JPS63143069A - 熱安定、変色防止性且つ酸化防止能ある高性能消臭剤組成物 - Google Patents

熱安定、変色防止性且つ酸化防止能ある高性能消臭剤組成物

Info

Publication number
JPS63143069A
JPS63143069A JP61288747A JP28874786A JPS63143069A JP S63143069 A JPS63143069 A JP S63143069A JP 61288747 A JP61288747 A JP 61288747A JP 28874786 A JP28874786 A JP 28874786A JP S63143069 A JPS63143069 A JP S63143069A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
acid
soluble
weight
deodorant composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61288747A
Other languages
English (en)
Inventor
伊地知 敏寛
幸司 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAAGEN CHEM KK
Original Assignee
TAAGEN CHEM KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TAAGEN CHEM KK filed Critical TAAGEN CHEM KK
Priority to JP61288747A priority Critical patent/JPS63143069A/ja
Publication of JPS63143069A publication Critical patent/JPS63143069A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 所謂、消臭剤と称するものは数多く、その殆んどが活性
炭、ゼオライトによる物理的吸着か他の香料を添加した
所謂マスキング剤と称する加臭剤である。之は消臭剤と
はいい力8たい、生化学的消臭剤としてはバクテリヤ、
酵素による処理がある。何れも一長一短ありて、活性炭
、ゼオライト等による物理的吸着は一応持続性はあるが
、消臭速効性が全くなく、且つ効果の品質管理がしにく
く、効果発揮に一定期間を要する事と、無効になっても
判定が出来ず、併も悪臭源に直接攻撃がかけられない欠
点がある。マスキング剤は添加香料自体が嫌われ、且つ
悪臭とまざってより強度の二次公害を惹起する場合が余
りにも多く現在は敬遠されている。生化学的なものは之
も速効性に乏5しく、効果発揮迄に時間を要する事は前
述の物理的吸着と同じであるが、効果持続性はあるにし
ても使用法に制約がありすぎる欠点を有する。即ち、温
湿度の管理(之は普遍的使用には致命的である)、配合
資材等準備に手数がかかりすぎる。
以上から綜合すると、結局化学的、物理化学的消臭剤以
外に時代の要望に適したものはないという事になる。即
ち、各産業界の要望を要約すると以下の8項目になる。
(1)無害である、(2)消臭効果が即効性である、(
3)#熱性であり且つ変色しない、(4)効果保持期間
が長い°、(5)消臭対象が出来る限り広範なる事、(
6)有機肥料その他の製造を目的とする事があるため金
属を極力含まない、(7)消臭剤自体が異臭を与えない
、(8)消臭剤としての特に変色、それに伴なう性能劣
化を極力防ぐための保存期間が長いという事である。
2等各項目からみると、現在の化学的、物理化学的消臭
剤は上記項目の何れかに抵しよくする。
二価鉄とL−アスコルビン酸或いは二価鉄とその他の有
機酸の組合せが公開されているが、之等は上記項目中(
])、(4)、(5) 、特に(6) 、 (7) 、
 (8)に関し余りにも欠陥がありすぎ全く満足を与え
ず市場性が激減している。即ち耐熱性が全くなく、且つ
三価鉄として褐色又は黒色に着色する事、保存期間が安
定剤を入れても短かく褐変しやすい事、アンモニア等簡
単な低分子量化合物にはきくが、対象か限定され、産業
、生活廃棄物、蛋白質分解物等の複合性悪臭には殆んど
効果ない。(6)に至っては多量の鉄自体の存在が致命
傷である。又、鉄独特の生臭い鉄臭を与える事は周知の
事実である。
本発明者等は之等の解決のため、既にオキシカルボン酸
、それらの水溶性塩類、炭素数18以下の飽和、不飽和
脂肪酸の塩類の何れか、又は之等を併用し、之と一種又
はそれ以上のL−アスコルビン酸、その塩類、エリソル
ビン酸又はその塩類との組合せ、及び、(1)クエン酸
、クエン酸ナトリウム、(2)醋酸、醋酸ナトリウム、
 (3) L−アスコルビン酸、L−アスコルビン酸ナ
トリウム、エリソルビン酸、エリソルビン酸ナトリウム
の一種又はそれ以上の量的組合せ、又、之等を上記8項
目中、特に(2)の消臭効果の更に速効効果の向上、(
3)の耐熱、変色の一層の完全化、(4)効果持続性の
向上を極限に高めるべく粒子径5〜100gtgのシリ
カゾル、又はシリカゾル或いは粒子径0.3〜30鉢の
シリカの超微粉末を予め非イオン又はアニオン性水溶性
高分子化合物で表面改質処理を施したアディティブブレ
ンドを形成錯イオンの伝播促進体、即ちキャリヤとして
使用し、之と水溶性層肪族オキシカルボン酸及びその水
溶性塩類及び活性化剤としてL−アスコルビン酸及びそ
の水溶性塩類の三主要成分組合せ特にシリカをキャリヤ
として使用する事を添加併用する特許を出願した。この
ものは最高に前記8項目を満足しているし、最高の評価
を各業界からうけている。このものが上記各8項目を最
高限度に満足を与えている事は事実であるが、本発明者
等は別の方法で更に簡便に之と同等又はそれ以上の効果
を発揮するものを更に研究した結果、活性化剤(より速
く効果的に錯イオンを形成させる)をかえる事により、
一層簡便に同等又はそれ以上に効果を向上する本を発見
した。即ち、従来の活性化剤であるL−アスコルビン酸
及びその水溶性塩類を用いる場合、十二分の効果が発揮
される事は既述の如くであるが、このため前記要望8項
目中の変色及び耐熱性向上、商品としての保存期間の長
い事のために、特に安定助剤の選択組合せが必要であり
、最長保存期間は約10ケ月間であるか、季節により之
等の組合せ、量を変化させる必要がある。そのためそれ
等を必要としないために、L−アスコルビン酸及びその
水溶液を他の好適な活性化剤に変える事は今迄成功して
居らず、又不可1@視されていたものであるが、若し他
の適切な活性化剤が発見されれば、当然変色防止、耐熱
用安定助剤が不要となり、特に大きい特色はそれ自体で
半永久的に変色防止が出来、且つ保存期間が延長出来、
