JPS63139549A - 床擦れ防止用空気マツト - Google Patents
床擦れ防止用空気マツトInfo
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- JPS63139549A JPS63139549A JP61288519A JP28851986A JPS63139549A JP S63139549 A JPS63139549 A JP S63139549A JP 61288519 A JP61288519 A JP 61288519A JP 28851986 A JP28851986 A JP 28851986A JP S63139549 A JPS63139549 A JP S63139549A
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C27/00—Spring, stuffed or fluid mattresses or cushions specially adapted for chairs, beds or sofas
- A47C27/08—Fluid mattresses or cushions
Landscapes
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は床擦れの予防並びに治療機能を備えた空気マッ
トに関するものである。
トに関するものである。
(従来の技術)
長期間病床に臥していると、寝具にあたる部分が無意識
のうちに圧迫されて血行障害を起こし、WI療いわゆる
床擦れ症杖が現れて病人に致命的な害を及ぼすというこ
とがしばしば見受けられ、病院や家庭においてはその治
療対策に苦慮しているのが現状である。
のうちに圧迫されて血行障害を起こし、WI療いわゆる
床擦れ症杖が現れて病人に致命的な害を及ぼすというこ
とがしばしば見受けられ、病院や家庭においてはその治
療対策に苦慮しているのが現状である。
この床擦れ症を予防あるいは治療するには、局所の長期
間の圧迫を避けること、就寝体位を変換させることが肝
要とされ、柔軟なりッション性のベッドを使用し、看護
者の手によっであるいは特殊なローリングベッドを使用
して病人の体位を変えるきいう方法がとられている。し
かしながらこの方法は床擦れの予防としては有効である
が、既に床擦れを生じている場合にはさほど効果がなく
、柔軟なりッシ日ン性の寝具を使用している場合はむし
ろ逆効果を呈する。これらの事情を考慮して本発明者は
先に実公昭52−43195号公報あるいは特公昭61
−4524号公報に開示されているように空気の流出に
よる床擦れ防止並びに床擦れ治療を行うに好適なマット
を提供した。
間の圧迫を避けること、就寝体位を変換させることが肝
要とされ、柔軟なりッション性のベッドを使用し、看護
者の手によっであるいは特殊なローリングベッドを使用
して病人の体位を変えるきいう方法がとられている。し
かしながらこの方法は床擦れの予防としては有効である
が、既に床擦れを生じている場合にはさほど効果がなく
、柔軟なりッシ日ン性の寝具を使用している場合はむし
ろ逆効果を呈する。これらの事情を考慮して本発明者は
先に実公昭52−43195号公報あるいは特公昭61
−4524号公報に開示されているように空気の流出に
よる床擦れ防止並びに床擦れ治療を行うに好適なマット
を提供した。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが上記実公昭52−43195号公報記載のマッ
トにあっては、空気マットの内部から連続して微礒の空
気が洩出されるため床擦れの予防あるいは治療にイ1゛
効であるが、反面において身体の支持力に乏しく、マッ
ト内を過大の空気圧に保持しなければならないという難
点を有している。
トにあっては、空気マットの内部から連続して微礒の空
気が洩出されるため床擦れの予防あるいは治療にイ1゛
効であるが、反面において身体の支持力に乏しく、マッ
ト内を過大の空気圧に保持しなければならないという難
点を有している。
また上記特公昭81−4’524号公報記載のマットに
おいては、過大の空気圧は不要であり僅かの空気量を効
果的に活用できるという利点を有しているが、マットの
製作コストが嵩むことから一般家庭用としては必ずしも
適切なものではなく、手軽に利用できしかも床擦れの防
止や治療に好都合なマットが要望されているのが現状で
ある。
おいては、過大の空気圧は不要であり僅かの空気量を効
果的に活用できるという利点を有しているが、マットの
製作コストが嵩むことから一般家庭用としては必ずしも
適切なものではなく、手軽に利用できしかも床擦れの防
止や治療に好都合なマットが要望されているのが現状で
ある。
(問題点を解決するための手段)
