JPS63137622A - 土壌被覆材 - Google Patents
土壌被覆材Info
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- JPS63137622A JPS63137622A JP28614586A JP28614586A JPS63137622A JP S63137622 A JPS63137622 A JP S63137622A JP 28614586 A JP28614586 A JP 28614586A JP 28614586 A JP28614586 A JP 28614586A JP S63137622 A JPS63137622 A JP S63137622A
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Landscapes
- Protection Of Plants (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A1発明の目的
(11産業上の利用分野
本発明は土壌被覆材、特に園芸植物、樹木等の育成植物
の根元に敷いて、夏期には土壌の昇温を防止し、また冬
期には土壌の保温を図り、さらに土壌の流出および乾燥
を防止すると共に保水性を確保し、その上雑草の生育を
阻止するといった諸機能を有するものの改良に関する。
の根元に敷いて、夏期には土壌の昇温を防止し、また冬
期には土壌の保温を図り、さらに土壌の流出および乾燥
を防止すると共に保水性を確保し、その上雑草の生育を
阻止するといった諸機能を有するものの改良に関する。
(2)従来の技術
従来、この種土壌被覆材として、果樹用には藁、筐、古
畳、樹皮の砕片、草、木の葉等が、また街路樹用には樹
皮の砕片がそれぞれ用いられている。
畳、樹皮の砕片、草、木の葉等が、また街路樹用には樹
皮の砕片がそれぞれ用いられている。
(3)発明が解決しようとする問題点
しかしながら、現状では藁、鑵、古畳等は入手し難く、
その上古畳の場合は重く、取扱い性が悪いという問題が
ある。一方、樹皮の砕片、草、木の葉の場合は、前記諸
機能を十分に発揮させるためには厚く、しかも隙間無く
敷かなければならず、それらの使用量が多く、また敷く
ための作業に多大な労力を必要とし、その士風によって
飛散するおそれがあるといった問題がある。
その上古畳の場合は重く、取扱い性が悪いという問題が
ある。一方、樹皮の砕片、草、木の葉の場合は、前記諸
機能を十分に発揮させるためには厚く、しかも隙間無く
敷かなければならず、それらの使用量が多く、また敷く
ための作業に多大な労力を必要とし、その士風によって
飛散するおそれがあるといった問題がある。
本発明は上記に鑑み、比較的軽量で、取扱い性が容易で
あり、したがって敷くための作業性が良く、その上定置
性の優れた前記土壌被覆材を提供することを目的とする
。
あり、したがって敷くための作業性が良く、その上定置
性の優れた前記土壌被覆材を提供することを目的とする
。
B8発明の構成
Tll 問題点を解決するための手段本発明に係る土
壌被覆材は、木質系砕粉よりシート状に成形されている
ことを特徴とする。
壌被覆材は、木質系砕粉よりシート状に成形されている
ことを特徴とする。
(2)作 用
前記土壌被覆材を園芸植物、樹木等の育成植物等の根元
に敷くことにより、その土壌被覆材は夏期には土壌の昇
温を防止し、また冬期には土壌の保温を図り、さらに土
壌の流出および乾燥を防止すると共に保水性を確保し、
その上雑草の生育を阻止するといった諸機能を十分に発
揮する。
に敷くことにより、その土壌被覆材は夏期には土壌の昇
温を防止し、また冬期には土壌の保温を図り、さらに土
壌の流出および乾燥を防止すると共に保水性を確保し、
その上雑草の生育を阻止するといった諸機能を十分に発
揮する。
また土壌被覆材は木質系砕粉を用いたシート状物である
から、比較的軽量で、取扱い性が容易であり、したがっ
て敷くための作業性が良く、その上土壌の凹凸表面との
なじみ性が良好であるから定置性も良く、風による飛散
のおそれもない。
から、比較的軽量で、取扱い性が容易であり、したがっ
て敷くための作業性が良く、その上土壌の凹凸表面との
