JPS63144400A - 音声信号の音声パラメータの時間的変化決定方法および装置 - Google Patents

音声信号の音声パラメータの時間的変化決定方法および装置

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JPS63144400A
JPS63144400A JP62296255A JP29625587A JPS63144400A JP S63144400 A JPS63144400 A JP S63144400A JP 62296255 A JP62296255 A JP 62296255A JP 29625587 A JP29625587 A JP 29625587A JP S63144400 A JPS63144400 A JP S63144400A
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、音声信号の音声パラメータの時間に対する変
化を決定する方法であって、前記の音声パラメータでは
、この音声パラメータの所定の値範囲の8値に対し、不
連続の時間点に個々の値が存在し、時間に対する変化が
、斜めに隣接する場合を含む隣接の音声信号パラメータ
値の列を表しており、このパラメータ値の列の個々の値
を個々の時間点に対し個々の値の極値に少なくとも接近
させ、このパラメータ値の列の個々の値の加算値が他の
列と比較される極値の加算値を形成するようにする方法
に関するものである。
音声パラメータは例えば検査すべき音声信号の基本周a
数或いはフォルマントさすることができる。他の音声パ
ラメータは例えばLPC(線形予測符号)係数である。
例えば基本音声周波数の個々の値はA!、+OF (平
均値差分関数;Average !、?agn+tud
e O+fferenceFunction)を用いて
決定しつる。この目的の為に、音声信号が例えば10K
Hzのサンプリング速度でサンプリングされ、従って全
体で音声信号区分を表わす特定の個数のサンプルが音声
信号に比べてサンプリング点の数だけ1ステップずつシ
フトされ、ソフトされない信号とシフトされた信号との
サンプル値の差が個々のシフトステップに対し互いに加
算される。この加算値が最小となるシフトが一般に基本
音声周波数の周期を表わす。しかし、これらの値は必ず
しも完全に明瞭であるとは限らず、高調波或いはフォル
マントの周期の場合に小さいな加算(直が生じるおそれ
があり、基本音声周波数の正しい決定を誤らせる他の影
響がある。しかし、異なるシフトの場合、AM叶が、音
声信号に対しシフトされた順次の音声区分の各々に対し
、関連のシフトが音声信号の基本周期を特定する為のあ
る確実性或いはより正確には不確実性を特定する値を生
じる。
種々の検査、例えば音声認識や話者認識の場合、基本音
声周波数のような1つ或いは数個の音声パラメータの時
間に対するコヒーレント変化を得てこの変化とサンプル
変化とを比較しうるようにする必要がある。従って、決
定されたAMDF値はフリーダ(freak)値がない
ようにするか、さもなければ平滑化する必要がある。し
かし、例えば線形フィルタにより平滑化を行うと、最適
なすなわち最も生じる可能性のある変化分をあまりにも
大きく偏移すなわち誤らせてしまう。このような変化分
は、音声パラメータ値の列の個々の音声パラメータ1直
が関連の時間的な点で最小値に少なくとも近似しており
、これら個々のパラメータ値の全体の合計が他の音声パ
ラメータ値の列に比べて最小値を形成する場合にこれら
の音声パラメータ1直の列により最も良好に表される。
本発明の目的は、音声パラメータをこの最も生じる可能
性のある変化にできるだけ良好に近似させる前述した種
類の方法を提供せんとするにある。
本発明は、音声信号の音声パラメータの時間に対する変
化を決定する方法であって、前記の音声パラメータでは
、この音声パラメータの所定の1直範囲の8値に対し、
不連続の時間点に個々の渣が存在し、時間に対する変化
が、斜めj二隣接する場合を含む隣接の音声信号パラメ
ータ値の列を表しており、このパラメータ値の列の個々
の値を個々の時間点に対し個々の値の極値に少なくとも
接近させ、このパラメータ値の列の個々の値の加算値が
他の列と比較される極値の加算値を形成するようにする
方法において、個々の値の極値および各時間点(i)に
おける極値の加算値を最小値とし、第1ステップにおい
て、一方の方向で互いに追従するすべての音声パラメー
タ値(k>に対し順次に、個々の値に関連するfed 
(k、t)と以下の値、すなわち D(k、1−1) D (L  1−1)+a Cd (k、i>+AI]
D’  (β、i)+b Cd (k、i)+A:1の
最小1直との和としての第1方向fmD’  (k、i
)と、前記の最小値を生じる個々の値を指示する指示(
直h’  (k、i)とを形成して記憶し、ここに、D
(k、1−1)およびo<z、1−1)はそれぞれ前の
時間点1−1およびそれぞれ同じ音声パラメータ1.1
に或いは前の音声パラメータ値lで発生せしめ且つ記憶
させた加算値とし、 D(ff、i)は直前の音声パラメータ値βで形成され
た方向値とし、 a、b、Aは予め決定した一定量とし、その後、第2の
ステップで、他方の方向で互いに追従するすべての音声
パラメータ値にに対し同じ時間点lで前記の第1のステ
ップと対応する方法で第2方向値D’  (k、i)と
指示値h’  (k。
1)とを形成し、 各音声パラメータlkに対し、2つの方向値Dt。
D′の最小値とこの方向値に属する指示)直h′。
h′とをそれぞれ新たな加算値りおよび全体の指示1直
Hとして記憶し、 直前の音声パラメータ値を、遅くとも音声信号の終了時
に、最後の時間点Iにおける極値の加算1直を有する音
声パラメータ値にに属する全体の指示(aH(k、I)
かみ形成し、関連の全体の指示(直を読出し、以下同様
にして、この処理中に生ぜしめちれた音声パラメータ値
の列を出力して記憶することを特徴とする。
