JPS63138381A

JPS63138381A - トナ−返送装置

Info

Publication number: JPS63138381A
Application number: JP28579086A
Authority: JP
Inventors: Yuichi Suda; 須田　雄一
Original assignee: Mita Industrial Co Ltd
Current assignee: Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Priority date: 1986-11-29
Filing date: 1986-11-29
Publication date: 1988-06-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉この発明はトナー返送装置に関し、さらに詳細にいえば
、複写機等の画像形成装置に装備され、クリーニング装
置によって感光体から回収されたトナーを、現像装置へ
返送するトナー返送装置に関する。

〈従来の技術〉従来より、複写機等の画像形成装置においては、クリー
ニング装置によって感光体の表面から回収された残留ト
ナーを再使用すべく、当該回収トナーを現像装置へ返送
するトナー返送装置を装備したものが提供されている。

上記トナー返送装置は、クリーニング装置によって回収
されたトナーを、ヘリカルコイルやラダーチェーン等に
て現像装置側へ搬送しつつ、例えば漸次口径が大きくな
るように形成された複数の円孔を有する開口ブレート上
を通して、現像装置のバージントナー上に落下させるも
のである（例えば特開昭５５−１３７５６１号公報参照
）。

〈発明が解決しようとする問題点〉クリーニング装置によって回収されるトナーの量は、原
稿像の黒い部分の占める割合によって左右されるが、上
記の構成のトナー返送装置は、クリーニング装置によっ
て回収されたトナーをそのまま現像装置へ返送するもの
であるから、現像装置のバージントナー上に落下する回
収トナー量にむらが生じ、画像形成に悪影響を与えると
いう問題があった。例えば、回収トナー量が少ない場合
には、当該トナーが開口ブレートの搬送手前側において
全て落下してしまうことから、バージントナー上に、回
収された劣化トナーのみが偏って堆積され、当該トナー
に対応する画像の片側の濃度が変化することになる。

〈発明の目的〉この発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、回
収トナー量の変動に起因して画像状態が変化するのを防
止することができるトナー返送装置を提供することを目
的する。

く問題点を解決するための手段〉上記の目的を達成するための、第１の発明としてのトナ
ー返送装置は、クリーニング装置から返送されるトナー
を一時的に滞留させて所定タイミング毎に送出するトナ
ー返送量調整手段を設けている。

また、第２の発明としてのトナー返送装置は、クリーニ
ング装置から返送されるトナーを一時的に滞留させて所
定タイミング毎に送出するトナー返送量調整手段と、ト
ナー返送量調整手段から送出されたトナーを搬送ベルト
にて搬送しつつ、案内部材によって当該トナーを搬送ベ
ルトの側縁部から順次現像装置へ落下させるトナー分散
手段とを設けている。

く作用〉上記第１の発明のトナー返送装置であれば、トナー返送
量調整手段によって、クリーニング装置から返送される
トナーを一時的に滞留させて所定タイミング毎に送出し
、回収トナーを所定量ずつまとめて現像装置へ返送する
ことができる。

また、第２の発明のトナー返送装置であれば、クリーニ
ング装置から返送されるトナーを一時的に滞留させて所
定タイミング毎に送出し、当該送出されたトナーを、ト
ナー分散手段の搬送ベルトにて搬送しつつ、案内部材に
よって搬送ベルトの側縁部から順次落下させて原稿装置
内・＼略均−に分散させることができる。

〈実施例〉以下実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。

第２図は、この発明のトナー返送装置（Ａ）を装備した
複写機等の画像処理部を示す概略図である。

上記画像処理部は、図中Ｃで示す方向に回転する感光体
ドラム（１）の周囲に、帯電チャージャ［２］、ブラン
クランプ］３）、現像装置（４）、転写チャージャ（５
）、分離チャージャ（６）、およびクリーニング装置（
７）をこの順に配設してあり、帯電チャージャ（２１に
よって均一に帯電させた感光体ドラム（１）の外面周縁
部の静電荷をブランクランプ（３）により除去し、残余
の静電荷残留部に、図示しない露光装置により原稿像を
結像させて静電潜像を形成させた後、現像装置）４）に
よってトナー像に、顕像化し、転写チャージャ（５）に
よってトナー像を複写紙上に転写し、残留トナーをクリ
ーニング装置（７）で回収するようにした構成である。

