JPS63142872A - 自己整合型電界効果トランジスタの製造方法 - Google Patents

自己整合型電界効果トランジスタの製造方法

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JPS63142872A
JPS63142872A JP29124586A JP29124586A JPS63142872A JP S63142872 A JPS63142872 A JP S63142872A JP 29124586 A JP29124586 A JP 29124586A JP 29124586 A JP29124586 A JP 29124586A JP S63142872 A JPS63142872 A JP S63142872A
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JP
Japan
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high concentration
drain
melting point
gate electrode
resist
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Pending
Application number
JP29124586A
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English (en)
Inventor
Yasuhito Nakagawa
中川 泰仁
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は低ソース抵抗と高ドレイン耐圧を有する自己整
合型電界効果トランジスタの製造方法に関するものであ
る。
〈従来技術〉 従来の電界効果トランジスタ(FETという)としては
、ソース抵抗(Rso)を低減させるとともに、製造工
程を簡便化するため、第2図に示すように、半導体基板
11の主表面に能動層12を形成し、この能動層12の
主表面上に形成されたゲート電極13をマスクとして、
能動層12と同−の導電型となる不純物を拡散或はイオ
ン注入により導入して、高濃度のソース領域14および
ドレイン領域I5を形成することにより、ソースおよび
ドレイン領域14.+5をゲート領域に対して自己整合
させて製造されたものがある。なお、第2図中において
、16はソース電極、17はドレイン電極である。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし、従来のこの種の電界効果トランジスタは、ドレ
イン電圧をIOV以上にすると、ゲート・ドレイン間が
破壊しやすく、十分なドレイン耐圧が得られず、またゲ
ート・ドレイン容量が増大する等の問題があった。この
ドレイン耐圧の低下やゲート・ドレイン容量の増大はド
レイン側の高濃度領域15がゲート電極I3に近接して
いることによるが、これはソース抵抗を低下させるため
にソース側の高濃度領域14をゲート電極13に対して
自己整合的に形成する結果、生じることによる。ドレイ
ン耐圧を向上させるために、ドレイン側の高濃度領域を
ゲート電極から離すことは、従来の自己整合法でも試み
られているが、この方法によると、ソース側高濃度領域
も同時にゲート電極から離れてしまい、その結果、ソー
ス抵抗が増大して良好なFET特性を得ることができな
いという欠点があった。
また、FET特性の向上にはゲート長Lg(第2図参照
)の短縮が有効であるが、ゲート長を短かくすると、ゲ
ート抵抗が増大してFET特性の向上を妨げるため、ゲ
ート長しgはある値より短かくすることが出来ないとい
う問題があった。
本発明は上記の点に鑑みて創案されたものであり、ソー
ス側高濃度領域をゲート電極から任意の距離L1離れた
位置に形成するとともにドレインの製造方法を提供する
ことを目的としている。
く問題点を解決するための手段〉 上記の目的を達成するため、本発明の自己整合型電界効
果トランジスタの製造方法は、半導体基板の主表面に能
動層を形成するためのイオン注入を行い、しかる後間−
表面上にソース電極、ゲート電極、ドレイン電極を並置
して電界効果トランジスタを形成する際に、前記の半導
体基板の能動層表面上に二層の耐熱性金属からなるゲー
ト電極を形成する工程と、前記の半導体基板の表面上に
絶縁膜を被着する工程と、ゲート電極中央からドレイン
側の所定の位置にまで付着した絶縁膜以外の全ての絶縁
膜をレジストを用いてエツチングする工程と、レジスト
を除去した後、再びレジストを用いてイオン注入用マス
クを形成し、前記の能動層と同一伝導型となる不純物を
高濃度にイオン注入してソース及びドレイン領域となる
高濃度領域を形成する工程と、絶縁膜を除去した後、前
