JPS5845617Y2 - 蒸し鍋 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、水が多く入り、丈夫で耐久的に使用出来る蒸
し鍋の改良考案に係るものにして、その構成を添付図面
を参照に詳述すると次の通りである。

器体１の底部寄りの周壁を数等分して平面より見て内側
に向けた凹部２と外側に向けた凸部３を交互に連続形威
し、この凹部３の頂部を周壁内面より突出した載置段部
４に形成する。

この載置段部４上に蒸気孔５を散在した目皿板６を着脱
自在に載置する。

この器体１の開口部に蓋７を設ける。

図面は周壁を６等分して３つの凹部２と３つの凸部３と
を形成した場合を図示している。

図面の蓋７は内部が見えるよう透明ガラス蓋を図示して
いる。

本考案は上述の様に構成したから次の様な特長を有する
ものである。

１ 底部寄りの周壁の数個所に内側に向けて凹部２を形
成し、この凹部２の頂部を周壁内面より突出せしめて載
置段部４に形成したからこの載置段部４に目皿板６を載
置することにより簡単にして目皿板６を底部上に載置せ
しめることが出来る。

２ この種、蒸し鍋は底部が一番加熱される訳であるが
、底部寄りの周壁においては平面より見て凹部２と凸部
３が交互に連続形威されているから補強構造になって加
熱されても変形するようなこともないし、使用中にぶつ
けても変形することもなく、丈夫で耐久的に使用される
蒸し鍋になる。

３ 使用に当たって、この器体１の中に水を入れる場合
、外側に向けて形成した凸部３の所にも水が入ることに
なるから、水が入る部分の容積が広くなり、それだけ良
好な蒸し料理が出来る。

４ この凹部２と凸部３の形成はプレス加工により行う
ものであるから容易であり、また、構造も簡単であるか
ら量産可能にして、それだけ製品を安価に提供する蒸し
鍋になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本案品の分解斜視図、第２図は正断面図、第３
図は要部の平断面図である。 １・・・・・・器体、２・・・・・・凹部、３・・・・
・・凸部、４・・・・・・載置段部、５・・・・・・蒸
気孔、６・・・・・・目皿板、７・・・・・・蓋。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 器体の底部寄りの周壁を数等分して平面より見て内側に
   向けた凹部と外側に向けた凸部を交互に連続形威し、こ
   の凹部の頂部を周壁内面より突出した載置段部に形成し
   、この載置段部上に蒸気孔を散在した目皿板を着脱自在
   に載置し、この器体の開口部に蓋を設けた事を特徴とす
   る蒸し鍋。