ただし、この構成に限定されるものではなく、例えばベ
ルト状の感光体を用いたもの等、従来公知の他の構成の
複写処理部を用いることもできる。

トナー返送装置（Ａ）は、クリーニング装置（′７）に
よって回収されたトナーを、現像装置（４）の現像部（
４ａ）の上部へ搬送するコンベア（１０）と、上記コン
ベア（１０）にて搬送される回収トナーを一時的に滞留
させて所定タイミング毎に送出するトナー返送量調整手
段（２０）と、トナー返送ｆｆｉ調整手段（２０）から
送出されたトナーを現像部（４ａ）内のバージントナー
上に略均−に分散させるトナー分散手段（３０）とを具
備する。

さらに詳述すると、上記コンベア（１０）は、回転させ
たヘリカルコイルによる送給作用にて、クリーニング装
置口によって回収されたトナーを常時トナー返送量調整
手段（２０）へ供給するものである。

ナた、トナー返送量調整手段（２０）は、第１図および
第３図に詳細を示すように、コンベア（１０）から供給
される回収トナーを一時的に貯溜するタンク（２１）と
、該タンク（２１）の底部のトナー落下口（２１ａ）を
所定タイミング毎に開閉するシャッタ（２２）と、タン
ク（２１）の底部から落下するトナー量を検知する光学
的センサ（２３）等から構成されており、上記シャッタ
の開閉は、図示しないソレノイドにより行なわせている
。タンク（２１）は、後述するトナー分散手段（３０）
の搬送ベルト（３１）の一端部に対して、トナー落下口
（２１ａ）を対向させた状態で配置されており、その所
定部の壁面（２１ｂ）は、回収トナーを沿わせて落下さ
せるべく傾斜させである。また、光学的センサ（２３）
は、上記搬送ベルト（３１）の上下間に介在された状態
で、トナー落下口（２１ａ）から落下する回収トナーに
て光路がしゃ断される位置に配置されている。ただし、
タンク（２１）から落下する回収トナーの量が減少した
時点で、光路が開通するように、壁面（２１ｂ）の対向
面側へ寄せて配置されている。上記シャッタ（２２）は
、感光体ドラム（１）が所定回数回転された時点で、つ
まり所定枚数の複写が行なわれた時点で、トナー落下口
（２１ａ）を解放し、トナー落下口（２Ｌａ）からのト
ナーの落下量が減少した時点で、つまり光学的センサ（
２３）の光路が開通した時点で、当該光学的センサ（２
３）からの信号に基づいてトナー落下口（２１ａ）を閉
塞するように制御されている。

トナー分散手段（３０）は、現像部（４ａ）の直上に設
けられており、タンク（２１）から落下供給された回収
トナーを搬送する搬送ベルト（３１）と、搬送ベルト（
３１）にて搬送される回収トナーを漸次搬送ベルト（３
１）の側縁部から落下させる案内部材（３２）とを有し
ている。上記案内部材（３２）は、機器本体に固定され
るフレーム（３２ａ）の下部に、搬送ベルト（３１）上
の回収トナーを徐々に搬送ベルト（３１）の一方の側縁
部へ押しやるテーパ部（３２ｂ）を有しており、このテ
ーパ部（３２ｂ）によって、搬送ベルト（３１）上の回
収トナーを、順次現像部（４ａ）内のバージントナー上
へ落下させることができる。なお、図面符号中（３３）
は搬送ベルト（３１）支承用の補助ローラである。

