JPS63145309A - かつら型取り用樹脂材料 - Google Patents

かつら型取り用樹脂材料

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Publication number
JPS63145309A
JPS63145309A JP29325086A JP29325086A JPS63145309A JP S63145309 A JPS63145309 A JP S63145309A JP 29325086 A JP29325086 A JP 29325086A JP 29325086 A JP29325086 A JP 29325086A JP S63145309 A JPS63145309 A JP S63145309A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trans
resin material
wig
polyoctenamer
reproducibility
Prior art date
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Pending
Application number
JP29325086A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Kita
喜多 雅己
Kenzo Nishide
西出 健蔵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DAISERU HIYURUSU KK
Daicel Evonik Ltd
Original Assignee
DAISERU HIYURUSU KK
Daicel Huels Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63145309A publication Critical patent/JPS63145309A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、比較的低温で加熱軟化して成形可能となり、
室温に冷却すると硬化する性質を有づる樹脂材料から成
るかつらベースを製造するための雌型樹脂材料に関する
ものである。更に詳しくは、その使用が簡便で型取り成
形性に優れ、かつその再生利用が可能な樹脂材料から成
る薄板を、加熱軟化して頭部に押しあてて成形し、次い
で冷却固化させて雌型にするかつら型取り用樹脂材料に
関する。
(従来の技術) 従来のかつら型取り法は次に説明するようなものである
。まず、柔軟性合成樹脂フィルム(例えば塩化ビニル重
合体フィルム)で頭部を覆い、これに粘着テープではち
巻きをした後、全面に粘着テープを張り付けて型取りす
る。次いでこれをjfll型としてこの表面にラバーも
しくは合成樹脂の皮膜を形成させ、これを剥離してかつ
らベースを得る。しかし、この方法は操作が複雑である
ということのほか、樹脂フィルムおよび粘着テープの収
縮や変形によって、頭部の形状を正確に再現したかつら
ベースを得ることができないという大きな欠点があった
この欠点を改良するために、特開11055−1168
04号公報に見られるように、トランスポリイソプレン
重合体の1mを加熱軟化させたのち頭部に押しあて、次
いで冷却硬化させて雌型を得る方法が開示されている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記トランスポリイソプレン重合体を用いる方法は、型
取り操作がtt!純かつ容易であるという長所を持つも
のの、その型取り再現性は必ずしも十分なものではなか
った。更に、トランスボリイソブレン重合体は比較的高
価なため再利用することが望まれるが、その再生樹脂は
結晶化し難くなるので、スクラップの再利用ができない
という欠点があった・ 本発明者らはこれらのトランスポリイソプレン重合体の
欠点を改良すべく鋭意努力した結果、本発明に到達した
ものである (問題点を解決するための手段) 即ち、本発明はトランスポリオクテナマーを含有して成
るかつら型取り用樹脂材料である。
本発明で使用されるトランスボリオクテナマーは、シク
ロオクテンを重合して成り、炭素原子8個当り1個の二
重結合を持ら、かつ分子量が1万以上であることが必要
で、更にはトランス含Mが50%以上、好ましくは60
%以上、結晶化度が10%以上の範囲にあることが好ま
しい。このようなトランスポリオクテナマーは、融点が
25゜C以上好ましくは30〜60″Cの範囲にあり、
ガラス転移点は一75°〜−30°Cの範囲にあるため
、本発明の目的には最適の樹脂である。
このトランスポリオクテナマーを構成する基材であるシ
クロオクテンの合成法としては、種々の方法が採用でき
るが、例えばブタジェンを二〇化した後残った二重結合
2個のうち1個を水素添加することにより得られる。
このシクロオクテンを出合してトランスポリオクテナマ
ーを得る方法としては、種々の重合法が採用できるが、
例えばメタセシス重合法により重合すると、トランス量
のコントロールが容易で好都合である。
本発明のかつら型取り用樹脂組成物においては、上記ト
ランスポリオクテナマーの他に、硬度、可塑性、型取り
再現性な、どを調整するために、必要に応じて他の樹脂
、ゴムや可塑剤、無機充填剤を配合することができる。
また、重合体樹脂材料に添加する一般的な添加剤である
安定剤や顔料等は、本発明の場合でも従来樹脂材料と同
様に適宜添加することができる。
(発明の効采) 本発明によって提供されるかつら型取り用樹脂材料は、
頭部型取りの操作が単純かつ容易であって、型取りの再
現性に優れ、かつスクラップの再生利用が可能であると
いう特徴を持つものである。
(実施例) 本発明を更に詳細に説明するため、以下に本発明の実施
例を示す。
実施例1.2 表1に示すトランスポリオクテナマー(ヒュルス社製V
ESTENA)lER8012及ヒVESTENAHE
R6213) ヲ、11上プレスで60°Cの温度で厚
さ111IHのシートを成形した。このシートを使い、
頭部型取り性(再現性)を試験したところ、良好な再現
性を示した。結果は表1に示す。
比較例1 実施例1.2において、トランスポリAクテナマーのか
わりに、ポリイソプレン重合体くクラリTP−301)
を使用すること以外は、実施例1.2と全く同様にして
頭部型取り性を試験したところ、再現性が悪かった。
実施例3.4 実施例1.2において頭部型取り性を試験したシートの
スクラップを、もう一度卓、Fブレスで厚さ1mのシー
トに成形し、再度頭部型取り性試験を行なった。その結
果実施例1.2と同様良好な再現性を示した。
表    1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. トランスポリオクテナマーを含有して成るかつら型取り
    用樹脂材料。
JP29325086A 1986-12-09 1986-12-09 かつら型取り用樹脂材料 Pending JPS63145309A (ja)

Priority Applications (1)

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JP29325086A JPS63145309A (ja) 1986-12-09 1986-12-09 かつら型取り用樹脂材料

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JP29325086A JPS63145309A (ja) 1986-12-09 1986-12-09 かつら型取り用樹脂材料

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JPS63145309A true JPS63145309A (ja) 1988-06-17

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006503171A (ja) * 2002-10-11 2006-01-26 ユニバーシティ オブ コネチカット 架橋ポリシクロオクテン

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006503171A (ja) * 2002-10-11 2006-01-26 ユニバーシティ オブ コネチカット 架橋ポリシクロオクテン

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