本発明はL記した従来のこの種のマットの種々な不都合
を改善することを目的としてなされたものであって、密
封可能な空気マット主体の上面側に、通気性生地からな
るシートを重ね合わせて該シートの周縁を該空気マット
主体に気密的に接着シールして該空気マット主体の上面
と該シートととの間に空間を形成し、この空間に空気を
送入するための給気口を設けてなり、給気口から過大し
た空気が上記通気性生地の部分から漏洩するように構成
してなるものである。
を改善することを目的としてなされたものであって、密
封可能な空気マット主体の上面側に、通気性生地からな
るシートを重ね合わせて該シートの周縁を該空気マット
主体に気密的に接着シールして該空気マット主体の上面
と該シートととの間に空間を形成し、この空間に空気を
送入するための給気口を設けてなり、給気口から過大し
た空気が上記通気性生地の部分から漏洩するように構成
してなるものである。
空気マット主体としてはその形状、構造については特に
限定を要するものではなく、従来から汎用されている空
気マットを適用することができる通気性生地としては、
織地や編地が適用でき、望ましくは吸湿性の糸による平
織物がよい。また中央部分に通気性生地が配されその他
の部分が非通気性生地となした場合の非通気性生地とし
ては、細い合成繊維糸の高密度織物に樹脂加工を施した
柔軟な生地が好適である。
限定を要するものではなく、従来から汎用されている空
気マットを適用することができる通気性生地としては、
織地や編地が適用でき、望ましくは吸湿性の糸による平
織物がよい。また中央部分に通気性生地が配されその他
の部分が非通気性生地となした場合の非通気性生地とし
ては、細い合成繊維糸の高密度織物に樹脂加工を施した
柔軟な生地が好適である。
(作用)
上記したごと(上面の通気性生地によって形成されたシ
ートとマット主体の上面との間に送気ファンを用いて空
気を送入すると、送入された空気は通気性生地の部分か
ら常時外側に漏出して就寝者の背部や腰部に作用し、身
体と寝具との間の湿気の滞留をなくシ、床擦れ症の発生
の防止あるいは床ずれ症の治療作用を奏する。
ートとマット主体の上面との間に送気ファンを用いて空
気を送入すると、送入された空気は通気性生地の部分か
ら常時外側に漏出して就寝者の背部や腰部に作用し、身
体と寝具との間の湿気の滞留をなくシ、床擦れ症の発生
の防止あるいは床ずれ症の治療作用を奏する。
(実施例)
以F本発明の実施例を示した図面にもとづいて説明する
と、(1)は空気マット主体、そして(2)は該空気マ
ット主体(+)の上面側に重ね合わされたシートである
。空気マ°ット主体(1)は周知の通り内部にいくつか
の隔壁(3)(3)を備え、一端部に設けた吸気口(4
)からポンプ(図示せず)によって空気を注入すること
により隔壁間の各空間部(5)(5)が膨張し、その後
枠(6)でもって吸気口(4)を密閉することにより、
クツシロン性良好なマットとなる。この空気マット主体
(1)の空気圧は、使用者の好みに合わせて適宜調整で
き、又空気マット(1)の厚さく高さ)は7〜10c■
程度がクッション性の点から好適である。更に空気マッ
ト主なすとよい。そして上記空気マット主体(1)の上
面側に重ね合わされたシート(2)は、その中央部分(
7)に粗目平織の通気性生地(8)を備え、その他の部
分は細い合成繊維の高密度織物に樹脂加工を施してなる
非通気性生地(9)でもって構成され、該シート(2)
の周縁は該マット主体(鳳)の側面に気密的に接着シー
ル(10)されていて、該シート(2)と該マット主体
(崖)上面との間の空隙に空気を送入するための給気口
(11)が設けられる。第1またマット主体(1)とシ
ート(2)との間への送気量はlO〜301/分程度あ
ればよく、空気の洩出は実感として肌に感じるか、感じ
ないか程度の微風の空気量でよい。したがって小型の送
気ファン(13)が使用できるから装備費が極めて安価
となる。なお送気ファンの使用に際しては送気側にフィ
ルター(14)を設けて清浄な空気を送るようにするこ
とが望ましい。
と、(1)は空気マット主体、そして(2)は該空気マ
ット主体(+)の上面側に重ね合わされたシートである
。空気マ°ット主体(1)は周知の通り内部にいくつか
の隔壁(3)(3)を備え、一端部に設けた吸気口(4
)からポンプ(図示せず)によって空気を注入すること
により隔壁間の各空間部(5)(5)が膨張し、その後
枠(6)でもって吸気口(4)を密閉することにより、
クツシロン性良好なマットとなる。この空気マット主体
(1)の空気圧は、使用者の好みに合わせて適宜調整で
き、又空気マット(1)の厚さく高さ)は7〜10c■
程度がクッション性の点から好適である。更に空気マッ
ト主なすとよい。そして上記空気マット主体(1)の上
面側に重ね合わされたシート(2)は、その中央部分(
