JPS6314731Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6314731Y2 JPS6314731Y2 JP1981074569U JP7456981U JPS6314731Y2 JP S6314731 Y2 JPS6314731 Y2 JP S6314731Y2 JP 1981074569 U JP1981074569 U JP 1981074569U JP 7456981 U JP7456981 U JP 7456981U JP S6314731 Y2 JPS6314731 Y2 JP S6314731Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steamer
- lid
- main body
- edge
- steam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010025 steaming Methods 0.000 claims description 11
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 4
- 244000017020 Ipomoea batatas Species 0.000 description 2
- 235000002678 Ipomoea batatas Nutrition 0.000 description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- -1 stainless steel Chemical compound 0.000 description 1
- 210000000707 wrist Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Cookers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は蒸し器に関するものである。
従来の蒸し器は本体の底が深く、蒸し板はこの
深い底の底部付近に配置したものが殆どである。
即ち、蒸気空間の殆どを蒸し器本体で形成するも
のである。このような従来の構造では蒸し上がつ
たものを取り出す際に手を蒸し器本体の底の方ま
で入れなければならないため、手首が加熱された
蒸し器本体の縁部に触れ、火傷をする危険性があ
つた。また、茶碗蒸しの茶碗等を多数個蒸し板上
に並べる際に指先が蒸し器本体の側壁にぶつかる
ため茶碗を転倒させる惧れもあつた。また、従来
の蒸し器の蓋は使用中においては単に蒸気の漏洩
を防止する役割を果たすものであるが、蒸し器本
体の開口部を閉塞させるだけのもであるから必然
的に嵩が小さく軽量にならざるを得ず、従つて蒸
し器本体上に単に載置させるだけでは蒸気の漏洩
を防止しきれないため蓋の縁部を蒸し器本体に嵌
着させる構造をとつていた。このため使用により
蒸し器本体の形状が多少歪んでも蓋が外し難くな
り、また間隙が生ずることにより蒸気の逃げが多
くなり熱効率を悪くする原因にもなつていた。
深い底の底部付近に配置したものが殆どである。
即ち、蒸気空間の殆どを蒸し器本体で形成するも
のである。このような従来の構造では蒸し上がつ
たものを取り出す際に手を蒸し器本体の底の方ま
で入れなければならないため、手首が加熱された
蒸し器本体の縁部に触れ、火傷をする危険性があ
つた。また、茶碗蒸しの茶碗等を多数個蒸し板上
に並べる際に指先が蒸し器本体の側壁にぶつかる
ため茶碗を転倒させる惧れもあつた。また、従来
の蒸し器の蓋は使用中においては単に蒸気の漏洩
を防止する役割を果たすものであるが、蒸し器本
体の開口部を閉塞させるだけのもであるから必然
的に嵩が小さく軽量にならざるを得ず、従つて蒸
し器本体上に単に載置させるだけでは蒸気の漏洩
を防止しきれないため蓋の縁部を蒸し器本体に嵌
着させる構造をとつていた。このため使用により
蒸し器本体の形状が多少歪んでも蓋が外し難くな
り、また間隙が生ずることにより蒸気の逃げが多
くなり熱効率を悪くする原因にもなつていた。
本考案は斯かる点に鑑みてなされたもので、火
傷の危険性がなく、蒸し物の出入、蓋の取外しが
容易であり、且つ、熱効率の良い蒸し器を提供す
ることを目的としている。
傷の危険性がなく、蒸し物の出入、蓋の取外しが
容易であり、且つ、熱効率の良い蒸し器を提供す
ることを目的としている。
本考案は底の浅い蒸し器本体と、該蒸し器本体
の縁部の近傍に沿つて内設載置される蒸し板と、
該蒸し器本体に遊嵌載置される釣鐘状蓋とから成
ることを特徴としている。
の縁部の近傍に沿つて内設載置される蒸し板と、
該蒸し器本体に遊嵌載置される釣鐘状蓋とから成
ることを特徴としている。
以下、本考案を添付図面に示す好ましい実施例
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
添付図面は本考案の一部縦断正面図である。１
０は把手１１を具備する蒸し器本体であり、蒸し
器本体１０の縁部１２の近傍に沿つて周設された
段部１３上には多数の孔が穿設された蒸し板２０
が内設載置されている。３０は摘み３３を具備す
る釣鐘状蓋で、蒸し器本体１０の縁部１２上に段
部３１のところで載置され、且つ、蓋３０の縁部
３２は蒸し器本体１０の内方に遊嵌されている。
蓋３０を取り外した状態では蒸し板２０は蒸し器
本体１０の開口部近傍に位置しており、蒸し物を
出入れする際に障害となるような側壁が存在しな
いので、蒸し物の出入れが非常に容易であるとと
もに蒸し器本体１０の縁部１２で火傷する惧れも
殆どない。蓋３０は大型であるから充分重量があ
り、蒸し器本体上に遊嵌状態で載置するだけで段
部３１と縁部１２が密着し蒸気の漏洩を充分防止
できる。従つて、永年の使用で多少の歪みが生じ
ても片手で簡単に蓋の取外しが可能である。ま
た、従来の蒸し器では本体の底部で発生した蒸気
が蒸し板の孔を通り、そのまま上昇して蓋の逃げ
孔或いは、蓋と本体との間隙から外部へ逃げるこ
とになつていたが、本考案の蓋３０は釣鐘状とな
つているので、蒸し板２０を抜け出た蒸気は蓋３
０の中で篭もることになる。蓋３０の重量によつ
て段部３１と縁部１２が密着しているので蓋３０
内に篭もつた蒸気は若干加圧ぎみになり、蒸し効
果を促進するとともに蒸気の無用の発生を抑制
し、熱効率を高めることが可能となる訳である。
０は把手１１を具備する蒸し器本体であり、蒸し
