JPS63143814A - 光加熱処理装置 - Google Patents

光加熱処理装置

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JPS63143814A
JPS63143814A JP29041386A JP29041386A JPS63143814A JP S63143814 A JPS63143814 A JP S63143814A JP 29041386 A JP29041386 A JP 29041386A JP 29041386 A JP29041386 A JP 29041386A JP S63143814 A JPS63143814 A JP S63143814A
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JP
Japan
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wafer
heating
processed
temperature
processing space
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JP29041386A
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Inventor
Tetsuo Watanabe
哲夫 渡辺
Shozo Tamura
昌三 田村
Masao Kawamura
川村 雅雄
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/26Bombardment with radiation
    • H01L21/263Bombardment with radiation with high-energy radiation
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱処理技術、特に半導体装置製造用ウェハ(
以下、単にウェハという)の加熱処理に用いられるラン
プアニール技術に利用して有効な技術に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
ウェハのランプアニール装置については、たとえば、株
式会社工業調査会、昭和60年11月20日発行「電子
材料1985年別冊、超LSI製造・試験装置ガイドブ
ック」P82〜P88に記載されている。ここには短時
間アニールを実現する技術としてタングステン−ハロゲ
ンランプ(以下単にハロゲンランプと略記する)方式に
よるランプアニール装置について、その特性が説明され
ている。
本発明者は、上記のようなランプアニール方式によるウ
ェハ加熱技術について検討した。以下は、本発明者によ
って検討された技術であり、その概要は次の通りである
すなわち、ランプアニール装置は、加熱エネルギーが強
力で高温かつ短時間での処理が可能な点から、特に大口
径のウェハ加熱処理にふいて、拡散装置等よりも有利な
加熱手段として注目されている。
また、素子形成プロセスの面からは、高集積化の要求に
ともなって、層厚の浅い拡散層を形成する必要を生じて
きているが、この点においても高温で短時間処理の可能
なランプアニール方式が有利である。
このようなランプアニール装置の構造としては、石英ガ
ラスで形成された処理空間内にウェハを載装置して、処
理空間外よりハロゲンランプ等の光源を用いて光照射を
行い、この波長吸収によってウェハを所定温度、たとえ
ば1000℃程度にまで加熱するものが知られている。
ところで、上記ランプアニール装置では、定常加熱状態
において、ウェハの周辺部分、すなわち直径4インチの
ウェハを例に説明するとウェハの周縁10mm程度の領
域で急激な温度低下を生じることが見い出された。この
ような温度差に起因する熱応力でウェハ上に結晶欠陥が
誘発されたり、素子の活性層における導入不純物の活性
化が不均一となり抵抗値のばらつきを生じることが本発
明者によって明らかにされた。
このようなウェハの周辺部分の温度低下を補償する手段
としては、まず第1に、加熱源であるランプ群を複数の
ゾーンに分割して、その各々のゾーンを独立制御し、ウ
ェハの周辺部に近いゾーンのランプ出力を高める技術が
考えられる。また第2に、処理空間内のウェハの近接位
置にウェハの周辺に沿った形状のリングランプを設けて