しかも季節により成分組合せ、量的変化が全く不必要に
なるわけで、完全化が達成される事になる。
そのため本発明者等はL−アスコルビン酸、同水溶性塩
類に代って効果的活性化剤の鋭意発見に努めた結果、主
としてビニールモノマー類と共重合性ある不飽和二塩基
性酸が完全に満足行く結果を与える事を発見し、綿密な
比較試験の結果前記8項目を同等又はより一層満足させ
る事を発見したものである。
之により一層安易に、消臭面として酸化防止作用を加味
して産業、生活廃棄物、動物ふん、有機肥料処理場、畜
舎、床屋槽、バキュームカー、冷蔵庸1紙おむつ等の脱
臭、消臭、及び酸化両作用から色製紙、段ボール、紙函
1m維、不織布、ベントナイト、活性炭、ゼオライト等
に含浸、又プラスチックシート、フィルム、カーペット
裏面の脱臭、魚類、肉類、野菜、花等の鮮度保持期間の
延長、植物、野菜等の成長促進効果、水虫の治療、ワキ
ガ1体臭、屍臭等の消臭、癌細胞の発育抑制の回部性、
エマルジョン、ラテックス等の反応終了後の残存モノマ
ーその他の不快臭の脱臭除去及び之に伴なう無臭の接着
剤、粘着剤、塗料製造も可使である。又、低級アルコー
ルを水にかえて使用し、過剰水分の残存防止をも回走と
した。
産業界には製紙、製函、不織布、有機肥料、繊維、畜産
、下水、床屋等生活廃棄物処理業界、産業廃棄物処理業
界等の消臭用途、食肉、魚類、生鮮青果物産業界、建材
業界、化学工業界等が含まれ、之等からの要望を集約し
たものが前記必須8項目である。特に悪臭、複雑な複合
悪臭が公害とされ、その解決が今日程きびしい時はなく
、之を解決する事が何よりも凡ての産業界の急務であり
、且つ臭気も複雑であるために全稈の技術的見地に立っ
たものでないと解決及び改革は不可能である。
[従来の技術] 従来は単に消臭作用丈にとどまり、それも効果発揮に非
常に時間がかかり、効果の品質管理もしにくく、活性炭
、ゼオライト等に吸着させたものが多く、物理的に吸着
させるか、又は他の強い発臭剤を加え加具するか何れか
で、之等は前述の如く、効果発揮に長期を要する事と、
無効になってもその確認のしようがなく、又マスキング
(他の香料を加えた加臭剤)剤では加えた香料が却って
二次公害を惹起している事はしばしば耳にする事である
。之等では今日の要望を満たすには程遠い、且つ、悪臭
源を直接アタック出来ないため悪臭はいつ迄も発生存続
する。生化学からの消臭剤は酵素、バクテリヤが市販さ
れているが、未だ画期的なものがなく、併も消臭効果を
出すのに長時間を要し、且つ温湿度管理その他の処理は
繁雑を極め一般化には程遠く、且つ効果面からの前記8
項目も満足できない、その目的で本発明者等は前記8項
目に完全に満足を与えるものを既に出願して居るが、之
を更に簡略化し、安定化助剤を不要とし、添加量の季節
的変更も不要となり併も前回と同等又はそれ以上の効果
を発揮させるため鋭意努力した結果、活性化剤をL−ア
スコルビン酸、同水溶性塩類からビニールモノマー類と
共重合性を有する不飽和二塩基性酸及びそれらの水溶性
塩類にかえる番により、一層簡単に製造出来、しかも同
等又はそれ以上の効果をあげる事を発見した。之により
産業界への貢献は一層大なるものと確信する。
[発明が解決しようとする問題点コ 前述の如く物理的吸着剤、マスキング剤、生化学的消臭
剤、化学、物理化学的消臭剤と各種あるが、現在最後に
残るのは前記必須8項目から見れば化学的、成しうれば
物理化学的消臭剤とみるのが出熱である。事実現在化の
市販化学的消臭剤は8項目中溝足しない項目が多いため
殆んど時代の要望にうけ入れられず、本発明者等もこの
方面から必須8項目を解決しようとして研究を重ね、物
理化学的に前回前記8項目に更に改良を加えたものを既
に出願し、之で一層完全解決させた事になるが、なお、
安定助剤を不要とし、色がつかず、#熱性で保存期間が
半永久的とも云える驚異的な品質改良を完成したわけで
ある。そのため単に化学重文でなく、物理化学的の面か
ら検討を加え本発明の完成に至った次第である。
即ち、化学的、物理的に活性化能を顕在的又は潜在的に
所有する上に物理的手法を加味する事が必須である。活
性化の原点はイオン化である。之は金属等の陽イオンか
最も解離し易い事は当然で、その意味で二価鉄を使用し
た前例も結果は別として一つの考え方といえる。
本発明者等は活性化されにくい陰イオンを活性化イオン
に変える事が出来れば、金属以上に消臭、酸化防止効果
も自由に出来、且っゼータポテンシャル問題の危険もさ
けつる事を着眼した。
又、蕊にそれ丈の事実が証明されたのである。即ち陰イ
オンの活性化イオンをオキシカルボン酸又は有機脂肪酸
に例をとると、之等が水と接触又は水中に於て次の如く
アクア錯イオンを形成し、錯イオンとして動かせば陽イ
オンと同等又はそれ以上に活性化されたイオン形成を行
う事を確認したのである。
R−C0011十〇20−−m−→[(H2O)、(R
COO)、ド活性化剤 (式中Rはアルキル基又は置換アルキル基、蓋。
口は10以下の整数を示す) の如くなり、之はアクア錯体イオンとして活動する。こ
の場合、前出願に於ては活性化剤としてL−アスコルビ
ン酸、L−アスコルビン酸ナトリウム等が用いられたが
、本発明に於ては之に代り、主としてビニールモノマー
類と共重合性あるフマール酸、マレイン酸、イタコン酸
等の二重結合を有する不飽和二塩基性酸が、完全に之に
代りうる事を発見した。この二重結合と共重合性のポテ
ンシャルエネルギーが上記アクア錯イオン形成に強力且
つ理想的活性化剤となり、この活性化剤により形成され
た活性化アクア錯イオンは1次いでシリカゾル又はアデ
ィティブブレンドとして表面改良されたシリカゾル又は
シリカ超微粉末により悪臭発臭気体部分及び悪臭源に、
イオン伝播促進体(キャリヤ)として作用するため、本
発明においては著大な一層、業界要望8項目を満足させ
る結果を与えたわけである。
このシリカキャリヤを本発明に於てアクア錯イオン活性
化剤と共に工大添加併用して扱うのは、シリカ自体が水
に対し濡れ性がないため内部に何物も吸着する力がない
事である。之が最も大切な点で、次に絡又はtuC亘る
超微粒子又はコロイドとして最大限に表面積を大きくし
ている事である。
この他、物質の内部吸着性を有しない事が伝播効率上履
も肝要なのである。之をシリカゾル、又は親木性保護コ
ロイドでシリカ表面を処理する事により表面丈に親木性
を与え、かつ内部への他物質吸着性を有せず、併も付着
性及び分散性を飛躍的に向上させる結果、イオン伝播促
進体としての役目と混合各成分の均−化及び気体、固体
に係わらず悪臭体にイオン結合をさせやすくするためと
推察される。
之はシリカゾル又は予めアディティブブレンド(Add
itive Blend)にし表面数゛質処理したもの
は、水中沈降する事なく水とのヌレ性を最高限に発揮し
、内部への吸着は全くなく、活発なブラウシ運動と超微