なじみ性が良好であるから定置性も良く、風による飛散
のおそれもない。
さらに木質系砕粉は、経年的に微生物により分解されて
醗酵し、土壌と混合されることによって良質の腐植質を
含む堆肥の役目を果たす、したがって回収は不要である
。
醗酵し、土壌と混合されることによって良質の腐植質を
含む堆肥の役目を果たす、したがって回収は不要である
。
(3)実施例
木質系砕粉としては、樹皮、草、木の葉、木の技の剪定
屑、木材チップ等を細かく粉砕したもの、それらを繊維
化したもの、鋸屑等が用いられる。
屑、木材チップ等を細かく粉砕したもの、それらを繊維
化したもの、鋸屑等が用いられる。
その外、前記のものの醗酵過程における分解中間生産物
も用いられる。前記草、木の葉、木の技の剪定屑は果樹
園、林業地での廃棄物であり、また樹皮、木材チップ、
鋸屑は木材業の廃棄物であるから、本発明に係る土壌被
覆材は廃物利用を図るといった利点がある。
も用いられる。前記草、木の葉、木の技の剪定屑は果樹
園、林業地での廃棄物であり、また樹皮、木材チップ、
鋸屑は木材業の廃棄物であるから、本発明に係る土壌被
覆材は廃物利用を図るといった利点がある。
前記木質系砕粉をシート状に成形する場合には、木質系
砕粉を用いて所定厚さの板状中間体を成形し、それに加
熱下で加圧成形を施して木質系砕粉の持つ接合力により
各砕粉を接合する、木質系砕粉に接合剤を混合してその
混合物を所定の厚さに展延し、加熱下で各砕粉を接合剤
を介して接合する等の手法が用いられる。
砕粉を用いて所定厚さの板状中間体を成形し、それに加
熱下で加圧成形を施して木質系砕粉の持つ接合力により
各砕粉を接合する、木質系砕粉に接合剤を混合してその
混合物を所定の厚さに展延し、加熱下で各砕粉を接合剤
を介して接合する等の手法が用いられる。
前記接合剤としては、血粉、卵白、大豆蛋白、澱粉、セ
メント、尿素樹脂、フェノール樹脂、酢酸ビニル樹脂エ
マルジッン、ポリビニルアルコール等、天然および合成
接合剤が用いられる。
メント、尿素樹脂、フェノール樹脂、酢酸ビニル樹脂エ
マルジッン、ポリビニルアルコール等、天然および合成
接合剤が用いられる。
次に、土壌被覆材の製造例について説明する。
木質系砕粉として、樹皮(米国産、ダグラスファーの皮
)の、醗酵過程における分解中間生産物を粉砕して目開
き3鶴の篩を通過する大きさのものを調製する。
)の、醗酵過程における分解中間生産物を粉砕して目開
き3鶴の篩を通過する大きさのものを調製する。
接合剤としてポリビニルアルコール(日本合成化学工業
社製、ゴーセノールN−300)の10%水溶液を用意
し、その水溶液と前記木質系砕粉とを容積比で3:2に
混合して混合物を得る。
社製、ゴーセノールN−300)の10%水溶液を用意
し、その水溶液と前記木質系砕粉とを容積比で3:2に
混合して混合物を得る。
その混合物を鉄板上に厚さ約2鶴に展延し、約100℃
以下で加熱乾燥する。
以下で加熱乾燥する。
上記工程を経て、第1図に示すように各木質系砕粉11
を接合剤21にて接合した厚さ約21mのシート状土壌
被覆材C1を得る。この土壌被覆材CI は軽量で、ま
た柔軟性を有し、土壌の凹凸表面とのなじみ性が良好で
ある。
を接合剤21にて接合した厚さ約21mのシート状土壌
被覆材C1を得る。この土壌被覆材CI は軽量で、ま
た柔軟性を有し、土壌の凹凸表面とのなじみ性が良好で
ある。
木質系砕粉として、樹皮(国内産、杉の皮)を爆砕して
目開き約5鰭の篩を通過する大きさのものを調製する。
目開き約5鰭の篩を通過する大きさのものを調製する。
補強効果を狙い、接合剤として、ポリビニルアルコール
の粉末(日本合成化学工業社製、ゴーセノール172−
3)を用意し、その粉末と前記木質系砕粉とを重量比で
1=10に混合して混合物を得る。
の粉末(日本合成化学工業社製、ゴーセノール172−
3)を用意し、その粉末と前記木質系砕粉とを重量比で
1=10に混合して混合物を得る。
その混合物を用いて鉄板上において厚さ約10鰭の板状
中間体を成形し、その中間体に、それを約100℃にて
約5分間加圧する、加圧成形を施す。
中間体を成形し、その中間体に、それを約100℃にて
約5分間加圧する、加圧成形を施す。
上記工程を経て、第2図に示すように各木質系砕粉1.