器本体１０の縁部１２の近傍に沿つて周設された
段部１３上には多数の孔が穿設された蒸し板２０
が内設載置されている。３０は摘み３３を具備す
る釣鐘状蓋で、蒸し器本体１０の縁部１２上に段
部３１のところで載置され、且つ、蓋３０の縁部
３２は蒸し器本体１０の内方に遊嵌されている。
蓋３０を取り外した状態では蒸し板２０は蒸し器
本体１０の開口部近傍に位置しており、蒸し物を
出入れする際に障害となるような側壁が存在しな
いので、蒸し物の出入れが非常に容易であるとと
もに蒸し器本体１０の縁部１２で火傷する惧れも
殆どない。蓋３０は大型であるから充分重量があ
り、蒸し器本体上に遊嵌状態で載置するだけで段
部３１と縁部１２が密着し蒸気の漏洩を充分防止
できる。従つて、永年の使用で多少の歪みが生じ
ても片手で簡単に蓋の取外しが可能である。ま
た、従来の蒸し器では本体の底部で発生した蒸気
が蒸し板の孔を通り、そのまま上昇して蓋の逃げ
孔或いは、蓋と本体との間隙から外部へ逃げるこ
とになつていたが、本考案の蓋３０は釣鐘状とな
つているので、蒸し板２０を抜け出た蒸気は蓋３
０の中で篭もることになる。蓋３０の重量によつ
て段部３１と縁部１２が密着しているので蓋３０
内に篭もつた蒸気は若干加圧ぎみになり、蒸し効
果を促進するとともに蒸気の無用の発生を抑制
し、熱効率を高めることが可能となる訳である。
本考案の技術的範囲内において多種多様の実施
の態様が可能であり、例えば蒸し器本体１０は熱
伝導率の良いアルミニウム製とし、蓋３０は放熱
を抑制するためにアルミニウム以外の金属例えば
ステンレスを使用することもできる。薩摩芋を蒸
かす場合の如く多量のものを積み重ねて蒸かす必
要のある場合は蒸し板２０上に篭を置き、この中
に入れて蒸かせばよい。従来の蒸し器本体は底が
深いので他に利用価値が少なかつたが、本考案蒸
し器の本体は底が浅いので、蒸し器として利用し
ない場合は通常の平鍋として利用できる利点もあ
る。
の態様が可能であり、例えば蒸し器本体１０は熱
伝導率の良いアルミニウム製とし、蓋３０は放熱
を抑制するためにアルミニウム以外の金属例えば
ステンレスを使用することもできる。薩摩芋を蒸
かす場合の如く多量のものを積み重ねて蒸かす必
要のある場合は蒸し板２０上に篭を置き、この中
に入れて蒸かせばよい。従来の蒸し器本体は底が
深いので他に利用価値が少なかつたが、本考案蒸
し器の本体は底が浅いので、蒸し器として利用し
ない場合は通常の平鍋として利用できる利点もあ
る。
添付図面は本考案蒸し器の一部縦断正面図であ
る。 １０……蒸し器本体、１１……把手、１２……
縁部、１３……段部、２０……蒸し板、３０……
蓋、３１……段部、３２……縁部、３３……摘
み。
る。 １０……蒸し器本体、１１……把手、１２……
縁部、１３……段部、２０……蒸し板、３０……
蓋、３１……段部、３２……縁部、３３……摘
み。
Claims (1)
- 底の浅い蒸し器本体１０と、該蒸し器本体１０
の縁部１２の近傍に沿つて内設載置される蒸し板
２０と、該蒸し器本体１０に遊嵌載置される釣鐘
状蓋３０とから成ることを特徴とする蒸し器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981074569U JPS6314731Y2 (ja) | 1981-05-25 | 1981-05-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981074569U JPS6314731Y2 (ja) | 1981-05-25 | 1981-05-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57187127U JPS57187127U (ja) | 1982-11-27 |
| JPS6314731Y2 true JPS6314731Y2 (ja) | 1988-04-25 |
Family
ID=29870341
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981074569U Expired JPS6314731Y2 (ja) | 1981-05-25 | 1981-05-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6314731Y2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5517614B2 (ja) * | 1975-01-13 | 1980-05-13 | ||
| JPS5630832B2 (ja) * | 1975-04-17 | 1981-07-17 | ||
| JPS5654598B2 (ja) * | 1976-09-30 | 1981-12-26 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5517614U (ja) * | 1978-07-14 | 1980-02-04 | ||
| JPS5591405U (ja) * | 1978-12-20 | 1980-06-24 | ||
| JPS5724343Y2 (ja) * | 1979-05-28 | 1982-05-26 | ||
| JPS5628223U (ja) * | 1979-08-13 | 1981-03-17 | ||
| JPS5630832U (ja) * | 1979-08-14 | 1981-03-25 | ||
| JPS5654598U (ja) * | 1979-10-03 | 1981-05-13 |
-
1981
- 1981-05-25 JP JP1981074569U patent/JPS6314731Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5517614B2 (ja) * | 1975-01-13 | 1980-05-13 | ||
| JPS5630832B2 (ja) * | 1975-04-17 | 1981-07-17 | ||
| JPS5654598B2 (ja) * | 1976-09-30 | 1981-12-26 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57187127U (ja) | 1982-11-27 |
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