粒子巨大分散数と巨大表面積とにより、分散、密着効果
が最高限に発揮され、他の添加薬品の混合均一化を行わ
せ、しかも活性化した錯イオンを均−且つ高効率でイオ
ン結合点に伝播する。しかもシリカは無4!1質中、特
に融点が高く、且つ超大表面積を所有するため耐熱効果
は勿論、被覆による消臭及び変色防止に特に効果的であ
る事が、之なえらんだ大きい理由である。またシリカが
ゼオライト、ベントナイト等の他の無機質と異なり他物
質吸着能をもって居らず超微粒子である本が本発明者等
が特に着眼成功した理由である。
[問題点を解決するための手段]及び[作用]本発明は
Sin、・xH,0の構造を有する粒子径5〜1001
終のシリカゾル、又はこのシリカゾル或いは0.3〜3
0ルのシリカ超微粉末を予め非イオン系水溶性繊維素誘
導体、ポリエチレンオキサイド、工。
チレングリコール、グリセリン、エチレンオキサイド−
プロピレンオキサイドブロックポリマー、ポリアクリル
アマイド、ポリビニールアルコール、シュガーエステル
、アニオン系のカルボキシメチルセルローズ、アルギン
酸ソーダ、ボッアクリル酸ソーダ等により粒子表面改質
処理を行えるアディティブブレンドを固形分重量組成と
して0.25〜20重量部、一種又はそれ以上の水溶性
上肪族オキシカルボン酸及びそれらの塩類、炭素数18
以下の飽和、不飽和脂肪酸又はそれらの水溶性塩類又は
乳化物が40.0〜89.0重量部、一種又はそれ以上
のビニールモノマー類と共重合性ある不飽和三塩基性酸
及びそれらの水溶性塩類10.75〜40.0重量部の
王主要成分からなり、且つシリカゾル又はアディティブ
ブレンドとしてのシリカゾル、シリカ超微粉末をイオン
伝播促進体(キャリヤ)とし、不飽和三塩基性酸を錯イ
オン形成の活性化剤として使用する事を添加併用する熱
安定、変色防止性且つ酸化防止部ある高性能消臭剤組成
物に関するものである。
以下本発明の詳細な説明する。
シリカゾルは粒子径5〜100mBに及ぶもので透明に
水溶液中にコロイド分散して居り、シリカゾル、シリカ
超微粉末を予め非イオン性のヒドロキシエチルセルロー
ズ、メチルセルローズ等の繊維素誘導体、ポリエチレン
オキサイド、エチレングリコール、グリセリン、エチレ
ンオキサイド−プロピレンオキサイドグロックポリマー
、ポリアクリルアマイド、ポリビニールアルコール、シ
ュガーエステル、又はアニオン性のカルボキシメチルセ
ルローズ、アルギン酸ソーダ、ポリアクリル酸ソーダ等
により粒子表面改質を行い高度の親木性を与えたものを
使用する。この場合、シリカゾルは既にxH,Oの結晶
水をもっているので、粒子表面に親木性を帯びているか
らこのまま使用しても本目的の使用に差し仕えないが、
之をアディティブブレンドした場合の性能向上は親木性
が強化される丈大きくなり、−暦本発明目的に合致する
粒子径0.3〜30ルのシリカ超微粉末の場合は、この
ままでは本発明に適さず、アディティブブレンドにした
ものはしないものに比し凝集性を全く消滅させ、併も分
散型にするため本発明に適するわけである。
アディティブブレンドにする場合、非イオン系水溶性繊
維素誘導体、ポリエチレンオキサイド、エチレングリコ
ール、グリセリン、エチレンオキサイド−プロピレンオ
キサイドブロックポリマー、ポリアクリルアマイド、ポ
リビニールアルコール、シュガーエステル、アニオン系
のカルボキシメチルセルローズ、アルギン酸ソーダ、ポ
リアクリル酸ソーダ等があるが、親水性効果からみて非
イオン、アニオンとも本発明に於ては大差なく、使用量
はシリカゾルに対しては、要すれば0.05〜0.6重
量%、又シリカ超微粉末の場合、ポリアクリル酸ソーダ
又はハイドロキシエチルセルローズ、メチルセルローズ
か最も好ましく、メチルセルローズの場合でメトキシ基
28〜30%、2%水溶液で100〜200cpあたり
が好適である。之等はシリカ超微粉末に対しては0.1
〜7重量%が好ましい。全固形分中粒子径5〜100m
gのシリカゾル又は上述の如くアディティブブレンドに
した粒子径5〜100■終のシリカゾル、粒子径O93
〜30μのシリカ超微粉末は、0.25〜20重量部で
、0.25重量部未満では効果が少く、20重量部をこ
えてもイオン伝播促進体(キャリヤ)として効果は変り
なく、好ましくは1.2〜10重量部である。
水溶性脂肪族オキシカルボン酸及びそれらの塩類として
は一種又はそれ以上のクエン酸、df!−リンゴ酸、乳
酸、酒石酸等及びそれらのアルカ金属i、アンモニウム
塩、アミン塩等があり、これ等は何れも使用出来、又、
炭素数18以下の飽和・不飽和脂肪酸及びそれらの水溶
性アルカリ金属塩、アンモニウム塩、アミン塩及び乳化
物として本発明の目的に最も合致するのは醋酸、オレイ
ン酸、ラウリン酸等がある。之等は全固形分中40.0
〜89.0重量部で、好ましくは55.0〜85.0重
量部である。又、本発明には水溶性脂肪族オキシカルボ
ン酸及びそれらの水溶性塩類と後者の炭素数18以下の
飽和、不飽和脂肪酸、それらの塩類、乳化物を併用する
方が好ましく、その場合オキシカルボン酸と脂肪酸の併
用比率は85〜35:15〜65の固形比が特に本発明
目的に合致する結果が得られている。ビニールモノマー
類と共重合性ある不飽和三塩基性酸としては、フマール
酸、マレイン酸、イタコン酸及びそれら゛の水溶性アル
カリ金属塩、アンモニウム塩、アミン塩があり、特にフ
マール酸、マレイン酸及びそれらの塩類の一種又はそれ
以上が本目的に合致し、之等は全固形分中10.75〜
40.0重量部で、好ましくは15〜30重量部であり
、10.75重量部未満では活性化剤としてのポテンシ
ャルエネルギーとして不足し、40.0重量部をこえる
と特に添加の価値はそれ程顕著にならない。
要すれば、相剰剤としてL−アスコルビン酸及びその水
溶性塩類、エリソルビン酸及び水溶性塩類からえらばれ
た一種又はそれ以上を併用し、酸化防止効果を更に向上
するため添加する必要ある場合は、本発明組成物の全固
形分に対し2.0〜15.0重量%である。
消臭助剤として塩化コバルト、塩化ニッケル、硼酸、臭
化カリ、硝酸カルシウム、塩化カルシウム、レゾルシン
、カテコール、サポニン、没食子酸、グリオキサル、グ
リセリン、エチレングリコール、水溶性クロロフィリン
化合物、水溶性オキシカルボン酸鉄塩、ソルビン酸カリ
ウム、酸性亜硫酸ソーダ、亜硫酸ソーダ、安定化二酸化
塩素、又効果を更に向上するために酵素、バクテリヤ類
、腐蝕酸等を加える事は一向に差し仕えなく、向上目的
から云っても更に好ましい場合もある。この場合、種類
によって添加量は異なるが、塩化コバルト、塩化ニッケ
ル、硼酸、臭化カリ、硝酸カルシウム、塩化カルシウム
、サポニン、没食子酸、ソルビン酸カリウム、酸性亜硫
醜ソーダ、亜硫庸ソーダは一般に本発明品全固形分10
0重量部に対し3〜40重量部、グリオキサル、水溶性
クロロフィリン化合物、レゾルシン、カテコールは0.