ウェハの周辺部の加熱効率を高くする技術等が考えらえ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、上記第1のランプ群を分割制御する技術にあ
っては、ハロゲンランプから照射される照射光は放射光
であるという性質上、ウェハ上の局所加熱を行うことが
難しく、そのために、ウェハ周辺部の温度補償を適正に
行うことは困難であることが本発明者によって明らかに
された。
また第2のリングランプを用いた技術については、リン
グランプはウェハステージに固定する構造となるために
、ウェハステージを回転構造にできない。このため、リ
ングランプによってウニへの周辺部の温度低下は防止で
きても、ウェハ全体のハロゲンランプからの照射にばら
つきを生じ、そのために熱応力転位の発生を防止できな
い。
このように、いずれの方法によってもウェハの全体にわ
たって均一な熱処理の実現が難しいことが本発明者によ
って明らかにされた。
本発明は、上記問題点に着目してなされたものであり、
その目的は被処理物の全体にわたって温度分布を均一に
維持できる加熱処理技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述右よび添付図面から明らかになるであろう
〔問題°点を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、次の通りである。
すなわち、処理空間内の被処理物に対して、その2次輻
射熱により温度補償を行う加熱補助具を設けるものであ
る。
〔作用〕 上記した手段によれば、定常加熱状態すなわち、100
0℃程度の加熱状態において被処理物の周辺に生じる温
度低下を、上記加熱補助具からの2次輻射熱の放射によ
り補償することができ、このために、被処理物の全体に
わたって均一な加熱条件を得ることが可能となり、信頼
性の高い加熱処理を実現できる。
〔実施例1〕 第1図は本発明の一実施例であるランプアニール装置を
示す説明図、第2図は本実施例のランプアニール装置を
用いた場合のウニノ\の温度特性を示す説明図である。
第1図において、処理空間1を形成するチャンバ2は石
英等の透明部材により構成されており、このチャンバ2
の上方および下方には加熱光源であるハロゲンランプ群
3がチャンバ2内を照射可能に配設されている。
ここで、ハロゲンランプ群3はたとえば3つの加熱ゾー
ン、すなわち加熱ゾーンR1,R2およびR3に分割さ
れて制御されるように構成されており、この各加熱ゾー
ンR1,R2およびR3は、それぞれ制御部Pによって
制御される出力分配部Di、D2.D3に接続されてい
る。したがって制御部Pからの制御信号に基づいて各加
熱ゾーンR1,R2,R3の熱出力の分配比が所定の値
に設定されるようになっている。
ところで、上記チャンバ2の上部とハロゲンランプ群3
との間にはチャンバ2内に位置される被処理物としての
ウニ/X4の半径方向に対応するように温度センサ5が
取付けられており、ウニ/X4に対応する各位置の温度
が個別に検出されるように構成されており、それぞれセ
ンサ出力検知器S1、S2.33を介して制御部Pに伝
達される構造となっている。
したがって、制御部Pは上記温度センサ5の検出情報に
基づいて各加熱ゾーンR1,R2,R3のランプ制御を
行うこととなる。この制御部Pによる制御としては、た
とえば比例動作、積分動作、微分動作を組み合わせた、
いわゆるPID制御等が可能である。
チャンバ2の内部の処理空間1の底部には仕切板6によ
り仕切られた流体流通路1aが隔成されており、この流
体流通路1aには窒素ガス等の不活性流体7か所定圧で
供給されるようになっている。
仕切板6の処理空間1側には石英部材によって構成され
た透光性のホルダ8(回転治具)が載置されている。こ
のホルダ8は円板状に形成されたホルダ本体8aと、こ
のホルダ本体8aより上方に突出形成された複数の支持
ピンlOを有しており、被処理物であるウェハ4はこの
支持ビン10の先端によって点接触状態で支持される構
造となっている。ウェハ4をこのように点接触で支持す
るのは、ウェハ4に対するチャンバ2あるいはホルダ8
の熱的な影響を防止するためである。
上記支持ビンlOによって支持されるウニノ″14とホ
ルダ本体8aとの間には、加熱補助板11 (加熱補助
具)が上記ウェハ4と平行かつ同軸状となるように取付
けられている。このような加熱補助板11としては、処
