JPS63135311A - 皮膚保護または皮膚予防組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本出願は、特に手用の、皮膚保護剤として適している組
成物に関するものである。

種々の組成物状、例えばクリームまたはローション状、
の皮膚保護剤−特に汚れおよび化学物質類、並びに機械
的応力から手を保護するためのもの−が公知である。

そのようなりリームまたはローションは普通ポリジメチ
ルシロキサンまたはこのシリコーン重合体の誘導体類も
しくは共重合体類を基にしており、ある場合には水溶性
樹脂類、アクリレート類、カルボキシビニル重合体類、
ビニルエステル類、酢酸ビニル、ビニルピロリドンおよ
びワックス類が膜形成剤または増量剤として使用されて
いる。

シリコーン類（ポリジメチルシロキサン類および揮発性
シリコーン類）とは別に、グリセロールが予防（ｃａｒ
ｅ　）成分として使用されている。表面活性剤が乳化／
均質化剤として使用されている。

市場で入手できる当該保護クリームおよびローションが
、充分安定な保護膜に関する本発明の手段によって改良
される。保護膜の正確な機能に関する予備条件は、それ
の適度な分布し易さ、膜の厚さ、潤滑性および摩擦安定
性である。ポリジメチルシロキサンの粘度が増すにつれ
て皮膚保護は改良されるが働きは悪くなることが見出さ
れている。従って１０　１　、ＯＯ０ｍＰａ、ｓの間の
粘度を有するポリジメチルシロキサン類の使用が許容で
きる。これらの性質はここに記されている調合物である
活性化合物組み合わせ物により相当改良されるというこ
とを今見出した。

膜形成用シリコーン類が豊富に供給される状況下で、非
常に高粘度のポリジメチルシロキサンの溶液を揮発性の
低−重合体線状もしくは環式シロキサン類中に溶解させ
そしてこれらの溶液類を少しずつ市販のハンドクリーム
中に好適には１〇−４０％程度まで乳化させるかまたは
加える工程（油−水中システム）により膜安定性の本質
的な改良が得られる。そのような異なるポリシロキサン
類の溶液の組み合わせは、皮膚上での分布を容易にする
という利点を有する。揮発性化合物類が蒸発した後に、
良好な付着性、低い摩耗性および良好な分離性を有する
保護膜が得られる。高粘度ポリジメチルシロキサンから
なる保護膜は水および汚れをはじく。

本発明は従って、任意に末端および／または中間位置に
ＯＨ、ビニル、フェニルまたは炭素数が２−６のアルキ
ル基を含有していてもよくそして１０’−５Ｘ１０フｍ
Ｐａ、ｓの粘度を有する高粘度ポリジメチルシロキサン
、および高揮発性の線状または環式シロキサンを含有し
ている皮膚予防（ｓｋｉｒｒ　ｃａｒｅ）または皮膚保
護組成物に関するものである。

メチル−ビニル−シロキシ基の含有量は例えば２００ｐ
ｐｍ−２０重量％の間であり、そしてＯＨＭｅ２５ｉｏ
１／２の含有量は１００−１，０００ｐｐｍの間である
。フェニル基対メチル基の比は１：　２．２−１　：　
５．１である。

一般的な混合装置、例えば振どう機、溶解器、プラネタ
リ−ミキサーおよび混線器、中でこれらの高粘度ポリジ
メチルシロキサン類を揮発性の環式または線状ジメチル
シロキサン類中に溶解させることができる。ヘキサメチ
ルジシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン
およびデカメチルシクロペンタシロキサンが生理学的に
許容可能な低粘度シロキサン溶媒類として特に適してい
ることが証されている。これらの高粘度ポリジメチルシ
ロキサン類を揮発性の環式または線状ジメチルシロキサ
ン中に含んでいる１０−４０％強度溶液は３００−１０
０，０ＯＣ１＋Ｐａ、ｓの粘度を有しておりそして市販
のハンドクリーム中に容易に加えることができる。市販
のハンドクリーム中の活性化合物組み合わせ物の濃度は
１０−５０％の間であることができる。「液体の手袋」
を製造するためには約４０％の添加が非常に好′ましい
と証されている。

本発明に従う対応する組成物は従って、全組成物の重量
を基にして、約５−２０重量％の、好適には８−１５重
量％の、高粘度ポリジメチルシロキサン含有量および１
０−５０重量％の、好適には２０−４０重量％の、高揮
発性シロキサン含有量を有する。