1〜5重量部、酵素、バクテリヤ、腐11!!!醜の場
合、最も一般的には0.5〜30.0重量部である。エ
チレングリコール、グリセリンは特殊機能を発揮させる
場合は50〜150重量部に及ぶ事もあ。
る。安定剤としてのグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖
脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリエチ
レンアルキルエーテル、メタリン酸ソーダ、ピロリン酸
ソーダ、ポリリン酸ソーダを必要により添加する場合、
全固形分の10重量%以下である。
多機能性を発揮させるため、醋酸ビニール、アクリル酸
エステル、アクリル酸、メタクリル酸エステル、メタク
リル酸、スチレン、アクリロニトリル、塩化ビニリデン
、等の重合又は共重合水性エマルジョン、ワックス系水
性エマルジョン、合成ゴム、天然ゴムラテックス、保護
コロイド性水溶性高分子化合物と固形分比0.5/99
.5〜99.510.5にて混合使用し、消臭効果持続
期間を高めるか、消臭塗料として使用出来、又エマルジ
ョン重合共重合の際の残存モノマー類、アンモニア、ア
ミン、ホルマリン等の悪臭を重合反応後、60〜80°
Cにて本発明品を添加すれば完全に之等を除去する事が
出来る画期的事実を発見した。特に、重合反応終了後の
未反応モノマー除去問題は、重合メーカーが何れも苦し
み、併も残存臭が用途、特に食品用に禁物であるため本
発明品はこの方面に貢献する度合は画期的と云わざるを
得ない、添加量は種類により異なるも、使用上特に限定
する必要はないが、一般には、エマルジョン100重量
部に対し、通常30重量部以下で、上記温度で1時間攪
拌し、一般に0.03〜2.0重量部が好ましい。
次に、本発明品を活性炭、ゼオライト、ベントナイト、
ニューセラミックス、紙、紙器、繊維、木材その他の吸
着材料に吸着させる事により、顆粒状にして冷蔵庫その
他の脱臭、粉体練込みとして脱臭用プラスチックフィル
ム、シートの作製、又紙、紙器に含浸させる事により本
発明の酸化防止作用が発揮し、野菜、果物、肉類、魚類
、その他の鮮度保持効果延長促進が可能となり、又不織
布その他に含浸させる事により紙おむつ等に使用出来、
且つ自動車のニア−フィルター、IC用のクリーンパネ
ル、ホテル、病室等にスプレーによる消臭、クリーン化
等広範な用途を有する。これらの場合、特に吸着材料の
場合、本発明固形分と。
しては、一般に0.02〜20重量%含有せしむるが、
30重量%の場合もあり、凡て効果要求度合による。紙
、不織布の場合、塗布又は含浸の場合には固形分として
本発明品0.01〜8g/s”に及ぶ、乾燥も120〜
130℃、5〜10分乾燥では熱の影響を全く受けない
事が本発明品の特色である。
自動車、病院、ホテル等の消臭浄化に用いる場合、本発
明品濃度は0.01〜5重量%位が好ましい。その他洗
濯洗剤、食器用洗剤と併用し消臭加味も当然可能である
。以上の如く本発明は水溶液、粉状、顆粒状、固状消臭
剤として使用出来る。又、酵素、バクテリヤ、腐蝕酸と
して、米国産サポニン系植物から抽出されたユッカ サ
ラスポニン(Yucca 5arasponin)、同
じく米国産ロービックバクテリヤ及び酵素(ローピック
 ラボラトリ−社製; Roebic Laborat
ory Inc、製)、腐蝕酸としては泥炭から生成さ
れたフミン酸、ニトロフミン酸、植物遺体が長年月地中
温度圧力により分解され醗酵、分解、再合成された20
種に及ぶアミノ酸、ビタミンB6+ ”12 +その他
を含有せる天然複合腐蝕酸の併用は特に本発明に好まし
い。
又、本発明水溶液の耐寒性を向上するため、エチレンゲ
リコール、グリセリン、ポリエチレングリコール、メタ
ノール、エタノールの如き炭素数3以下の低級アルコー
ルを添加する場合があるが、この場合は水溶液中アルコ
ールの場合10重量%以下、グリセリン、エチレングリ
コール等の場合25重量%以下である。又1本発明の組
成物の水溶液の散′Iti後の乾燥速度を早めたり、ヌ
レを極力防止するため、稀釈の場合に、水の代りに、炭
素数3以下の低級アルコール、例えばメタノール、エタ
ノールをもって代用させる事も可能である。
[実施例] 実施例1 以下の第1表に示す処方で各薬液を調製する。
単位はg数である。試験液No、lの場合は本発明必須
の不飽和二塩基性酸及び、シリカのイオン伝播促進体を
使用せぬものを標準として比較する。
No、2は、不飽和二塩基性酸の必須三成分中−成分を
欠いたものである。
第  1  表 (註)試験液No、4のアディティブブレンドはメチル
セルローズ(メトキシ基28〜30%、2%粘度、10
0〜200cp)をシリカ超微粉末に5重量%使用す。
実施例2 アンモニア、メチルメルカプタン消臭試験試験法: 3
00ccの三角コルベンに以下のppmを出す悪臭源を
入れ、之に第1表の各試 験液5ccづつ加え密栓攪拌後放置。
一定時間毎のppmの測定を行う。
(a)アンモニア 28%アンモニア水を水で4倍に稀釈し、その稀釈液を
0.15cc加えると此の場合180ppmとなる。
(b)メチルメルカプタン 30%メチルメルカプタン−メタノール溶液を20Q倍
に水で稀釈、0.2ccを(a)と同様に処理する。メ
チルメルカプタンは170ppmである。凡て上記(a
)に準櫨する。
(註)試験液No、l、2、特にNo、1に比較し、試
験液No、3 、  No、4は余りにも顕著な消臭力
の差を示している事は注目すべきである。
実施例3 以下の悪臭源を所定量、1クビーカーに加え、秤量し、
それを完全消臭するために試験液N001〜No、4を
スプレーで散布、攪拌、消臭を確認し、その際の所要量
を測定した。
(註)一般の悪臭源に対しての消臭効果も実施例2同様
、試験液No、3 、  No、4の効果は余りにも明
白に差が出ている0次に各ビニールモノマーに対しての
効果を同様に行う。
[発明の効果] 本発明の効果とする所は、消臭効果と酸化防止効果とを
物理化学的に同時に発揮し、併も前述の産業界8要望項
目を完全に満足したものと云える。特に、シリカゾル、
アディティブブレンドにしたシリカゾル、シリカ超微粉
末は主として均一組成化、イオン伝播促進体効果が遺憾
なく発揮されている事実は実施例中試験液No、1とN
o、2との比較で容易に理解出来る。
次に、ビニール系七ツマー類と共重合性を有するマレイ
ン酸、フマール酸、イタコン酸及びそれらの水溶性塩類
を錯イオン形成促進体として使用する事は試験液No、
3.  No、4に見られる如く本発明者等のねらった
通りであった。その結果、本発明品は消臭、酸化防止効
果が相まって消臭剤として産業廃棄物、下水汚泥、床屋
等の生活廃棄物、畜舎のクリーン化、動物、とりのふん
の有機肥料処理の脱臭を始め、ホテル、病院廃棄汚物の
脱臭等を霧状、水溶液の状態で処理出来、又重合エマル
ジオンのラテックス類の未反j5モノマー、その他のエ
マルジ厘ンの残存アミン、アンモニア等の脱臭、本発明
品を活性炭、ゼオライト、ベントナイト等に吸着させ粉
状、粒状、顆粒状、固形状にして冷蔵庫、自動車のエア
ークリーナー、トラック、船の脱臭、不織布に吸着させ
、エアークリーナーのパネルに使用する事が出来る。
次に酸化防止効果により、本発明品を含浸、ロールコー
ト又はスプレーにより薄紙、クラフト紙、段ポール、板
紙等の紙器、不織布、繊維品等に添加し、紙おむつの脱
臭を始め、食肉、鮮魚、野菜等を包むか、接触させる事
により鮮度保持にも大きい効果を与え、又冑果紙に含有
させ果物の品質改良にも大きい影響を与える可能性を示
す。
従って、分野として相剰剤、助剤その他との併用により
一層用途が拡大されよう0分野として、消臭剤メーカー
、製紙関係、魚肉野菜等の保管、運搬会社、ホテル、病
院、塗料、am加工、医薬品、プラスチックメーカー、
建材、蒸気装置メーカー、床法処理場、下水処理場、畜
産会社、食品会社(特に廃棄物)、合成樹脂、合成ゴム
重合乳化液製造会社等と密接に関連したものである事を
確信する。
出願人  ターゲンケミカル株式会社 代理人  渡   辺   徳   庚子  続  補
