JPS63138883A - フアクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は親展指定機能をもつファクシミリ装置に関する
。

（従来の技術） 従来使用されていたファクシミリ装置は、受信紙が重要
な機密文書であった場合に於いても他の受信紙と同様の
扱いでペーパスタッカに積まれることから、機密保持の
面で問題があった。

そこで近年では１１１ｍ１能をもつ装置が出現したが、
この種、従来のｔｉｍｅ能をもつ装置は、受信情報を格
納する大容量のメモリを備えなければならず、かつ受信
紙を受取るための指示入力を持って初めて打出しが行な
われることから、コストの上昇を招くとともに、即座に
受信内容を知ることができないという不便さがあり、又
、一般にはソート機能をもたないことから、打出した受
信紙から必要な受信紙のみを選択しなければならないと
いう、機能性及び操作性の不都合が生じていた。

（発明が解決しようとする問題点） 上述したように従来の親展機能をもつファクシミリ装置
は、受信情報を格納する大容量のメモリを必要とし、か
つ受信紙を受取るための指示入力を持って初めて打出し
が行なわれることから、装置が高価になるとともに、即
座に受信内容を知ることができず、しかも打出した受信
紙の中から必要な受信紙のみを選り分けなければならな
いという操作性及びｔｉ能性の不都合が生じていた。

本発明は、受信情報を配憶する大容量のメモリを持つこ
となく、ＩＩ展指定された受信紙を他の受信紙と区別し
て信頼性の高い機密保持状態にて保管でき、必要とする
受信紙のみを即座に入手できるファクシミリ装置を提供
することを目的とする。

［発明の構成］ 〈問題点を解決するための手段） 本発明によるファクシミリ装置は、受信情報からｒＡ展
指定の有無を判定し、親展指定の有ることが判定された
とき、そのＩＩ展指定された受信紙を親展指定専用の用
紙排出口に搬出し、ロック機構をもつ特定のスタッカに
保管する手段と、操作入力情報から正当な受信人である
ことを認識したとき上記ロック機構を解除し、上記特定
のスタッカに積まれた受信紙の受渡しを可能にする手段
とを備えた構成としたもので、これにより、受信情報を
記憶する大容量のメモリを持つことなく、親展指定され
た受信紙を他の受信紙と区別して信頼性の高い機密保持
状態にて保管でき、必要とする受信紙のみを即座に入手
することができる。

（実施例） 以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。

第１図は本発明の一実施例によるファクシミリ装置の外
観構造を示す斜視図である。図中、１０は装置本体であ
り、同装置本体１０の上面部には、原稿挿入口１、原稿
排出口２、スキャナ部１１、及び操作部１２等が設けら
れ、同前面部には、一般用べ一バスタツカ１３、及び複
数の引出し式親展用ベーパスタッフ］１４ａ、１４ｂ、
・・・が設けられ、−側面部にはカードリーダの挿入口
１５が設けられる。

第２図は上記装置本体１０の内部構成要素を示すブロッ
ク図である。図中、２１は装置全体の制御を司る制御部
である。２２は制御部２１の制御の下に受信紙を一般用
ペーバスタッカ１３又は親展用ベーパスタッカ１４．１
４ｂ、・・・に振分けて搬送制御する搬送制ｍ８ＩＳで
ある。２３はカードリーダの挿入口１５に挿入された個
人識別カード（以下ＩＤカードと称す）２０の情報を読
取るカードリーダである。２４はファクシミリデータを
送受信するファクシミリ送受信部（以下ＦＡＸ送受信部
と称す）である。２５は第３図に示す処理プログラムを
含む制御プログラムが格納されたＲＯＭとデータ送受信
に供されるＲＡＭからなるメモリである。２６は制御部
２１の制御の下に上記原稿挿入口１より挿入された送信
原稿をスキャナ部１１に搬送し原稿排出口２へ搬出制御
する原稿搬送制御部である。２７は制御部２１の制御の
下に同制御部２１で伸長処理されたイメージをプリント
用紙上にプリントアウトするプリント部である。２８は
上記ｌＩ展用ペーパスタッカ１４ａ。

１４ｂ、・・・をそれぞれ個々にロックするロック機構
であり、制御部２１の制御の下に選択的にロックが解除
されて、そのベーパスタッカの開放が可能となる。

第３図は上記メモリ２５のＲＯＭに格納された受信処理
プログラムに従う処理フローを示すフローチャートであ
る。

ここで上記第１図乃至第３図を参照して一実施例の動作
を説明する。

先ず、送信時に於いては、送信原稿を装置本体１０の上
面部に設けられた原稿挿入口１に挿入し、操作部１２よ
り送信先を入力する。この際、親展指定するときはその
親展指定情報を併せて入力する。

送信原稿が原稿挿入口１に挿入され、操作部１２より送
信先、更には親展指定情報等が入力されると、制御部２
１のＩＩＩＩＩＩＩの下に原稿搬送制御部２６が送信原
稿を所定の送り速度をもってスキャナ部１１に送り、ス
キャナ部１１が制御部２１の制御の下に送信原稿のイメ
ージを読取る。

この読み取られた送信原稿のイメージデータは制御部２
１により圧縮処理され、メモリ２５のＲＡＭにバッファ
された後、ＦＡＸ送受信部２４に送出されて送信先へ送
信される。この際、親展指定があればそのｉ展指定情報
が送信原稿のイメージデータに先立って送信される。