記のゲート電極を形成した二層の耐熱性金属のうち前記
の半導体基板に接する耐熱性金属をエツチングする工程
と、前記の能動層及び高濃度領域を熱処理により活性化
する工程と、前記の高濃度層領域上にソース及びドレイ
ン電極を形成する工程とを含むように構成している。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を第1図を用いて詳細に説明する
第1図(a)乃至(ロ))はそれぞれ本発明の一実施例
を説明するための電界効果トランジスタの製造工程を示
す断面図である。
第1図(a)において、lは半絶縁性GaAs基板等よ
りなる半導体基板であり、この半導体基板1として半絶
縁性GaAs基板を用いた場合、シリコン(Si)等の
不純物をイオン注入法により導入し、n型能動層2を形
成する。
次に第1の高融点金属3及び第2の高融点金属4をスパ
ッタ法など適当な被着法を用いて半導体基板lの主表面
上に二層の耐熱性金R層として被着する。なお、第1の
高融点金属3としては、半導体基板lとして例えばGa
Asを用いた場合、熱処理によりショットキー特性が劣
化しないMo、W等の高融点金属又はそのシソサイドな
どが適当である。また、第2の高融点金属4としては、
熱処理により変質せず、かつ第1の高融点金属3をエツ
チングする時のマスクとなりうろことが必要であり、第
1の高融点金属3として何を用いるかにより、適当な金
属を選ぶことになるが、第1の高融点金属3及び第2の
高融点金属の組みあわせ例としては、MoSi2とMo
、MoとAuなどがある。このとき第1の高融点金属3
の膜厚をcto、第2の高融点金属4の膜厚をdlとす
る。
次いで、被着した第1の高融点金属3及び第2の高融点
金属4よりなる二層の耐熱性金属層上に、ゲート電極加
工用パターン5をレジストヲ用いて形成する(第1図(
a))。なお、レジスト5の寸法は必要とするゲート長
よりIμm程度長く設定しておく。
次に、レジスト5をマスクとして第1の高融点金属3及
び第2の高融点金属4をエツチングし、ゲート電極を形
成する(第1図(b))。このとき、第2の高融点金属
4は第1の高融点金属3に対してエツチングの選択性を
有するため、適当なエツチング条件を選択することによ
り第1図(b)に示した様に第1の高融点金属3が長さ
aだけオーバーエツチングされた形状を作ることができ
る。
次に、レジスト5を剥離した後、半導体基板lの全面に
、第1111](c)に示すように薄膜6(61,62
゜63)を被着する。薄膜6としては、例えばP −C
VDにより被着した窒化シリコン膜などが適当である。
このときの薄膜6の膜厚をdlとする。
次いで、第1図(d)に示すようにレジストを用いて薄
膜6の加工用レジストパターン5Iを形成し、適当なエ
ツチングにより薄膜6 (61,62,63)を加工す
る。このエツチングにより薄膜6のうち、ソース電極側
に形成された薄膜61の全て、ゲート電極上に形成され
た薄膜62のうち、ゲート電極中央からゲート電極のソ
ース電極側端部までの部分、ドレイン電極側に形成され
た薄膜63のうち、ゲート電極のドレイン電極側端部か
ら適当な長さの部分を除いた全てが除去される。
次にレジス)51を剥離した後、レジストを用いて第1
図(e)に示すようにイオン注入用レジストパターン5
2を形成し、次にレジスト52及び高融点金属3,4、
薄[62,63をマスクとして用い、能動層2と同一の
伝導型となる不純物を高濃度イオン注入することにより
、高濃度領域7,8を形成する。この時、高濃度領域の
深さxjはイオン注入の加速エネルギーEにより決まる
。ここで加速エネルギーEと、第2の高融点金属4の厚
さdl、薄膜62の厚さdlは以下の関係を満足するよ
うに決められる。
■ 加速エネルギーEで注入される不純物は厚さdlの
高融点金属4又は厚さdlの薄膜62の単一層では完全
に阻止することはできない。
■ 加速エネルギーEで注入される不純物は厚さdlの
薄膜62及び厚さdlの高融点金属4からなる二層構造
部分では完全に阻止される。
このとき、第1図(e)に示すように高濃度領域7゜8
はそれぞれ注入不純物の深さが異なる2つの部分より形
成される。又、ソース側高濃度領域のゲート側端部は第
1の高融点金属3のソース側端部に位置しており、ドレ
イン側高濃度領域のゲート側端部は第1の高融点金属3
のドレイン側端部から距離a@れたところに位置してい
ることになる。
次にレジスト52を剥離し、薄膜62.63をエツチン
グにより除去した後、第2の高融点金属4をマスクとし
て第1の高融点金属3をエツチングする(第1図(f)
)。このときのエツチング量をbとすると、本工程の結
果、第1の高融点金属3はソース側高濃度領域7から距
離すだけ離れたところで、かつドレイン側高濃度領域8
から距離a+bだけ離れたところに形成される。距離a