  正  書 昭和61年12月10日 特許庁長官 黒 1)明 雄 殿 2、発明の名称 熱安定、変色防止性且つ酸化防止能ある高性能消臭剤組
成物 3、補正をする者 事件との関係 ・ 特許出願人 東京都墨田区緑1丁目28番4号 ターゲンケミカル株式会社 代表者  伊 地 知  敏  寛 4、代理人 東京都豊島区北大塚2丁目11番5号 平和堂ビル403号室 電話03(918)6686渡
辺特許事務所 5、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 6、補正の内容 (1)明細書第22頁18行目 「50〜150重量部に及ぶ事もある。」を「50〜2
50 ii量部、好ましくは50〜150重量部が望ま
しい、」に訂正する。
手続補正書    6゜ 昭和62年12月 14 日   6−1特許庁長官 
小 Jl+  邦 夫 殿         性1、事
件の表示                  性昭和
61年特許願第288747号       6−22
、発明の名称 熱安定、変色防止性高性悌消臭剤組成物代表者  伊 
地 知  敏  寛 4、代理人 東京都豊島区北大塚2丁目11番5号 平和堂ビル403号室 電話03(918)6686「
発明の名称」および「明細書全文」 補正の内容 発明の名称を下記の通りに訂正する。
「熱安定、変色防止性且つ酸化防止能ある高部消臭剤組
成物」を「熱安定、変色防止性高部消臭剤組成物」に訂
正する。
明細書全文を別紙の通りに訂正する。
(訂正)明  細  書 1、発明の名称 熱安定、変色防止性高性能消臭剤組成物2、特許請求の
範囲 (1) SiO2・xH2Oの構造を有する粒子径5〜
100mgのシリカゾル、又はこのシリカゾル或いは0
.3〜30ルのシリカ超微粉末を予め非イオン系水溶性
繊維素誘導体、ポリエチレンオキサイド、エチレングリ
コール、グリセリン、エチレンオキサイトープロピレン
オキサイトブロックポリマー、ポリアクリルアマイド、
アニオン系のカルボキシメチルセルローズ、アルギン酸
ソーダ、ポリアクリル酸ソーダ等により粒子表面改質処
理を行えるアディティブブレンドを固形分重量組成とし
て0.25〜20重量部、一種又はそれ以上の水溶性脂
肪族オキシカルボン酸及びそれらの塩類、炭素数18以
下の飽和、不飽和脂肪酸又はそれらの水溶性塩類又は乳
化物が40.0〜89.0重量部、一種又はそれ以上の
ビニールモノマー類と共重合性ある不飽和二塩基性酸及
びそれらの水溶性塩類10.75〜40.0重量部の三
主要成分からなり、且つシリカゾル又はアディティブブ
レンドとしてのシリカゾル、シリカ超微粉末をイオン伝
播促進体とし、不飽和二塩基性酸を錯イオン形成の活性
化剤として使用する事を添加併用する熱安定、変色防止
性高性俺消臭剤組成物。
(2)多411ff:性を発揮させるため、醋酸ビニー
ル、アクリル酸エステル、アクリル酸、メタクリル酸エ
ステル、メタクリル酸、スチレン、アクリロニトリル、
塩化ビニリデン等の重合又は共重合水性エマルジョン、
ワックス系水性エマルジョン、合成ゴム及び天然ゴムラ
テックス、保護コロイド性ある水溶性高分子化合物と併
用する特許請求の範囲第1項記載の高性能消臭剤組成物
(3)活性炭、ゼオライト、ベントナイト、ニューセラ
ミックス、紙、紙器、繊維、木材その他の多孔質吸着材
料に吸着させる特許請求の範囲第1項記載の高性能消臭
剤組成物。
(り一使用に当り、乾燥速度をより速くするか、極力水
分残存をきらう場合、稀釈の除水の代りに炭素数3以下
の低級アルコールを用いる特許請求の範囲第1項記載の
高性能消臭剤組成物。
3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 所謂、消臭剤と称するものは数多く、その殆んどが活性
炭、ゼオライトによる物理的吸着か他の香料を添加した
所謂マスキング剤と称する加臭剤である。之は消臭剤と
はいいがたい、生化学的消臭剤としてはバクテリヤ、酵
素による処理がある。何れも一長一短あって、活性炭、
ゼオライト等による物理的吸着は一応持続性はあるが、
消臭速効性が全くなく、且つ効果の品質管理がしにくく
、効果発揮に一定期間を要する事と、無効になっても判
定か出来ず、併も悪臭源に直接攻撃がかけられない欠点
がある。マスキング剤は添加香料自体か嫌われ、且つ悪
臭とまざってより強度の二次公害を惹起する場合が余り
にも多く現在は敬遠されている。生化学的なものは之も
速効性に乏しく、効果発揮迄に時間を要する事は前述の
物理的吸着と同じであるが、効果持続性はあるにしても
使用法に制約がありすぎる欠点を有する。即ち、温湿度
の管理(之は普遍的使用には致命的である)、配合資材
等準備に手数がかかりすぎる。
以上から綜合すると、結局化学的、物理化学的消臭剤以
外に時代の要望に適したものはないという事になる。即
ち、各産業界の要望を要約すると以下の8項目になる。
(1)無害である。(2)消臭効果が即効性である、(
3)耐熱性であり且つ変色しない、(4)効果保持期間
が長い、(5)消臭対象が出来る限り広範なる事、(6
)有機肥料その他の製造を目的とする事があるため金属
を極力含まない、(7)消臭剤自体が異臭を与えない、
(8)消臭剤としての特に変色、それに伴なう性能劣化
を極力防ぐための保存期間が長いという事である。
2等各項目からみると、現在の化学的、物理化学的消臭
剤は上記項目の何れかに抵しよくする。
二価鉄とL−アスコルビン酸或いは二価鉄とその他の有
機酸の組合せが公開されているが、之等は上記項目中(
:l)、(4)、(5) 、特に(6)、(7)、(8
)に関し余りにも欠陥がありすぎ全く満足を与えず市場
性が激減している。即ち耐熱性か全くなく、且つ三価鉄
として褐色又は黒色に着色する事、保存期間か安定剤を
入れても短かく褐変しやすい事、アンモニア等簡単な低
分子量化合物にはきくが、対象が限定され、産業、生活
廃棄物、蛋白質分解物等の複合性悪臭には殆んど効果な
い、(6)に至っては多量の鉄自体の存在が致命傷であ
る。又、鉄独特の生臭い鉄臭を与える事は周知の事実で
ある。
即ち、従来の活性化剤であるL−アスコルビン酸及びそ
の水溶性塩類を用いる場合、十二分の効果が発揮される
事は既述の如くであるが、このため前記要望8項目中の
変色及び耐熱性向上、商品としての保存期間の長い事の
ために、特に安定助剤の選択組合せが必要であり、最長
保存期間は約10ケ月間であるが、季節により之等の組
合せ、量を変化させる必要がある。そのためそれ等を必
要としないために、L−アスコルビン酸及びその水溶液
を他の好適な活性化剤に変える事は今迄成功して居らず
、又不可能視されていたものであるが、若し他の適切な
活性化剤が発見されれば、当然変色防止、耐熱用安定助
剤が不要となり、特に大きい特色はそれ自体で半永久的
に変色防止が出来、且つ保存期間が延長出来、しかも季
節により成分組合せ、量的変化が全く不必要になるわけ
で、完全化が達成される事になる。
そのため本発明者等はL−アスコルビン酸、同水溶性塩
類に代って効果的活性化剤の鋭意発見に努めた結果、主
としてビニールモノマー類と共重合性ある不飽和二塩基
性酸が、L−アスコルビン酸及び還元剤併用のものとほ
とんど同等又はそれ以上で、これに前述のシリカゾル或
いは超微粉のシリカ末のアディティブブレンドを用いる
ことにより、一層すぐれた効果を示し、かつ綿密な比較
試験の結果前記8項目を同等又はより一層満足させる事
を発見したものである。。
之により一層安易に、消臭面として産業、生活廃棄物、
動物ふん、有機肥料処理場、畜舎、厘尿槽、バキューム
カー、冷蔵庫、紙おむつ等の脱臭、消臭、及び酸化前作
用から色製紙1段ボール、紙面、繊維、不織布、ベント
ナイト、活性炭、ゼオライト等に含浸、又プラスチック
シート、フィルム、カーベ・ント裏面の脱臭、体臭、泥
臭等の消臭、減臭された接着剤、粘着剤、塗料製造も可
能である。産業界には製紙、製函、不織布、有機肥料、
繊維、畜産、下水、床屋等生活廃棄物処理業界、産業廃
棄物処理業界等の消臭用途、建材業界、化学工業界等が
