JPS63143657A - フアイル転送制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〕 本発明はファイル転送制御方式に関し、特にコンピュー
タ間のファイル転送制御方式に関する。

（従来の技術） 従来のファイル転送において、ファイルの転送が何の障
害も発生しないで正常に終了する場会には問題ないが、
ファイル転送中に何らかの障害が発生し、いったん転送
が中断され、再開されるときには、ファイルのどこまで
の内容が転送を完了し、受信側のファイルに書出されて
ｂて、どこから再送出すればよいかを確実に知る方法が
ない。

そこで、ファイルの先頭から転送を再開する第１の方式
か、あるいは受信側で重複して受信されるデータが現れ
るのを覚悟して送信側で既に送信されているゲータにさ
かのほって再送する第２の方式が採用されている。

（発明が解決しようとする問題点） 上述した従来の方式のうち、第１の方式ではデータ量が
少ない場合には許されるケースもあり得るが、大量のデ
ータが転送される場合には時間的にも影響が大きく、回
線の使用に伴う経揖的な負担が大きくて実用的ではない
と云う欠点がある。いっぽう、第２の方式では受信側の
データに重複が生じるため、どこがＭ複しているかを認
識するための時間が必要となり、またデータによっては
重複を認識できないケースもあシ得る。従って、該当す
るファイルをそのまま利用して、次の作業を行うことが
できず、なんらかのファイルの内容の修正作業が必要に
なってくると云う欠点がある。

本発明の目的は、コンピュータ間のファイル転送におい
て、ファイルのどこまで転送し終えたか金、相互のコン
ピュータで認識し、何らかの障害が発生してファイルの
転送が中断され、再開される際にも、中断なくファイル
転送が終了した場合と比較して、中断時間を除けば等し
いだけの時間しかかからず、受信側のファイルの内容も
等しくなるように構成したファイル転送制御方式を提供
することにある。

（問題点を解決するための手段） 本発明によるファイル転送制御方式は、通信回線により
接続された送信用のコンピュータと受信用のコンピュー
タとの間でファイル転送を行う電算機システムにおける
ものである。

送信用のコンピュータはファイル読取り手段と、送信制
御手段と、データ送信手段と全具備して構成したもので
ある。

ファイル読取り手段は、送信されるファイルデータの内
容を読取るためのものである。

送信制御手段は、ファイルの送信完了の範囲を管理する
ためのものである。

データ送信手段は、ファイル読取９手段により読出され
たデータに対して、送信制御手段により管理されていて
データの送信されるごとに更新されるシーケンス番号全
付加して受信用のコンピュータに送信するためのもので
ある。

受信用のコンピュータはデータ受信手段と、受信制御手
段と、ファイル書出し手段とを具備して構成したもので
ある。

データ受信手段は、送信用のコンピュータからのデータ
を受信するためのものである。

受信制御手段は、データ受信手段により通知されていて
、送信用のコンピュータに備えられたデータ送信手段に
より、データに付加されているシーケンス番号を記憶し
、データの受信状況全管理するためのものである。

ファイル書出し手段は、データ受信手段により渡される
シーケンス番号を取除いたデータをファイルに書出すた
めのものである。

（実　流側） 次に、本発明について図面を参照して詳細に説明する。

本発明の一実施例を示す第１図を参照すると、本実施例
はデータ送信手段３、送信制御手段４およびファイル読
取９手段５から成る送信用のコンピュータｌと、コンピ
ュータ１に関連したファイル６と、データ受信手段７、
受信制御手段８、およびファイル書出し手段９から成る
受信用ノコンピュータ２と、コンピュータ２に関連した
ファイル１０と、コンピュータ１とコンピュータ２との
間を接続するための通信回線１１とによって構成されて
いる。

第１図においては、図面の繁雑化を回避するためにコン
ピュータ１．２ともそれぞれひとつのファイルしかもた
ない。また、コンピュータ１は送信のみを行い、コンピ
ュータ２は受信のみを行うように描かれている。しかし
、一般にファイル６．１０はそれぞれコンピュータ１゜
２とも複数個であってもよいし、ひとつのコンピュータ
内で受信と送信とを行えるように構成されていてもかま
わない。