「液体の手袋」で保護された皮膚を洗った後にも薄い保
護予防膜が皮膚上に残っており、これが例えば油および
化学物質類による攻撃から皮膚をその後も保護する点は
強調されるべきことである。

本発明に従い使用される活性化合物組み合わせ物は下記
の処方に基すき下記の如くして製造できる： 対応する量の重合体を・混練器、プラネタリ−ミキサー
または溶解器中に存在している揮発性シロキサンの中に
加える。使用される揮発性シロキサン類は可燃性である
ため、全溶解期間にわたって不活性気体（例えば窒素）
を通すことが推奨される。高揮発性であるため、撹拌さ
れている容器および混練器はできるだけ近付けるべきで
ありそして不活性気体は低い流動速度で通すべきである
。

本発明に従い使用される典型的な処方は例えば下記の如
きものである（％データは重量％である）： 処方中に記されている高粘度ポリジメチルシロキサン中
のメチルーゼニル基の含有量は０．１重量％である。

１）２０％のビニル基、含有高粘度ポリジメチルシロキ
サン（粘度的１８　’、ＯＯＯ、ＯＯ０ｍＰａ、ｓ）お
よび８０％のオクタメチルシクロテトラシロキサン ２）２０％のビニル基含有高粘度ポリジメチルシロキサ
ン（粘度的１８　、ＯＯＯ、ＯＯＯｗ＋Ｐａ、ｓ）およ
び８０％のデカメチルシクロペンタシロキサン３）２０
％のビニル基含有高粘度ポリジメチルシロキサン（粘度
的１９　、ＯＯＯ、ＯＯ０ｍＰａ、ｓ）お・よび８０％
のへキサメチルジシロキサン４）２５％のビニル基含有
高粘度ポリジメチルシロキサン（粘度的１８．５００　
、ＯＯ０ｍＰａ、ｓ）および７５％のオクタメチルシク
ロテトラシロキサン ５）２５％のビニル基含有高粘度ポリジメチルシロキサ
ン（粘度的３１．２００　、ＯＯＯ饋Ｐａ、ｓ）および
７５％のデカメチルシクロペンタシロキサン６）２５％
のビニル基含有高粘度ポリジメチルシロキサン（粘度的
１８　、ＯＯＯ、ＯＯ０ｍＰａ、ｓ）および７５％のヘ
キサメチルジシロキサン７）３０％のビニル基含有高粘
度ポリジメチルシロキサン（粘度的４５．１００　、Ｏ
ＯＯ＋＋＋Ｐａ、ｓ）および７０％のオクタメチルシク
ロテトラシロキサン ８）３０％のビニル基含有高粘度ポリジメチルシロキサ
ン（粘度的１８．８００　、ＯＯＯ＋Ｐａ、ｓ）および
７０％のデカメチルシクロペンタシロキサン９）３０％
のビニル基含有高粘度ポリジメチルシロキサン（粘度的
３９．６００　、ＯＯ０ｍＰａ、ｓ）および７０％のへ
キサメチルジシロキサン１０）４０％のビニル基含有高
粘度ポリジメチルシロキサン（粘度的２７，１００，０
００ｍＰａ、ｓ）および６０％のオクタメチルシクロテ
トラシロキサン １１）４０％のビニル基含有高粘度ポリジメチルシロキ
サン（粘度的４８　、ＯＯＯ、ＯＯＯ＋Ｐａ、ｓ）およ
び６０％のデカメチルシクロペンタシロキサン １２）４０％のビニル基含有高粘度ポリジメチルシロキ
サン（粘度的１８．５００　、ＯＯ０ｍＰａ、ｓ）およ
び６０％のへキサメチルジシロキサン１３）２０％の末
端ＯＨ基含有高粘度ポリジメチルシロキサン（粘度的１
４．０００　、ＯＯ０ｍＰａ、ｓ）および８０％のオク
タメチルシクロテトラシロキサン １４）２０％の末端ＯＨ基含有高粘度ポリジメチルシロ
キサン（粘度的３０．５００．０００＋Ｐａ、ｓ）およ
び８０％のデカメチルシクロペンタシロキサン １５）２０％の末端ＯＨ基含有高粘度ポリジメチルシロ
キサン（粘度的２５．０００．０００ｍＰａ、ｓ）およ
び８０％のへキサメチルジシロキサン１６）２５％の末
端ＯＨ基含有高粘度ポリジメチルシロキサン（粘度的４
１．７００．０００ｍＰａ、ｓ）および７５％のオクタ
メチルシクロテトラシロキサン １７）２５％の末端ＯＨ基含有高粘度ポリジメチルシロ
キサン（粘度的１６．０００．０００ｍＰａ、ｓ）およ
び７５％のデカメチルシクロペンタシロキサン １８）２５％の末端ＯＨ基含有高粘度ポリジメチルシロ
キサン（粘度的１６．０００　、ＯＯＯｎ＋Ｐａ、ｓ）
および７５％のへキサメチルジシロキサン１９）３０％
の末端ＯＨ基含有高粘度ポリジメチルシロキサン（粘度
的３５．５００．０００ｍＰａ、ｓ）および７０％のオ
クタメチルシクロテトラシロキサン ２０＞３０％の末端ＯＨ基含有高粘度ポリジメチルシロ
キサン（粘度的２７．０００　、ＯＯ０ｍＰａ、ｓ）お
よび７０％のデカメチルシクロペンタシロキサン ２１）３０％の末端ＯＨ基含有高粘度ポリジメチルシロ
キサン（粘度的１７　、ＯＯ０，０００ｍＰａ、、ｓ）
および７０％のへキサメチルジシロキサン２２）４０％
の末端ＯＨ基含有高粘度ポリジメチルシロキサン（粘度
的３７．１００．０００ｍＰａ、ｓ）および６０％のオ
クタメチルシクロテトラシロキサン ２３）４０％の末端○Ｈ基含有高粘度ポリジメチルシロ
キサン（粘度的１５．０００　、ＯＯ０ｍＰａ、ｓ）お
よび６０％のデカメチルシクロペンタシロキサン ２４）４０％の末端ＯＨ基含有高粘度ポリジメチルシロ
キサン（粘度的４６．５００．０００ｍＰａ、ｓ）およ
び６０％のへキサメチルジシロキサン１０．０００−２
０，０００ｍＰａ、ｓの範囲内の粘度において活性化合
物組合わせ物は非常に良好に加えられる。２５％の末端
ＯＨ基含有高粘度ポリジメチルシロキサンと７５％の揮
発性シロキサンの組み合わせ物を用いると、希望する性
質の最適値が得られた。４０％のビニル基含有ポリジメ
チルシロキサンと６０％の揮発性シロキサンの組み合わ
せ物を用いるような比較的高い濃度でも同じ現象が生じ
た。揮発性シロキサン中にＯＨ基またはビニル基含有重
合体を含んでいる種々の溶液に関して下記の粘度が測定
された： 本発明に従う組成物は希望するクリームまたはローショ
ン中に加えることができる。ハンドクリーム組成物が特
に適しているが、本発明の主題は何らこれらに限定され
るものではない。

