JPS631337A - 回転軸の固定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 この発明は回転機の輸送時等に回転軸を固定して軸受の
損傷を防止することができるようにした固定装置に関す
る。

〔従来技術とその問題点〕

回転軸の固定装置の従来例を第３図ないし第５図にもと
づいて説明する。第３図番こおいて、回転軸１が軸受箱
２内に固定取付けした滑り軸受３で支持され、軸受箱（
回転機）２の端面から突出する回転軸１の端部にこれを
包囲して固定装置４が設けられている。この固定装置４
は回転軸１の端部外周を包囲して一端面が軸受箱２の端
面と係合する筒状体５およびこの筒状体５の他端面と係
合しねじ６で回転軸１の端面に取付ける押え板７からな
り、押え板７と回転軸１の端面との間には適当なすきま
ｇが設けられている。前記ねじ６を回転軸１の端面にね
じ込むと回転軸１を矢方向に移動させ、これにより回転
軸１が段付部１ａを軸受３の端面に押しつけて固定され
る。

第４図は回転軸１１の先端部にカップリング１２が嵌着
されている場合を示し、段付部１’１ｇが軸受３の端面
に当接するまで回転軸１１を矢方向に移動させた状態で
軸受箱２の端面とカップリング１２の間に軸方向の間隔
片１３が複数介装され、この間隔片１３をバインド線１
４で回転軸１１（こ縛りつけて回転軸１１が固定される
。

第５図はカップリング等の付属部品の有無または寸法が
不明の場合を示し、余祐を見て径方向寸法の大きい固定
装置２４が回転軸１の福部にこれを包囲して設けられて
いる。

このような構造ではカップリング等の付属部品の有無ま
たは寸法が不明の場合には固定装置２４が大形化して高
価になるという欠点があった。

〔発明の目的〕

この発明は前記の欠点を除去するために、回転機の輸送
時等にカップリング等の付属部品に制約されないコンパ
クトな構造で回転軸を固定して軸受の損傷を防止するこ
とができろようそこした回転軸の固定装置を提供するこ
とを目的とする。

〔発明の要点〕

この発明は前記の目的を達成するために、回転機の端面
から突出する回転軸の端部外周に環状溝を設け、径方向
に分割可能な環状円板を前記溝に係合させるとともに、
この円板にねじ込んだねじの先端で回転機の端面を押圧
して回転軸を固定するようにしたものである。

〔発明の実施例〕

第１図および第２０はこの発明の実施例を示すもので、
第３図ないし第５図と同一符号で示すものは同一部品で
ある。これらの図において、軸受箱（回転機）２の端面
から突出する回転軸３１の端部外周の軸受箱２とカップ
リング等の嵌着部との中間位置に環状溝３１ｂが設けら
れ、径方向に二つをこ分割可能に形成した環状円板３２
の内周部が前記溝３１ｂにはめ込まれている。前記円板
３２にはこれを貫通してねじ込んだねじ３３が複数段け
られ、このねじ３３の先端で軸受箱２の端面を押圧する
と回転軸３１を天方向に移動させ、これにより回転軸３
１の段付部３１ａを軸受箱２内に取付けた滑り軸受３の
端面に押しつけて固定するようになっている。

前記実施例では滑り軸受３を使用する場合（こついて説
明したが、これに限定されるものではない。

〔発明の効果〕

この発明蚤こよれば回転軸の固定装置において、回転機
の端面から突出する回転軸の端部外周をこ設けた環状溝
に径方向に分割可能な環状円板を係合させ、この円板【
こねじ込んだねじの先端で回転機の端面な押圧して回転
軸を固定するよう（こしたので、回転機の輸送時等にカ
ップリング等の付属部品に制約されないコンパクトな構
造で軸受の損傷を防止することができるという効果が得
られる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例の縦断面図、第２図は第１図
の側面図、第３図ないし第５図はそれぞれ従来例の縦断
面図である。 ２・・・回転機、３１・・・回転軸、３１ｂ・・・溝、
３２・・・円板、３３・・・ねじ。 ′所）Ｊ？ｉ１士山口　工１ 第１図　　　　　　第２図 第３図　　　　　　第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）回転機の端面から突出する回転軸の端部外周に環状
   溝を設け、径方向に分割可能な環状円板を前記溝に係合
   させるとともに、この円板にねじ込んだねじの先端で回
   転機の端面を押圧して回転軸を固定するようにしたこと
   を特徴とする回転軸の固定装置。