JPS63133862A - ステツピングモ−タ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばＯＡ（事務自動化）機器で要求される
軽薄短小のフラット形をなすステッピングモータに関す
る。

〔従来の技術〕

従来、この種のモータとしてシートコイルを用いたブラ
シレス直流モータで、その厚さが４１・直径が２５ｍ１
１のものが、ステレオカセットレコーダに用いられてい
る。

しかし、この従来例のモータは、ブリー付きで直接駆動
（ＤＤ）モータとしては力が弱い。

さらに、厚みを３ｍｍ位に薄くし、力を強くして、直接
駆動フラットモータにしようとすると、シートコイルを
用いたブラシレス直流モータでは困難である。

ここにおいて本発明は、従来例の難点を克服し、軽薄短
小で永久磁石を持つフラットなステッピングモータを提
供することを、その目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の構成は、 固定子は、相毎にユニット化された電磁石より成り、こ
の鉄心は薄板状でその中心部にはボビン状コイルが集中
巻きされ、その両端の磁極片には薄板の永久磁石が貼付
けられ、多極に着磁され、回転子は、円板状磁性体で、
固定子の永久磁石磁極に対向するトラックにはスリット
が切られており、このスリットピッチは永久磁石磁極の
極対ピッチに等しくしてあり、 さらに固定子の電磁石は相数２の場合は互いに９０″、
相数３の場合は互いに１２０”の位相差を、回転子スリ
ットに対し与える位置につ取付けられている アキシャルギャップをもつフラット形のステッピングモ
ータである。

〔作　用〕

本発明は、 時計用パルスモータと同様な原理のモータにして、力を
強くする。

一方を電磁石と永久磁石で構成し磁束を相乗的に働かせ
、他方を磁性体の等ピッチで並ぶ誘導子歯を形成し、電
磁石を駆動電流で励磁することにより、 永久磁石の使用量が少なく、ピッチ精度の高い、シンプ
ルな構造のステッピングモータとする。

〔実施例〕

本発明の一実施例における構成を表わす平面図を第１図
（ａ）に示し、そのｘ−ｘ’側側面面図第１図（ｂ）に
表わしているが、これはリニア・フラット形ステッピン
グモータである。

鉄心（ヨーク）２０の厚さ１關、コイル２１゜２２の導
体層厚さ１ｍ＋ａＸ２、計３ｉｍ厚さ程度のモータであ
る。

Ａ相、Ｂ相の２相の電機子コイル２１．２２を有し、磁
束φは 人相について、 電磁石コイル人相。２１→ボ一ルシユー２０ａ＝永久磁
石Ａ１・２３→空隙−固定子歯１１−固定子１ヨーク−
固定子ｌ！１１１−空隙−永久磁石Ａ２・２４−ポール
シュー２０．→電磁石コイルＡ相・２１ へと流れる。

固定子１の歯１１と永久磁石２５．２６の相対関係は第
１図（ｂ）のようになっていて、ポールシューＢｌ　・
２０．で永久磁石２５のＮ極が可動子１の歯１１に一致
するときは、ホールシューＢ２・２０．では永久磁石２
６のＳ極が可動子１の歯１１に一致するようになってい
る。

したがって、可動子２が１／２歯ピツチ移動すると、 ポールシュー８１・２０ａ　〔永久磁石２５のＮ極〕−
ポールシュー８２・２０．（’永久磁石２６のＳ極〕 ポールシュー８２・２０ａ　〔永久磁石２６のＮ極〕−
ポールシューＢ１　・２０ａに〔永久磁石２５のＳ極〕 と磁束の反転が生じる。

Ｂ相とＡ相の関係は、ポールシューＢｌ　・２０　の永
久磁石２５に対しポールシューＡＩ　・２０　の永久磁
石２６の磁極の位置が、固定子１の歯１１のピッチの１
／４だけずらせである。