本発明を下記の実施例によりさらに詳細に説明できる： 実施例１ ２５重量％のビニル基含有ポリジメチルシロキサン（粘
度的２５．０００．０００＋Ｐａ、ｓ）および７５重量
％のオクタメチルシクロテトラシロキサンからなる活性
化合物組み合わせ物２５重量％を、標準的ハンドクリー
ム７５重量％と混合した。

標準的ハンドクリームは、 ａ）８．３０重量％のセチルステアリルアルコール、２
．００重量％の約１０モルの酸化エチレンでオキシエチ
ル化されたセチルステアリルアルコール、５．００重量
％の脂肪酸モノ−およびジグリセリド、３．００重電％
のデシルオレエート、３．００重量％のポリジメチルシ
ロキサン（３５０ｍＰａ、ｓ）および０．０’５１ｒ量
％の０−ヒドロキシ安息香酸プロピル、並びに ｂ）５１．９０重量％の蒸留水、０．１５重量％のｐ−
ヒドロキシ安息香酸メチル、２５．００重量％のグリセ
ロールＤＡＢ７．１．００重量％のセチルステアリル硫
酸ナトリウム、０．２０重量％の５−ウレイドヒダント
インおよび０６４０重量％の香料油 から製造された。

実施例２ ２５重量％のビニル基含有を含有しており（ビニル基含
有量約９００ｐｐ憎）そして約２１，０００゜０００ｍ
Ｐａ、ｓの粘度を有するポリジメチルシロキサンおよび
７５重量％のオクタメチルシクロテトラシロキサンから
なる活性化合物組み合わせ物４０重量％を、標準的ハン
ドクリーム６０重量％と混合した。