本発明の方法によれば、音声パラメータ1直の列(シー
ケンス)がいわゆるダイナミックプログラミングにより
決定され、これによれば、音声信号の終了時に個々の値
の加算値が種々の値となり、音声信号の終了時に加算値
の最小値となる列を最も生じる可能性のある列とみなす
ことができる。
この列は各時間点における各音声パラメータに対する全
体の指示(ポインティング)値を記憶させることにより
トレースバンクさせることができる。
加算値を音声パラメータ値の個々の幀の列に対し形成す
る場合、予め決定した一定量を用いるも、これらの量の
うち@aおよびbが、斜めおよび垂直方向の変化がより
一層抑制されるという点で変化の平滑性に好影響を及ぼ
す為、この目的の為にこれら2つの量aおよびbを0,
5および2.0間の渣にするのが好ましい。量、へは、
A !J [1Fが無声音南区分およびポーズ区分にお
いて呈する値にほぼ本目当し、これらの区分における音
声パラメータの主として水平方向変化を強調する。
2つの方向値、すなわち一方が上昇方向で他方が下降方
向或いはその逆を決定するには少なくとも2つのステッ
プが必要である。その理由は、垂直方向で生じる可能性
のある変化に対する各方向値に対し、関連の方向での直
前の方向値をも考慮する必要があり、従ってこれを予め
決定しておく必要がある為である。
本発明による方法で形成される種々の値は記憶する必要
がある。その理由は、これらの値を後に更に用いる為で
ある。しかし、本発明による方法の/−ケンスを正確に
検査することにより、これらの種々の値は比較的短い時
間中に必要となるだけとすることができる。従って本発
明の実施例では方向値D’ 、D’ 、指示1h′、h
″および新たな加算1直りを各場合において1つの時間
点11=対してのみ記憶させ、その後に再びオーバーラ
イトするようにする。従って、すべての時間点のすべて
の音声パラメータに対し、全体の指示値のみを記憶する
必要がある。その理由は、これろの全体の指示値のみが
、最適なものとして最終的に決定されたパラメータ値の
列をトレースバックするのに必要である為である。一方
性の値は各場合に1つの時間点に対してのみ記憶する。
その理由は、これらの他の値はその後最早や必要となら
ない為である。特に、決定中前の時間点に対してはすべ
ての音声パラメータの加算値のみが必要となり、一方現
在の時間点に対しては決定した方向値のみが必要となる
。このようにして多量の記1.α容量を節約しうる。
2つの方向値の最小値からの各場合の新たな加算値の決
定は、1つの時間点の各音声パラメータに対する双方の
方向値を決定した後に他のステップで行いうる。しかし
、多(の場合には、各場合の1つの音声パラメータに対
する第2方向値の決定の直後に各場合の新たな加算(直
を決定し、従って古い加算値をオーパーラ・イトするこ
とができる。
その理由は、この場合この古い加算(直は最早や必要と
しない為である。従って、本発明の他の実施例では、方
向値D′、D″と指示(直h′、h″とを一方の方向で
互いに追従する音南パラメータ1直kに対してのみ記イ
ヘさせ、各方向(直D’、D’を他方の方向で互いに追
従する音声パラメータ値にに対し形成した後に新たな加
算値りおよび全体の指示値Hを直ちに形成し且つ記憶さ
せる。このようにすることにより、必要とする記憶容量
を更に減少せしめることができる。
また、本発明の音声信号の音声パラメータの時間的変化
決定装置は、 少なくとも各場合1つの時間点lのすべての音声パラメ
ータ値にの個々の値d  (k、i)に対する第1メモ
リと、 少なくとも各場合1つの時間点1の各音声パラメータ値
にに対する各場合1つの加算値D (k。
I)に対する第2メモリと、 少なくとも各場合1つの時間点1の各音声メラメータ値
にに対する各場合1つの第1方向値D′(k、i)およ
び1つの指示値h’  (k、i)に対する第3メモリ
と、 この第3メモリにおける値と同じ時間点1に対する少な
くとも1つの音声パラメータ値にの第2方向値およびこ
れに関連する指示値h’  (k、i)に対する第4メ
モリと、 すべての音声パラメータ値におよびすべての時間点】に
対する全体の指示値H(k、i)に対する第5メモリと
、 前記の第1、第2および第3或いは第4メモリのデータ
出力端にそれぞれ結合された入力端と、前記の第3メモ
リのデータ入力端に結合され各場合に1つの方向値D’
  (k、i)、D’  (k、i)と関連の指示l直
h’  (k、i)、h’  (k、i)を生ぜしめる
出力端とを有する処理回路と、各場合に第3メモリのデ
ータ出力端から1つの第1方向値D’  (k、i)を
受ける入力端と、関連の第2方向渣D’  (k、i)
を受ける入力端上、2つの方向値のうちの小さい方の方
向値を第2メモリのデータ入力端に供給する切換スイン
チを制御する出力端とを有する比較器と、 少なくとも第1.第2.第3および第5メモリに対しす
べての音声パラメータ7直にのアドレスをアドレスシー
ケンスの一方の方向で、次にアドレスシーケンスの他方
の方向で循環的に発生し、更に少なくとも第5メモリに
対し時間点lに対するアドレス選択を行うアドレス発生
器と、少なくとも第2.第3および第5メモリのローデ
ィングおよび読出しを制御するシーケンス制御器とを有
する制御回路と を具えたことを特徴とする。
このようにすることにより、本発明による方法を比較的
廉価に実施しつる。
図面につき本発明を説明する。
第1図は、時間に対する音声パラメータの変化を2次元
的な表示で線図的に示しである。−例として音声パラメ
ータは基本音声周波数であるものとする。従って、縦座
標軸にプロットされ、■からKまである音声パラメータ
1mkは種々の別々の周波数1直を表わし、一方時間は
1から音声信号の終了時にお(するIまで、ある時間1
の個々の点の形態で横座標軸に沿ってプロットされてい
る。これる両座標軸方向の値の′数は実際には可成り多
数であること明らかである。
時間lにおけるいかなる点でも、各音声パラメータ値に