第１図において、送信制御手段４はファイル６よシ送信
されるファイルデータを読取るよ゛うにファイル読取り
手段５に対して指示を与える。

ファイルｉ＊、ａ手段５は、ファイル６より送信される
データを読取りデータ送信手段３に渡す。

データ送信手段３は、送信制御手段４から付加すべきシ
ーケンス番号全受領し、それをファイル読取シ手段５か
ら渡されたデータに付加し、合成されたデータをコンピ
ュータ２へ送信する。

コンピュータ２のデータ受信手段７はコンピュータｌか
ら送られてきたデータを受信し、コンピュータ１のデー
タ送信手段３によって付加されたシーケンス番号を受信
制御手段８に通知し、シーケンス番号を削除してファイ
ル書出し手段９にデータを渡す。ファイル書出し手段９
は、データをファイル１０に簀込む。

第２図は、ファイル転送中に回線に障害が発生して転送
が中断され、送信が可能となった時点で再送を開始する
場合の処理の流れを示す説明図である。

第２図において、ファイル内のデータＡからＺまでを転
送するため、シーケンス番号１を付加したデータＡから
転送を始めたが、シーケンス番号ｎ−１に付加したデー
タＳを送信した後、それを受信側のコンピュータ２が受
信する前に回線障害が発生したものとする。

この場合、コンピュータｌの送信制御手段４はｎ−１ま
でのデータを送信したものと認識し、次にｎのデータを
送信しようとしてコンピュータ２の受信制御手段８がｎ
　−２までのデータを受信したものと認識し、送信側と
受信側とで矛盾が生じている。この状態で送信が可能に
なるト、コンピュータ２からコンピュータ１へｎ−２の
次からの送信指示を行う。そこで、コンピュータ２とコ
ンピュータｌとの間で、送（ｉＬＪれるデータごとに一
意につけられたシーケンス番号によって同期音とる。以
後、コンピュータｌはシーケンス番号ｎ−１１もつデー
タＳから再送し、最後のデータＺまで処理を続行する。

（発明の効果） 以上説明したように本発明は、ファイル転送において送
信するデータごとに一意に認識できるシーケンス番号を
付加して送信することにょ）、転送が何らかの障害によ
り中断され、再び転送を行う際にも送信側と受信側とで
送受信するデータの同期が容易に確立されるので、中断
なくファイル転送を終了した場合と比較しても、中断に
よる時間の損失を除けば同等の結果が得られると云う効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明によるファイル転送制御方式全実現す
る一実施例全示すブロック図である。 第２図は、第１図に示す実施例の一部の動作を示す説明
図である。 １．２・・・コンピュータ ３・・・データ送信手段　　４・・・送信制御手段５・
・・ファイル読取シ手段 −９−内ｒｒ ６．１０・・・ファイル ７・・・データ受信手段　　８・・・受信制御手段９・
・・ファイル書出し手段 １１・・・通信回線

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 通信回線により接続された送信用のコンピュータと受信
   用のコンピュータとの間でファイル転送を行う電算機シ
   ステムにおけるファイル転送制御方式であつて、前記送
   信用のコンピュータは送信されるファイルデータの内容
   を読取るためのファイル読取り手段と、ファイルの送信
   完了の範囲を管理するための送信制御手段と、前記ファ
   イル読取り手段により読出されたデータに対して前記送
   信制御手段により管理されていて前記データの送信され
   るごとに更新されるシーケンス番号を付加して前記受信
   用のコンピュータに送信するためのデータ送信手段とを
   具備し、且つ、前記受信用のコンピュータは前記送信用
   のコンピュータからのデータを受信するためのデータ受
   信手段と、前記データ受信手段により通知されていて前
   記送信用のコンピュータに備えられた前記データ送信手
   段により前記データに付加されているシーケンス番号を
   記憶し、前記データの受信状況を管理するための受信制
   御手段と、前記データ受信手段により渡される前記シー
   ケンス番号を取除いたデータをファイルに書出すための
   ファイル書出し手段とを具備して構成したことを特徴と
   するファイル転送制御方式。