7)に粗目平織の通気性生地(8)を備え、その他の部
分は細い合成繊維の高密度織物に樹脂加工を施してなる
非通気性生地(9)でもって構成され、該シート(2)
の周縁は該マット主体(鳳)の側面に気密的に接着シー
ル(10)されていて、該シート(2)と該マット主体
(崖)上面との間の空隙に空気を送入するための給気口
(11)が設けられる。第1またマット主体(1)とシ
ート(2)との間への送気量はlO〜301/分程度あ
ればよく、空気の洩出は実感として肌に感じるか、感じ
ないか程度の微風の空気量でよい。したがって小型の送
気ファン(13)が使用できるから装備費が極めて安価
となる。なお送気ファンの使用に際しては送気側にフィ
ルター(14)を設けて清浄な空気を送るようにするこ
とが望ましい。
(発明の効果)
このように本発明による床擦れ防止用の空気マットは、
空気マット主体(1)の上面側に、通気性の生地(8)
からなるシート(2)が重ね合わされ、該シート(2)
の周縁がマット主体(1)に気密的に接着シールされ、
該シート(2)と該マット主体(l)との間の空間に空
気を送入するための給気L](11)が設けられてなる
ものであり、療養者、を柔軟な空気マットのクッショノ
によって支持することにより局所圧迫が回避でき、給気
口(11)から常時ゆるやかに空気を送入することによ
りシート(2)から絶えず就υ者に向かって空気が流出
し、その空気が任意のシーツを通過して就Q者の身体周
辺を極くゆるやかな微風として流動し、就寝者の背部や
腰部に生じがちな皮膚湿潤を除いて床擦れの発生を防止
し、同時に既に床擦れ症を呈している患者には有効な治
療作用を奏することができ、長期間病床に就く患者用と
して極めて有益である。なお上記実施例の如く、シート
(2)の中央部分(7)に通気性の生地(8)を配し、
その他の部分が非通気性の生地からなるシート(2)を
重ね合わせるようになすと、患者の身体部&う沖果的に
空気の洩出を行うことができる。
空気マット主体(1)の上面側に、通気性の生地(8)
からなるシート(2)が重ね合わされ、該シート(2)
の周縁がマット主体(1)に気密的に接着シールされ、
該シート(2)と該マット主体(l)との間の空間に空
気を送入するための給気L](11)が設けられてなる
ものであり、療養者、を柔軟な空気マットのクッショノ
によって支持することにより局所圧迫が回避でき、給気
口(11)から常時ゆるやかに空気を送入することによ
りシート(2)から絶えず就υ者に向かって空気が流出
し、その空気が任意のシーツを通過して就Q者の身体周
辺を極くゆるやかな微風として流動し、就寝者の背部や
腰部に生じがちな皮膚湿潤を除いて床擦れの発生を防止
し、同時に既に床擦れ症を呈している患者には有効な治
療作用を奏することができ、長期間病床に就く患者用と
して極めて有益である。なお上記実施例の如く、シート
(2)の中央部分(7)に通気性の生地(8)を配し、
その他の部分が非通気性の生地からなるシート(2)を
重ね合わせるようになすと、患者の身体部&う沖果的に
空気の洩出を行うことができる。
図面は本発明の実施例を示しているものであって、第1
図は斜視図、そして第2図は第1図のAゲ水 −A叫脚面図である。 (1)・・・空気マット主体、(2)・・・シー)、(
7)・・・シートの中央部分、(11)・・・給気口。 特許出願人 ゆ・ハ・・ 手 続 補 正 書 (自発)昭和62年
1月15 昭和81年 特許願 第288519号2 発明の名称 床擦れ防止用空気マット 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 大阪府八尾市山本町北3丁目2−24氏名
岡 1)礼 − 4代理人 7、補正の内容 明細書の全文を別紙のとおり訂正します。 日 明 細 書 1、発明の名称 床擦れ防止用空気マット 2、特許請求の範囲 空気マット主体(1)の上面側に通気性の生地(8)か
らなるシート(2)が重ね合わされ、該シート(2)の
周縁がマット主体(1)に接着シールされ、該シート(
2)と該空気マツ) (1)との間に空気を送入するた
めの給気口(11)が設けられていることを特徴きする
床擦れ防止用空気マット。 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は床擦れの予防並びに治療機能を備えた空気マッ
トに関するものである。 (従来の技術) 長期間病床に臥していると、寝具にあたる部分が無意識
のうちに圧迫されて血行障害を起こし、?#療いわゆる
床擦れ症状が現れて病人に致命的な害を及ぼすというこ
とがしばしば見受けられ、病院や家庭においてはその治
療対策に苦慮しているのが現状である。 この床擦れ症を予防あるいは治療するには、局所の長期
間の圧迫を避けること、就寝体位を変換させることが肝
