JPS63143766A - 差込みプラグ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は差込みプラグに係り、例えば、電源コンセント
、テーブルタップなどに電気器具のコードを接続するプ
ラグに関する。

（従来の技術） 従来のこの種の差込みプラグは、プラグ本体の一方の端
面から一対のプラグ刃を固定的に突出させ、他方の端部
からプラグ刃に接続したコードを導出し、このコードを
電気器具例えば電気掃除機に接続するする構造が採れて
いた。

しかしながらこの従来の差込みプラグでは電気掃除機の
ように移動する電気器具に使用する場合電気器具の移動
方向によってはコードがねじれて断線の原因となる問題
を有している。このためこの種差込みプラグにおいて、
プラグ本体にプラグ刃を設けた回動体をプラグ刃の突出
方向と直交方向の軸を中心として所定範囲回転可能に取
付ける構造が知られている。

（発明が解決しようとする問題点） このような差込みプラグの構造では、コンセントに接続
したプラグ刃に対してプラグ本体を傾斜させることによ
り家具裏などの狭い個所でも接続でき、コードの無理な
折曲げはある程度防止できるが、コードの向きの調整は
一方向例えば上下方向のみで、またコードのねじれは防
止できず、コードの断線の原因となる問題を有している
。

本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、コードを接
続した状態で移動させながら使用する電気掃除機などの
電気器具のコードに用いても、コードがねじれることが
なく、コードの断線のおそれのない差込みプラグを提供
するものである。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） 本発明の差込みプラグは、コード導出部を有するプラグ
本体と、このプラグ本体に回転自在に設けられた回転体
と、この回転体の回転軸心方向と同一方向に向って突設
され前記プラグ本体から外方に突出された一対のプラグ
刃と、前記一対のプラグ刃に電気的に接続され前記プラ
グ本体の前記コード導出部から導出されるコードを接続
する端子片とからなり、このプラグ本体のプラグ刃を受
刃に接続した状態でプラグ本体をこのプラグ刃と同一方
向の軸心を中心として回転可能としたことを特徴とする
ものである。

（作用） 本発明の差込みプラグは、プラグ刃をコンセントなどに
接続した状態で、プラグ本体はプラグ刃と同一方向の軸
心を中心として回動され、コードのねじれが防止される
。

（実施例） 本発明の一実施例の構成を図面について説明する。

１はプラグ本体で、合成樹脂にて成型された本体ケース
２とこの本体ケース２０開口部を覆う蓋ケース３とにて
構成されている。この本体ケース２の底面には円形の、
軸支穴４が形成さガ、この軸支穴４に対向して蓋ケース
３の内面には軸部５が突設されている。さらにこの本体
ケース２の内側には端子台部６が設けられ、さらにこの
本体ケース２と蓋ケース３との一側には接合部にコード
導出部７を形成する切り欠き開口８，９が形成されてい
る。そしてこの本体ケース２と蓋ケース３とはねじ１０
にて結合される。

１１は回転体で、合成樹脂などの絶縁材にて略円筒状に
形成され、−１側には前記本体ケース２の軸支穴４に回
転自在に嵌合される径小の軸支部１２が形成され、他端
面の中央部には前記軸部５を回転自在に嵌挿する軸穴１
３が形成されている。そしてこの回転体１１の一端面に
はこの回転体１１の回転軸心方向と平行な方向に一対の
プラグ刃１４．１５が突設され、このプラグ刃１４．１
５は前記回転体１１の外周面に軸方向に離間して設けた
導電リング１６゜１７に電気的に接続されている。

また１８．１９は端子片で、前記端子台部６にリベット
２０にてそれぞれ固定されている。この各端子片１８．
１９は前記導電リング１６．１７に弾性的に接触される
摺動片２１．２２が一体的に設けられている。

さらにこの端子片１８．１９にはコード導出部７から導
入したコードを接続する端子ねじ２３．２４が螺合され
ている。

次にこの実施例の作用を説明する。

プラグ本体１内にコード導出部７から導入したコードの
先端を端子ねじ２３．２４にて端子片１８゜１９に接続
する。

そしてプラグ刃１４．１５をコンセント、テーブルタッ
プなどに差込み接続すると、プラグ本体１から導出した
コードはプラグ刃１４．１５の突出方向に対して直交方
向となっているため、コードの突出量が少な（、家具の
裏側などの狭い箇所においてもコードを無理に曲げたり
することなく、差込みプラグを接続できる。またプラグ
本体１から導出したコードの向きはプラグ刃１４．１５
がコンセントなどに接続されたままの状態で回転体１１
が軸支穴４と軸部５を中心としてプラグ刃１４．１５と
同一方向の回転体１１の軸心を中心として回転されるた
め、プラグ本体１の向きをコードの接続方向に向けるこ
とができる。

そして回転体１１の回転角度がいかなる向きでも回転体
１１の導電リング１６．１７に端子片１８．１９の摺動
片２１．２２が弾性的に接触しており、プラグ刃１４、
１５はコードに電気的に接続されている。

なお実施例のようにプラグ本体１のコード導出部７をプ
ラグ刃１４．１５の突出方向と直交方向にすることによ
り家具の裏側のコンセントなどにコードを無理に折り曲
げることなく接続でき、コードの断線の原因となること
がない。

〔発明の効果〕

本発明によれば、コードの向きを任意の方向にしてプラ
グ刃をコンセントなどに接続でき、特に電気掃除機など
のように移動させて使用する電気器具などでも器具の移
動方向にコードを向けることができ、コードが捻じれる
こともなく、コードを損傷することがないものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す差込みプラグの縦断正
面図、第２図は同上縦断側面図、第３図は同上蓋ケース
を外した状態を示す平面図、第４図は同上底面図である
。 １・・プラグ本体、７・・コード導出部、１１・・回転
体、１４．１５・・プラグ刃、１８．１９・・端子片。 昭和６１年１２月４日

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）コード導出部を有するプラグ本体と、このプラグ
   本体に回転自在に設けられた回転体と、この回転体の回
   転軸心方向と同一方向に向けて突設され前記プラグ本体
   から外方に突出された一対のプラグ刃と、前記一対のプ
   ラグ刃に前記プラグ本体にて電気的に接続され前記コー
   ド導出部から導出されるコードを接続する端子片とから
   なり、このプラグ本体のプラグ刃を受刃に接続した状態
   でプラグ本体をこのプラグ刃と同一方向の軸心を中心と
   して回転可能としたことを特徴とする差込みプラグ。
2. （２）プラグ本体に形成したコード導出部はプラグ刃の
   突出方向と直交方向としたことを特徴とする特許請求の
   範囲第１項記載の差込みプラグ。