JPS6313762A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPS6313762A
JPS6313762A JP61156206A JP15620686A JPS6313762A JP S6313762 A JPS6313762 A JP S6313762A JP 61156206 A JP61156206 A JP 61156206A JP 15620686 A JP15620686 A JP 15620686A JP S6313762 A JPS6313762 A JP S6313762A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はプリンターや複写機、或いはファクシミリ等に
利用出来る記録装置に関する。
〈従来の技術〉 近年、情報産業の急速な発展に伴って種々の情報処理シ
ステムが開発され、またそれぞれの情報処理システムに
適した記録装置が開発されている。
上記記録装置の一つとして窓熱転写記t3装置がある。
これは熱溶融性バインダー中に着色剤を分散させてなる
熱溶融性インクをリボン状の支持体に塗布してなるイン
クリボンを用いて、記録紙に記録を行うものである。
即ち、前記インクリボンをその熱?8融性インク層が記
録紙に接するように重ね合わすと共に、該インクリボン
及び記録紙を熱ヘッドとプラテンとの間へ搬送し、前記
インクリボンの支持体側から熱ヘッドによって画信号に
応じたパルス状の熱を印加すると共に、両者を圧接して
溶融したインクを記録紙に転写することにより、記録紙
上に熱印加に応じたインク像を記録してなるものである
上記記録装置は使用する装置が小型軽量にして騒音がな
く、更に昔通祇に記録を行なうことが出来るので、近年
広く使用されている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、従来の感熱転写記録装置にも問題点がな
い訳ではない。
それは、従来の感熱転写記録装置は転写記録性能、即ち
画像品位が記録紙の表面平滑度により大きく影響され、
平滑性の高い記録紙には良好な画像記録が行なわれるも
のの、平滑性の低い記録紙の場合には画像記録品位が低
下する恐れがある。
また従来の感熱転写記録装置では多色の画像を得ようと
した場合、転写を繰り返して色を重ね合わす必要がある
。その為に複数の熱ヘッドを設けたり、或いは記録紙に
停止、逆送等複雑な動きをさせなければならず、色ずれ
が避けられないばかりでなく、装置全体が大きく複雑に
なってしまう等の問題点がある。
く問題点を解決するための手段〉 そこで本件出願人は光熱感応性の高分子材料を用い、熱
エネルギーと光エネルギーとを与えたとき、その高分子
の反応が急激に進んで転写特性が不可逆的に変化して、
画信号に応した前記特性の違いによる像を形成し、それ
を被記録媒体に転写する記録装置を提案した(特願昭6
0−150597号)。
この記録装置によれば、表面平滑度の低い被記録媒体に
も高品位の画像を記録することが可能であり、また多色
記録に応用した場合には、被記録媒体に複雑な動きをさ
せることなく多色の画像が得られるものである。
本発明は前記記録装置を更に発展させたものであって、
装置環境が変化しても高品位の画像を記録し得る記録装
置を提供せんとするものである。
その為の手段は、光エネルギーと熱エネルギーとが付与
されることによって転写特性が変化する転写記録層を有
する転写記録媒体を用いて被記録媒体に画像を記録する
装置であって、前記転写記録媒体の搬送経路に沿って設
けられた転写記録媒体に熱エネルギーを付与するための
加熱手段及び前記転写記録媒体に光エネルギーを付与す
るための光照射手段とを存する記録部と、前記記録部に
おける熱エネルギーと光エネルギーの少なくとも一方を
所定の付与量に制御する付与量制御手段と、前記記録部
で転写記録媒体に形成された像を被記録媒体に転写する
ための転写部とを有することを特徴としてなるものであ
る。
く作用〉 上記手段によれば転写記録媒体と被記録媒体を装置にセ
ントして記録をすると、記録部に於いて転写記録媒体に
所定の熱エネルギーと光エネルギーとが付与されて像が
形成され、転写部に於いて転写記録媒体と被記録媒体と
が重ねられ、前記像が被記録媒体に転写される。
また上記記録部に於いては転写記録層の転写特性変化量
