JPS63135896A - 蒸気除染塔 - Google Patents

蒸気除染塔

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Publication number
JPS63135896A
JPS63135896A JP28320386A JP28320386A JPS63135896A JP S63135896 A JPS63135896 A JP S63135896A JP 28320386 A JP28320386 A JP 28320386A JP 28320386 A JP28320386 A JP 28320386A JP S63135896 A JPS63135896 A JP S63135896A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tower
steam
decontamination
perforated plate
cylindrical body
Prior art date
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Pending
Application number
JP28320386A
Other languages
English (en)
Inventor
和幸 宮本
晴夫 今野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP28320386A priority Critical patent/JPS63135896A/ja
Publication of JPS63135896A publication Critical patent/JPS63135896A/ja
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  • Separation Of Particles Using Liquids (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、原子力発電所等の放射性物質取扱い施設にお
いて発生する放射性濃縮廃液を乾燥粉体化する放射性廃
液処理装置の蒸気除染塔に関する。
[従来の技術] 原子力発電所から発生する放射性濃縮廃液は乾燥機で乾
燥粉体化された後に固化処理されるが、このとき、乾燥
機から発生する蒸気中には放射性の核種やミストが含ま
れているので、これを分離捕集するため該蒸気を蒸気除
染塔に通すことが行われている。
従来、この種の蒸気除染塔は、内部に複数枚の無理多孔
板を互に間隔を置いて上下に配置し、上部から除染水を
流し、下部の蒸気入口より前記の蒸気を導入し、上記多
孔板の孔を通過させて塔上部の蒸気出口から除染された
蒸気を排出するようになっている。この蒸気除染塔の塔
体自体は法的規制を受ける耐久性のものであるが、無理
多孔板はミスト捕集のため目詰りを起したり汚染された
りするものであるから、保修又は交換のため蒸気除染塔
から取り外せる構造とする必要がある。このため、従来
技術では蒸気除染塔の蒸気出口の在る上部蓋板から吊下
げた複数本のタイロッドを前記複数枚の無堰今孔板に緩
く貫通し、最下部の無理多孔板は該タイロッドに螺合し
たナツトで支持し、それより上部の無理多孔板は該最下
部の無理多孔板に対して順次スペーサで支持するように
し、タイロッドを蒸気除染塔内に吊り入れ、又は塔外に
吊り出すことによって無理多孔板を該塔内に挿入し、又
は塔外に取り出すようになっている。
塔内に挿入された状態における無理多孔板と塔内壁との
間にはllll11〜1.5o+m程度の間隙があり、
この間隙は無理多孔板の外周部にボルトで取り付けたシ
ート状バッキングによって気密に閉塞されるようになっ
ている。
[発明が解決しようとする問題点] 上記従来技術では、前記バッキングが故障すると放射性
物質を含んだ蒸気が下流側に洩れ蒸気除染塔より下流側
にある詰機器を放射能汚染する恐れがあるので、バッキ
ングは消耗品として余裕をみて比較的短期間で交換して
いる。
そのため部品交換及び点検回数が多くなり、また、その
ために無理多孔板の塔外への取り出し、又は塔内への挿
入の回数が多くなり、且つその作業は、前述のような無
理多孔板の支持構造であることから、心出し等が厄介で
極めて手間のかかる作業となり、作業者の被曝も多くな
るという問題があった。
本発明は、バッキング等の消耗品をなくし、部品交換や
蒸気除染塔への出し入れ回数を減らし、且つ出し入れの
容易な無理多孔板ユニットおよびそれを内包した蒸気除
染塔を提供することを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 前記目的は、蒸気除染塔の塔内に内蔵される複数枚の多
孔板を一つの筒体の内面に溶接して該筒体と一体のユニ
ットを構成し、該ユニットを塔内に挿入し、該筒体の上
端部を塔との間に密封関係を保つように取外し可能に吊
下支持する構成とする1ことによって達成される。
[作用] 多孔板は上記筒体内面と溶接されており、該筒体の上端
部は塔との間に密封関係にあるようになっているので、
従来のようにシートバッキングを用いなくても、蒸気お
よび除染水は該筒体と塔との間の空間には流れず、該筒
体内の多孔板の孔を通って流れるので、良好な蒸気除染
作用が行われ、且つ上記筒体と塔の間からの洩れはない
多孔板を保守点検のため塔外に取り出し又は塔内に設置
する際には、上記ユニットごと塔外へ取出し又は塔内へ
挿入すればよい。
[実施例] 以下本発明の一実施例を図により説明する。
第1図は本発明実施例による蒸気除染塔の全体断面図、
第2図は第1図のA−Aで見た拡大平面図、第3図は内
筒の上端近傍の拡大図、第4図は内筒の下端近傍の拡大
図である。これら図において蒸気除染塔lの上部に着脱
可能に取付けられている平板(蓋板)2には蒸気出口3
が設けられ、蒸気除染塔1の下部には廃液出口4が設け
られている。一方、蒸気除染塔1の蒸気人口5は最下部
の無理多孔板9より下位に、また除染水入口管6は最上
部の無理多孔板9より上位に設けられている。除染水入
口管6は最上部の無理多孔板9より上位にて蒸気除染塔
1に設けたノズル7に取付けられていて、無理多孔板を
有する内筒8を蒸気除染塔1の外部へ取出す時には、そ
の邪魔にならないように引き出せるようになっている。
内筒8の上端はリング状の取付フランジに、下端はリン
グ13に溶接されている。無理多孔板9は、夫々、内筒
8の内面で、取付リング10の内面、リング13の内面
に溶接により隙間なく固着されている。
内筒8の上部はその取付フランジ10が蒸気除染浴1の
内面に設けたリング状の取付座11にボルト等にて取付
は密着されており、下部はそのリング13が蒸気除染浴
1の内面に設けた振れ止め用のリング12と滑り嵌合と
されている。
以上の構成において、図示外の乾燥機より発生した粒状
核種やミストを含む蒸気は、蒸気除染浴1に蒸気人口5
より流入し、多孔板9の孔を通って蒸気除染浴lの内筒
8内を下方より上方に流れる。一方、除染水は除染水入
口管6より流入され、下方より上方に流れる蒸気と無理
多孔板9上で接触し、除染水目らは蒸気中の粒状核種や
ミストを捕集した後、廃液出口4より排出される。この
場合、前記リング状の取付フランジ10と取付座11と
の密着によって蒸気や除染水は内筒8と塔1との間には
流れず、全て内筒8の中を流れる。
保守点検のため無理多孔板9を塔外に取り出す際には、
蓋板3を取外し、除染水入口管6を引き出し、取付フラ
ンジ10のボルトを外し、取付フランジ10に設けられ
た不図示の吊具によって内管8を多孔板9ごと吊り上げ
て塔外に取り出す。挿入する際にはこの逆の作業を行え
ばよく、この際、下部のリング12.13に形成した斜
めの面取りが案内となってリング12.13の滑り嵌合
が容易になる。
上記構成の本発明実施例では、無理多孔板9と内筒8は
溶接等により互に固着された一体的ユニットをなし、保
守点検時に取出し、取り付けが容易であり、またシート
バッキング等の寿命の短い消耗品を用いていないので保
守点検の必要回数も少くなり、またバッキング等の二次
廃棄物の発生量も少くなる。
[発明の効果] 本発明によれば多孔板と内筒は溶接された一体構造のユ
ニットをなしているので、蒸気除染浴の塔体に対する取
り付は取外しが簡単であり、また多孔板にはシートバッ
キング等を用いないので、保守点検等の回数や期間が大
幅に減り、且つ二次廃棄物の発生を少くすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る蒸気除染浴の全体の断面
図、第2図は第1図のA−Aで見た平面図、第3図およ
び第4図は夫々第1図の内筒上端付近および内筒下端付
近の断面図である。 1・・・蒸気除染浴、   3・・・蒸気出口、4・・
・廃液出口、    5・・・蒸気人口、6・・・除染
水入口管、 8・・・内筒、9・・・無理多孔板、  
 10・・・取付フランジ、11・・・取付座、 12・・・振れ止め用リング

