JPS6314073Y2 - - Google Patents

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JPS6314073Y2
JPS6314073Y2 JP7297682U JP7297682U JPS6314073Y2 JP S6314073 Y2 JPS6314073 Y2 JP S6314073Y2 JP 7297682 U JP7297682 U JP 7297682U JP 7297682 U JP7297682 U JP 7297682U JP S6314073 Y2 JPS6314073 Y2 JP S6314073Y2
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JP
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pressure
opening
fluid
chamber
pressure switch
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JP7297682U
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JPS58175183U (ja
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  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、圧力スイツチ制御式ポンプ装置に係
り、特に吐出側流体通路内の流体圧力を圧力スイ
ツチにより検出しこの検出圧力信号に基づいて運
転制御される電動機によつて駆動されるポンプを
備えた圧力スイツチ制御式ポンプ装置に関する。
従来のこの種の圧力スイツチ制御式ポンプ装置
は、例えば井戸から揚水し給水口まで圧送する井
戸ポンプや、ボイラーにより高温化した温水を給
水口まで圧送する給湯ポンプなどして周知であ
る。この圧力スイツチ制御式ポンプ装置は、一般
にポンプの吐出側流体通路内における水などの流
体圧力を圧力スイツチで検出し、この検出信号に
基づいて電動機を運転制御し、この電動機でポン
プを駆動するように構成されている。
第1図は上記の圧力スイツチ制御式ポンプ装置
の従来例の一例を示す説明図である。この図にお
いて、ポンプ1の吸入部2にその一端を接続した
吸入管3の他端は、例えば水などの流体を収容す
る流体源4の下方に接続されている。この流体源
4としては、例えばボイラーや井戸などが相当す
るものである。前記ポンプ1は、その吐出部5に
逆止弁6を備える圧力検出緩衝装置7を介して吐
出側流体通路としての吐出配管8が接続されてい
る。この吐出配管8は流体の需要場所まで配管さ
れ、その先端に給水弁などの弁9が接続されてい
る。前記吐出配管8には、この配管8内の流体圧
力を圧力検出緩衝装置7を介して検出する圧力ス
イツチ10と、ウオータハンマを防止するととも
に圧力スイツチ10の作用を有効ならしめるため
の膨張タンク11とが接続されている。前記圧力
スイツチ10は、前記流体圧力を検出しこの検出
信号を制御装置12に供給し、この検出信号に基
づいてこの制御装置12に接続された電動機13
の運転を制御するようになつている。なお、符号
14は電動機13等の電源である。この圧力スイ
ツチ10は、吐出側流体通路としての配管8内を
流れる流体の圧力を検出するようになつており、
流体圧力が上限設定圧PUとなつた時に電動機1
3をオフとし、前記圧力が下限設定圧PLとなつ
た時に電動機13をオンとするような電気信号と
して検出し、この検出信号を制御回路12に供給
して、電動機13の運転を制御するようになつて
いる。このポンプ1の吐出口5から吐出される流
体は、逆止弁6およびオリフイス15からなる径
路を介して配管8に供給されるようになつてい
る。前記オリフイス15は、これに流体が流れる
と、その流量に応じてオリフイス15の前後に圧
力差が発生するものであり、この圧力差を前記圧
力検出緩衝装置7に供給するようになつている。
この圧力検出緩衝装置7は、前記オリフイス15
の圧力差が一定値を超えたことを検出する圧力検
出部16と、この圧力検出部16の検出変位に基
づいて、流体通路の流体圧力の伝達通路を閉鎖す
る開閉手段17とから構成されている。この圧力
検出緩衝装置7の開閉手段17は、オリフイス1
5に発生する圧力差が一定値を超えたことを検出
部16で検出した際に閉鎖されるとともに、前記
圧力差が一定値以下となつたことを検出した際に
は開放されるような構造となつている。すなわ
ち、圧力検出緩衝装置7は、第1の開口部18を
ポンプ1の吐出部5に、オリフイス15の下流側
の第2の開口部19を流体通路としての配管8
に、第3の開口部20を前記圧力スイツチ10
に、第4の開口部21を配管8に、それぞれ接続
できるような構成となつている。しかして、圧力
