JPS63137566A - 取鍋精錬炉のシ−ル方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は取鍋精錬炉のシール方法に関するものである
。

［従来の技術］ 例えば第２図に示す如く溶鋼１を注入した取鍋２に電極
挿通孔を有する水冷蓋３を取付け、３相電極４をスラグ
中に挿入して加熱及び精錬することが行なわれている。

［発明の解決しようとする問題点〕 この場合、取１２と水冷蓋３との間のシールが不完全で
あると、空気が炉内に浸入し、合金鉄が酸化するとか、
また低窒素鋼を溶製するときには窒素をピックアップす
る等の問題がある。そこで、セラミックファイバーによ
りシールしていた。

しかしセラミックファイバーはシール性が悪く、また溶
鋼が強く攪拌されたときには、ファイバーが溶けて溶鋼
が流出する。これにより、歩留りが低下したり、取鍋が
損傷する等の問題がある。

この発明は、上記のような問題点を解消できるようにし
たシール方法を提供することを目的とするものである。

［問題点を解決するための手段、作用１この発明のシー
ル方法は、取鍋上端部と水冷蓋下面との間に粘土質耐火
物を介装してシールするものである。

取鍋上端部の上に粘土質耐火物を敷設してから、その上
に水冷蓋を載置して、取鍋上端部と水冷蓋下面との間に
粘土質耐火物を介装する。粘土質耐火物は水冷蓋の自重
によって密着され、更に溶鋼の輻射熱により硬化するた
め気密性を保ってシールされる。また、シール材は耐火
物であるので、溶鋼によって溶けることは無い。

［実施例］ この発明の１実旋例を第１図により説明する。

取鍋２の上端部に、長さ５０１、幅１０Ｃ１１、厚さ２
〜３ｃｒａの粘土質耐火物のブロック６を多数敷設する
。ついで、水冷蓋をこの上に載置する。こうして、多数
の粘土質耐火物６は水冷蓋の自重によって密着され、取
鍋と水冷ＩＷＲは隙間なくシールされる。

［発明の効果］ この発明は上記のようなもので、炉内の気密性が保たれ
、空気の浸入及び溶鋼の流出が防止できる。こうして、
低窒素鋼の溶製、歩留りの安定が可能となり、また取鍋
の損傷をを低減することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の１実施例を示す説明図、第２図は取
鍋精錬炉の説明図である。 ２・・・取鍋　３・・・水冷蓋　６・・・粘土質耐火物
。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第１図 Ｍ２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 取鍋上端部と水冷蓋下面との間に粘土質耐火物を介装し
   てシールすることを特徴とする取鍋精錬炉のシール方法
   。