含まれ、之等からの要望を集約したものが前記必須8項
目である。
特に僅かな悪臭でも公害とされ、その解決が今日程きび
しい時はなく、之を解決する事が何よりも凡ての産業界
の急務であり、且つ臭気も複雑であるために全稈の技術
的見地に立ったものでないと解決及び改革は不可能であ
る。
[従来の技術] 従来は単に消臭作用丈にとどまり、それも効果発揮に非
常に時間がかかり、効果の品質管理もしにくく、活性炭
、ゼオライト等に吸着させたものが多く、物理的に吸着
させるか、又は他の強い発臭剤を加え加具するか何れか
で、之等は前述の如く、効果発揮に長期を要する事と、
無効にな9てもその確認のしようがなく、又マスキング
(他の香料を加えた加臭剤)剤では加えた香料が却9て
二次公害を惹起している事はしばしば耳にする事である
。之等では今日の要望を満たすには程遠い、且つ、悪臭
源を直接アタック出来ないため悪臭はいつ迄も発生存続
する。生化学からの消臭剤は酵素、バクテリヤが市販さ
れているが、未だ画期的なものがなく、併も消臭効果を
出すのに長時間を要し、且つ温湿度管理その他の処理は
繁雑を極め一般化には程遠く、且つ効果面からの前記8
項目も満足できない。
[発明が解決しようとする問題点] 前述の如く物理的吸着剤、マスキング剤、生化学的消臭
剤、化学、物理化学的消臭剤と各種あるが、現在最後に
残るのは前記必須8項目から見れば化学的、成しつれば
物理化学的消臭剤とみるのが当然である。事実現在迄の
市販化学的消臭剤は8項目中層足しない項目が多いため
殆んど時代の要望にうけ入れられていない。
本発明者等は、化学的、物理的に活性化能を顕在的又は
潜在的に所有する上に物理゛凶手法を加味する事により
これの解決に成功したものである。
活性化の原点はイオン化である。之は金属等の陽イオン
が最も解離し易い事は当然で、その意味で二価鉄を使用
した前例も結果は別とじて一つの考え方といえる。
本発明者等は活性化されにくい陰イオンを活性化イオン
に変える事か出来れば、金属以上に消臭を自由に出来、
且っゼータポテンシャル問題の危険もさけつる事に着眼
した。又、韮にそれ丈の効果が確認されたのである。即
ち陰イオンの活性化イオンをオキシカルボン酸:有機脂
肪酸に例をとると、之等が水と接触又は水中に於て次の
如くアクア錯イオンを形成し、錯イオンとして動かせば
陽イオンと同等又はそれ以上に活性化されたイオン形成
を行うものと推定したのである。
R−COOH+ H2O+ [()!!0)−(R(:
00)。】−活性化剤 (式中Rはアルキル基又は置換アルキル基1票。
nは10以下の整数を示す) の如くなり、之はアクア錯体イオンとして活動する0本
発明に於ては、ビニール千ツマー類と共重合性あるフマ
ール酸、マレイン酸、イタコン酸等の二重結合を有する
不飽和二塩基性酸及びそれ等の塩類が、完全に満足する
結果を与える事を発見した。この二重結合と共重合性の
ポテンシャルエネルギーが上記アクア錯イオン形成に強
力且つ理想的活性化剤となり、この活性化剤により形成
された活性化アクア錯イオンは、次いでシリカゾル又は
アディティブブレンドを加えることにより悪臭発臭気体
部分及び悪臭源に、イオン伝播促進体(キャリヤ)とし
て作用するために一層すぐれた効果を発揮する。
このシリカキャリヤを本発明に於てアクア錯イオン活性
化剤と共に三大添加併用して扱うのは、シリカ自体が水
に対し濡れ性がないため内部に何物も吸着する力かない
事である。之が最も大切な点で、次にル又は1μに亘る
超微粒子又はコロイドとして最大限に表面積を大きくし
ている事である。
この他、物質の内部吸着性を有しない事が伝播効率上量
も肝要なのである。之をシリカゾル、又は親木性保護コ
ロイドでシリカ表面を処理する事により表面丈に親木性
を与え、かつ内部への他物質吸着性を有せず、併も付着
性及び分散性を飛躍的に向上させる結果、イオン伝播促
進体としての役目と混合各成分の均−化及び気体、固体
に係わらず悪臭体にイオン結合をさせやすくするためと
推察される。
之はシリカゾル又は予めアディティブブレンド(Add
itive Blend)にし表面改質処理したものは
、水中沈降する事なく水とのヌレ性を最高限に発揮し、
内部への吸着は全くなく、活発なブラウン運動と超微粒
子巨大分散数と巨大表面積とにより、分散、密着効果か
最高限に発揮され、しかも活性化した錯イオンを均−且
つ高効率でイオン結合点に伝播する。しかもシリカは無
機質中、特に融点が高く、且つ超大表面績を所有するた
め耐熱効果は勿論、被覆による消臭及び変色防止に特に
効果的である事が、之をえらんだ大きい理由である。
またシリカがゼオライト、ベントナイト等の他の無機質
と異なり他物質吸着能をもって居らず超微粒子である事
が本発明者等が特に着眼成功した理由である。
[問題点を解決するための手段]及び[作用]本発明は
Sin、・xHtOの構造を有する粒子径5〜100部
のシリカゾル、又はこのシリカゾル或いは0.3〜30
μのシリカ超微粉末を予め非イオン系水溶性繊維素誘導
体、ポリエチレンオキサイド、エチレングリコール、グ
リセリン、エチレンオキサイドーブロビレンオキサイド
ブロックポリマー、ポリアクリルアマイド、アニオン系
のカルボキシメチルセルローズ、アルギン酸ソーダ、ポ
リアクリル酸ソーダ等により粒子表面改質処理を行える
アディティブブレンドを固形分重量組成として0.25
〜20重量部、一種又はそれ以上の水溶性脂肪族オキシ
カルボン酸及びそれらの塩類、炭素数18以下の飽和、
不飽和脂肪酸又はそれらの水溶性塩類又は乳化物か40
.0〜89.0重量部、一種又はそれ以上のとニールモ
ノマー類と共重合性ある不飽和二塩基性酸及びそれらの
水溶性塩類10.75〜40.0重量部の三主要成分か
らなり、且つシリカゾル又はアディティブブレンドとし
てのシリカゾル、シリカ超微粉末をイオン伝播促進体(
キャリヤ)とし、不飽和二塩基性酸を錯イオン形成の活
性化剤として使用する事を添加併用する熱安定、変色防
止性高性能消臭剤組成物に関するものである。
以下本発明の詳細な説明する。
シリカゾルは粒子径5〜100■終に及ぶもので透明に
水溶液中にコロイド分散して居り、シリカゾル、シリカ
超微粉末を予め非イオン性のヒドロキシエチルセルロー
ズ、メチルセルローズ等の繊維素誘導体、ポリエチレン
オキサイド、エチレングリコール、グリセリン、エチレ
ンオキサイド−プロピレンオキサイドブロックポリマー
、ポリアクリルアマイド、又はアニオン性のカルボキシ
メチルセルローズ、アルギン酸ソーダ、ポリアクリル酸
ソーダ等により粒子表面改質を行い高度の親木性を与え
たものを使用する。この場合、シリカゾルは既にxH,
0の結晶水をもっているので、粒子表面に親水性を帯び
ているからこのまま使用しても本目的の使用に差し仕え
ないが、之をアディティブブレンドした場合の件部向上
は親水性が強化される丈大きくなり、−暦本発明目的に
合致する。
粒子径0.3〜30ルのシリカ超微粉末の場合は、この
ままでは本発明に適さず、アディティブブレンドにした
ものはしないものに比し凝集性を全く消滅させ、併も分
散型にするため本発明に適するわけである。
アディティブブレンドにする場合、非イオン系水溶性繊
維素誘導体、ポリエチレンオキサイド、エチレングリコ
ール、グリセリン、エチレンオキサイドープロピレンオ
キサイドブロツクポリマー、ポリアクリルアマイド、ア
ニオン系のカルボキシメチルセルローズ、アルギン酸ソ
ーダ、ポリアクリル酸ソーダ等があるが、親木性効果か
らみて非イオン、アニオンとも本発明に於ては大差なく
、使用量はシリカゾルに対しては、要すれば0.05〜
0.6重量%、又シリカ超微粉末の場合、ポリアクリル
酸ソーダ又はへイドロキシエチルセルローズ、メチルセ
ルローズか最も好ましく、メチルセルローズの場合でメ
トキシ基28〜30%、2%水溶液で100〜200c
pあたりが好適である。之等はシリカ超微粉末に対して
は0.1〜7重量%が好ましい。全固形分中粒子径5〜
1oOIμのシリカゾル又は上述の如くアディティブブ
レンドにした粒子径5〜100鳳終のシリカゾル、粒子