が一定になるように熱エネルギー或いは光エネルギーの
付与が制御されるので常に高品位の画像が得られる。
〈実施例さ 次に上記手段を適用した本発明の一実施例を説明する。
第1図(A)は記録装置の断面概略説明図であり、第1
図(B)はその斜視説明図である。
図に於いて、1は長尺シート状の転写記録媒体であって
、ロール状に巻き回して供給ロール2として装置本体M
に着脱可能に組み込まれている。
即ち、この供給ロール2は、装置本体Mに設けられた回
転自在の軸2aに着脱可能に装填される。
そこで先ずこの転写記録媒体1の先端を供給ロール2、
ガイドローラ12a、記録へラド3a及びガイドローラ
12bを経由し、転写ローラ4aと加圧ローラ4bの間
から剥離ローラ5、ガイドローラ12Cによって変向し
て巻取りロール6へ至らせ、その先端を巻取りロール6
にグリッパ−(図示せず)等の手段により係止する。そ
の後は巻取りロール6を公知の駆動手段によって駆動回
転させることによって、転写記録媒体1が矢印a方向に
繰り出され、巻取りロール6の周面に順次巻き取られて
いくものである。
尚、前記巻き取りの際に供給ロール2には例えばヒステ
リシスブレーキ(図示せず)によって一定のバックテン
ションが与えられ、このテンション及び前記ガイドロー
ラ12a、12bによって、転写記録媒体1は記録ヘッ
ド3aに対して一定の圧力で、且つ一定の角度で圧接し
つつ搬送されるように構成されている。
次に前記各部の構成について個々説明する。
先ず転写記録媒体1は、第2図に示す如くシート状の支
持体1a上に熱エネルギーと光エネルギーとが共に付与
された場合に像を形成し得る性質を存する転写記録層1
bを付着してなるものである。
その−例を説明すると、第2図に示す如く前記転写記録
層1bはコアlc、ldとして第1表及び第2表に示す
成分を用い、次に示す方法によりマイクロカプセル状の
画像形成素体を形成してなる。
即ち、第1表及び第2表に示す成分10gを先ず塩化メ
チレン20重量部に混合したものを、カチオン又はノニ
オン等HLB値の少なくとも10以上の界面活性剤とゼ
ラチン1gを溶解した水200−に混合し、60℃加温
下ホモミキサーによって8,000〜10.0OOrp
−で撹拌して乳化し、平均粒径26nの油滴を得る。
更に60℃下で攪拌を30分間続は塩化メチレンを留去
することにより平均粒径を101にする。これにアラビ
アゴム1gを溶かした水20−を加え、ゆっくり冷却し
なからN)1.011 (アンモニア)水を添加しpH
11以上にすることによってマイクロカプセルスラリー
を得、グルタルアルデヒド20%水?8液1.0117
をゆっくり加えてカプセル壁を硬化する。
その後ヌンチェ濾過器で固液分離し、真空乾燥器で35
℃、10時間乾燥してマイクロカプセル状の画像形成素
体を得る。
この画像形成素体は、第1表及び第2表のコアlc、l
dがシェル1eで被覆されたマイクロカプセルで、粒径
7〜15ハ、平均粒径10−に形成される。
前記の如く形成された画像形成素体を、厚さ6−のポリ
エチレンテレフタレートよりなる支持体Ia上に付着剤
1「にて付着させて、転写記録層1bを形成し、転写記
録媒体1を構成する。
更に詳しく説明すれば、先ず付着剤1fとしては、カネ
ボー・エヌ・ニス・シー■の2液性のエポキシ系接着剤
で、エポルジョンEAr及びエボルジョンEBIを用い
た。そして上記エボルジョンEAI及びEBIを1=1
の割合で混合した液を、水で2倍希釈しポリエチレンテ
レフタレートフィルム上に塗布し、水分を乾燥して付着
層を得た。この付着層は乾燥後も粘着性を存しており、
別途硬化させた時の付着層の厚みは約0.3−であった
。次に粘着性を有する付着層上に、上記得られた第1表
及び第2表に示すものをコア材としたマイクロカプセル
状の画像形成素体を1:1の割合で混合し、これを振り
掛けて接着させた。その後、余分な画像形成素体を払い
落とすと、画像形成素体は略INに且つ90%の割合で
付着層上に配置されていた。
上記の如くして得られたものを100℃の環境下に、約
2時間放置して付着剤Ifを硬化させて第2図のような
転写記録媒体1を構成した。
第1表 第2表 前記第1表で示す画像形成素体中の光開始剤は、第3図
の吸光特性に於いて、グラフAの帯域の光を吸収して反
応を開始し、画像形成時にはマゼンタ色となり、また第
