JPS6314522Y2 - - Google Patents

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JPS6314522Y2
JPS6314522Y2 JP1979177802U JP17780279U JPS6314522Y2 JP S6314522 Y2 JPS6314522 Y2 JP S6314522Y2 JP 1979177802 U JP1979177802 U JP 1979177802U JP 17780279 U JP17780279 U JP 17780279U JP S6314522 Y2 JPS6314522 Y2 JP S6314522Y2
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JP
Japan
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signal
counter
receiving circuit
incoming
output
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JP1979177802U
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JPS5695176U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電話装置に用いられる。着信信号を識
別するための着信回路に関する。
被呼者を呼び出すための着信信号(呼出信号)
は、1秒間送出、2秒間断が繰り返される通常16
Hzから成る信号で構成されている。
第1図は交換機から送られてくる着信信号と、
電話機のフツクオン時等に発生する雑音とを区別
するためにボタン電話装置に従来用いられた着信
回路を示したものである。この着信回路は受信回
路1と計数回路2とから構成されている。受信回
路1は入力端子11,12に供給された信号をト
ランス13を介して検出し、ダイオード14によ
り半波整流を行う。そしてダイオード14に直列
に接続された電圧検出用の2個の抵抗15,16
の接続点から分圧された信号電圧を取り出し、論
理回路17を用いてこれをデジタル信号に変換す
る。
一方、計数回路2の前段に配置された単安定マ
ルチバイブレータは、受信回路1からH(ハイ)
レベルの信号の供給を受けている信号無入力状態
において、その端子からHレベルの信号を出力
する。この信号は次段に配置された計数器22の
CL(クリア)端子に供給される。従つて、信号無
入力状態において計数器22はクリアされてお
り、そのQ端子から出力端子23へはL(ロー)
レベルの信号が供給される。
これに対して着信信号またはノイズの到来によ
り受信回路1がLレベルの信号を出力すると、単
安定マルチバイブレータ21は、コンデンサ21
Aおよび抵抗21Bで定まる時定数で端子から
少なくとも所定時間Lレベルの信号を出力する。
この所定時間は16Hzの着信信号が到来している間
単安定マルチバイブレータ21の端子から連続
してLレベルの信号が出力されるような時間に設
定されている。着信回路に着信信号が到来してい
る場合、受信回路1から計数回路22のCP(クロ
ツクパルス入力)端子には16Hzのパルス信号が供
給される。計数器22はこのパルス信号を計数し
4個目のパルス信号の立ち上りでQ端子からHレ
ベルの信号を出力する。これにより出力端子はH
レベルとなり、次段回路に着信信号の到来が表示
される。
一方、着信回路にノイズが到来している場合、
計数器22は計数がクリアされるまでの間、ノイ
ズによるパルス信号を計数する。ノイズによるパ
ルス信号は前記した所定時間において少ない個数
例えば1個しか発生しないのが通常である。従つ
て計数器22のQ端子はこの場合Lレベルの信号
を出力し続ける。すなわちこの場合次段回路に誤
つて着信信号の到来が表示されることはない。
ところで着信回路は例えばボタン電話装置にお
ける場合のように、通常一般に用いられる着信信
号のみならず、セントレツクスの内線着信のよう
に特殊な着信信号をも着信信号として識別しなけ
ればならない場合がある。通常一般に用いられる
着信信号では、16Hzの信号が1秒間連続する。こ
れに対して例えばセントレツクスの内線着信の場
合0.3秒間16Hzの信号が連続し、この後0.2秒間信
号が断となつた後再び0.3秒間16Hzの信号が連続
する。そして2.2秒間信号が断となつた後同様の
信号変化が繰り返される。
従つてこのような特殊な着信信号をも区別して
出力端子23に表示するためには、単安定マルチ
バイブレータ21の前記した所定時間は0.2秒よ
りも短かくなければならず、しかも16Hzのパルス
信号の1周期分よりも充分長くなければならない
という厳格な条件が要求される。このため従来の
着信回路では単安定マルチバイブレータ21に使
用するコンデンサ21Aおよび抵抗21Bの部品
精度を極めて高くとらなければならず、製造コス
トの低減を妨げる原因となつていた。
本考案は上記した事情に鑑みてなされたもの
で、単安定マルチバイブレータを使用することな
く特殊な着信信号をも識別することのできる着信
回路を提供することを目的とする。本考案では単
安定マルチバイブレータの代りにクロツクパルス
を計数する計数器を用いることとして、この目的
を達成する。
以下実施例につき本考案を詳細に説明する。
第1図と同一部分には同一の符号を付した第2
図において、計数回路3には2個の計数器31,
22が用いられている。第1の計数器31のCP
端子にはクロツクパルス発生部4から所定の周波
数をもつクロツクパルスが供給されている。また
この計数器31のCL端子には、インバータ32
により受信回路1の出力信号とは論理状態が反対
となつた信号が供給されている。第2の計数器2
2はそのCL端子が第1の計数器31のQ端子に
接続されている点を除けば、従来と同様である。