に対し、すなわち小円で示す2つの座標軸上の値の交点
に対し個々の値d (k、i)が存在する。この値は例
えば音声信号を1OKHzのような高速度でサンプリン
グすることにより得ることができる。例えば100〜2
00の多数のサンプルはそれぞれ10〜20ミリ秒の持
続時間を有する音声セフメンメトを生じるっ音声信号の
サンプルはS(i、j)によって示される。ここに1は
音声でグメントを表わし、Jは音声でグメント中のサン
プルを表わす。A!JDF (平均値差分関数:Ave
rage!、lagn+tude D+fferer+
ce Funct+on )を用いることにより、個々
の値は d(k、+)ニーΣ1s(+、 IJ) −si、 +
) 1となる。すなわち、音声セグメントは音声信号(
=対してk if、’ilのサンプルだけシフトされ、
音声信号内の対応するサンプル間の差の竹は互いに加算
されろC従って、各シフト遺kが特定の周波数に対応す
るっ二のよ七にして、実際に圭じる基本音声周波数に対
応する所定の値の範囲内でkの多値に対し個々の値d 
(k、i)が生ぜしめられる。これらの個々の値は、音
声パラメータkにより特定された周波数が実際にこの音
声セグメント中の音声信号の基本周波数であるというあ
る種の確実性或いは不確実性とみなすことができ、従っ
て実際の基本周波数に相当する音声パラメータ値にに対
する個々の値が最小値となる。
第1図では、それぞれ個々の値に対応する2つの座標軸
上の値におよびlの特定の交点をラインにより互いに結
んで基本音声周波数の時間に対する可能な変化の一例を
示している。このラインは上述した一連の個々の渣を連
結している為、このように連結された個々の値の加算値
はいかなる他の連結のものに比べて最小となる。この連
結ラインは水平に或いは斜めに或いは垂直に延在させる
ことができるだけである。基本音声周波数の垂直方向の
変化は実際には生じえないが、これらは時間的に不連続
な値である為に、第1図の不連続モデルにおいて2つの
順次の時間点1間での基本音声周波数の急激な変化は垂
直方向の変化により近似させる必要がある。水平、斜め
或いは垂直方向の変化のみが許容されるという、すなわ
ちラインはすぐ隣の個々の値を互いに連結するだけであ
るという制限の為に、このラインは平滑な曲線となるも
、このラインが各時間点lの個々の値の最小1直を正確
に互いに連結しなくなる場合が生じる。
しかし、最小の個々の1直からの偏移、すなわち誤差を
最小にする連結が形成される。この処理によれば、音声
信号が複雑な形態をしているということおよびその他の
影響により生じるおそれのある、個々の時間点における
個々の値のフリーダ(freak)値がなくなる。
最終的に個々の値の加算値を最小にする音声パラメータ
の変化の決定を第2図を用いて詳細に説明する。垂直方
向の変化は第1図から明らかなよ、うに上方から下方と
下方から上方との双方で可能である為、これら双方向の
それぞれの個々の値の加算1直は双方向に対し別々に決
定され、処理は得られた加算値のうち小さい方の加算値
で継続される。これら加算値を以下方向値と称する。
この点をより一層容易に説明しうるようにする為に、現
在処理されている点に、i、すなわち時間1における音
声パラメータ値kを第2図に二重に示す。従って、時間
i−1における前の点の同一の音声パラメータj[kへ
の水平連結ラインは図面上の理由でのみわずかに傾斜し
て延在する。
まず最初、方向値D=  (k、i)を上昇方向に対し
決定する。この目的の為に、この方向に対し3つの隣接
点の各々から形成した加算値すなわち方向値を用い、こ
の(直を関連の点における個々の値d (k、  i)
だけ増大させる。傾斜方向変化或いは特に垂直方向変化
よりも水平方向変化が生じる可能性がある為、斜め方向
に隣接する点の(fi D(k−1,1−1)および垂
直方向で下に隣接する点の値D=(k−1,i)は直接
用いずに、これらの値を後に詳細に説明するように特定
の(直だけ増大させて用いる。垂直方向で下側の点の1
直D−(k−1,i)をまず最初に決定する必要があり
、この目的の為には、次の下側の点の1直を決定する必
要があり、以下同様に最も下側の点の値を決定する必要
がある。従って、方向値D=  (k、i)はに=1か
ら開始して決定する必要がある。しかし、このことは降
下方向に対する方向値D−(k。
1)にも当てはまり、この場合、斜め上の点の値D (
k+1,1−1)と垂直方向で上側の点の方向値D−(
k+1.  i)との加算値を必要とし、後者の値をま
ず最初に決定する必要がある為、この方向での処理は値
に=にで開始する必要がある。
従って、まず最初に一方の方向値、例えば方向)直D“
のすべてを決定しこれらを瞬時的に記憶し、次に他方の
方向値、すなわちこの場合方向渣D−を決定して瞬時的
に記憶し、次にこれら2種類の方向値のうちの最小値を
新たな加算(直りとして決定する。一方の方向のみのす
べての方向値、例えばD゛を決定して瞬時的に記憶させ
る方法は後に説明する。
双方向の方向値D゛およびD−は各々の場合時間点lに
対するすべての音声パラメータ(直に対して決定され、
これから各々の場合の最小1直が新たな加算値として決
定され、第2図につき説明したように記憶させる。時間
中の最後の点Iでは、当該加算値りがこの時間点での他
のすべての加算値のうちで最小である音声パラメータ値
kが音声パラメータの列の終了を表わす。従って、音声
パラメータの列の変化をこの終了点から開始してトレー
スバックしうるようるする為には、当該方向値或いは加
算値を得た前の開始点の各方向値および加算値を記憶す
る必要がある。これにより、最後の時間点■における最
小加算値りで、この値に到達せしめるもとの点、すなわ
ち前の点である点を決定することができ、この点に対し
記憶した値からこの点に先行する点を決定でき、以下同
様にして最後に時間中の最後の点■での最小の加算値と
なった音声パラメータ値の列全体を得る。現在の点から
