JPS63140028A - ガス吹込用プラグのセツト方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、使用後の引き抜き脱却が容易にできるよう
にしたガス吹込用プラグのセット方法に胸するものであ
る。

（従来の技術〉 従来、溶融金属の攪拌−脱ガスあるいは非金属介在物の
除去にガス吹込用プラグが用いられている・このガス吹
込用プラグは、本体が多孔質−貫通孔ろるいはスリット
などを設けた耐火物がらなっておル、側壁には全体ある
いは一部が鉄皮でおおわれ、下部にはガス導入管が接続
されている。

そして溶融金属用容器の底部あるいは側壁下部に設けら
れた受レンガ、場合によっては受レンガの内鍔に施工さ
れた受スリーブレンガ内に、耐火モＩりρを介在してセ
ットされていた。

（発明が解決しよりとする問題点） この従来のセット方法では、ガス吹込用プラグの耐用１
１Ｊ！界までの使用後における新品との取替え、つま少
引抜き作業に、耐火モルタルの接着性が高温使用による
焼結性増加で１強固になシ、焼き付くという現象が多く
みられた。そのため、溶融金属用容器の開口側からのト
ン突き−による方法や強力な引抜き機の利用によらざる
を得なく、それだけに多くの作業時間や労カＩ；ストな
どを必要としていた。

この発明は、従来の方法がもつ以上の問題点を解消させ
、ジ１抜きが容易にできるよりにしたガス吹込用プラグ
のセット方法を提供すること？目的とする。

（問題点を解決するための手段） この目的を達成するために、この発明は次のような構成
となっている。以下図面について説明するＯ すなわち、ガス吹込用プラグＩＯと受レンガ１１０［受
スリーブレンガｔ／も含む］とのセット構造で、ガス吹
込用プラグＩＯの耐用限界位置よυ下のか所に、主原料
として天然黒鉛を用い、その天然黒鉛を酸処理して急熱
・膨張させて圧縮成形して得られるところの黒鉛シー）
２０を装着介在させることによってなされている０なお
黒鉛シート２０の装着あるいは介在方法は、あらかじめ
ガス吹込用プラグＩＯの外面あるいは受レンガｔｏの内
面に接着材などで装着一体化したもＯを用いる方法や、
使用現場において、はめ合わせてセットする方法がある
。

この発明は、黒鉛シー１−２０が耐火モルタル３０の焼
付き現象を阻害するのを応用したものである。

なお装着介在位置の限定理由は、耐用限界以上の位置に
セットすると、ガス吹込用プラグ１０の溶損とともに黒
鉛シー）２０も溶融金属との接触が起こ多・酸化等によ
って消失した）、多数回使用時の酸洗作業によル溶融金
属の侵入を許すという支障をきたすことになる。

（実施例ｔ） この発明の第１実施例を第１図を参照しながら説明する
・ガス吹込用プラグＩＯは高アルミナ多孔質耐火物で土
掻φＡｊｌｌ―下径φ／　３３　ｚｔｓ・高さ２００ｍ
の寸法で、／、　２　ｍの鉄皮ｌ／で包囲し下部にガス
導入パイプ１２を接続してなるもので、このガス吹込用
プラグＩＯの外側壁部に、耐用限界位置Ｈ（／　００　
ｔｍ　）　Ｋ　合ｂ　セテ、上から１００ｎ〜２００ｔ
ｌの間に、０．３　ｆｌ厚みの１００％の膨張黒鉛よシ
なる黒鉛シート２０を接着材にて貼シ付けた。この黒鉛
シート２０付きのガス吹込用プラグＩＯをＳＯトンｖＯ
ｐ用取鍋の敷レンガｊＯの内部に施工された受レンガｌ
ＩＯに耐火モルタル３０を塗布してセットした。

取鍋精錬は、温度７６ざ０°Ｏｅ１回平均処理時間３９
０分を一回処理して本来の耐用限界を超えたそこで取替
作業を、ガス導入用パイプ／２を持って人力によって引
っばったところ、残厚９ｊｗｍで引抜きができた０ （実施例２〕 この発明の第２実施例を第２図を参照しながら説明する
・ガス吹込用プラグＩＯは、Ａｔ、ｏｓｑａｚ％ｔＳＩ
０２３％・ｏｒ２ｏ、３％の組成を有する材質で、ａ乙
ｎφの細貫通孔を利用してガス吹きをするもので、外壁
は鉄皮１／で包囲し、ガス導入用パイプ１２を接続して
寸法は土掻り０ｍ１ｔ下径／！；０ｆｌ−高さ２６２Ｎ
なるものである・ そしてこの方法は７２０トンＬ１！用取鍋の敷レンガ５
０受レンガｌＩＯの中に施工された受スリーブレンガｌ
ｌ／の内面に、酸化処理黒鉛ｔｏ％にアルミナ粉２０％
の混合物を成形してなる黒鉛シー１−２０を、この場合
の耐月限界高さＨ，（／ＪＯｍ　）に合わせて、厚さｌ
朋品を貼シ付けた。次にガス吹込用プラグ１ｏの外周に
、耐火モルタル３０を塗布して挿入セットした。

ＬＦ取鍋精錬は、温度７６３０°０＃平均処理時間ｊＯ
分をｔ回処理して耐用限界に至った。そこで取替作業を
ガス導入用パイプ／、２を簡易式引抜機で引張ったとこ
ろ、残厚／１ＩＯｙｎｘで容易に引抜きができた。

（発明の効果〕 この発明によるガス吹込用プラグのセット方法では１．
耐用限界を過ぎた使用後の引抜き作業は実施例ではいず
れもトン突きや大型引抜き機を利用することなく、人力
あるいは簡易引抜き機で簡単にできた。またガス吹込用
プラグの耐用限界に至らない時点での引抜き作業の必要
な場合でも、従来の焼結力を少なくとも耐用限界位置以
下では、黒鉛シートの介在分が緩和することになるもの
で、この発明は産業上澄れた効果をもたらすものである
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の第１実施例を示す縦断面図、第２図
は同第２実施？Ｑを示す縦断面図である。 １０、、ガス吹込用プラグ、／／・、鉄皮、／２０．ガ
ス導入用パイプ、２０．、黒鉛シート、３０１．耐火モ
ルタル、ＩＡｏ、、受レンガ、弘１１．受スリーブレン
ガ、ＳＯ，、敷レンガ、特許出願人　　東京窯業株式会
社 第　　１　　図 第　　２　　図 φＵ・・父レンガ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ガス吹込用プラグを受レンガに耐火モルタルにてセット
   する方法において、ガス吹込用プラグの耐用限界位置以
   下で、ガス吹込用ブックあるいは受レンガの側壁部に、
   黒鉛シートを装着してなることを特徴とするガス吹込用
   プラグのセット方法。