理空間1内のウニノ′%4の汚染を防止するために、ウ
ェハ4と同質の部材を用いることが望ましい。したがっ
て、ウニノー4がシリコンにより形成されている場合に
はシリコンあるいはシリコンカーバイドにより形成した
もの、またウェハ4がガリウムーヒ素あるいはシリコン
により形成されている場合にはガリウムーヒ素により形
成したものが最適である。また、加熱補助板11は、た
とえばウェハ4よりも直径を20fiI程度大きくした
ものであり、その板厚はウェハ4と同程度たとえば40
0〜700μm程度でよい。
上記のような加熱補助板11は、たとえばウェハ4の前
工程技術をそのまま利用することにより容易に形成でき
るものである。
上記ホルダ8の最下面の中心部には尖形のピン12が下
方に突出形成されており、このピン12がホルダ80回
転中心としてCの先端が仕切板6に設けられた小回16
1S13に入り込むようになっている。また、仕切板6
の上記小凹部13の周囲には仕切板6を貫通する複数の
流体吹出口15が斜め方向に開口されており、この流体
吹出口15からの不活性流体7の吹出により、上記ホル
ダ8が処理空間1内において浮揚回転される構造となっ
ている。
次に、本実施例の作用について説明する。
まず、図示しないシャッタ機構等を介して処理空間1内
のホルダ8上にウニ、ハ4が載置されると、流体流通路
la内に所定圧の窒素ガス等からなる不活性流体7が供
給される。この不活性流体7は仕切板6の流体吹出口1
5より処理空間1に吹き出される。ここで、不活性流体
7の吹き出し圧力が高まると、処理空間1内のホルダ8
はビン12を中心軸として浮揚回転状態となる。
次に、ハロゲンランプ群3が点灯されて、熱線がチャン
バ2の内部に照射されて徐々にウェハ4の加熱が開始さ
れる。
このとき、制御部Pは、温度センサ5によるウェハ各点
の温度と目標の定常加熱温度との差に基づいて、各加熱
ゾーンR1,R2,R3の熱出力の調整を開始する。こ
こで、温度上昇過程においてウェハ周辺部と中央部との
間に温度分布の差異が生じた場合には、加熱ゾーンR1
,R2,R3における熱出力の分配比を逐次変化させて
ウェハの中央部と周辺部との温度差が最小となるように
制御される。
ここで、ハロゲンランプ群3によるウェハ4の加熱原理
について簡単に説明すると以下の通りである。
すなわち、ハロゲンランプ群3による放射光の波長範囲
は0.2〜lOμm程度に及ぶが、このうち5μm以上
の長波長成分は、石英バルブ(封体)、チャンバ2ある
いはホルダ8の石英部材中に吸収される。また、波長1
.2μm以下の短波長成分のみがSiのバンド間遷移に
より吸収されるため、実質的にウェハ4に吸収されるの
はハロゲンランプ群からの全熱出力の25%程度にしか
過ぎない。
しかし、加熱温度が900℃以上の、いわゆる定常加熱
温度近傍となってくると、シリコン中のフリーキャリア
の励起密度の上昇により波長1.2μm以上の長波長成
分もシリコン中に吸収されるようになり、加熱が急速に
加速される。
ところで、上記のような定常加熱温度近傍のウェハ4の
温度分布を測定した場合、本実施例1の加熱補助板11
の存在を無視すると、ウェハ4の温度特性は、第2図に
おいて点線で示すような曲線Aとなる。このように、た
とえハロゲンランプ群3の出力を各加熱ゾーンR1,R
2,R3毎に分割制御したとしても、ウェハ4の周辺1
0mm程度の温度低下は補償できない状態となっている
これはハロゲンランプ群3を構成するノ10ゲンランプ
から放射される光が放射光であるために、たとえウェハ
4の周辺部に近い加熱ゾーンR1およびR3の出力を抑
制したとしても、チャンバ2の外にハロゲンランプ群3
を設けた構造では、ウェハ4上の周辺部のみの局所加熱
を行うことが困難なことに起因するものと考えられる。
ところで、本実施例1のように、ウェハ4の一面とハロ
ゲンランプ群3との間に加熱補助板11を設けた場合、
この加熱補助板11の定常加熱温度近傍での温度特性は
、第2図に実線で示す曲線Bのようになる。
すなわち、加熱補助板11の下面側には下方のハロゲン
ランプ群3の照射光がその全面に照射される状態となっ
ているが、上面側は、その中央部においてウェハ4の陰
影となるため、このウニノ14よりも大きい部分、すな
わち加熱補助板11の周辺部分のみに上方からの光線が
照射される。iのため、加熱補助板11においては、中
心部よりも周辺部′の方が高い温度となる。ここで、こ
のように上下面にハロゲンランプ群3からの照射光を受