2表で示す画像形成素体中の光開始剤は、第3図のグラ
フBに示した帯域の光を吸収して反応を開始し、画像形
成時には青色となる。
次に記録部3について説明する。記録部3は加熱手段と
光照射手段とから構成されている。
加熱手段は記録ヘッド3aの表面に画信号に応じて発熱
する幅0.21であって8ドツト/曹負のA−4サイズ
、ラインタイプの発熱素子列3bが配列されてなり、前
述した通り転写記録媒体1の支持体la側が搬送の際の
バックテンションによって前記発熱素子列3bに所定圧
力をもって圧接するように構成されている。尚、前記画
信号は用途に応じて、例えばファクシミリ、イメージス
キャナ、成るいは電子黒板等の制御部(図示せず)から
発せられる。
一方記録ヘッド3aと対向した転写記IJlb側には第
4図に示すような分光特性をもった20Wタイプの光照
射手段たる2本の蛍光灯3c、3dが転写記録媒体1よ
りも約25mm離れて配設されている。
更に記録へフド3aに圧接している転写記録媒体1の発
熱素子列直上の領域にのみ蛍光灯3c。
3dの直接光が照射されるようにスリット板3eが転写
記録媒体1より約0 、5−*の距離を保って、開口幅
が1.2mmとなるように設けられている。
尚、本実施例に於いては前記第4図のグラフAに示す分
光特性を持った一方の蛍光灯3cとして■東芝製の20
W健康線用蛍光ランプPL203Eが用いられ、グラフ
Bに示す分光特性を持った他方の蛍光灯3dとしては0
零東芝製の20W蛍光灯FL10A70[!39が使用
されている。
次に上記記録部3に於ける熱エネルギーと光エネルギー
との付与量制御手段について説明する。
先ず熱エネルギー付与量の制御手段14について説明す
ると、第6図に示すように記録へフド3aの発熱素子列
3bは画信号Gに応じて駆動するヘッド駆動回路14a
により、ヘッド電源部14bから電圧印加を受けて発熱
するが、該記録へソド3aのヘッド基板上にはサーミス
タ14cが設けられ、該サーミスタ14cからヘッド電
源部14bに基板温度情報が伝達され、その情報に応し
て発熱素子列3bへの印加電圧値が決定されるように構
成されている。
上記サーミスタ14cはヘッド基板温度が高いときに抵
抗値が低くなり、逆にヘッド基板温度が低いときは高い
抵抗値となるものであり、その抵抗変化によって発熱素
子列3bへの印加電圧を第7図のグラフに示すように制
御する。即ち、第8図に示すように前記サーミスタ14
Cは抵抗rと並列に接続され、他の3個の抵抗R+ 、
Rz、R3とでブリッジを構成している。そしてサーミ
スタ14Cの抵抗変化によるブリフジの不平衡電圧がオ
ペアンプ14dに供給され、該オペアンプ14dの出力
に応じ、電源部14eから発熱素子列3bに印加する電
圧をタイミング信号Sに同期して第7図のグラフに示す
如く制御するように構成している。
従って、発熱素子列3bは装置内温度が低い時や非印字
時、即ち記録ヘッドの温度が低い時は高い発2I+!量
で、逆に装置内温度が高い時や連続印字時、即ち記録ヘ
ッドの温度が高い時は低い発熱量で発熱する。
次に2本の蛍光灯3c、3dには夫々光エネルギーの付
与量制御手段15が設けられている。その構成を蛍光灯
3Cの場合で説明すると、第9図に示すように蛍光灯3
Cの光量はフォトダイオード等よりなる受光素子15a
によって検出され、該受光素子15aの出力が基準電圧
15bと共に誤差検出器15Cに供給される。この誤差
検出器15cの出力は管電流制御回路15dに送られ、
該回路15dによって光量に応じた管電流を蛍光灯3C
へ流すように構成している。
また蛍光灯3Cの表面にはサーミスタ15eが設けられ
、該サーミスタ15eによって検出された温度情報が基
準電圧15fと共に誤差検出器15gに供給され、誤差
検出器15gの出力によりファンスイッチング回路15
hが動作して蛍光灯3Cに隣接して取り付けられたファ
ン15iを動作させるように構成している。
本実施例では上記管電流制御回路15dは電源投入より
蛍光灯3Cの光量が所定値に達するまでは約600mA
を蛍光灯3Cに流し、所定値に達した後は約400iA
を流すように設定しである。またファンスイッチング回
路tshは蛍光灯3Cの表面温度が約50℃より高くな
った時にファン15iを動作させるように設定しである
次に転写部4について説明する。転写部4は前記記録部
3よりも転写記録媒体1の搬送方向下流側に配設され、