次の点に到達させる方向を指示(pointing)す
る値は指示値或いは全体の指示値により表わされ、当然
に各時間点1における各音声パラメータに対し記憶せし
める必要がある。しかし、5つの方向しかない為、方向
指示値に対しては3ビツトのみで足りる。記憶する必要
のある他のすべての値は多くとも時間点l或いは1−1
のすべての音声パラメーク値にに対するものだけである
時には2つの方向値D゛およびD−の各々が水平方向を
含んでいる為、この水平方向が最小の方向値を生じる場
合にはこれら双方の方向値は等しい。従って、水平方向
は一方の方向値に対して省略することができる。
第3図は音声パラメータ値の時間に対する変化を決定す
る個々の処理のシーケンス全体を線図的に示す。ブロッ
ク101 はカウンタのリセット化や個別に特定されて
いないメモリ領域のクリヤ化のような初期状態の通常の
調整を表わす。ここでは第1時間点i=1に対する加算
値D(k、1)に対する記憶位置への、対応の個々の値
d (k、1)の充填のみが特定される。
これに続くブロック102で瞬時時間点lを特定するカ
ウンタが次の時間点1+1に切換わる。その後、上昇方
向値1)”  (k>がブロック103において以下の
式のようにして決定される。
D″′(k、 1)=d(k、 i)’+min (D
<k、 1−1)、 D(k−1,1−1)+ a  
(d(k、i)+A) 、D”  (k−1,i)+ 
b  〔d(k、i)+A’l )     ・・・ 
(1)第2図によれば、この式は、個々の値d (k、
i)が3つの隣接点の加算値の最小値に加算されるとい
うことを意味し、加算(ID (k、1−1)は水平方
向に対し直接用いられ、一方性の値の場合には現在考慮
している点の個々の値と固定量a或いはbおよび、へと
に依存する項が加算される。量Aは無声音声信号セグメ
ントおよびポーズセグメントにおける個々の値に対応す
るものであり、これらの区域で実際上京に水平である変
化に先行する。
51aおよびbは変化の平滑さに影響を及ぼす。すなわ
ち、aおよびbが大きくなければなる程、斜めおよび垂
直方向に及ぼす悪影響が強くなる。従って、これらの量
は実験的に得られた量であり、−JQに音声信号の場合
0.5〜2.0である。ブロック103では更に、方向
指示1ah−(k、+)が決定され、この方向指示値に
より、現在の点に到達せしめられた前の点を、すなわち
、方向fmD=(k、i)の場合に最小値を決定せしめ
る3つの項のうちのどの項がこの最小値となったかを決
定する。更に、音声パラメータ渣kに対するカウンタを
1〜に+1だけ増大せしめる。
従って、ブロック103の処理は特定の時間点1のすべ
ての音声パラメータ値にに対し順次に実行される。
方向値および方向指示1直がすべての値にに対し、すな
わちに=にとなるまで決定され且つ一時的に記憶される
と、他の方向に対する他の方向値D−(k、i)がブロ
ック104で次式により決定される。
D−(k、 1)−d(k、 +)+m+n (D(k
、 +−1)、 D(k+1.1−1)+ a  !:
d(k、 i)+A] 、  D (k*l、 i)−
a   1Jd(k、+)・八〕 )       ・
・・  (2)この式に対してはブロック103の計算
に対する場合と同じことがいえるが、この場合他方の方
向で先行する点を考慮するという点で、すなわちに−1
の代わりにに+1が用いられているという点でブロック
103 、ll!:相違している。また方向指示値h−
(k、1)も同様にして決定される。これらは降下方向
に対する方向値であり、計算は最大の音声パラメータ値
にで開始される為、音声パラメータkに対するカウンタ
は、方向値および方向指示1直の決定後にそれぞれ1〜
に−1だけ減少せしめられる。
前記の地方の方向のすべての方向値および方向指示値が
決定されると、すなわち第1音声パラメータj[k=1
に対しても決定されると、すべての音声パラメータにの
2つの方向値D−<k、  i)およびD−(k、i)
の最小値がそれぞれの場合にブロック105に応じて決
定され、加算値D (k。
l)として記憶され、更に、それぞれの場合に関連の方
向指示1直h“ (k、i)およびh−(k。
l)が全体の方向指示値H(k、i)として記1きされ
る。この処理がすべての音声パラメータ値にに対し行わ
れると、すなわちに=Kに対してまで行われると、処理
がブロック102に戻り、時間点lに対するカウンタが
次の値i+lにセットされ、上述した処理が繰返される
ブロック104および105に別々に示した処理は組合
せて行うことができる。すなわち、音声パラメータ1l
akに対する方向値D−(k、i)の各決定後に方向値
D=  (k、i)すなわち前の処理で決定された方向
値が小さいか否かを直ちに決定し、これら2つの方向値
のうち小さい方の方向値を新たな加算値D(k、i)と
して記憶するようにすることができる。しかし、この構
成の場合、前の加算値D(k、1−1)を一時的に記憶
しておく必要がある。その理由は、この前の加算1直を
次に続く方向値D−(k−1,i)に対しても必要とす
る為である。更に、この場合、各音声パラメータ値にに
対するステップ数を一層大きくする必要がある。
jDW!aD (k、i) 、特に方向指示値H(k。
1)がすべての時間点】に対して、すなわち最後の時間
点i=Iに達するまで決定されると、ブロック106に
よる処理がトリガされる。このブロックによれば、まず
最初に、最後の時間点Iにおけるすべての加算値D(k
、I)の最小値を表わす第1加算値D(m、I)が決定
される。その後、この最小加算値D(m、I)に属する
全体の方向指示fit!H(m、  I)が読出され、
これから点m。
■に先行する点kI+  ’lが決定される。次に、こ
の点に記憶された方向指示値H(k l 、l l )
が読出され、この1直に先行する点が決定され、以下同
様にして決定された音声パラメータの変化の開始点に達
するまで処理が行われる。座標、すなわち時間点】およ