要とされ、柔軟なりッション性のベッドを使用し、看護
者の手によっであるいは特殊なローリングベッドを使用
して病人の体位を変えるという方法がとられている。し
かしながらこの方法は抹擦れの予防としては有効である
が、既に床擦れを生じている場合にはさほど効果がなく
、柔軟なりッシeン性の寝具を使用している場合はむし
ろ逆効果を呈する。これらの事情を考慮して本発明者は
先に実公昭52−43195号公報あるいは特公昭81
−4524号公報に開示されているように空気の流出に
よる床擦れ防止並びに床擦れ治療を行うに好適なマット
を提供した。 (発明が解決しようとする問題点) ところが上記実公昭52−43195号公報記載のマッ
トにあっては、空気マットの内部から連続して微量の空
気が洩出されるため床擦れの予防あるいは治療に有効で
あるが、反面において身体の支持力に乏しく、マット内
を過大の空気圧に保持しなければならないという難点を
有している。 また上記特公昭81−4524号公報記載のマットにお
いては、過大の空気圧は不要であり僅かの空気量を効果
的に活用できるという利点を有しているが、マットの製
作コストが嵩むことから一般家庭用としては必ずしも適
切なものではなく、手軽に利用できしかも床擦れの防止
や治療に好都合なマットが要望されているのが現状であ
る。 (問題点を解決するための手段) 本発明は上記した従来のこの種のマットの種々な不都合
を改善することを目的としてなされたものであって、密
封可能な空気マット主体の上面側に、通気性生地からな
るシートを重ね合わせて該シートの周縁を該空気マット
主体に気密的に接着シールして該空気マット主体の上面
と該シートととの間に空間を形成し、この空間に空気を
送入するための給気口を設けてなり、給気口から過大し
た空気が上記通気性生地の部分から漏洩するように構成
してなるものである。 空気マット主体としてはその形状、構造については特に
限定を要するものではなく、従来から汎用されている空
気マットを適用することができる通気性生地としては、
織地や編地が適用でき、望ましくは吸湿性の糸による平
織物がよい。また中央部分に通気性生地が配されその他
の部分が非通気性生地となした場合の非通気性生地とし
ては、細い合成繊維糸の高密度織物に樹脂加工を施した
柔軟な生地が好適である。 (作用) 上記したごとく上面の通気性生地によって形成されたシ
ートとマット主体の上面との間に送気ファンを用いて空
気を送入すると、送入された空気は通気性生地の部分か
ら常時外側に漏出して就寝者の背部や腰部に作用し、身
体と寝具との間の湿気の滞留をなくシ、床擦れ症の発生
の防止あるいは床擦れ症の゛治療作用を奏する。 (実施例) 以下本発明の実施例を示した図面にもとづいて説明する
と、(1)は空気マット主体、そして(2)は該空気マ
ット主体(1)の上面側に重ね合わされたシートである
。空気マット主体0)は周知の通り内部にいくつかの隔
壁(3)(3)を備え、一端部に設けた吸気口(4)か
らポンプ(図示せず)によって空気を注入することによ
り隔壁間の各空間部(5)(5)が膨張し、その後枠(
8)でもって吸気口(4)を密閉することにより、クッ
ション性良好なマットとなる。この空気マット主体(1
)の空気圧は、使用者の好みに合わせて適宜調整でき、
又空気マット(1)の厚さく高さ)は7〜10cm程度
がクッション性の点から好適である。更に空気マット主
体(1)の上面側は第2図に示すように縦又は横あるい
は縦横に山形状に凹凸の膨出部(15)(15)・・・
を形成して、その膨出部(璽5)(15)・・・間の谷
部(1B)(16)・・・を送入された空気が循環する
ようになすとよい。そして上記空気マット主体(1)の
上面側に重ね合わされたシート(2)は、その中央部分
(7)に粗目平織の通気性生地(8)を備え、その他の
部分は細い合成繊維の高密度織物に樹脂加工を施してな
る非通気性生地(8)でもって構成され、該シート(2
)の周縁は該マット主体(1)の側面秤気密的に接着シ
ール(10)されて°いて、該シート(2)と該マット
主体(1)上面との間の空隙に空気を送入するための給
気口(ll)が設けられる。第1図における02)(凰
2)はマット主体(1)の上面とシート(2)とを部分
的に接着・ないし縫合した箇所である。 またマット主体(1)とシート(2)との間への送気量
は10〜301/分程度あればよ(、空気の洩出は実感
として肌に感じるか、感じないか程度の微風の空気量で
よい。したがって小型の送気ファン(目)が使用できる
から装備費が極めて安価となる。なお送気ファンの使用
に際しては送気側にフィルター(14)を設けて清浄な
空気を送るようにすることが望ましい。 (発明の効果) このように本発明による床擦れ防止用の空気マットは、
空気マット主体(鳳)のL面側に、通気性の生地(8)