検出緩衝装置7は、配管8内を流れる流体の流量
が一定値以下となつた時に、その流体圧力を圧力
スイツチ10に伝達し、これにより圧力を検出で
きるように配設されているものである。上記圧力
検出緩衝装置7の構造についてさらに詳説する
と、圧力検出部16は、ポンプ1の吐出部5に接
続される第1の開口部18、配管8に接続される
第2の開口部19、第3の開口部20及び第4の
開口部21を備えた筐体22と、この筐体22を
第1の室23と第2の室24とに分割するゴムな
どの弾性板25と、前記第2の室24内に介装さ
れるとともにこの弾性板25を図の下方に付勢す
るばね26と、この弾性板25にナツト27など
で固定され、この弾性板25で検出した圧力の検
出変位を前記開閉手段17に伝達する主軸28
と、前記弾性板25に接続されるとともに第一の
室23に設けた逆止弁6とから構成されている。
また開閉手段17は、前記主軸28に接続された
弁体29と、流体通路8の流体圧力を伝達する伝
達通路としての第3の開口部20を有する弁座3
0とを備えて構成され、この第3の開口部20に
圧力スイツチ10が接続されている。そして、圧
力検出緩衝装置7は、前記圧力検出部16と開閉
手段17とが一体となつたものとして構成されて
いる。なお、符号31はストレーナである。ま
た、膨張タンク11は、圧送される流体の一部が
流入するが、ゴム膜状でできたベロフラム32に
よつて密閉室33と流路8側とが隔離されてお
り、密閉室33内の圧力は水圧と等しくなるまで
ベロフラム32が可撓して膨張タンク11内に流
体を流入させるようになつている。
上記構成になる圧力スイツチ制御式ポンプ装置
は、次のように作用するものである。
まず、圧力スイツチ10の上限設定圧PUを1.0
〔Kg/cm2〕とし、その下限設定圧PLを0.7〔Kg/cm2
とする。また、配管8に接続される弁9が閉止
し、電動機13が停止している状態にある時点か
ら説明する。
このとき上記状態において、逆止弁6は第1の
開口部18を完全に閉塞しており、第2の室24
は圧力スイツチ10の上限設定圧PUに保たれて
いる。主軸28は逆止弁側に移動しているため、
開閉手段17における弁座30と弁体29とは所
定の距離Lの間隔を有し、開口部20、第2の室
24もいずれも1.0〔Kg/cm2〕である。膨張タンク
11のベロフラム32は密閉室33側に撓み、例
えば約20〔c.c.〕の流体を膨張タンク11内に保有
することになり、従つて密閉室33の圧力も1
〔Kg/cm2〕である。
次に、弁9が開かれるとまず膨張タンク11内
の流体が配管8を介して吐出され、流体通路内の
圧力が、圧力スイツチ10の下限設定圧PL=0.7
〔Kg/cm2〕まで低下すると圧力スイツチ10が動
作し電動機13が運転され、当該流体がポンプ1
より吐出される。この流体がオリフイス15を通
過すると、その前後で圧力差を生じることにな
る。この圧力差が第4の開口部21を介して第2
の室24に導かれ第1の室23と第2の室24と
の差圧となる。この差圧が弾性体25に加わり、
その中心に設けられた主軸28は圧力差と弾性体
25との有効面積を乗じた力をもつて上方に押し
上げられ開閉手段17を閉塞する。従つて開閉手
段17が閉塞中においては、圧力スイツチ10
は、閉塞直前の圧力に設定されたままとなるの
で、ポンプ1の運転時における流体、圧力の影響
を受けることがないものである。この結果、安定
な流体の供給がなされるものである。
なお、弁9を閉止すると流体の流量がなくなる
ので、開閉手段17は直ちに開閉し、これに伴な
つて圧力スイツチ10に流体通路としての配管8
の圧力が供給され、伝達されることになる。これ
により、配管8内の流体圧力が上限設定圧を超え
ていれば直ちに、電動機13を停止させることに
なる。
従来の圧力スイツチ制御式ポンプ装置は、以上
のように動作するものである。
しかしながら、従来例は、主軸28の上端に弁
体29が取付けられているため、ポンプ1の運転
中は、主軸28が上方に押し上げられており、流
量の大小にかかわらず逆止弁6と第1の開口部1
8とは一定距離を保つている。ここで、流量が一
定値以下となり、ポンプ1が停止すると、主軸2
8が下方に移動し逆止弁6が第1の開口部18を
閉止し、逆止弁6の機能が有効に果されることに
なる。従つて、ポンプ1が停止し、主軸28が下
方に移動し、逆止弁6が逆止弁機能を果すまでに
は、極くわずかではあるが、一定の時間を要する
ことになる。この短い時間内に、第1の室23あ
るいは第2の室24の圧力が第1の開口部18か
らポンプ1の方に逃げて瞬時に低圧となり、圧力
スイツチ10の設定圧PL以下となり、主軸28
が下方に移動中もしくは移動が完了したときにポ
ンプ1が再び起動するとともにポンプ1が起動停
止を繰り返すという不都合が起こることがあつ
た。
本考案の目的は、上記従来技術の不都合な点を
解消し、ポンプの起動、停止の繰り返しをなくし
た圧力スイツチ制御式ポンプ装置を提供するにあ
る。
本考案は、上記目的を達成するために、圧力検