び音声パラメータ(#にの形態で上述したトレースバン
クにより生ぜしめちれる点の列が求めている音声パラメ
ータの列を表わす。
第・4図は、第3図に示した処理工程を実効する装置を
示すブロック線図である。ブロック10はすべての個々
の値(i(k、i)を含むメモリとするのが好ましく、
このメモ′にま音声パラメータ1°直におよび時間点1
に本目当する1直に、よってアドレスされる。ブロック
10は少なくとも時間点lのすべての音声パラメータ(
直kに対する個々の値を含む必要がある。その理由は、
これらの個々の値は各々の場合に、すなわち2つの方向
D°およびD〜に対し2度必要となる為である。ブロッ
ク10には個々の1直を発生させる装置を含めることが
できるも、この装置は本発明の一部を成すものではない
為、その詳細な説明は省略する。
ブロック20は、各々の場合に新たな時間点1の開始時
に先行する時間点i−1の加算値D(k。
1−1)を含むとともにこの新たな時間点の終了時に新
たな加算1直D(k’、i)を含むメモリを示す。これ
らの加算値の発生およびローディングは後に説明する。
メモリ20は音声パラメータ値にによりアドレスされ、
入力端に信号dを受けることにより接続線35を経て供
給される値をローディングするようにスイフチングされ
ろ。このメモリ20のデータ出力端21は2つのレジス
タ22および24の直グ1(回路に接続され、レジスタ
22が出力端21からの値を受け、これと同時にその前
の内容を他方のレジスタ24に転送する。従って、各々
の場合にレジスタ22が加算値D (k、  1−1)
を含み、レジスタ24がその時計算された方向値に依存
して前の加算値D (k−1,1−1)或いはD(k+
1゜1−1)を含む。他のレジスタ26は、決定し終え
た方向値D”(k−1,i)或いはD−(k+  。
l)を接続線13を経て受け、この値が各々の場合に後
続する方向値の決定中に出力端27に得られるようにす
る。
メモリIOの出力ライン11とレジスタ22.24およ
び26のそれぞれの出力ライン23.25および27と
は処理回路12に接続されており、この処理回路が第3
図のプロ7り103および104に示した計算を行い、
前述したように各々の場合に出力ライン13に新たな方
向値D”  (k、i)或いはD−(k、i)を発生し
、出力ライン19に関連の方向指示値h−(k、i)或
いはh−(k、i)を発生する。これるの1直は同じく
音声パラメータ値にによってアドレスされるメモリ30
1こイ共ホ合され、二のメモリ30は第1ステップです
べての音声パラメータ値にに対する一方の方向値D−(
k、  i)とこれに関連する方向指示値P  (k、
i)とが生ぜしめられる新たな各時間点の開始時に追加
の入力端における信号Cによる書込みに切換えられ、こ
れによりこの第1ステップですべての方向値および方向
指示値を受けるようになる。
すべての方向値と一方向の方向指示値とが生ぜしめられ
ると、メモリIOおよび20のアドレスは音声パラメー
タにの逆の順序で、すなわち前のアドレスが音声パラメ
ータの最小1直から開始して最大値に向けて実行された
場合には最大値に=Kから開始して最小値に向けて実行
される。この第2のステップ中に、接続線13に発生せ
しめられた方向値D−(k、i)と、接続線19に発生
せしめられた方向指示値h−(k、i)とは、同じく音
声パラメータkによりアドレスされ且つ他の入力端にお
ける信号dにより書込み状態に設定される他のメモリ4
0に供給される。
双方の方向値と方向指示1直とが1つの時間点のすべて
の音声パラメータ値にに対し発生せしめられ、これらの
値がメモリ30および40内にローディングされた後、
すべての音声パラメータ値kが再び順次に発生せしめら
れ、これらメモリ30および40の内容が各位kに対し
て読出される。2つの方向値D=  (k、  i)お
よびD−(k、  i)は接続線29および39をそれ
ぞれ経て比較器14に供給され、この比較器はこれら2
つの方向値のいずれが小さいかに依存して対応する信号
を出力ライン15に出力せしめる。接続線29における
方向値が接続線39における方向値よりも小さい場合に
は、比較器14は出力ライン15に、2つの切換スイッ
チ32および34を第4図で左側の位置に切換える信号
を発生する為、2つの方向値のうちの小さい方の方向値
が切換スイッチ34および接続線35を経てメモリ20
に新たな加算値として供給され、このメモリ20内にロ
ーディングされ、同時に接続線31における関連の方向
指示値出力が全体の方向指示1直としてスイッチ32を
経てメモリ50に供給され、このメモリ50に記憶され
る。メモリ50に対するメモリアドレスは、信号eによ
り最初下側位置に保持されている切換スイッチ36を経
て供給され、従ってこのアドレスは音声パラメータ4g
kとそれぞれの時間点に対する値lとによって形成され
る。
接続線39における方向値が接続線29における方向値
よりも小さい場合には、比較器14は出力ライン15に
、2つの切換スイッチ32および34を上述した場合と
は逆の位置に切換える信号を生ぜしめる為、この場合も
小さい方の方向値が接続線35を経てメモリ20に供給
され、接続線41における関連の全体の方向指示値出力
が切換スイッチ32を経てメモリ50に供給される。メ
モリ20では、接続線35を経て供給され新たな加算1
直D(k、i)を表わす最小方向値が、同じ音声パラメ
ータ値にの、対応する前に記憶された加算(直をオーバ
ーライトする為、メモリ20はに個のワードの容量を有
する必要があるだけである。このことはメモリ30およ
び40にもいえることである。メモリ50のみが全体の
方向指示値に対する記1へ位置を有する必要があり、こ
の・渣は、各時間点lの各音声パラメータ埴kに対し5
つの異なる方向が可能である為に3ビ・lト長とする必
要がある。
このようして最後の音声セグメントが処理され時間点■
に到達すると、比較器38およびレジスタ48の回路は
この最後の時間点■における最小加算1直D(m、I)