からなるシート(2)が重ね合わされ、該シート(2)
の周縁がマット主体(1)に気密的に接着シールされ、
該シート(2)と該マット主体(1)との間の空間に空
気を送入するための給気口(11)が設けられてなるも
のであり、療養者を柔軟な空気マットのクッションによ
って支持することにより局所圧迫が回避でき、給気口(
U)から常時ゆるやかに空気を送入することによりシー
ト(2)から絶えず就寝者に向かって空気が流出し、そ
の空気が任意のシーツを通過して就寝者の身体周辺を極
くゆるやかな微風として流動し、就寝者の背部や腰部に
生じがちな皮膚湿潤を除いて床擦れの発生を防止し、同
時に既に床擦れ症を呈している患者には有効な治療作用
を奏することができ、長期間病床に就く患者用として極
めて有益である。なお」二足実施例の如く、シート(2
)の中央部分(7)に通気性の生地(8)を配し、その
他の部分が非通気性の生地からなるシート(2)を重ね
合わせるようになすと、患者の身体部により効果的に空
気の洩出を行うことができる。 4、図面の簡単な説明 図面は本発明の実施例を示しているものであって、第1
図は斜視図、そして第2図は第1図のA−A線拡大断面
図である。 (1)・・・空気マット主体’、(2)・・・シート、
(7)・・・シートの中央部分、(11)・・・給気口
。
図は斜視図、そして第2図は第1図のAゲ水 −A叫脚面図である。 (1)・・・空気マット主体、(2)・・・シー)、(
7)・・・シートの中央部分、(11)・・・給気口。 特許出願人 ゆ・ハ・・ 手 続 補 正 書 (自発)昭和62年
1月15 昭和81年 特許願 第288519号2 発明の名称 床擦れ防止用空気マット 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 大阪府八尾市山本町北3丁目2−24氏名
岡 1)礼 − 4代理人 7、補正の内容 明細書の全文を別紙のとおり訂正します。 日 明 細 書 1、発明の名称 床擦れ防止用空気マット 2、特許請求の範囲 空気マット主体(1)の上面側に通気性の生地(8)か
らなるシート(2)が重ね合わされ、該シート(2)の
周縁がマット主体(1)に接着シールされ、該シート(
2)と該空気マツ) (1)との間に空気を送入するた
めの給気口(11)が設けられていることを特徴きする
床擦れ防止用空気マット。 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は床擦れの予防並びに治療機能を備えた空気マッ
トに関するものである。 (従来の技術) 長期間病床に臥していると、寝具にあたる部分が無意識
のうちに圧迫されて血行障害を起こし、?#療いわゆる
床擦れ症状が現れて病人に致命的な害を及ぼすというこ
とがしばしば見受けられ、病院や家庭においてはその治
療対策に苦慮しているのが現状である。 この床擦れ症を予防あるいは治療するには、局所の長期
間の圧迫を避けること、就寝体位を変換させることが肝
要とされ、柔軟なりッション性のベッドを使用し、看護
者の手によっであるいは特殊なローリングベッドを使用
して病人の体位を変えるという方法がとられている。し
かしながらこの方法は抹擦れの予防としては有効である
が、既に床擦れを生じている場合にはさほど効果がなく
、柔軟なりッシeン性の寝具を使用している場合はむし
ろ逆効果を呈する。これらの事情を考慮して本発明者は
先に実公昭52−43195号公報あるいは特公昭81
−4524号公報に開示されているように空気の流出に
よる床擦れ防止並びに床擦れ治療を行うに好適なマット
を提供した。 (発明が解決しようとする問題点) ところが上記実公昭52−43195号公報記載のマッ
トにあっては、空気マットの内部から連続して微量の空
気が洩出されるため床擦れの予防あるいは治療に有効で
あるが、反面において身体の支持力に乏しく、マット内
を過大の空気圧に保持しなければならないという難点を
有している。 また上記特公昭81−4524号公報記載のマットにお
いては、過大の空気圧は不要であり僅かの空気量を効果
的に活用できるという利点を有しているが、マットの製
作コストが嵩むことから一般家庭用としては必ずしも適
切なものではなく、手軽に利用できしかも床擦れの防止
や治療に好都合なマットが要望されているのが現状であ
る。 (問題点を解決するための手段) 本発明は上記した従来のこの種のマットの種々な不都合
を改善することを目的としてなされたものであって、密
封可能な空気マット主体の上面側に、通気性生地からな
るシートを重ね合わせて該シートの周縁を該空気マット
主体に気密的に接着シールして該空気マット主体の上面
と該シートととの間に空間を形成し、この空間に空気を
送入するための給気口を設けてなり、給気口から過大し
た空気が上記通気性生地の部分から漏洩するように構成