以上の構成であれば、クリーニング装置（７）にて回収
されたトナーを、トナー返送量調整手段（２０）のタン
ク（２１）内に一時的に貯溜し、所定量の回収トナーが
溜った時点で、当該回収トナーを、トナー分散手段（３
０）上の搬送ベル）　（３１）上へ落下供給することが
でき、この供給された回収トナーを、搬送ベルト（３１
）にて搬送しつつ、現像部（４ａ）内のバージントナー
上に、均一に分散させて落下させることができる。

ここに、トナー返送量調整手段（２０）によって、一定
量毎の回収トナーを返送するので、感光体ドラム（１）
からのトナーの回収量の変動によって、現像部（４ａ）
内のバージントナー上に、劣化した回収トナーのみが偏
って堆積されるという不都合を解消することができる。

この点、従来の開口仮に対して回収トナーを供給する場
合にも同様なことがいえるが、特に、上記トナー分散手
段（３０）を組合せることにより、回収トナーをより一
層均−に分散させて落下させることができる。

なお、この発明のトナー返送装置は、」二記実施例に限
定されるものでなく、例えば、トナー返送量調整手段（
２０）およびトナー分散手段（３０）を、現像装置（４
）のトナー補給部（４ｂ）に対して回収トナーを落下さ
せるべく、当該トナー補給部（４ｂ）の上部に配置する
こと（第４図参照）、トナー返送量調整手段（２０）の
シャッタ（２２）解放動作を、タンク（２１）内に所定
量の回収トナーが溜ったことを光学的センサ等にて検出
することによって行なわせること、案内部材（３２）の
テーパ部（３２ｂ）を、湾曲面とすること、トナー返送
量調整手段（２０）を、コンベア（１０）の出口を開閉
するバルブで構成すること等、この発明の要旨を変更し
ない範囲で種々の設計変更を施すことができる。

〈発明の効果〉以上のようにこの発明のトナー返送装置によれば、トナ
ー回収装置によって回収されたトナーを、現像装置に対
して一定量ずつ返送することができるので、回収トナー
量の変動に起因して画像状態が変化するのを防止するこ
とができるという特有の効果を奏する。

特に、案内部材によって回収トナーを搬送ベルトの側縁
部から順次現像装置へ落下させるトナー分散手段を設け
たものについては、回収トナーをより一層均−に分散さ
せて現像装置へ返送することができるので、上記トナー
返送量調整手段と相俟って、より一層安定的な画像を形
成することができるという特有の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はトナー返送装置の主要部を示す斜視図、第２図
は概略図、第３図は分解斜視図、第４図は他の実施例を示す概略図。（１）・・・感光体ドラム　　　（４）・・・現像装置
［７］・・・クリーニング装置（２０）・・・トナー返送量調整手段（２１）・・・タンク　　　　　（２２）・・・シャッ
タ（３０）・・・トナー分散手段

Claims

【特許請求の範囲】１、クリーニング装置によって感光体から回収されたトナーを、現像装置へ返送するトナー返送装置において、クリーニング装置から返送されるトナーを一時的に滞留させて所定タイミング毎に送出するトナー返送量調整手段を設けていることを特徴とするトナー返送装置。２、トナー返送量調整手段が、トナーを貯溜するタンクと、該タンクの底部を所定タイミング毎に開閉するシャッタとからなる上記特許請求の範囲第１項記載のトナー返送装置。３、クリーニング装置によって感光体から回収されたトナーを、現像装置へ返送するトナー返送装置において、クリーニング装置から返送されるトナーを一時的に滞留させて所定タイミング毎に送出するトナー返送量調整手段と、トナー返送量調整手段から送出されたトナーを搬送ベルトにて搬送しつつ、案内部材によって当該トナーを搬送ベルトの側縁部から順次現像装置へ落下させるトナー分散手段とを設けていることを特徴とするトナー返送装置。