さて、受信回路1の入力端子11,12に何ら
の信号も供給されていない段階では、受信回路1
からHレベルの信号が出力されている。第1の計
数器31はこの状態においてクロツクパルス発生
部4から供給されるクロツクパルスを計数する。
この結果所定の計数値を計数した後第1の計数器
31のQ端子からはHレベルの信号が出力され、
第2の計数器22はクリアされる。従つて信号無
入力状態では、出力端子23にLレベルの信号が
供給されている。
これに対して着信信号またはノイズの到来によ
り受信回路1がLレベルの信号を出力すると、第
1の計数器31の計数値がクリアされる。この結
果そのQ端子は前記所定の計数値を計数するまで
の間、Lレベルの信号を出力する。従つてこの時
間を16Hzの信号の1周期よりも長く0.2秒よりも
短い時間、例えば0.1秒に設定しておき、これに
対応する計数値を前記所定の計数値として定めて
おけば、16Hzのパルス信号がインバータ32に供
給されている限り第1の計数器31のQ端子は常
にLレベルの信号を出力する。
セントレツクスの内線着信の場合、0.3秒間16
Hzの信号が連続するので、この間4〜5個のパル
ス信号が受信回路1から出力される。従つてこの
場合第1の計数器31のQ端子からLレベルの信
号が出力されている間に第2の計数器22はパル
ス信号を4個計数する。この結果出力端子23に
はHレベルの信号が供給される。この後0.2秒間
受信回路1から供給される信号は断となる。従つ
て第1の計数器31は信号が断となつて約0.1秒
経過後にQ端子からHレベルの信号を出力する。
これにより第2の計数器22が復旧し、出力端子
23にはLレベルの信号が供給される。
これ以外の通常の着信の場合、出力端子23に
着信信号の変化が現われるのは特に説明を要しな
い。またノイズが到来した場合のその除去につい
ては第1図に示した従来例と同様であり、説明を
省略する。
このように本考案によれば、クロツクパルスを
用い信号をデジタル的に処理するので、部品精度
や外部要因に影響されない安定した着信回路を作
成することができる。またコンデンサ等のデイス
クリート部品を排除し計数回路をIC化すること
ができるので、部品の接続を誤る虞れもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の着信回路のブロツク図、第2図
は本考案の一実施例における着信回路のブロツク
図である。 1……受信回路、3……計数回路、4……クロ
ツクパルス発生部、22……第2の計数器、23
……出力端子、31……第1の計数器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電話回線に接続され着信信号を受信してこれを
    半波整流し2値信号として出力する受信回路と、
    クロツクパルスの供給を受け前記受信回路に何ら
    の信号も入力していない段階において受信回路か
    ら出力される信号と同一の論理状態の信号が受信
    回路から供給されている間このクロツクパルスの
    計数を行う一方、これと反対の論理状態の信号が
    受信回路から供給されている間クロツクパルスの
    計数をクリアする第1の計数器と、前記受信回路
    から出力されるパルス状の2値信号を計数すると
    共に第1の計数器が所定の計数値に到達した時点
    で第1の計数器から出力される信号により計数値
    をクリアされる第2の計数器とを備え、第2の計
    数器が2以上の特定の数値を計数したとき第2の
    計数器から着信信号の到来を示す信号が出力され
    ることを特徴とする着信回路。
JP1979177802U 1979-12-24 1979-12-24 Expired JPS6314522Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979177802U JPS6314522Y2 (ja) 1979-12-24 1979-12-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979177802U JPS6314522Y2 (ja) 1979-12-24 1979-12-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5695176U JPS5695176U (ja) 1981-07-28
JPS6314522Y2 true JPS6314522Y2 (ja) 1988-04-22

Family

ID=29688367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979177802U Expired JPS6314522Y2 (ja) 1979-12-24 1979-12-24

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6314522Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5361905A (en) * 1976-11-16 1978-06-02 Tokyo Rokuon Kougiyou Kk Telephone calling signal detector

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5361905A (en) * 1976-11-16 1978-06-02 Tokyo Rokuon Kougiyou Kk Telephone calling signal detector

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5695176U (ja) 1981-07-28

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