第1図に示す如く矢印す方向に駆動回転する転写ローラ
4aと、該転写ローラ4aに圧接した加圧ローラ4bと
によって構成されている。
前記転写ローラ4aは、表面が1fi厚で硬度70度の
シリコンゴムによって被覆された直径40m寓のアルミ
ローラで構成され、且つ内蔵された800Wのハロゲン
ヒータ4Cによって表面が90〜100℃に保持される
ように構成されている。
また加圧ローラ4bは、硬度70度のシリコンゴムによ
って1鶴厚に被覆された直径3011のアルミローラか
らなり、図示しないバネ等の加圧手段によって転写ロー
ラ4aとの押圧力が6〜1kgf/CffIになるよう
に圧接されている。
またカセット7内に積載された被記録媒体たる記録紙8
は、給送ローラ9.レジス汐ローラ対10a、10bに
よって、転写記録媒体lの像領域と重なるように同期し
て転写部4へ給送される如く構成している。
次に上記の如く構成された記録装置によって記録を行な
った場合の作用について説明する。
尚、次に述べる実施例では、熱を両信号に応じて付与し
、光は一様に付与する例を示す。
図示しないモーターを駆動させて転写記録媒体1を供給
ロール2から順次繰り出し、記録部3に於いて転写記録
媒体1の転写記録層1bに光と熱とを画信号に応じて付
与すると像が形成される。
卯ち、転写記録層1bは所定波長の光と熱とが付与され
ると軟化点温度が上昇し、記録紙8に転写されなくなる
性質を存している為に第5図のタイミングチャートに示
すように、マゼンタ色記録に際しては発熱素子列3bの
うち画信号のマゼンタに相当する発熱素子に通電せず、
画信号の白(記録紙8は白色とする)に相当する部分に
25aaの通電を行ない、5+msの遅れをもって蛍光
灯3Cを一様に照射する。このときの照射時間は45t
sとする。
次に青色記録に際しては、前記照射終了後50聞経過し
てから、即ち前記通電時間より100IIIS後に今度
は発熱素子列3bのうち画信号の青に相当する発熱素子
には通電せずに画信号の白に相当する部分に25姑の通
電を行い、5llls後に蛍光灯3dを一様に照射する
。このときの照射時間も前記と同様に45肥である。
以上のような要領で青、マゼンタ、白の画信号に応じて
、記録ヘッド3aを制御して転写記録層1bにネガ像を
形成し、20On+s/1ineの繰り返し周期で同期
して転写記録媒体lを搬送する。
上記記録部3でエネルギーを付与するに際し、熱エネル
ギー付与量制御手段14によって、記録ヘッドの温度が
低いときは発熱素子列3bの発熱量が大きくなり、逆に
記録ヘッドの温度が高いときは発熱量が小さくなるよう
に制御されるので転写記録層1bには常に一定の熱エネ
ルギーが付与され、また光エネルギー付与制御手段15
によって蛍光灯の光量が少ない電源投入時には蛍光灯に
大きな管電流が流されるので転写記録層1bに付与され
る光エネルギーも常に一定となる。従って転写記録媒体
1には装置環境や印字状態に影響されることなく画情報
に応じて高品位のネガ像が形成される。
上記のようにしてスガ像が形成された転写記録媒体1は
転写部4に於いて記録紙8と重なり合い、転写ローラ4
aと加圧ローラ4bとによって加熱押圧されて前記像を
記録紙8に転写する。
その後、上記記録紙8は剥離ローラ5によって転写記録
媒体1とMl+離され、所望の画像記録が行われた記録
紙8は排出ローラ対13a、13bによって排出トレー
11に排出される。
上記の如くして青、マゼンタ2色の転写記録がワンショ
ットで、且つu!環境等に影響を受けることなく行われ
る。
〈他の実施例〉 前述の構成に於いて加熱手段としては記録ヘッド3aを
用いる方法の他に、YAGレーザーとポリゴンミラーを
用いて選択的に加熱する方法等を使用しても良い。
また光照射手段としては、前述の蛍光灯3c。
3dを用いる方法の他、例えばLEDアレイを用いる方
法、成るいはキセノンランプと材料の吸光特性に合った
フィルターを用いる方法等が使用出来る。
また前述の実施例では発熱素子列3bへの印加電圧値を
制御することによって熱エネルギーの付与量を制御した
が、他の例として電圧印加時間を制御するようにしても
良く、更には発熱素子列3bの1ライン分の発熱比率の
変化に伴う電圧変動による発熱量変化を補正して制御す
る構成、或いは発熱素子列3bのうち特定の発熱素子の
連続発熱に伴う温度上昇による発熱量のバラツキを補正