とこの最小加算値の関連の音声パラメータに=mとを決
定する状態にする。この目的の為に、例えば、レジスタ
48の内容をその最大値に保持し、最後の時間点Iに達
した際にのみ、このレジスタの内容を出力させる。
時間点Iで切換スイッチ34の出力端から接続線35に
現われる第1加算値D(k、I)が比較器38の一方の
入力端およびレジスタ48のデータ入力端に供給され、
このレジスタ48の出力ライン49は比較器38の他方
の入力端に接続されている。接続線35に生じる加算値
が、レジスタ38がその前に保持しており接続線49に
依然として存在している最大値よりも小さい場合には、
比較器38はその出力ライン37に信号を生じ、接続線
35上の現在の加算f直をレジスタ48内にローディン
グするとともに現在の音声パラメータ値におよび現在の
時間点の値Iが他のレジスタ42内にローディングされ
る。スイッチ34の出力端に生じる次の加算値が前の値
よりも小さい場合には、比較器38が再び出力ライン3
7に信号を生じ、この小さい方の加算値がレジスタ48
内にローディングされ、対応する値におよびIはレジス
タ42内にローディングされる。この処理は、スイッチ
34の出力端に現われる加算値が最早や前の加算値より
も小さくならなくなるまで行われる為、レジスタ48は
最小の加算値を有しており、レジスタ42がこれに関連
する値におよびlを有している。この処理は時間点Iに
おける最後の加算値まで行われる為、メモリ50はすべ
ての全体の方向指示値H(k、i)を含み、レジスタ4
8は時間点Iにおけるすべての加算値の最小値を含み、
レジスタ42は対応する値におよびIを含んでいる。
これにより探索している音声パラメータの列の終了を表
わす。
次に切換スイッチ36が信号eにより切換えられ、メモ
リ50がアドレスカルキュレータ44の出力ライン45
に生じる出力によりアドレスされる。このアドレスカル
キュレータにはレジスタ42から接続線43を経て、こ
のレジスタ中に含まれている最小加算値に対応する値m
および■が供給され、メモリ50中のこのアドレスに含
まれている全体の方向指示値H(m、I)が読出され、
接続線51を経てアドレスカルキュレータ44に供給さ
れる。このアドレスカルキュレータはこの方向指示値を
用いて接続線43から供給される値を変更し、前の点の
値に1および1.を出力ライン45に生ぜしめる。これ
らの1直はレジスタ42内にローディングされると同時
にメモリ50をアドレスし、関連の方向指示値H(kl
11)を読出し、接続線51を経てアドレスカルキュレ
ータ44に供給する。このカルキュレータが再びこの値
を用いて次の前の点の値を接続線45に発生させ、この
値を再びレジスタ42に記憶させると同時にメモリ50
をアドレスし、以下同様にして最終的に探索している1
直におよび1の列を出力端46に逆の順序で生ぜしめる
。これらの値は一時的に記憶せしめたり或いは直接処理
したりすることもてきるが、この点は本発明の一部を成
すものではない為にその詳細な説明は省略する。
メモリ40を省略することもでき、この場合には、ブロ
ック104および105を組合せた場合の第3図に関す
る説明に応じて、接続線13を接続線39に直接結合し
、接続線19を接続線41に直接結合する。
この場合、一方の方向に対する方向値、例えば方向値D
”  (k、  j)とこれに関連するすべての音声パ
ラメータ値にに対する方向指示fl h ”−(k 。
l)が発生せしめられ且つメモリ30に記憶せしめられ
ると、処理回路12により接続線13に発生せしめられ
た各方向fiD−(k、i)は比較器14に直接供給さ
れ、これと同時にメモリ30から接続線29を経て比較
器14に他方の方向値D”  (k、i)が供給され、
これら2つの方向値のうちの小さい方    −の方向
値が切換スイッチ34および接続線35を経てメモリ2
0に供給されてこのメモリにローディングされる。これ
と同時に関連の方向指示値がスイッチ32を経てメモリ
50内に全体の方向指示値H(k。
1)としてローディングされる。この回路構成では、各
時間点iに対しすべての音声パラメータ1直にの2つの
ステップしか必要としない。
これに必要とする値におよびlと、制御信号C1dおよ
びeとを生じる制御回路を破線ブロック16で示す。こ
の制御回路16はカウンタ54を駆動するクロックパル
ス発生器52を有しており、このカウンタ54のとりう
る各位置が音声パラメータにの種々の異なる値を表わす
。このカウンタ54が1で計数を開始するものとすると
、このカウンタが最後の音声パラメータ値k = Kに
達した場合に、このカウンタはライン55に双安定フリ
ップフロップ段56を切換える信号を生じ、これにより
、メモリ30中へのローディングを制御していた信号C
を消滅させ、加算値D(k、i)をメモリ20内にロー
ディングするとともに全体の方向指示値H(k、i)を
メモリ50内にローディングする信号dを開始せしめる
。これと同時に、カウンタ54の計数方向を反転させて
カウントダウンの計数を行わしめ、その出力端における
値kをKから1に減少させる。
これが、他方の方向(直と新たな加算値と全体の方向指
示値とが発生せしめられ且つ記1.αせしめられる第2
のステップである。
カウンタ54がその初期位置に復帰すると、ライン55
に再び信号が発生せしめられ、双安定フリップフロップ
段56が再び切換わり、信号dが消滅し、信号Cが再び
開始し、これと同時にカウンタ58が1位置だけ計数し
、その出力端に値lを生ぜしめる。
カウンタ58がこのようにして最終的にすべての位置を
通過し、最終の時間点■に達すると、これに続いてこの
カウンタが例えば桁上げ出力端に信号eを生じ、この信
号により前述したように切換スイッチ36を切換え、決
定された音声パラメータの列のトレースバンクを開始し
うるようにする。
メモリ20.30等やレジスタ22.24等や処理回路
12に必要とするクロック制御装置は図面を簡単とする