次に、受信動作を説明する。受信モード下ではＦＡＸ送
受送受信部上４受信されたデータが制御部２１に入力さ
れ、制御部２１の制、御の下に第３図に示す受信処理が
実行される。即ち、制御部２１はＦＡＸ送受送受信部上
４受けた受信データにａ展指定情報が存在するか否かを
判断しく第３図ステップＳ１）、親展指定がある際は、
その親展情報（暗証コード：ＩＤ１）を認識して、同情
報から親展レベル（ＬＶｊ　）を判定し、この親展情報
（ＩＤｉ）及び親展レベル情報（Ｌｌ　）を対にしてメ
モリ２５のＲＡＭ内に設けた受信管理テーブルに登録す
る（第３図ステップＳ２　、８３　）。

更に制御部２１はＦＡＸ送受送受信部上４信した圧縮イ
メージデータを伸長処理してメモリ２５のＲＡＭ上にイ
メージ展開した後、そのデータをプリント部２７に送出
する。

プリント部２７は制御部２１の制御の下に同制御部２１
で伸長処理されたイメージをプリント用紙上にプリント
アウトする。

制御部２１はプリント部２１で受信紙が作成されたこと
を認識すると、上記受信管理テーブルに登録した親展レ
ベル情報（ＬＶｊ）に従うｒｌｉ展用搬用搬出指令稿搬
送制御部２６に送出する。

Ｉｉｉ稿搬送制御部２６は上記この制御部２１からの指
令をもとにプリント部２７よりプリントアウトされた受
信紙を指定された親展用ペーパスタッカ１４に振出する
（第３図ステップ８５　）。即ち、親展レベル１（ｊ−
１）であれば親展用ベーパスタッカ１４ａへ上記受信紙
を搬送制御し、親展レベル２（ｊ−２）であれば親展用
ベーパスタッカ１４ｂへ上記受信紙を搬送制御する。こ
のように、親展指定付きの受信紙は親展レベルに従う搬
出指令に従い撮分けられて指定された親展用ベーパスタ
ッカ１４ａ、１４ｂ、・・・に搬送され保管される。

又、親展指定のない場合、及びｉ展指定情報から親展レ
ベルが判断できない場合は、制御部２１のｔｉＩＩＩＩ
ｌの下にｒｆＡ８に搬送制御部２６がプリント部２７よ
りプリントアウトされた受信紙を一般用ベーパスタッカ
１３に搬出する（第３図ステップ８Ｂ）。

このようにして受信紙が各スタッカに撮分けられ、その
うちｌｌ展指定された受信紙はロック機構２８によりロ
ックされた引出し式の親展用ベーパスタッカに撮分けら
れて同スタッカ内に保管される。

上記親展用ベーパスタッカ１４ａ、１４ｂ、・・・に保
管された受信紙の取出しは、カードリーダ２３の挿入口
１５に■Ｄカード２０を挿入し、その情報が制御部２１
により認識されて、メモリ２５のＲＡＭ内に設けられた
受信管理テーブルの内容（暗証コード：ＩＤｉ　と照合
され、一致をみたときに、対応するスタッカへのロック
解除指令が出されることにより、初めてロック機構２８
のロックが解除され、そのペーパスタッカの開放が可能
となる。

上記したような親展機能をもつことにより、受信情報を
記憶する大容量のメモリを持つことなく、親展指定され
た受信紙を他の受信紙と区別して信頼性の高い機密保持
状態にて保管でき、必要とする受信紙のみを即座に入手
できる。

［発明の効果］ 以上詳記したように本発明のファクシミリ装置によれば
、受信情報から親展指定の有無を判定し、親展指定の有
ることが判定されたとき、その親展指定された受信紙を
親展指定専用の用紙排出口に搬出し、ロック機構をもつ
特定のスタッカに保管する手段と、操作入力情報から正
当な受信人であることを認識したとき上記ロック機構を
解除し、上記特定のスタッカに積まれた受信紙の受渡し
を可能にする手段とを備えた構成としたことにより、受
信情報を記憶する大容量のメモリを持つことなく、親展
指定された受信紙を他の受信紙と区別して信頼性の高い
機密保持状態にて保管でき、必要とする受信紙のみを即
座に入手することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による装置の外観構成を示す
斜視図、第２図は上記実施例に於ける装置の内部構成を
示すブロック図、第３図は上記実施例に於ける受信処理
フローを示すフローチャートである。 １・・・原稿挿入口、２・・・原稿排出口、１０・・・
装置本体、１１・・・スキャナ部、１２・・・操作部、
１３・・・一般用べ一バスタツカ、１４ａ、１４ｂ、・
・・１４ｎ・・・ａ展用べ一バスタツカ、１５・・・カ
ードリーダの挿入口、２１・・・制■部、２２・・・搬
送ｌｌ１１ｔ１１部、２３・・・カードリーダ、２４・
・・ＦＡＸ送受信部、２５・・・メモリ、２６・・・原
稿搬送６１３１１部、２７・・・プリント部、２８・・
・ロック機構。 出願人代理人　弁理士　鈴　江　武　彦第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 受信情報から親展指定の有無を判定する手段と、同手段
   により親展指定の有ることが判定されたとき同親展指定
   された受信紙を親展指定されない受信紙と用紙排出口を
   区分して搬出する手段と、同手段により搬出された親展
   指定受信紙を保管するスタッカ、及び同スタッカに積ま
   れた受信紙の取出しを禁止するロック機構と、同機構の
   ロックを解除するための特定の情報を入力する手段と、
   同手段により入力された情報をもとに上記ロック機構を
   解除する手段とを具備してなることを特徴とするファク
   シミリ装置。