JPS63136888A - 映像信号記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明はビデオテープレコーダ等の映像信号記録再生
装置に係り、特にその主テレビジョン画面に縮小した副
テレビジョン画面を表示するピクチャー−・イン・ピク
チャー（ＰＩＦ）方式に関する。

（従来の技術） 周知のように、この種のＰＩＰ方式は家庭用テレビジョ
ンシステムにより実用化されている。

そして、近時では、ｒ１９８６年　テレビジョン学会全
国大会多積７−７」に記載されるようなビデオテープレ
コーダ（ＶＴＲ）と組合わせたものも考えられている。

このようにＶＴＲと組合わせたものは、主テレビジョン
画面（以下、主画面と記す）及び副テレビジョン画面（
以下、副画面と記す）を通常のインターレース走査方式
の場合、１画面のフィールド奇偶に副画面のフィールド
奇偶を合せて読出す制御方式が採用されている。

ところが、上記制御方式では、主画面を特殊再生した場
合、主画面のフィールドの奇偶の発生状況が通常の再生
時と異なるので、フィールドの奇偶の誤判定により、副
画面の枠位置のカウントミスが生じたりして、副画面が
上下（垂直）方向にぶれるため、信頼度の＾いＰＩＰを
実現することが困難であった。また、主画面及び副画面
の双方を特殊再生した場合には、それぞれのフィールド
の奇偶や走査方式（インターレース／ノンインターレー
ス）の発生状況が通常の再生時と異なるために、互いの
画面内容が上下方向にぶれるという問題を有している。

これは、例えばフィールドスチル画面の場合、フィール
ドの奇偶が元の一方のフィールドのみの信号となって、
垂直同期を１／２分周しても元のフィールドの奇偶を示
さず、しかも画面内容もインタレースしなくなるために
、副画面が上下方向にぶれるものである。

（発明が解決しようとする問題点） この発明は上記の特殊再生時に画面が上下方向にぶれる
という不具合を解決するためになされたもので、簡易な
構成で、かつ可及的に高画質な画面を実現し得るように
した映像信号記録再生装置を提供することを目的とする
。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） この発明は主テレビジョン画面の一部に少なくとも一つ
の縮小された副テレビジョン画面を合成表示する画面合
成手段を有した映像信号記録再生装置において、前記主
テレ、ビジョン画面の走査方式とフィールドの奇偶を判
別して指示する第１の手段と、前記副テレビジョン画面
の走査方式とフィールドの奇偶を判別して指示する第２
の手段と、前記副テレビジョン画面の１フィールドのみ
を完結させるか否かを判別して指示する第３の手段と、
前記第１乃至第３の手段の少なくとも一つに応動して縮
小画面の枠位置と前記副テレビジョン画面の信号源ライ
ン位置を選択的に切換え制御する第４の手段とを備える
ことにより、各再生モードに応じて枠位置を制御すると
共に、画面内容の上下方向のぶれを防止したものである
。

（実施例） 以下、この発明の実施例について、図面を参照して詳細
に説明する。

第１図はこの発明の一実施例に係る映像信号記録再生装
置を示すもので、図中１０及び１１は主画面用の第１の
スイッチ及び副画面用の第２のスイッチである。このう
ら第１のスイッチ１０にはその可動接点に合成回路１２
の一方の入力端が接続され、その一方の固定接点には第
３のスイッチ１３の可動接点が接続される。この第３の
スイッチ１３にはその一方の固定接点にテレビジョンチ
ューナ１４を介してアンテナ接続端子１５が接続され、
他方の固定接点には例えばコンピュータ等が接続される
外部信号入力端子１６が接続される。

また、上記第１のスイッチ１０にはその一方の固定接点
に上記第２のスイッチ１１の他方の固定接点が接続され
、他方の固定接点には第２のスイッチ１１の一方の固定
接点が接続される。この第２のスイッチ１１はその一方
の固定接点がＶＴＲ再生信号処理回路１７を介して回転
ディスク１８に搭載されたヘッド１９．２０に接続され
ており、その可動接点がＮＹＳＣ復調回路２１に接続さ
れている。このＮＴＳＣ＃ｌｉ調回路２１は子回路２１
Ｒ−Ｙ、８−Ｙ出力端がフィルタ２２ａ〜２２ｃを介し
てマルチプレクサ２３に接続され、このマルチプレクサ
２３はアナログデジタル（Ａ／Ｄ）変換器２４、メモリ
２５を介してデマルチプレクサ２６に接続される。この
マルチプレクサ２６はそのＹ、Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙ出力端が
デジタルアナログ（Ｄ／Ａ）変換器２７ａ〜２７Ｃ１補
間フィルタ２８８〜２８Ｃを介してＮＴＳＣ変調回路２
９に接続される。そして、このＮＴＳＧ変調回路２９の
出力端には上記合成回路１２の他方の入力端が接続され
、この合成回路１２の出力端は映像信号出力端子３０に
接続される。