為に第4図に図示していないが、これろに必要とするク
ロックパルスはクロックパルス発生器52から発生させ
ることもできる。
第5図は第4図における処理回路12の一実施例を示す
。個々の値d(k、i)は接続線11を経て加算器60
の一方の入力端に供給され、この加算器の他方の入力端
には、例えばハードウェア結線により予め決定した一定
値Aが供給される。この加算器60で形成され、接続線
61に現われる加算値は乗算器62に供給され、この乗
算器でこの加算値に一定(直aが乗じられる。この量a
は正確な値はそれほど臨界的なものではない為、この量
aは、それぞれが2の負の整数の累乗である小数の個々
の被加数を以って形成でき、従って乗算器62は縦続接
続した少数の加算器を以って構成しうる。
接続線63に生じる積は加算器64に供給され、この債
がレジスタ24の出力ライン25に得られる値に加算さ
れる。出力ライン25に得られるこの値は、音声パラメ
ータ値kが互いに上昇順序で追従する場合には加算値D
 (k−1,1−1)である。
加算器64で形成され接続線65に生じる値は比較器6
6の一方の入力端に供給され、この値がレジスタ22の
出力ライン23を経て供給される値、すなわち加算値D
 (k、1−1)と比較される。この比較器66は比較
の結果に依存して切換スイッチ68を制御し、このスイ
ッチが比較器66に供給される値のうち小さい方の値を
接続線69を経て他の比較器76の一方の入力端に供給
するようにする。
比較器76の他方の入力端は他の加算器74の出力ライ
ン75に接続されており、この加算器74はレジスタ2
6からの出力ライン27に生じる値を、接続線61にお
ける加算値に乗算器72てlbを乗じた値に加算する。
比較器76は、この比較器に供給される値のうち小さい
方の値が他の加算器70の一方の入力端に供給されるよ
うに切換スイッチ78を制御し、加算器70の他方に入
力端に;ま接続線11を経て個々のj[d (k、  
i)が供給される。この加算器70の出力ライン13に
生じる加算値は方向値D−(k。
1)である。反対方向に対する方向値D−(k。
l)は、音声パラメータkが大きい値から小さい値に進
む場合に出力ライン13に上述したのと同様にして生ぜ
しめられる。
比較器66の出力信号は切換スイッチ68と並列に切換
スイフチ82を動作させ、二のスイフチが接続線83に
論理1直゛′0“或′、1はパ1”のいずれかを供給す
る。後者の論理値“1”は少なくとも前の点が斜め下に
あるということ、すなわち、次の1直をアドレスする為
に第4図のアドレスカルキュレータ44において音声パ
ラメータにで1単位減算する必要があるということを意
味する。
接続線83は他の切換スイッチ84の一方の人力ライン
を構成し、このスイフチ84は切換スイッチ78と並列
で比較器76の出力信号により制御される。
切換スイッチ84の他方の入力ラインには絶えず論理1
直“1″′が供給されている。またこの切換スイッチ8
4と並列に他の切換スイッチ36が制御され、この切換
スイッチ86は左側の位置にある際に論理値“1′′を
、右側の位置にある際に論理値“O”を出力ライン87
に絶えず供給し、後者の(直” o ”は前の点が同じ
時間点に属するということ、すなわち前の点が垂直方向
で下方に位置するということを意味し、従って第4図の
アドレスカルキュレータ44はメモリ50をアドレスす
るのにそれぞれ前のアドレスの場合と同じアドレス区分
1を生じる。
切換スイッチ84および86の2つの出力ライン85お
よび87がト目俟って接続線19を構成し、この接続線
19が第4図におけるメモリ30および40や切換スイ
フチ32に接続されている。この切換スイッチは例えば
値が切換えられる第3ビツトにより、前の点が現在考慮
している点の上にあるか下にあるかを、またアドレスカ
ルキュレータ44において現在の値にに1単位を加える
か或いは1単位を減じるかを決定することができる。
第4および5図に示す回路配置は一例にすぎず、特に、
幾つかの或いはすべての区分は適切にプログラミングし
たマイクロプロセッサを以って実現しうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、音声信号の順次の時間点に亘る音声パラメー
タの可能な変化の一例を示す説明図、第2図は、個々の
方向値がいかに決定されるかを示す説明図、 第3図は、本発明による方法のシーケンスを説明する為
の線図、 第4図は、本発明による方法を実行する回路を示すブロ
ック線図、 第5図は、第4図における処理回路の一具体例を示す回
路図である。 10、20.30.40.50・・・メモリ12・・・
処理回路 14、38.66、76・・・比較器 16・・・制御回路  ″ 22、24.26.42.48・・・レジスタ41・・
・アドレスカルキュレータ 52・・・クロックパルス発生器 54、58・・・カウンタ 56・・・双安定フリップフロップ段 60、64.70.74・・・加算器 62、72・・・乗算器 手  続  補  正  書 昭和63年 2月 1日 特許庁長官   小  川   邦   夫  殿1、
事件の表示 昭和62年特許願第296255号 2、発明の名称 音声信号の音声パラメータの時間的変化決定方法および
装置3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 名称   エヌ・ベー・フィリップス・フルーイランペ
ンファブリケン 4、代理人 7’4′ 6、補正の内容 (別紙の通り) 1、明細書第12頁第14〜15行の[変化がより一一
−−−好影響を」を「変化が生しる可能性が水平方向の
変化が生しる可能性よりも小さいという点で変化の平滑
性に優勢的に影響を」に訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、音声信号の音声パラメータの時間に対する変化を決
    定する方法であって、前記の音声パラメータでは、この
    音声パラメータの所定の値範囲の各値に対し、不連続の
