JPS6313465Y2 - - Google Patents

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JPS6313465Y2
JPS6313465Y2 JP8366381U JP8366381U JPS6313465Y2 JP S6313465 Y2 JPS6313465 Y2 JP S6313465Y2 JP 8366381 U JP8366381 U JP 8366381U JP 8366381 U JP8366381 U JP 8366381U JP S6313465 Y2 JPS6313465 Y2 JP S6313465Y2
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JP
Japan
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heated
heated body
temperature
fluid
heating wire
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JP8366381U
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JPS57196346U (ja
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  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、純水や種々の液体或いは気体の漏洩
を検知する装置に関し、特に寒冷地等のような漏
洩流体等が凍結する場所で使用しても好適なもの
である。
相対向して設けられた電極間の電気抵抗変化に
より流体の漏洩を検知するようにした装置に代つ
て、本考案者らは以前、純水等のような固有抵抗
の高い流体の漏洩検出をも確実に行なうことがで
きる装置を発表したが(実願昭55−157318号参
照)、このような装置を寒冷地等の漏洩流体等が
凍結する虞のある場所で使用した場合、検知不能
となることが判明した。
本考案はかかる知見に基づき、寒冷地等のよう
な漏洩流体等が凍結する虞のある場所でも純水等
の固有抵抗の高い流体の漏洩検出を確実に行ない
得る装置を提供することを目的とする。
この目的を達成する本考案の漏洩流体の検知装
置にかかる構成は、漏洩した被検知流体にさらさ
れる一対の被加熱体を支柱を介して連結し、前記
支柱の周囲とこれら被加熱体とに電熱線をそれぞ
れ設けると共にこの電熱線と当該電熱線に電流を
供給する電源とを接続し、更に前記被加熱体にそ
れぞれ取り付けた温度検出器とこれら温度検出器
による温度変化から前記被検知流体の存在を検知
する機器とを連結したことを特徴とするものであ
る。
以下、本考案による漏洩流体の検知装置の一実
施例についてその外観を表わす第1図及びその断
面構造を表わす第2図を参照しながら詳細に説明
する。支持台11に取り付けられ且つリード線1
2を介して電源13に接続する電熱線14が貫通
する導入管15の下端には、円板状をなす上部被
加熱体16が固定され、この上部被加熱体16に
は円板状をなす上部押え板17がボルト18を介
して取り付けられている。この上部押え板17に
は前記電熱線14が貫通する管状の支柱19が固
定され、この支柱19の下部にはボルト20を介
して円板状の下部被加熱体21を支持する円板状
をなす下部押え板22が取り付けられている。前
記電熱線14を図示しない絶縁物を介して収納す
るヒータ23は支柱19の周囲に螺旋状に巻回さ
れ、その両端部が上部被加熱体16と上部押え板
17との間及び下部被加熱体21と下部押え板2
2との間にそれぞれ挾圧把持されている。又、上
部被加熱体16及び下部被加熱体21にはそれぞ
れリード線24を介してリレー25に接続するサ
ーミスタ26が固定されている。
本実施例では主に上部被加熱体16及び上部押
え板17と下部押え板22との間に位置するヒー
タ23でこれらの周囲を加熱して漏洩流体の凍結
を防止し、下部被加熱体21で漏水を検知するよ
うにしている。前記電熱線14には電源13から
微小の電流が流され、上部被加熱体16とヒータ
23と下部被加熱体21とが適当な温度に加熱さ
れる。この加熱温度は漏洩流体の温度とわずかで
も異つていれば高くても低くても良く、又、上部
被加熱体16と下部被加熱体21との温度差はあ
つてもなくても何ら差し支えないが、いずれにし
てもリレー25で上部被加熱体16或いは下部被
加熱体21の温度変化を検知できれば良い。例え
ば常温程度の純水の漏洩を検知するには、周囲の
他の機器に影響を及ぼさないこと及び検知精度を
考慮して、上部被加熱体16及び下部被加熱体2
1を50〜60℃程度に加熱しておけば良い。もちろ
んこの温度は電源13からの電流を加減すること
で任意に調整できるから、漏洩流体の温度に対応
して設定すればよい。前記リレー25は必要に応
じてサーミスタ26の出力形式に対応した電気回
路を有し、サーミスタ26の出力が変化した時に
開閉動作して例えば警報等の発生に供される。サ
ーミスタ26とリード線24とリレー25とでい