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、塔内に複数枚の多孔板を互に間隔を置いて上下に配
    置し、下部から塔内に導入した蒸気を上記多孔板の孔を
    通って上部から塔外に流出させると共に、上部から塔内
    に導入した除染水を上記多孔板の孔を通って下部から塔
    外に流出させるように構成した蒸気除染塔において、上
    記多孔板は一つの筒体内面に溶接されており、該筒体は
    上記塔内に該筒体の上端にて該塔の内壁面と密封関係に
    あるように着脱可能に吊下支持されていることを特徴と
    する蒸気除染塔。 2、筒体と、該筒体の上端に溶接された取付フランジと
    、該筒体内面に上下に互に間隔を置いて溶接された複数
    枚の多孔板とからなることを特徴とする、蒸気除染塔内
    蔵用の多孔板ユニット。
JP28320386A 1986-11-28 1986-11-28 蒸気除染塔 Pending JPS63135896A (ja)

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JP28320386A JPS63135896A (ja) 1986-11-28 1986-11-28 蒸気除染塔

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JP28320386A JPS63135896A (ja) 1986-11-28 1986-11-28 蒸気除染塔

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JPS63135896A true JPS63135896A (ja) 1988-06-08

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ID=17662458

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JP28320386A Pending JPS63135896A (ja) 1986-11-28 1986-11-28 蒸気除染塔

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