また、図中３１はタイミングコントローラで、主画面と
副画面の各水平及び垂直同期信号等を入力し、Ａ／Ｄ変
換器２４．Ｄ／Ａ変換器２７ａ〜２７ｃのクロックやメ
モリ２５のアドレス制御。

霞込み時のライン選択、読出し時の縮小画面位置の制御
を行なう。

上記構成において、アンテナ接続端子１５からの映像信
号、外部信号入力端子１６からの映像信号及びヘッド１
９．２０からの映像信号は第１乃至第３のスイッチ１０
．１１．１３が切換え制御されていずれかに選択される
と、その主画面の映像信号が第１のスイッチ１０を介し
て合成回路１２に導かれる。一方、副画面の映像信号は
第２のスイッチ１１を介してＮＴＳＣ復調回路２１に導
かれてＹ信号、Ｒ−Ｙ信号、Ｂ−Ｙ信号に分離され、フ
ィルタ２２ａ〜２２Ｇで縮小率に対応した帯域に制限さ
れた後、マルチプレクサ２３でスイッチングされてＡ／
Ｄ変換器２４に導かれる。

このＡ／Ｄ変換器２４は入力信号をデジタル信号に変換
して副画面の同期信号に同期して縮小率に対応した低ク
ロツタで後述するようにライン選択してメモリ２５に書
込み、その後、該信号が読出されてデマルチプレクサ２
６で再びＹ信号、Ｒ−Ｙ信号、Ｂ−Ｙ信号に分離される
。この分離されたＹ信号、Ｒ−Ｙ信号、Ｂ−Ｙ信号はＤ
／Ａ変換器２７ａ〜２７Ｃでアナログ信号に変換された
後、補間フィルタ２８ａ〜２８ｃを介してＮＴＳＣ変調
回路２９でＮＴＳＣ信号に変調され上記合成信号回路１
２に導かれる。なお、このサブキャリアは上記主画面の
映像信号に同期している。これにより、合成回路は主画
面と副画面を合成して、映像信号出力端子にＰＩＰ画面
が得られることとなる。

ここで、上記副画面のライン選択は例えば縮小率が１７
３で、主画面がインタレース走査方式の場合には第２図
（ａ）〜（ｄ）に示すように選択され、ノンインタレー
スの場合には第２図（ｅ）〜（ｈ）に示すように選択さ
れる。この場合、主画面はいずれの走査方式の場合にお
いても、１フイ一ルド画で一本のラインを選択し、次の
二本のラインを捨てるという動作が繰返される。なお、
図中実線は所定のラインで、破線は次のフィールドのラ
インを表示し、そのうち太線が選択されるラインで、細
線が捨てられるラインを表示するものである。そして、
副画面中において、太線のラインのうち矢印Ａがフィー
ルドで選択されるラインで、矢印Ｂが次のフィールドで
選択されるラインを示すものである。

なお、第２図（ａ）は副画面が主画面と同様にインタレ
ース走査の場合で、縮小前後でラインの上下方向の並び
が相似となるように２フィールド書込が行われ、同図（
ｂ）は副画面がインタレース走査の場合で連続する２フ
イ一ルド分として縮小画面をその１フィールド中に全て
書込が行われる。この第２図（ｂ）のライン選択は例え
ばスロー再生等の特殊再生の際にエンベロープの再生さ
れるフィールドの画を書込んでノイズレス化を図るのに
、その条件のフィールドが周期的に１フイ一ルド期間の
みしか発生しないと、元が１フィールドの画のみのため
に、縮小前後で非相似となるのが防止されることになる
。同図（Ｃ）のライン選択は副画面がノンインタレース
走査の場合で２フィールド書込みが行われ、同図（ｄ）
のライン選択は副画面がノンインタレース走査の場合で
、１フィールド書込みのライン選択が行われる。

