JPS6313468Y2 - - Google Patents

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JPS6313468Y2
JPS6313468Y2 JP6879779U JP6879779U JPS6313468Y2 JP S6313468 Y2 JPS6313468 Y2 JP S6313468Y2 JP 6879779 U JP6879779 U JP 6879779U JP 6879779 U JP6879779 U JP 6879779U JP S6313468 Y2 JPS6313468 Y2 JP S6313468Y2
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JP
Japan
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vibrator
vibration
foundation installation
installation part
ball joint
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JP6879779U
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JPS55168842U (ja
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は試動試験機に係り、より詳細には、自
動車の車軸振動試験などのように、試料の複数箇
所に互に独立の変位振動を与えるようになした振
動試験機に関するものである。
従来この種の装置として、特に文献によつて開
示されたものはないが、基礎設置部上の複数の支
柱の各々にボールジヨイントによりそれぞれ結合
した複数の加振機を備え、該複数の加振機の各々
に自動車の各車輪を乗せ、各加振機を独立に作動
させて各車輪に独立の変位振動を与えるようにし
たものがある。
上述した従来の装置において、加振機と基礎設
置部とをフレキシブルに結合しているボールジヨ
イントは、車軸が左右および前後に変位するのを
許容するためのものであるが、この状態では加振
機上の自動車が前後および左右に移動し、転倒す
ることになるので、自動車の車体を強力なスプリ
ングの付いた転倒防止用のワイヤーで左右および
前後から支持する転倒防止策がとられていた。
ところが、この防止策の場合、ワイヤーが有す
る強力なスプリングが加振機によつて変位振動を
加えられる自動車の負荷系として作用するように
なり、車軸振動試験が自動車の実走状態と異なる
条件で行われることになり、正確な試験を行うこ
とができないという問題点があつた。
本考案は上述した問題点に鑑み、試料に無用な
負荷ができるだけ作用することをなくして正確な
振動試験を行うことができるようになした振動試
験機を提供しようとするもので、このために、基
礎設置部と各加振機との間に複数のコイルスプリ
ングを縮設し、各加振機を自立させるようにした
ことを特徴とする。
以上の構成において、各加振機が基礎設置部と
の間に縮設したコイルスプリングにより自立され
ているため、加振機にその前後および左右方向に
外力がかかり、加振機が倒れようとすると、上記
コイルスプリングによる上向きの弾力により復元
されるようになり、結局加振機は左右及び前後に
倒れないような自立状態で安定することになる。
従つて、複数の加振機の各々に各部を乗せた試料
が多少前後および左右に移動しても転倒すること
がない。
以下、本考案を図面にもとづいて具体的に説明
する。
本考案の振動試験機1は、第1図に示すよう
に、基礎設置部2の支柱3に加振機4をボールジ
ヨイント5で結合するとともに、上記基礎設置部
2と上記加振機4との間に複数のコイルスプリン
グ6を縮設し、それらの上向きの弾力で上記加振
機4を自立させるようにしている。
そして基礎設置部2は、基礎に加振機4を安定
に据付けるための部分であり、支柱3は、基礎設
置部2の中心部分に直立状態で一体的に設けてあ
る。加振機4は、シリンダー7およびピストンロ
ツド8で構成してあり、シリンダー7は、油圧サ
ーボ制御系によりピストンロツド8に往復運動を
与えるように駆動する。またピストンロツド8
は、その往復運動を被振動試験体(自動車)に伝
達するもので、その上部に載置部9を備えてい
る。またボールジヨイント5は、上記支柱3の先
端面の球面座3aと上記加振機4のシリンダー7
の下部フランジ10に設けられている球11とで
球面対偶となるよう構成してある。また複数のコ
イルスプリング6は、加振機4に直立性を付与す
るためのもので加振機4のフランジ10と基礎設
置部2の上面との間に支持点としてボールジヨイ
ント5を中心として等角度間隔のもとに8個設け
てある。
そして第3図に示すように、このような振動試
験機1は、被試験体としての自動車12の各車輪
13の位置に4個配設して用いられる。したがつ
て4個の車輪13は、各加振機の載置部9に乗移
り、転倒しないようにスプリング15付の転倒防
止用のワイヤー14で左右および前後から支持さ
れることになる。この場合、各加振機4は、それ
ぞれコイルスプリング6の上向きの弾力により支
持され、かつボールジヨイント5の位置を中心と
して基礎設置部2に結合しているため、結局加振
機4は、左右および前後に倒れないような自立状
態で安定している。したがつて、外力が加わつた
場合でも転倒防止用のワイヤー14およびスプリ
ング15にも大きな張力がかからないことにな
る。
なお、コイルスプリング6は、必要に応じて前
後または左右に弾性系数を替えるようにしてもよ
く、また強いものとするため二重またはそれ以上
のコイルスプリングおよびエアースプリング等を
組合せて構成してもよい。
以上のように本考案によれば、各加振機が基礎
設置部と加振機との間に縮設された複数のスプリ
ングの弾性力により自立され、転倒しようとする
力に対して復元力が作用するため、転倒防止用ワ
イヤーは復元し得ない程大きく移動した場合にの
み作用し通常の試験中はほとんど作用しなくても
よい。また上記複数のスプリングは試料に変位振
動を加える加振機の負荷として作用することがな
いので、転倒防止用ワイヤーの負荷作用軽減と相
俟つて正確な振動試験を行うことができる他、支
柱に対するボールジヨイントの接触部に加わる荷
重を軽減してボールジヨイントの破損を防止する
ことができ、さらに加振機に前後および左右の外
力が加わらない場合に加振機がほぼ自立するよう
な状態に保持することができるので取扱いが容易
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の振動加振機の側面図、第2図
は、第1図のA−A線方向における断面図、第3
図は加振機で自動車の振動試験機を構成した場合
の正面図である。 1……振動試験機、2……基礎設置部、3……
支柱、4……加振機、5……ボールジヨイント、
6……コイルスプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 基礎設置部上の複数の支柱の各々にボールジヨ
    イントによりそれぞれ結合した複数の加振機を備
    え、該複数の加振機の各々に試料の各部を乗せ、
    各加振機を独立に作動させて試料の各部に変位振
    動を与える振動試験機において、 前記基礎設置部と前記加振機の各々との間に複
    数のコイルスプリングを縮設し、各加振機を自立
    させるようにしたことを特徴とする振動試験機。
JP6879779U 1979-05-24 1979-05-24 Expired JPS6313468Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6879779U JPS6313468Y2 (ja) 1979-05-24 1979-05-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6879779U JPS6313468Y2 (ja) 1979-05-24 1979-05-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55168842U JPS55168842U (ja) 1980-12-04
JPS6313468Y2 true JPS6313468Y2 (ja) 1988-04-16

Family

ID=29302647

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6879779U Expired JPS6313468Y2 (ja) 1979-05-24 1979-05-24

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JP (1) JPS6313468Y2 (ja)

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JPS55168842U (ja) 1980-12-04

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