する制御構成にしても良い。
光エネルギー付与量制御手段15も゛前述の実施例では
管電流の大きさを変えることによって光エネルギーの付
与量を制御したが、他の例として蛍光灯を点灯する時間
を変えることによって付与量を制御するようにしても良
い。
更に熱エネルギーと光エネルギーの付与量制御手段14
.15の双方を設けなくても、いずれか一方の制御手段
を設ける構成にしても良い。例えば光エネルギーの付与
量の変化が環境温度等に影響されず、略無視出来る場合
は熱エネルギーの付与量のみを制御するだけでも高品位
の画像を得ることが出来る。
また前述の実施例では記録部3に於いて、転写記録媒体
lの転写記録層1b側から所望の色に応じた所定波長の
光を一様に照射すると共に、支持体1a側から画信号に
応じた熱を印加する構成であったが、他の実施例として
熱を一様に印加すると共に、所定の光を画信号に応じて
照射する構成にしても良い。
また支持体1aを透光性の材質で構成すれば、支持体1
a側から光を照射すると共に、転写記録層1b側から熱
を印加する構成にしても良い。
更に前記実施例では支持体1aを挟んで光照射と熱印加
を行なったが、これとは別に支持体1aの片側から光照
射と熱印加の双方を行うようにしても像形成は可能であ
る。
また支持体1aの材料としては、前述のポリエチレンテ
レフタレートの他に、例えばポリアミド、成るいはポリ
イミド、コンデンサー紙、セロハン紙等も使用出来る。
更に記録媒体としては、前述の記録紙に限定されるもの
でなく、例えばオーバーヘッドプロジェクタ−(○HP
)用のプラスチックシート等も当然に使用することが出
来る。
尚、前述の実施例では転写記録層1bに光エネルギーと
熱エネルギーとを同時に付与するようにしたが、光エネ
ルギーと熱エネルギーとは別々に付与する構成であって
も、結果的に両エネルギーが付与される構成であれば良
い。
更に前述の実施例では2色記録の例で説明したが、画像
形成素体を構成する着色剤及び光開始剤の種類を適宜選
定し、且つ前記光開始剤を反応させる波長の光源を選定
することによって単色、成るいはフルカラーの記録画像
を得ることも出来る。
更に前述の実施例に於いては、光エネルギーと熱エネル
ギーによって着色剤を含んだ高分子材料の転写記録層1
bの軟化点温度の変化によって、被記録媒体へ像を転写
記録する例を示したが、被記録媒体への接着特性、成る
いは昇華特性の違いによって像を転写記録するようにし
ても良い。成るいは被記録媒体に発色性をもたせて、該
被記録媒体の発色特性を変化させるような層を転写記録
媒体に設け、該転写記録媒体に形成した像を被記録媒体
へ転写することによって、画像の記録を得るように構成
しても良い。
更に転写記録11bとしては熱溶融性、熱軟化性、或い
は熱昇華性等の性質を有するものを適宜選択して使用す
ることも可能である。
また転写部4は転写ローラ4a及び加圧ローラ4bのよ
うにローラ状のものに限定されるものでなく、例えば回
転ベルトの如きもの等所望の圧が得られる構成であれば
良い。
更に必要に応じて転写部4で画像転写された被記録媒体
の像を定着させる定着手段を被記録媒体の搬送方向であ
って、剥離ローラの下流側に設けるようにしても良い。
〈発明の効果〉 本発明は上述の如く、転写記録媒体への像の形成と、こ
の像の被記録媒体への転写とを順次行うので、表面平滑
度の比較的低い被記録媒体にも画像記録を良好に行うこ
とが出来る。また本発明を多色記録に応用した場合には
、被記録媒体に複雑な動きをさせることなく多色の画像
を得ることが出来る。
また像形成時には転写記録層の転写特性の変化量が一定
となるように熱エネルギーと光エネルギーとの少なくと
も一方が制御されるので、装置環境に影響されることな
く高品位の画像を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)、 (8)は本発明の一実施例の全体模式
説明図、第2図は転写記録媒体の構成説明図、第3図は
転写記録媒体中の光開始剤の吸光特性を示す説明図、第
4図は光照射手段の分光特性を示す説明図、第5図は2
A及び光を付与するタイミングチャート、第6図及び第
8図は熱エネルギー付与量側i11手段の構成説明図、
第7図はヘッド基板温度とヘッド印加電圧の関係を示す
グラフ、第9図は光エネルギー付与量制御手段の構成説