、bとしては、例えばa=0.4μm、b=0.2μm
程度が適当である。
次に、熱処理により能動層2及び高濃度領域7゜8を活
性化させ、レジストを用いたりフトオフ法により高濃度
領域7,8及びT型に加工されたゲート電極(二層の高
融点金属3,4より成る)の上部にオーム性接触を形成
する金Ji%91,92及び10を自己整合的に被着す
る。合金化のための熱処理により、金属91.92はそ
れぞれ電界効果トランジスタのソース電極91及びドレ
イン電極92となる(第1図0))。
以上によりゲート電極(高融点金属3,4及び金属lO
から成る)に対しソース側高濃度領域7は距離L1(=
b)だけ離れ、ドレイン側高濃度領域8は距離L2(=
a+b)だけ離れた電界効果トランジスタを製造するこ
とができる。距離L1、距離L2を適当な値に設定する
ことにより、自己整合型電界効果トランジスタにおいて
、ソース抵抗を増大させることなくドレイン耐圧やゲー
ト・ドレイン容量などを改善することができる。
また、ゲート長を短縮しても、ゲート電極を構成する三
層の金属、すなわち高融点金属3,4及び金属10のう
ち、能動層領域22と接触しない金属4,10の長さは
一定に保たれており、ゲート抵抗はほとんど増大しない
。従って、電界効果トランジスタの特性が有効に向上す
る。
〈発明の効果〉 以上詳述したように、本発明の方法によれば従来に比し
て次のような効果が得られる。
(1)二層の耐熱性金属からなるゲート電極とソース電
極又はドレイン電極との距離をそれぞれLl、L2とす
る時、例えば距離L1を0.2−0.3μmμm距離全
2.4〜数μm等のように再現性良く高精度に制御する
ことができるので、自己整合型トランジスタのソース抵
抗を増大させることなく、ドレイン耐圧の向上やゲート
・ドレイン容量の増加を防いだりすることができる。
(2)  ゲート長Lgを短縮してもゲート抵抗はほと
んど増大しないため、電界効果トランジスタの特性が有
効に向上する。
(3)斜め蒸着・斜めイオン注入のような複雑な技術を
用いることなく、簡単に再現性良く非対称構造の電界効
果トランジスタを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)乃至(g)はそれぞれ本発明による一実施
例を説明するための電界効果トランジスタの製造工程を
示す断面図、第2図は従来の一例を示す電界効果トラン
ジスタの断面図である。 1・・半導体基板、2・・・能動層、3,4・・・高融
点金属、5・・・ゲート電極加工用レジストパターン、
6(61,62,63)・・薄膜(絶縁薄膜)、51・
・・薄膜6の加工用レジストパターン、52・・・イオ
ン注入用レジストパターン、7,8・・・高濃度領域、
91・・・ソース電極、92・・・ドレイン電極。 代理人 弁理士 杉 山 毅 至(他1名)2(b) 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体基板の主表面に能動層を形成するためのイオ
    ン注入を行い、しかる後同一表面上にソース電極、ゲー
    ト電極、ドレイン電極を並置して電界効果トランジスタ
    を形成する際に、 前記半導体基板の能動層表面上に二層の耐熱性金属から
    なるゲート電極を形成する工程と、前記半導体基板の表
    面上に絶縁膜を被着する工程と、ゲート電極中央からド
    レイン側の所定の位置にまで付着した絶縁膜以外の全て
    の絶縁膜をレジストを用いてエッチングする工程と、レ
    ジストを除去した後、再びレジストを用いてイオン注入
    用マスクを形成し、前記能動層と同一伝導型となる不純
    物を高濃度にイオン注入してソース及びドレイン領域と
    なる高濃度領域を形成する工程と、 絶縁膜を除去した後、前記ゲート電極を形成する二層の
    耐熱性金属のうち前記半導体基板に接する耐熱性金属を
    エッチングする工程と、前記能動層及び高濃度領域を熱
    処理により活性化する工程と、 前記高濃度層領域上にソース及びドレイン電極を自己整
    合的に形成する工程と、 を含むことを特徴とする自己整合型電界効果トランジス
    タの製造方法。
JP29124586A 1986-12-05 1986-12-05 自己整合型電界効果トランジスタの製造方法 Pending JPS63142872A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01204474A (ja) * 1988-02-09 1989-08-17 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体素子の製造方法

Cited By (1)

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