けた加熱補助板11の周辺部は、定常加熱温度、すなわ
ち900℃近傍程度ととなると、上記に説明したウェハ
4の加熱原理と同様に、加熱補助板11を構成するシリ
コン中のフリーキャリアの励起密度が高まり、長波長成
分も加熱に寄与することとなる。このため、加熱補助板
11の、特に周辺部は急速に加熱され、2次輻射熱の放
射を開始する。この結果、2次輻射熱が大量に発生され
る加熱補助板11の周辺部に近い位置にあるウェハ4の
周辺部が2次輻射によって局所的に加熱される。
これをウェハ4の側からみると、ウェハ4においては、
下側のハロゲンランプ群3からの光線が加熱補助板ll
により遮られているため、その加熱状態は加熱補助板1
1の存在しない場合に較べて高くはない。しかし、ウェ
ハ4の周辺部では、ウェハ4よりも大口径の加熱補助板
110周辺部からの2次輻射熱の放射により、その加熱
が局所的に高められるようになっている。そのため、ウ
ェハ4における温度特性は、第2図にふいて一点鎖線で
示される曲線Cのようになる。
この曲線Cからも明らかなように、本実施例1の加熱補
助板11の存在によって、ウニ/X4の周辺部の温度低
下が補償され、ウニ/X4のほぼ全面にわたって平坦な
温度特性、すなわち均一な温度分布を得られることとな
る。しかも、ウニノ14はホルダ8によって回転状態と
なっているため、ウェハ全体での温度分布の細かいばら
つきを生じることも防止できる。
このように、本実施例によれば以下の効果を得ることが
できる。
(1)、ウェハ4よりも大口径の加熱補助板11をウェ
ハ4と同軸状となるようにホルダ8に取付けることによ
り、加熱補助板11の周辺からの2次輻射熱の放射によ
り、ウェハ4の周辺部の温度低下を補償できる。
(2)、加熱補助板11を取付けることにより、リング
ランプ等の他の補助加熱手段が不要となり、ウェハ4の
回転加熱を実現できるため、ウェハ全体での光照射のば
らつきをも防止できる。
(3)、加熱補助板11を用いたウェハ周辺部の温度補
償とハロゲンランプ群3の出力の分割制御により、ウェ
ハ4の加熱開始時から定常加熱状態に至るまで、ウェハ
4の全体を均一な加熱状態とすることができる。
(4)、上記(1)、 (3)により、熱応力転位によ
るウニノ1不良を防止でき、信頼性の高いウェハの加熱
処理を実現することができる。
〔実施例2〕 第3図は本発明の他の実施例であるランプアニール装置
を示す説明図である。
本実施例2では、実施例1で説明したものとほぼ同様の
構造を有しているが、処理空間l内に載置されるホルダ
18aおよび加熱補助具の構造が・異なるものである。
すなわち、本実施例2のホルダ18では、支持ビン20
の先端によって支持されるウェハ4の水平延長線上にウ
ェハ4の周辺部を囲むようにして環状の加熱補助リング
21 (加熱補助具)が取付けられている。この加熱補
助リング21は、実施例1の加熱補助板11と同じく、
ウェハ4と同質の部材で形成されているものが望ましい
゛。
上記構造の加熱補助リング21とすることにより、ウェ
ハ4の周辺部は、加熱補助リング21からの2次輻射熱
により温度低下が補償されてウェハ4の全体にわたって
均一な加熱条件が得られる。
さらに、本実施例2の加熱補助リング21によれば、ウ
ェハ4の上下面ともに、ハロゲンランプ群3からの光照
射が遮られない構造であるため、ウェハ4の効率的な加
熱が可能である。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。たとえば、加熱光源とし
ては照射波長が0.2〜10μm程度のハロゲンランプ
群3を用いた場合について説明したが、これに限らず照
射波長範囲が1.4μm以下の特性を有する、いわゆる
キセノンランプを用いてもよい。このようなキセノンラ
ンプを用いた場合には、ランプの放射光エネルギーの9
5%がシリコンのバンド間遷移により吸収されるため、
定常加熱温度以下の低温状態においても補助加熱治具か
らの2次輻射熱によるウェハ周辺部の温度補償が可能と
なる。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその利用分野である、いわゆるウニノ1のアニール処
理に適用した場合について説明したが、これに限定され
るものではなく、たとえば、酸化性雰囲気の中での薄い
熱酸化膜形成技術等にも適用できる。
〔発明の効果〕
本願にふいて開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである
すなわち、被処理物を収容する処理空間と、この処理空
間外に設けられた加熱光源群とを有しており、処理空間
の内部には被処理物とともに該被処理物の周辺部分に対
して2次輻射熱を放射する加熱補助具を設けた光加熱処
理装置構造とすることにより、特に定常加熱温度条件に
おいてウェハ周辺に生じる温度低下を上記加熱補助具か
らの2次輻射熱の放射により補償できるため、ウェハの
全体にわたって均一な加熱処理を実現でき、熱応力によ
る結晶欠陥の発生を防止して信頼性の高いウェハの加熱
処理を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるランプアニール装置を
示す説明図、 第2図は上記実施例のランプアニール装置を用いたウェ
ハの温度特性を示す説明図、 第3図は本発明の他の実施例であるランプアニール装置
を示す説明図である。 1・・・処理空間、1a・・・流体流通路、2・・・チ
ャンバ、3・・・ハロゲンランプ群、4・・・ウェハ、
5・・・温度センサ、6・・・仕切板、7・・・不活性
流体、8・・・ホルダ、8a・・・ホルダ本体、10・
・・支持ピン、11゛・・・加熱補助板、12・・・ピ
ン、13・・・小凹部、15・・・流体吹出口、18・
・・ホルダ、20・・・支持ピン、21・・・加熱補助
リング、Di、D2.D3・・・出力分配部、R1゜R
2,R3・・・加熱ゾーン(加熱手段)、Sl。 32、S3・・・センサ出力検知部、P・・・制御部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被処理物を収容する処理空間と、この処理空間外に
    設けられた加熱光源群とを有しており、処理空間の内部
    には被処理物とともに主として該被処理物の周辺部分に
    対して2次輻射熱を放射する加熱補助具が設けられてい
    ることを特徴とする光加熱処理装置。 2、処理空間内の被処理物が透光性部材で形成された回
    転治具上に載置されており、一方加熱補助具は加熱光源
    群の光照射方向に対して被処理物とは平行位置となるよ
    うに該回転治具に取付けられるとともに、被処理物の一
    面への光照射を遮るように該被処理物よりも大面積で形
    成されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の光加熱処理装置。 3、処理空間内の被処理物が透光性部材で形成された回
    転治具上に載置されており、加熱補助具は被処理物の周
    辺延長外方に被処理物を囲むように環状に形成されて回
    転補助具に取付けられていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の光加熱処理装置。 4、被処理物が半導体装置製造用ウェハであり、加熱補
    助具がシリコンまたはシリコンカーバイドにより形成さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2
    項または第3項記載の光加熱処理装置。
JP29041386A 1986-12-08 1986-12-08 光加熱処理装置 Pending JPS63143814A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02291118A (ja) * 1988-12-30 1990-11-30 Ag Processing Technol Inc ウェハーの表面及び周囲加熱のための放射熱源を利用したウェハー均一加熱方法及びその装置
JP2002532897A (ja) * 1998-12-11 2002-10-02 シュテアク エルテーペー システムズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 急速熱処理(rtp)システムのためのガス駆動式回転サセプタ
JP2005235874A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Ushio Inc 加熱ユニット
JP2019140268A (ja) * 2018-02-13 2019-08-22 株式会社Screenホールディングス 熱処理方法

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