してなるものである。 空気マット主体としてはその形状、構造については特に
限定を要するものではなく、従来から汎用されている空
気マットを適用することができる通気性生地としては、
織地や編地が適用でき、望ましくは吸湿性の糸による平
織物がよい。また中央部分に通気性生地が配されその他
の部分が非通気性生地となした場合の非通気性生地とし
ては、細い合成繊維糸の高密度織物に樹脂加工を施した
柔軟な生地が好適である。 (作用) 上記したごとく上面の通気性生地によって形成されたシ
ートとマット主体の上面との間に送気ファンを用いて空
気を送入すると、送入された空気は通気性生地の部分か
ら常時外側に漏出して就寝者の背部や腰部に作用し、身
体と寝具との間の湿気の滞留をなくシ、床擦れ症の発生
の防止あるいは床擦れ症の゛治療作用を奏する。 (実施例) 以下本発明の実施例を示した図面にもとづいて説明する
と、(1)は空気マット主体、そして(2)は該空気マ
ット主体(1)の上面側に重ね合わされたシートである
。空気マット主体0)は周知の通り内部にいくつかの隔
壁(3)(3)を備え、一端部に設けた吸気口(4)か
らポンプ(図示せず)によって空気を注入することによ
り隔壁間の各空間部(5)(5)が膨張し、その後枠(
8)でもって吸気口(4)を密閉することにより、クッ
ション性良好なマットとなる。この空気マット主体(1
)の空気圧は、使用者の好みに合わせて適宜調整でき、
又空気マット(1)の厚さく高さ)は7〜10cm程度
がクッション性の点から好適である。更に空気マット主
体(1)の上面側は第2図に示すように縦又は横あるい
は縦横に山形状に凹凸の膨出部(15)(15)・・・
を形成して、その膨出部(璽5)(15)・・・間の谷
部(1B)(16)・・・を送入された空気が循環する
ようになすとよい。そして上記空気マット主体(1)の
上面側に重ね合わされたシート(2)は、その中央部分
(7)に粗目平織の通気性生地(8)を備え、その他の
部分は細い合成繊維の高密度織物に樹脂加工を施してな
る非通気性生地(8)でもって構成され、該シート(2
)の周縁は該マット主体(1)の側面秤気密的に接着シ
ール(10)されて°いて、該シート(2)と該マット
主体(1)上面との間の空隙に空気を送入するための給
気口(ll)が設けられる。第1図における02)(凰
2)はマット主体(1)の上面とシート(2)とを部分
的に接着・ないし縫合した箇所である。 またマット主体(1)とシート(2)との間への送気量
は10〜301/分程度あればよ(、空気の洩出は実感
として肌に感じるか、感じないか程度の微風の空気量で
よい。したがって小型の送気ファン(目)が使用できる
から装備費が極めて安価となる。なお送気ファンの使用
に際しては送気側にフィルター(14)を設けて清浄な
空気を送るようにすることが望ましい。 (発明の効果) このように本発明による床擦れ防止用の空気マットは、
空気マット主体(鳳)のL面側に、通気性の生地(8)
からなるシート(2)が重ね合わされ、該シート(2)
の周縁がマット主体(1)に気密的に接着シールされ、
該シート(2)と該マット主体(1)との間の空間に空
気を送入するための給気口(11)が設けられてなるも
のであり、療養者を柔軟な空気マットのクッションによ
って支持することにより局所圧迫が回避でき、給気口(
U)から常時ゆるやかに空気を送入することによりシー
ト(2)から絶えず就寝者に向かって空気が流出し、そ
の空気が任意のシーツを通過して就寝者の身体周辺を極
くゆるやかな微風として流動し、就寝者の背部や腰部に
生じがちな皮膚湿潤を除いて床擦れの発生を防止し、同
時に既に床擦れ症を呈している患者には有効な治療作用
を奏することができ、長期間病床に就く患者用として極
めて有益である。なお」二足実施例の如く、シート(2
)の中央部分(7)に通気性の生地(8)を配し、その
他の部分が非通気性の生地からなるシート(2)を重ね
合わせるようになすと、患者の身体部により効果的に空
気の洩出を行うことができる。 4、図面の簡単な説明 図面は本発明の実施例を示しているものであって、第1
図は斜視図、そして第2図は第1図のA−A線拡大断面
図である。 (1)・・・空気マット主体’、(2)・・・シート、
(7)・・・シートの中央部分、(11)・・・給気口
。
Claims (1)
- 空気マット主体(1)の上面側に通気性の生地(8)か
らなるシート(2)が重ね合わされ、該シート(2)の
周縁がマット主体(1)に接着シールされ、該シート(
2)と該空気マット(1)との間に空気を送入するため
の給気口(11)が設けられていることを特徴とする床
擦れ防止用空気マット。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61288519A JPH0659292B2 (ja) | 1986-12-02 | 1986-12-02 | 床擦れ防止用空気マツト |