これらの実験処方は、選択された活性化合物組み合わせ
物の加入の容易さ並びに適用の容易さおよび機能性に関
して良好な結果を与えた。

２５％の末端ＯＨ基含有ボリジメチルシロキサンおよび
７５％の揮発性シロキサン（オクタメチルシクロテトラ
シロキサン）からなる活性化合物組み合わせ物４０％と
市販のハンドクリーム６０％との混合物が最適であるこ
とが証された。

使用する重合体の粘度が増すと手を洗った後の保護膜の
寿命およびよごれをはじく性質が改良されることが見出
された。

保証されている活性に依存するが作業の開始時と休憩時
または作業の終了時との間に手は洗浄されるはずであり
、そして特に充分量を手の内側および外側に普通の方法
で全体的に分布させることにより新たな「液体の手袋」
を適用すべきである。

充分なりリームが指の爪の下まで確実に届いてなければ
ならない。

手は市販の石鹸または液体石鹸で洗うことができる。皮
膚から脂肪を除去しそして皮膚にあかぎれやひびを起こ
すことが知られている特殊石鹸または手洗いペーストは
不必要である。

皮Ｑ−保護活性を、手の臨床的感染分野においてイソプ
ロパツールに対して試験した。試験の最初に、皮膚上の
クリームで覆われているサインベンの印を試験した０手
を５．６回洗った後に、Ｌ記の液体の手袋で処理された
手は通常の市販のハンドクリームと比べて肉眼でわかる
ほどの違いを示した。

本明細書および特許請求の範囲は説明用に示されており
限定用ではないこと、並びに本発明の精神および範囲か
ら逸脱しない限り種々の改変を行なえることはわかるで
あろう。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、有効成分としての１０＾６−５×１０＾７ｍＰａ．
   ｓの粘度を有する高粘度ポリジメチルシロキサン、およ
   び高揮発性の線状または環式シロキサンを含有している
   、皮膚予防または皮膚保護組成物。 ２、全組成物の重量を基にして、高粘度ポリジメチルシ
   ロキサンの含有量が５−２０重量％でありそして高揮発
   性シロキサンの含有量が１０−５０重量％である、特許
   請求の範囲第１項記載の組成物。 ３、ポリジメチルシロキサンが末端および／または中間
   位置にＯＨ、ビニル、フェニルおよび／またはＣ＿２−
   Ｃ＿６アルキル基を有している、特許請求の範囲第１項
   記載の組成物。 ４、全組成物の重量を基にして、高粘度ポリジメチルシ
   ロキサンの含有量が８−１５重量％でありそして高揮発
   性シロキサンの含有量が２０−４０重量％である、特許
   請求の範囲第１項記載の組成物。 ５、ポリジメチルシロキサンが末端ＯＨ基を有しており
   、全組成物の重量を基にして有効成分のポリジメチルシ
   ロキサンの含有量が２５重量％でありそして有効成分の
   揮発性シロキサンの含有量が７５重量％である、特許請
   求の範囲第１項記載の組成物。 ６、ポリジメチルシロキサンがビニル基を有しており、
   全組成物の重量を基にして有効成分のポリジメチルシロ
   キサンの含有量が４０重量％でありそして有効成分の揮
   発性シロキサンの含有量が６０重量％である、特許請求
   の範囲第１項記載の組成物。 ７、該アルキル基がメチル基である、特許請求の範囲第
   ３項記載の組成物。 ８、メチル−ビニル−シロキシ基の含有量が２００ｐｐ
   ｍ−２０重量％である、特許請求の範囲第７項記載の組
   成物。 ９、ＯＨ−Ｍｅ＿２−ＳｉＯ＿１＿／＿２の含有量が１
   ００−１，０００ｐｐｍである、特許請求の範囲第７項
   記載の組成物。 １０、フェニル基対メチル基の比が１：２．２−１：５
   ．１である、特許請求の範囲第７項記載の組成物。 １１、高粘度ポリジメチルシロキサン中のメチル−ビニ
   ル基の含有量が０．１重量％である、特許請求の範囲第
   ７項記載の組成物。 １２、高揮発性シロキサンがオクタメチルシクロテトラ
   シロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサンおよび
   ヘキサメチルジシロキサンからなる群から選択される、
   特許請求の範囲第１項記載の組成物。