明図である。 1は転写記録媒体、1aは支持体、lbは転写記録層、
lc、Idはコア、1eはシェル、1fは付着剤、2は
供給ロール、2aは供給ロール軸、3は記録部、3aは
記録ヘッド、3bは発熱素子列、3c、3dは蛍光灯、
3eはスリフト板、4は転写部、4aは転写ローラ、4
bは加圧ローラ、4cはヒータ、5は剥離ローラ、6は
巻取りロール、7はカセット、8は記録紙、9は給送ロ
ーラ、IQa、10bはレジスタローラ、11は排出ト
レー、12a、12b、12cはガイドローラ、13a
、13bは排出ローラ、14は熱エネルギー付与量制御
手段、14aはヘッド駆動回路、14bはへッド電源部
、14Cはサーミスタ、14dはオペアンプ、14eは
電源部、15は光エネルギー付与量制御手段、15aは
受光素子、tsbは基準電圧、15Cは誤差検出器、1
5dは管電流制御回路、15eはサーミスタ、15fは
基準電圧、15gは誤差検出器、15hはスイッチング
回路、15iはファンである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 光エネルギーと熱エネルギーとが付与されることによっ
    て転写特性が変化する転写記録層を有する転写記録媒体
    を用いて被記録媒体に画像を記録する装置であって、前
    記転写記録媒体の搬送経路に沿って設けられた転写記録
    媒体に熱エネルギーを付与するための加熱手段及び前記
    転写記録媒体に光エネルギーを付与するための光照射手
    段とを有する記録部と、前記記録部における熱エネルギ
    ーと光エネルギーの少なくとも一方を所定の付与量に制
    御する付与量制御手段と、前記記録部で転写記録媒体に
    形成された像を被記録媒体に転写するための転写部とを
    有することを特徴とした記録装置。
JP61156206A 1986-07-04 1986-07-04 記録装置 Granted JPS6313762A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61156206A JPS6313762A (ja) 1986-07-04 1986-07-04 記録装置

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JP61156206A JPS6313762A (ja) 1986-07-04 1986-07-04 記録装置

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Publication Number Publication Date
JPS6313762A true JPS6313762A (ja) 1988-01-21
JPH0511555B2 JPH0511555B2 (ja) 1993-02-15

Family

ID=15622685

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JP61156206A Granted JPS6313762A (ja) 1986-07-04 1986-07-04 記録装置

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JP (1) JPS6313762A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007140321A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 Sato Corp 仮止用ラベル

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JP2007140321A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 Sato Corp 仮止用ラベル

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Publication number Publication date
JPH0511555B2 (ja) 1993-02-15

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