至第10図は本発明による合わせガラス
の製造工程を示した断面図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)二枚の透明ガラス板で形成される表裏の透視層間
    に、両ガラス板の周縁部内面に沿って合成ゴム質の枠片
    を配設し、且つ、前記枠片の内部空間に充填された透明
    質の合成樹脂中に天然の造形物による模様体を埋込んだ
    中間透視層を介在させ、前記の各透視層を三者一体に固
    着して成る模様付き合わせガラス。
  2. (2)二枚同形に裁断した透明ガラス板のうち一方のガ
    ラス板の周縁部上面に合成ゴム質の枠片を接着した後、
    前記ガラス板上面の模様形成部に中間透視層になる合成
    樹脂と同質の透明合成樹脂液で天然の造形物からなる模
    様体を所望の位置に仮固定し、次いで、もう一方のガラ
    ス板を前記枠片の上面に接着し、その後、前記枠片で封
    鎖された二枚のガラス板の内部空間に透明質の合成樹脂
    液を注入し、最後に前記の合成樹脂液に硬化処理を施す
    ことを特徴とする模様付き合わせガラスの製造方法。
JP29318086A 1986-12-09 1986-12-09 模様付き合わせガラスとその製造方法 Pending JPS63147845A (ja)

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JP29318086A JPS63147845A (ja) 1986-12-09 1986-12-09 模様付き合わせガラスとその製造方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0259072A (ja) * 1988-08-26 1990-02-28 Sekisui Seikei Kogyo Kk ガラス用中間膜
KR100396176B1 (ko) * 2000-12-29 2003-08-27 최주환 창문용 페어 글라스에 있어서 문양성형 방법
JP2009502707A (ja) * 2005-07-25 2009-01-29 エガー カールハインツ 複合材パネルの製造方法

Cited By (3)

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JPH0259072A (ja) * 1988-08-26 1990-02-28 Sekisui Seikei Kogyo Kk ガラス用中間膜
KR100396176B1 (ko) * 2000-12-29 2003-08-27 최주환 창문용 페어 글라스에 있어서 문양성형 방법
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