を、主としてそれらの持つ接合力により接合し、また補
助的に接合剤2.により接合した厚さ約2fiのシート
状土壌被覆材Ctを得る。この土壌被覆材C2は、前記
実施例■のもの同様に軽量で、また柔軟性を有する。
を、主としてそれらの持つ接合力により接合し、また補
助的に接合剤2.により接合した厚さ約2fiのシート
状土壌被覆材Ctを得る。この土壌被覆材C2は、前記
実施例■のもの同様に軽量で、また柔軟性を有する。
前記爆砕とは、樹皮等の素材に高温、高圧の水蒸気圧を
作用させ、一定時間後瞬時に前記水蒸気圧を解放し、素
材を、その組織内の水分、空気を急激に膨張させて粉砕
する操作をいう。この爆砕により得られた木質系砕粉は
、機械的粉砕によるものに比べて、繊維が十分に残って
おり、また堆肥化する場合に醗酵反応速度が早いといっ
た利点がある。
作用させ、一定時間後瞬時に前記水蒸気圧を解放し、素
材を、その組織内の水分、空気を急激に膨張させて粉砕
する操作をいう。この爆砕により得られた木質系砕粉は
、機械的粉砕によるものに比べて、繊維が十分に残って
おり、また堆肥化する場合に醗酵反応速度が早いといっ
た利点がある。
C0発明の効果
本発明によれば、土壌被覆材に要求される諸機能を有し
、また敷くための作業性および定置性が良好な前記土壌
被覆材を提供することができる。
、また敷くための作業性および定置性が良好な前記土壌
被覆材を提供することができる。
また木質系砕粉は、最終的には微生物により分解されて
醗酵し、土壌と混合されることにより良質の腐植質を含
む堆肥としての役目を果たすので、回収が不要であると
いった利点もある。
醗酵し、土壌と混合されることにより良質の腐植質を含
む堆肥としての役目を果たすので、回収が不要であると
いった利点もある。
図面は本発明の実施例を示し、第1図は第1実施例の縦
断正面図、第2図は第2実施例の縦断正面図である。 C+、Cz・・・土壌被覆材、11,1□・・・木質系
砕粉、29,2□・・・接合剤 特 許 出 願 人 名古屋港筏株式会社代理人
弁理士 落 合 健第1図 第2図
断正面図、第2図は第2実施例の縦断正面図である。 C+、Cz・・・土壌被覆材、11,1□・・・木質系
砕粉、29,2□・・・接合剤 特 許 出 願 人 名古屋港筏株式会社代理人
弁理士 落 合 健第1図 第2図
Claims (1)
- 木質系砕粉よりシート状に成形されていることを特徴と
する土壌被覆材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28614586A JPS63137622A (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 | 土壌被覆材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28614586A JPS63137622A (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 | 土壌被覆材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63137622A true JPS63137622A (ja) | 1988-06-09 |
Family
ID=17700517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28614586A Pending JPS63137622A (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 | 土壌被覆材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63137622A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0889097A (ja) * | 1994-09-26 | 1996-04-09 | Yamatoya:Kk | 難燃性マルチング材 |
-
1986
- 1986-12-01 JP JP28614586A patent/JPS63137622A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0889097A (ja) * | 1994-09-26 | 1996-04-09 | Yamatoya:Kk | 難燃性マルチング材 |
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