わゆる温度リレーが構成される。例えば先に述べ
た常温純水の漏洩検知を考えて上部被加熱体16
及び下部被加熱体21を50〜60℃に加熱し、漏水
がある場合には下部被加熱体21の温度が下がる
ためサーミスタ26の抵抗が高くなる。そこで、
リレー25として単なるリレーを用いサーミスタ
26をその励磁コイルに直列又は並列に接続して
おくだけでもサーミスタ26の抵抗上昇により直
列の場合はOFFになり、並列の場合はONとなる
から、このOFF又はONをブザーやランプの駆動
に用いる。もちろんリレー25は前述の如く電気
回路内蔵のものでも良く、サーミスタ26の場合
はもとより熱電対等何を温度検出器に用いるかに
より、リレー25はそれらに対応した適宜なもの
を使用する。また、温度検出器の出力を受けるも
のはリレー25に限られず、温度検出器の出力変
を検知して漏洩があつたと判断するものであれば
どのような機器でも良い。なお、上部被加熱体1
6及び下部被加熱体21は絶縁物でも金属でもか
まわないが、金属の場合は電熱線14を絶縁して
取り付ける。
ところで、下部被加熱体21の熱容量を大きく
すれば凍結防止と漏洩流体検知との両方を同時に
機能させることができるが、この下部被加熱体2
1は漏洩流体を検知する対象物に接近させる必要
があるため、この対象物を焼損してしまう虞があ
る。又、このようにすることによつて検知反応が
低下する欠点もあるため、本実施例のように上部
被加熱体16か下部被加熱体21のいずれか一方
を漏洩検出に用い、他方及び上部押え板17と下
部押え板22との間に位置するヒータ23でその
周囲を暖め、漏洩流体等の凍結を防止することが
望ましい。従つて、寒冷地等のような場所でも上
部被加熱体16か下部被加熱体21の少なくとも
いずれか一方を小形の金属で形成できるため、検
知反応を早くすることが可能となる。
このように本考案の漏洩流体の検知装置による
と、漏洩流体の電気抵抗を全く利用せずにこの漏
洩流体の漏洩による検知部の温度変化を伸介とし
てその漏洩を検知するので、固有抵抗の比較的低
い一般工業用水等はもとより固有抵抗の極めて高
い純水を検知対象とすることができる。もちろん
液体の他、気体をも検知対象にできる。又、一対
の被加熱体を対向させると共にこれらの間にヒー
タを介在させ、このヒータと一方の被加熱体とで
その周囲を暖め、被加熱体に連結されている各種
部品からの吸熱を防止して被加熱体からの放熱を
極力抑えたので、寒冷地等のように漏洩流体等の
凍結してしまうような虞のある場所でも確実に漏
洩流体の検知が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による漏洩流体の検知装置の一
実施例の外観を表わす斜視図、第2図はその内部
構造を表わす断面図であり、図中の符号で、 13は電源、14は電熱線、16は上部被加熱
体、19は支柱、21は下部被加熱体、23はヒ
ータ、25はリレー、26はサーミスタである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 漏洩した被検知流体にさらされる一対の被加熱
    体を支柱を介して連結し、前記支柱の周囲とこれ
    ら被加熱体とに電熱線をそれぞれ設けると共にこ
    の電熱線と当該電熱線に電流を供給する電源とを
    接続し、更に前記被加熱体にそれぞれ取り付けた
    温度検出器とこれら温度検出器による温度変化か
    ら前記被検知流体の存在を検知する機器とを連結
    したことを特徴とする漏洩流体の検知装置。
JP8366381U 1981-06-06 1981-06-06 Expired JPS6313465Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8366381U JPS6313465Y2 (ja) 1981-06-06 1981-06-06

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JP8366381U JPS6313465Y2 (ja) 1981-06-06 1981-06-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57196346U JPS57196346U (ja) 1982-12-13
JPS6313465Y2 true JPS6313465Y2 (ja) 1988-04-16

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ID=29879068

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JP8366381U Expired JPS6313465Y2 (ja) 1981-06-06 1981-06-06

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JPS57196346U (ja) 1982-12-13

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