    時間点に個々の値が存在し、時間に対する変化が、斜め
    に隣接する場合を含む隣接の音声信号パラメータ値の列
    を表しており、このパラメータ値の列の個々の値を個々
    の時間点に対し個々の値の極値に少なくとも接近させ、
    このパラメータ値の列の個々の値の加算値が他の列と比
    較される極値の加算値を形成するようにする方法におい
    て、個々の値の極値および各時間点(i)における極値
    の加算値を最小値とし、第1ステップにおいて、一方の
    方向で互いに追従するすべての音声パラメータ値(k)
    に対し順次に、個々の値に関連する値d(k、iと以下
    の値、すなわち D(k、i−1) D(l、i−1)+a〔d(k、i)+A〕D′(l、
    i)+b〔d(k、i)+A〕 の最小値との和としての第1方向値D′(k、i)と、
    前記の最小値を生じる個々の値を指示する指示値h′(
    k、i)とを形成して記憶し、 ここに、D(k、i−1)およびD(l、 i−1)はそれぞれ前の時間点i−1およ びそれぞれ同じ音声パラメータ値に或いは 前の音声パラメータ値lで発生せしめ且つ 記憶させた加算値とし、 D(l、i)は直前の音声パラメータ値 lで形成された方向値とし、 a、b、Aは予め決定した一定量とし、 その後、第2のステップで、他方の方向で 互いに追従するすべての音声パラメータ値にに対し同じ
    時間点iで前記の第1のステップ)と対応する方法で第
    2方向値D″(k、i)と指示値h″(k、i)とを形
    成し、 各音声パラメータ値kに対し、2つの方向 値D′、D″の最小値とこの方向値に属する指示値h′
    、h″とをそれぞれ新たな加算値Dおよび全体の指示値
    Hとして記憶し、 直前の音声パラメータ値を、遅くとも音声 信号の終了時に、最後の時間点Iにおける極値の加算値
    を有する音声パラメータ値にに属する全体の指示値H(
    k、I)から形成し、関連の全体の指示値を読出し、以
    下同様にして、この処理中に生ぜしめられた音声パラメ
    ータ値の列を出力して記憶することを特徴とする音声信
    号の音声パラメータの時間的変化決定方法。 2、特許請求の範囲第1項に記載の音声信号の音声パラ
    メータの時間的変化決定方法において、方向値D′、D
    ″、指示値h′、h″および新たな加算値Dを各場合に
    おいて1つの時間点iに対してのみ記憶させ、その後に
    再びオーバーライトすることを特徴とする音声信号の音
    声パラメータの時間的変化決定方法。 3、特許請求の範囲第2項に記載の音声信号の音声パラ
    メータの時間的変化決定方法において、方向値D′、D
    ″と指示値h′、h″とを一方の方向で互いに追従する
    音声パラメータ値kに対してのみ記憶させ、各方向値D
    ″、D′を他方の方向で互いに追従する音声パラメータ
    値kに対し形成した後に新たな加算値Dおよび全体の指
    示値Hを直ちに形成し且つ記憶させることを特徴とする
    音声信号の音声パラメータの時間的変化決定方法。 4、音声信号の音声パラメータの時間的変化決定装置に
    おいて、 少なくとも各場合1つの時間点iのすべて の音声パラメータ値kの個々の値d(k、i)に対する
    第1メモリ(10)と、 少なくとも各場合1つの時間点1の各音声 パラメータ値にに対する各場合1つの加算値D(k、i
    )に対する第2メモリ(20)と、少なくとも各場合1
    つの時間点iの各音声 メラメータ値kに対する各場合1つの第1方向値D′(
    k、i)および1つの指示値h′(k、i)に対する第
    3メモリ(30)と、この第3メモリ(30)における
    値と同じ時間点iに対する少なくとも1つの音声パラメ
    ータ値kの第2方向値およびこれに関連する指示値h″
    (k、i)に対する第4メモリ(26;40)と、 すべての音声パラメータ値におよびすべて の時間点iに対する全体の指示値H(k、i)に対する
    第5メモリ(50)と、 前記の第1、第2および第3或いは第4メ モリ(10、20、30、26;40)のデータ出力端
    にそれぞれ結合された入力端と、前記の第3メモリ(3
    0)のデータ入力端に結合され各場合に1つの方向値D
    ′(k、i)、D″(k、i)と関連の指示値h′(k
    、i)、h″ (k、i)を生ぜしめる出力端とを有する処理回路(1
    2)と、 各場合に第3メモリ(30)のデータ出力端から1つの
    第1方向値D′(k、i)を受ける入力端と、関連の第
    2方向値D′(k、i)を受ける入力端と、2つの方向
    値のうちの小さい方の方向値を第2メモリ(20)のデ
    ータ入力端に供給する切換スイッチ(32)を制御する
    出力端とを有する比較器(14)と、 少なくとも第1、第2、第3および第5メ モリ(10、20、30、50)に対しすべての音声パ
    ラメータ値kのアドレスをアドレスシーケンスの一方の
    方向で、次にアドレスシーケンスの他方の方向で循環的
    に発生し、更に少なくとも第5メモリ(50)に対し時
    間点1に対するアドレス選択を行うアドレス発生器(5
    4、58)と、少なくとも第2、第3および第5メモリ
    (20、30、50)のローディングおよび読出しを制
    御するシーケンス制御器(56)とを有する制御回路と を具えたことを特徴とする音声信号の音声パラメータの
    時間的変化決定装置。
JP62296255A 1986-11-26 1987-11-26 音声信号の音声パラメータの時間的変化決定方法および装置 Expired - Lifetime JP2747292B2 (ja)

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