また、第２図中（ｅ）のライン選択はｍ１画面がノンイ
ンタレース走査の主画面と異なるインタレース走査の場
合で連続２フィールド書込みが行われ、同図（ｆ）のラ
イン選択は副画面がインタレース走査の場合で１フィー
ルド書込みが行われる。

同図（ｌのライン選択は副画面が主画面と同様のノンイ
ンタレースの場合で連続２フィールド書込みが行われ、
同図（ｈ）のライン選択は副画面が主画面と同様のノン
インタレースの場合で１フィールド書込みが行われる。

　− ここで、上記インタレース及びノンインタレース走査方
式の判定は例えば映像信号や垂直同期信号の形状、ある
いはモード信号等を判定することにより行われる。

また、主画面における副画面の枠位置の選択についても
、上述した走査方式の判定と同様にして所定の位置に設
定される。

このように、上記映像信号記録再生装置は走査方式及び
フィールドの奇偶に応じて縮小画面のライン選択及び枠
位置の選択を行なうように構成したことにより、特殊再
生を含む各種の動作モードにおいても信頼性の高い動作
が可能となり、高画買なＰＩＰが実現されることとなる
。

なお、上記実施例ではＹ信号、Ｒ−Ｙ信号、Ｂ−Ｙ信号
の３信号を書込むように構成した場合で説明したが、フ
ンポジット信号を用いてクロマサブキャリアの処理を施
すダブルヘテロダイン法等を用いてＰＩＦを構成するこ
とも可能である。

また、上記実施例ではＮＴＳＣ方式に適用した場合で説
明したが、これに限ることなく、例えばＰＡＬ方式やＳ
ＥＣＡＭ方式等においても構成可能で、同様の効果を期
待できる。

さらに、上記実施例ではライン選択を行なって副画面を
得るように構成したが、ライン加算等を施すように構成
しても同様の効果を期待できる。

また、さらに上記副画面はその配置位置を画面の上下あ
るいは左右方向に切換え式に移動させたり、その画面数
を増加させることも可能である。

よって、この発明は上記実施例に限ることなく、その他
、この発明の要旨を連層しない範囲で種々の変形を実施
し得ることはいうまでもないことである。

［発明の効果］ 以上詳述したように、この発明によれば、簡易な構成で
、かつ可及的に高画質な画面を実現し得るようにした映
像信号記録再生装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例に係る映像信号記録再生装
置を示すブロック図、第２図は第１図のライン選択動作
を説明するために示した図である。 １０．１１・・・第１及び第２のスイッチ、１２・・・
合成回路、１３・・・第３のスイッチ、１４・・・テレ
ビジョンチューナ、１５・・・アンテナ接続端子、１６
・・・外部信号入力端子、１７・・・ＶＴＲ再生信号処
理回路、１８・・・回転ディスク、１９．２０・・・ヘ
ッド、２１・・・ＮＴＳＣｔｌ調回路、２２ａ〜２２ｃ
・・・フィルタ、２３・・・マルチプレリクサ、２４・
・・Ａ／Ｄ変換器、２５・・・メモリ、２６・・・デマ
ルチブレリクサ、２７ａ〜２７Ｃ・・・Ｄ／Ａ変換器、
２８〜２８ｃ・・・補間フィルタ、２９・・・ＮＴＳＣ
変調回路、３０・・・映像信号出力端子、３１・・・タ
イミングコントローラ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 主テレビジョン画面の一部に少なくとも一つの縮小され
   た副テレビジョン画面を合成表示する画面合成手段を有
   した映像信号記録再生装置において、前記主テレビジョ
   ン画面の走査方式とフィールドの奇偶を判別して指示す
   る第１の手段と、前記副テレビジョン画面の走査方式と
   フィールドの奇偶を判別して指示する第２の手段と、前
   記副テレビジョン画面の１フィールドのみを完結させる
   か否かを判別して指示する第３の手段と、前記第１乃至
   第３の手段の少なくとも一つに応動して縮小画面の枠位
   置と前記副テレビジョン画面の信号源ライン位置を選択
   的に切換え制御する第４の手段とを具備したことを特徴
   とする映像信号記録再生装置。