径0.3〜30μのシリカ超微粉末は、0.25〜20
重量部で、0.25重量部未満では効果が少く、20重
量部をこえてもイオン伝播促進体(キャリヤ)として効
果は変りなく、好ましくは1.2〜IO重量部である。
水溶性脂肪族オキシカルボン酸及びそれらの塩類として
は一種又はそれ以上のクエン酸、dR−リンゴ酸、乳酸
、酒石酸等及びそれらのアルカリ金属塩等があり、これ
等は何れも使用出来、又、炭素数18以下の飽和・不飽
和脂肪酸及びそれらの水溶性アルカリ金属塩及び乳化物
として本発明の目的に最も合致するのは醋酸、オレイン
酸、ラウリン酸等がある。之等は全固形分中40.0〜
89.0重量部で、好ましくは55.0〜85.0重量
部である。又、本発明には水溶性脂肪族オキシカルボン
酸及びそれらの水溶性塩類と後者の炭素数18以下の飽
和、不飽和脂肪酸、それらの塩類、乳化物を消臭対象に
よっては併用する方が好ましく、その場合オキシカルボ
ン酸と脂肪酸の併用比率は85〜35:15〜65の固
形比が特に本発明目的に合致する結果が得られている。
ビニールモノマー類と共重合性ある不飽和二塩基性酸と
しては、フマール酸、マレイン酸、イタコン酸及びそれ
らの水溶性アルカリ金属塩があり、特にフマール酸、マ
レイン酸及びそれらの塩類の一種又はそれ以上が本目的
に合致し、之等は全固形分中10.75〜40.0重量
部で、好ましくは15〜30重量部であり、10.75
重量部未満では活性化剤としてのポテンシャルエネルギ
ーとして不足し、40.0重量部をこえると特に添加の
価値はそれ程顕著にならない。
多機能性を発揮させるため、醋酸ビニール、アクリル酸
エステル、アクリル酸、メタクリル酸エステル、メタク
リル酸、スチレン、アクリロニトリル、塩化ビニリデン
、等の重合又は共重合水性エマルジョン、ワックス系水
性エマルジョン、合成ゴム、天然ゴムラテックス、保護
コロイド性水溶性高分子化合物と固形分比0.5/99
.5〜99.510.5にて混合使用し、消臭効果持続
期間を高めるか、消臭塗料として使用出来る。
次に、本発明品を活性炭、ゼオライト、ベントナイト、
ニューセラミックス、紙、紙器、繊維、木材その他の吸
着材料に吸着させる事により、顆粒状にして冷蔵庫その
他の脱臭、粉体練込みとして脱臭用プラスチックフィル
ム、シートの作製、又不織布その他に含浸させる事によ
り紙おむつ等に使用出来、且つ自動車のエアーフィルタ
ー、IC用のクリーンパネル、ホテル、病室等にスプレ
ーによる消臭、クリーン化等広範な用途を有する。これ
らの場合、特に吸着材料の場合、本発明固形分としては
、一般に0.02〜20重量%含有せしむるが、30重
量%の場合もあり、凡て効果要求度合による0紙、不織
布の場合、塗布又は含浸の場合には固形分として本発明
品0.01〜8 gem2に及ぶ。乾燥も120〜13
0℃、5〜10分乾燥では熱の影響を全く受けない事が
本発明品の特色である。
自動車、病院、ホテル等の消臭浄化に用いる場合、本発
明品濃度は0.01〜5重量%位が好ましい、その他洗
濯洗剤1食器用洗剤と併用し消臭加味も当然可能である
。以上の如く本発明は水溶液、粉状、顆粒状、固状消臭
剤として使用出来る。又、本発明の組成物の水溶液の散
布後の乾燥速度を早めたり、ヌレを極力防止するため、
稀釈の場合に、水の代りに、炭素数3以下の低級アルコ
ール、例えばメタノール、エタノールをもって代用させ
る事も可能である。
[実施例] 実施例1 以下の第1表に示す処方で各薬液を調製する。
単位はg数である。試験液No、1の場合は本発明必須
の不飽和二塩基性酸及び、シリカのイオン伝播促進体を
使用せぬものを標準として比較する。
No、2は、不飽和二塩基性酸の必須三成分中−成分を
欠いたものである。
第1表 (註)試験液N004のアディティブブレンドはメチル
セルローズ(メトキシ基28〜30%、2%粘度、10
0〜200cp)をシリカ超微粉末に5重量%使用す。
実施例2 アンモニア、メチルメルカプタン消臭試験試験法: 3
00ccの三角コルベンに以下のppmを出す悪臭源を
入れ、之に第1表の各試 験液5ccづつ加え密栓攪拌後放置、 一定時間毎のppraの測定を行う。
(a)アンモニア 28%アンモニア水を水で4倍に稀釈し、その稀釈液を
0.15cc加えると此の場合160ppmとなる。
(b)メチルメルカプタン 30%メチルメルカプタン−メタノール溶液を200倍
に水で稀釈、0.2ccを(a)と同様に処理する。メ
チルメルカプタンは170 ppmである。凡て上記(
a)に準拠する。
(註)試験液No、1.2.特にNo、1に比較し、試
験液No、3 、  No、4は余りにも顕著な消臭力
の差を示している事は注目すべきである。
実施例3 以下の悪臭源を所定量、ICビーカーに加え。
秤量し、それを完全消臭するために試験液No、1〜N
o、4をスプレーで散布、攪拌、消臭を確認し、その際
の所要量を測定した。
(註)一般の悪臭源に対しての消臭効果も実施例2同様
、試験液No、3.  No、4の効果は余りにも明白
に差が出ている0次に各ビニールモノマーに対しての効
果を同様に行う。
[発明の効果コ 本発明の効果とする所は、消臭効果を物理化学的に発揮
し、併も前述の産業界8要望項目を完全に満足したもの
と云える。特に、シリカゾル、アディティブブレンドに
したシリカゾル、シリカ超微粉末は主として均一組成化
、イオン伝播促進体効果か遺憾なく発揮されている事実
は実施例中試験液No、1と No、2との比較で容易
に理解出来る。
次に、ビニール系千ツマー類と共重合性を有するマレイ
ン酸、フマール酸、イタコン酸及びそれらの水溶性塩類
を錯イオン形成促進体として使用する事は試験液No、
3.  No、4に見られる如く本発明者等のねらった
通りであった。その結果、本発明品は消臭剤として産業
廃棄物、下水汚泥、深床等の生活廃棄物、畜舎のクリー
ン化、動物、とりのふんの有機肥料処理の脱臭を始め、
ホテル、病院廃棄汚物の脱臭等を霧状、水溶液の状態で
処理出来、又重合エマルジョンのラテックス類の未反応
上ツマ−1その他のエマルジョンの残存アミン、アンモ
ニア等の脱臭、本発明品を活性炭、ゼオライト、ベント
ナイト等に吸着させ粉状、粒状、顆粒状、固形状にして
冷蔵庫、自動車のエアークリーナー、トラック、船の脱
臭、不織布に吸着させ、エアークリーナーのパネルに使
用する事が出来る。
次に、本発明品を含浸、ロールコート又はスプレーによ
り薄紙、クラフト紙、段ボール、板紙等の紙器、不織布
、m雑品等に添加して使用するか、又は紙おむつの脱臭
にも効果的である。
従って、分野として相剰剤、助剤その他との併用により
一層用途か拡大されよう0分野として、消臭剤メーカー
、製紙関係、魚肉野菜等の保管、運搬会社、ホテル、病
院、塗料、繊維加工、医薬品、プラスチックメーカー、
建材、蒸気装置メーカー、深床処理場、下水処理場、畜
産会社、食品会社(特に廃棄物)、合成樹脂、合成ゴム
重合乳化液製造会社等と密接に関連したものである事を
確信する。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)SiO_2・xH_Oの構造を有する粒子径5〜
    100mμのシリカゾル、又はこのシリカゾル或いは0
    .3〜30μのシリカ超微粉末を予め非イオン系水溶性
    繊維素誘導体、ポリエチレンオキサイド、エチレングリ
    コール、グリセリン、エチレンオキサイド−プロピレン
    オキサイドブロックポリマー、ポリアクリルアマイド、
    ポリビニールアルコール、シュガーエステル、アニオン
    系のカルボキシメチルセルローズ、アルギン酸ソーダ、
    ポリアクリル酸ソーダ等により粒子表面改質処理を行え
    るアディティブブレンドを固形分重量組成として0.2
    5〜20重量部、一種又はそれ以上の水溶性脂肪族オキ
    シカルボン酸及びそれらの塩類、炭素数18以下の飽和
    、不飽和脂肪酸又はそれらの水溶性塩類又は乳化物が4
    0.0〜89.0重量部、一種又はそれ以上のビニール