このようにしてＡ相、Ｂ相で２相を構成する。

なお、本発明と同じ原理に基づく提案としては、特願昭
６１−２３８８６３号（リニアパルスモータ）がある。

第２図は、本発明の他の実施例の構成を表わす平面図で
ある。

この他の実施例は第１図の一実施例の固定子をディスク
ロータ１の形状にし、軸１０に固着させかつそれを回転
自在に支承させである。

すなわち、この第２図のロータフラット形パルスモータ
におけるディスクロータを直線状に展開したのが第１図
のリニアフラット形のパルスモータである。

本発明の別の実施例における構成を示す平面図を第３図
に表わす。

この別の実施例は、３相ロータリフラツト形のパルスモ
ータである。

Ｕ、Ｖ、Ｗの３相のコイル３１，３２．３３のコイルを
回転磁界が発生するように励磁する。

そのほかの、磁石３４，３５．３６およびヨーク３０と
そのポールンユー３０　さらにはディスクローク１とそ
の爾１１の構成は、第２図のそれに準じる。

〔発明の効果〕

かくして本発明によれば、極く薄形のステッピングモー
タが実現されるという格段の効果が認められる。

すなわち、それはこうである。

永久磁石の厚さは、ポールシュー鉄板厚の１／２以下で
あり、ロータディスクの厚さは、電磁石鉄板と同程度で
あるから、モータ全体の厚さは電磁石コイル部分の厚さ
で決まる。従って３ｍｍ以下にすることは容易である。

コイルスペースは十分にとれるのでアンペアターンが大
きくでき、エネルギ積の大きい強力な永久磁石と組合せ
れば、強いトルクを発生する。永久磁石板は２組の場合
Ａ１．Ａ２．Ｂ１．Ｂ２．３相の場合は３４゜３５．３
６を一帯にリング状につくり、一括着磁によって相差を
与えることができるので、生産性および精度が高くでき
る。

軸受はロータのヨークトラックにスラスト玉軸受を設け
ればギャップの精度が良い保持が容易にできる。この軸
受スペースも１關程度で可能である。ロータは永久磁石
の磁極により吸着されているので、スラスト軸受は片側
だけでよい。

以上の構造であるから、本発明は構造簡単で作り易く、
フラットで力が強いＤＤモータ、ステッピングモータと
して、使い易いモータである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の平面図、そのＸ−Ｘ′側側
面面図第２図及び第３図は本発明の他の及び別の実施例
の平面図である。 １・・・固定子（ディスクロータ）、１１・・・歯、１
２・・・スリット、２中可動子（固定子）、２０゜３０
・・・鉄（ヨーク）　、２０ａ、３０ａ・・・ボールシ
ュー（磁極片）、２１．２２・・・Ａ、Ｂ２相コイル、
２Ｂ、’　２４．２５．２６．３４．３５．３６・・・
永久磁石、３１，３２．３３−Ｕ、Ｖ、Ｗ３相コイル、
φ・・・磁束。 出願人代理人　　佐　　藤　　−雄 ｘ　−ｘ’断面 （ｂ） 第１図 苫 第２図 第３図 手続ン市■二仕Ｆ １　１１件の表示 昭和６１年　特許願　第２８０２　’３１号２　発明の
名称 ステッピングモータ ３　補正をする者 ・１１件との関係　　特許出願人 （６６２）株式会社　安川電機製作所 ４代理人 、゛ ７　補正の対象　　　Ｊ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、各相毎にユニット化された電磁石より成り、この電
   磁石鉄心は薄板状でその中心部にはボビン状コイルが集
   中巻きされ、その両端の磁極片には薄板の多極に着磁さ
   れた永久磁石が貼付けられ、この電磁石は相数２の場合
   は互いに９０°、相数３の場合は互いに１２０°の位相
   差を、回転子スリットに対し与えらる位置に取付けた固
   定子と、 円板状磁性体で固定子永久磁石磁極に空隙を介して対向
   するトラックにはスリットが切られており、このスリッ
   トピッチは永久磁石磁極の極対ピッチに等しくした回転
   子と、 を具備することを特徴とするステッピングモータ。 ２、回転子を直線状に展開し、リニア形とした 特許請求の範囲第１項記載のステッピングモータ。 ３、固定子と回転子と固定と可動の関係を相互に逆にし
   た 特許請求の範囲第１項あるいは第２項記載のステッピン
   グモータ。