出部の弾性板と逆止弁とを分離し逆止弁がすみや
かに逆止弁機能を果すようにしたものである。
以下、本考案の一実施列を図面を参照して説明
する。
第2図は、本考案に係る圧力スイツチ制御式ポ
ンプ装置の一実施例を一部断面図で示す構成図で
ある。第2図において、第1図と同一構成要素に
は同一の符号を付しその説明を省略する。
第2の実施例が、第1図のものと異なる所は、
圧力検出緩衝装置70を、これの筐体22を第1
の室23及び第2の室24に弾性板250によつ
て分割し、これらの室23及び24に前記オリフ
イス15からの圧力差が印加されるようにし、か
つ該弾性板250とは分離して前記第1の室23
に逆止弁60を設けてなる圧力検出部160と、
前記弾性板250の該第2の室側の面で該伝達通
路としての第3の開口部20を開閉するようにし
た開閉手段170とから構成した点にある。さら
に詳説すると、弾性板250は第1の室側に図示
の如く例えば4本の脚部50をそれぞれ設け、こ
の脚部50内に別部品とした逆止弁60を配設し
て構成されている。逆止弁60は、この脚部50
内を図示上下方向に移動可能である。なお、弾性
板250は、脚50の代りに凹部51を設け、こ
の中に逆止弁60が移動可能となるようにしても
よい。
このように構成された本考案の圧力スイツチ制
御式ポンプ装置によれば、次のように動作をす
る。
ポンプ1が運転を開始すると、まず弾性体25
0と逆止弁60とが押圧され、第3の開口部20
を閉止する。逆止弁60の上方への移動距離は、
流体流量に応じた分だけであり、流量が少なくな
つてくると、この逆止弁60は弾性体250が上
方にあるにもかかわらず自重により下方に下がる
こととなる。すなわち、逆止弁60は、流体中に
浮いた状態となり、4本の脚部50により囲まれ
ているため、横方向に移動しない。
一方、ポンプ1が停止する前の極く少ない流量
の時には、逆止弁60は、第1の開口部18をほ
ぼ閉塞している状態になり、従つて、ポンプ1が
停止した直後は、直ちに逆止弁作用を果し、第1
の室23及び第2室24は圧力が低下することが
なく、この結果、ポンプ1の不必要な起動停止が
発生することがなくなる。
このような本考案の圧力スイツチ制御式ポンプ
装置によれば、構造が著るしく簡素化でき、かつ
形状を小型化でき、しかも安価に製造できること
となる。さらに、流量の少ない時点においても、
逆止弁60の作用が確実であるため、ポンプ1の
起動停止の繰り返しが確実に防止できる。
以上述べたように本考案によればポンプの起動
停止の繰り返しを確実に防止できるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の圧力スイツチ制御式ポンプ装置
の具体例を示す断面図、第2図は本考案に係る圧
力スイツチ制御式ポンプ装置の一実施例を示す断
面図である。 1……ポンプ、8……配管、9……弁、10…
…圧力スイツチ、12……制御装置、13……電
動機、15……オリフイス、22……筐体、50
……脚部、60……逆止弁、70……圧力検出緩
衝装置、160……圧力検出部、170……開閉
手段、250……弾性板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流体通路内の流体圧力を検出する圧力スイツチ
    と、この圧力スイツチからの検出信号に基づき運
    転が制御される電動機と、この電動機によつて駆
    動されるポンプと、このポンプからの吐出流体通
    路となる部分に設けられるオリフイスを含み、こ
    のオリフイスに発生する圧力差を検出できる圧力
    検出部及びこの圧力検出部から検出変位により流
    体通路の流体圧力の伝達通路を開閉する開閉手段
    を備えてなる圧力検出緩衝装置とからなり、該圧
    力検出緩衝装置の開閉手段を介して流体通路内の
    流体圧力を該圧力スイツチに導きその圧力を検出
    できるようにした圧力スイツチ制御式ポンプ装置
    において、前記圧力検出緩衝装置を、これの筐体
    を第一の室及び第二の室に弾性板によつて分割
    し、これらの室に前記オリフイスからの圧力差が
    印加されるようにし、かつ該弾性板とは分離して
    前記第一の室に設けた逆止弁を含んでなる圧力検
    出部と、前記弾性板の該第二の室側の面で該伝達
    通路の開閉がされるようにした開閉手段とから構
    成したことを特徴とする圧力スイツチ制御式ポン
    プ装置。
JP7297682U 1982-05-19 1982-05-19 圧力スイツチ制御式ポンプ装置 Granted JPS58175183U (ja)

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JPS58175183U JPS58175183U (ja) 1983-11-22
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