KR1019870012226A KR960002907B1 (ko) | 1986-12-02 | 1987-11-02 | 욕창 방지용 공기매트 |
CN198787108079A CN87108079A (zh) | 1986-12-02 | 1987-12-01 | 防褥疮用空气垫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61288519A JPH0659292B2 (ja) | 1986-12-02 | 1986-12-02 | 床擦れ防止用空気マツト |
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Publication Number | Publication Date |
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JPS63139549A true JPS63139549A (ja) | 1988-06-11 |
JPH0659292B2 JPH0659292B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=17731281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61288519A Expired - Fee Related JPH0659292B2 (ja) | 1986-12-02 | 1986-12-02 | 床擦れ防止用空気マツト |
Country Status (3)
Country | Link |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0321239A (ja) * | 1989-06-19 | 1991-01-30 | Yamajiyu:Kk | エアーマット |
Families Citing this family (3)
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KR100811069B1 (ko) * | 2007-03-16 | 2008-03-06 | 최장수 | 욕창 방지용 매트리스 |
CN201727183U (zh) * | 2010-04-02 | 2011-02-02 | 洪志强 | 一种冷暖空调床垫 |
KR101696869B1 (ko) * | 2013-08-22 | 2017-01-16 | 양일석 | 자동으로 공기가 주입되는 유아용 범퍼침대 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59144458A (ja) * | 1983-02-07 | 1984-08-18 | 松下電工株式会社 | 健康ベツド |
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1986
- 1986-12-02 JP JP61288519A patent/JPH0659292B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1987
- 1987-11-02 KR KR1019870012226A patent/KR960002907B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1987-12-01 CN CN198787108079A patent/CN87108079A/zh active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS59144458A (ja) * | 1983-02-07 | 1984-08-18 | 松下電工株式会社 | 健康ベツド |
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JPH0321239A (ja) * | 1989-06-19 | 1991-01-30 | Yamajiyu:Kk | エアーマット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN87108079A (zh) | 1988-10-26 |
KR880007038A (ko) | 1988-08-26 |
KR960002907B1 (ko) | 1996-02-28 |
JPH0659292B2 (ja) | 1994-08-10 |
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