    モノマー類と共重合性ある不飽和二塩基性酸及びそれら
    の水溶性塩類10.75〜40.0重量部の三主要成分
    からなり、且つシリカゾル又はアディティブブレンドと
    してのシリカゾル、シリカ超微粉末をイオン伝播促進体
    とし、不飽和二塩基性酸を錯イオン形成の活性化剤とし
    て使用する事を特徴とする熱安定、変色防止性且つ酸化
    防止能ある高性能消臭剤組成物。
  2. (2)相剰剤としてL−アスコルビン酸及びその水溶性
    塩類、エリソルビン酸及び水溶性塩類から選ばれた一種
    又はそれ以上を併用する特許請求の範囲第1項記載の高
    性能消臭剤組成物。
  3. (3)消臭助剤として塩化コバルト、塩化ニッケル、硼
    酸、臭化カリ、硝酸カルシウム、塩化カルシウム、レゾ
    ルシン、カテコール、サポニン、没食子酸、グリオキサ
    ル、グリセリン、エチレングリコール、水溶性クロロフ
    ィリン化合物、水溶性、オキシカルボン酸鉄塩、ソルビ
    ン酸カリウム、酸性亜硫酸ソーダ、亜硫酸ソーダ、安定
    化二酸化塩素、効果を更に向上するため酵素、バクテリ
    ヤ類、腐蝕酸等を添加する特許請求の範囲第1項記載の
    高性能消臭剤組成物。
  4. (4)安定剤としてグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖
    脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリエチ
    レンアルキルエーテル、メタリン酸ソーダ、ピロリン酸
    ソーダ、ポリリン酸ソーダ等を添加併用する特許請求の
    範囲第1項記載の高性能消臭剤組成物。
  5. (5)多機能性を発揮させるため、醋酸ビニール、アク
    リル酸エステル、アクリル酸、メタクリル酸エステル、
    メタクリル酸、スチレン、アクリロニトリル、塩化ビニ
    リデン等の重合又は共重合水性エマルジョン、ワックス
    系水性エマルジョン、合成ゴム及び天然ゴムラテックス
    、保護コロイド性ある水溶性高分子化合物と併用するか
    、之等が含有する未反応モノマー、残存アミン、アンモ
    ニア、ホルマリン、有機溶剤類等を脱臭除去する特許請
    求の範囲第1項記載の高性能消臭剤組成物。
  6. (6)活性炭、ゼオライト、ベントナイト、ニューセラ
    ミックス、紙、紙器、繊維、木材その他の多孔質吸着材
    料に吸着させる特許請求の範囲第1項記載の高性能消臭
    剤組成物。
  7. (7)耐寒性を増強するためエチレングリコール、グリ
    セリン、ポリエチレングリコール、炭素数3以下の低級
    アルコールを添加する特許請求の範囲第1項記載の高性
    能消臭剤組成物。
  8. (8)使用に当り、乾燥速度をより速くするか、極力水
    分残存をきらう場合、稀釈の際水の代りに炭素数3以下
    の低級アルコールを用いる特許請求の範囲第1項記載の
    高性能消臭剤組成物。
JP61288747A 1986-12-05 1986-12-05 熱安定、変色防止性且つ酸化防止能ある高性能消臭剤組成物 Pending JPS63143069A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61288747A JPS63143069A (ja) 1986-12-05 1986-12-05 熱安定、変色防止性且つ酸化防止能ある高性能消臭剤組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61288747A JPS63143069A (ja) 1986-12-05 1986-12-05 熱安定、変色防止性且つ酸化防止能ある高性能消臭剤組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63143069A true JPS63143069A (ja) 1988-06-15

Family

ID=17734175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61288747A Pending JPS63143069A (ja) 1986-12-05 1986-12-05 熱安定、変色防止性且つ酸化防止能ある高性能消臭剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63143069A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0524386A2 (de) * 1991-05-18 1993-01-27 GRACE GmbH Modifizierte amorphe Kieselsäure, Verfahren zu deren Herstellung und Antiblockingmittel

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0524386A2 (de) * 1991-05-18 1993-01-27 GRACE GmbH Modifizierte amorphe Kieselsäure, Verfahren zu deren Herstellung und Antiblockingmittel

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4959207A (en) Deodrant composition, deodrant resin composition and deodrant resin shaped article
US5009887A (en) Deodorant composition in the form of a gel
US4670288A (en) Chemically-active composition containing divalent iron ions
KR100982839B1 (ko) 흡수성 수지 조성물
KR20080045711A (ko) 취기 제거 및 제어를 위한 금속 이온-개질된 재료
WO2010144503A2 (en) Antimicrobial textiles comprising peroxide
TWI700104B (zh) 消臭劑及使用其之消臭性加工品、以及消臭劑及消臭性加工品之製造方法
JP3956973B2 (ja) 耐水性に優れる消臭剤
CN111226976A (zh) 一种抗病毒抗菌组合物及其应用方法和所制备的产品
JP2818929B2 (ja) 消臭剤、消臭繊維及びその製造方法、並びに消臭加工体
KR102678111B1 (ko) 냄새 저감용 조성물 및 방법
JPS63143069A (ja) 熱安定、変色防止性且つ酸化防止能ある高性能消臭剤組成物
KR20220095047A (ko) 화학적 처리된 제올라이트를 이용한 항균성 플라스틱 포장용 수지 조성물 제조방법과 이를 이용한 항균성 플라스틱 포장재
CN108261901A (zh) 一种空气净化剂及其制备方法
JPS62283186A (ja) 広pH域有効なる消臭性酸化防止剤組成物
JPS62257982A (ja) 消臭性酸化防止剤組成物
CN1505934A (zh) 二氧化氯葡萄保鲜剂
JPS62218478A (ja) 消臭性酸化防止剤
EP1128852A1 (en) Spray containing amphoteric material to reduce unpleasant odours
JP2006129707A (ja) 鮮度保持用又は消臭用組成物、並びにその使用方法
JPS62106767A (ja) 水性の消臭剤及び消臭方法
JPS6324963B2 (ja)
JP2023046583A (ja) ガス吸着液
JPH01171555A (ja) 消臭剤組成物
JPH0564068B2 (ja)