JPS63133797A - 電子式ボタン電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子式ボタン電話装置、特にボタン電話機の他
に押ボタンダイヤル信号を送出する単独電話機も収容し
、外線に回転ダイヤル信号を送出する電子式ボタン電話
装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の電子式ボタン電話装置は収容された単独
電話機から外線への発信を行なうと、電子式ボタン電話
装置の主装置（以下単に「主装置」という）が外線を捕
捉してこの単独電話機と接続すると共に、単独電話機か
ら送出される押ボタンダイヤル信号を受信しつつ、受信
した押ボタンダイヤル信号を回転ダイヤル信号に変換し
て外線に送出している。従って外線には回転ダイヤル信
号の他に、押ボタンダイヤル信号の全部または一部が送
出されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、上記の外線に接続された交換局が回転ダ
イヤル信号のみを受信できる場合には、重畳されて送出
されて来る押ボタンダイヤル信号は無視されるが、この
交換局が回転ダイヤル信号の受信と共に、押ボタンダイ
ヤル信号も受信できる機能を有している場合には、押ボ
タンダイヤル信号が回転ダイヤル信号で断続されたりし
て不完全な形で受信されることがあり、誤接続を発生さ
せる等の問題点を有している。

本発明の目的は上記の問題点を除去し、電子式ボタン電
話装置に収容された単独電話機が外線への発信を行なっ
た場合に、主装置は外線を捕捉後に直ちにほこの外線と
発信した単独電話機とは接続せず、外線への回転ダイヤ
ル信号の送出後に一定の時限を設けて接続することによ
り、押ボタンダイヤル信号が交換局に送出されることの
ないボタン電話装置を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の電子式ボタン電話装置は、ボタン電話機の他に
押ボタンダイヤル信号を送出する単独電話機を収容し、
外線に回転ダイヤル信号を送出するボタン電話装置の主
装置において、前記単独電話機から外線への発信を受付
けて外線の接続された交換局への発呼を行なう外線発呼
手段と、前記外線からのダイヤル音受信後に前記単独電
話機から受信した押ボタンダイヤル信号の第２数字目か
らを回転ダイヤル信号に変換して前記外線に送出するダ
イヤル信号送出手段と、外線へ１数字のダイヤル信号を
送出した後の一定時間内に次の押ボタンダイヤル信号の
受信がなかったとき前記単独電話機と前記外線とを接続
する通話路接続手段とを有して構成される。

以上の構成で、単独電話機から正常に送られた押ボタン
ダイヤル信号は交換局へ送られることがなく、回転ダイ
ヤル信号のみが送られる。また異常に間隔をおいて送ら
れた押ボタンダイヤル信号に対しては、その信号に対応
する回転ダイヤル信号が交換局に送られなく、途中放棄
と見做され交換局から通話路を介して話中音が送られる
。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例のブロック図で、図において
は電子式ボタン電話装置の主装置１と、主装置１に収容
された複数のボタン電話機および複数の単独電話機のう
ち１台の押ボタンダイヤル電話機２と、主装置１が接続
されている交換局３とが示されている。主装置１は内線
電話機の発呼検出、押ボタンダイヤル信号の受信および
呼出しを行なう内線接続部１１と、交換局からの外線を
収容し、外線発信、外線からのダイヤルトーンの受信、
外線への回転ダイヤル信号送出、外線からの呼出信号の
受信を行なう外線接続部１２と、内線接続部１１と外線
接続部１２との通話線の接続を行なう、通話路網スイッ
チ１３と、これらの内線接続部１１．外線接続部１２お
よび通話路網スイッチ１３の接続制御を行なうマイクロ
コンビユニりで構成された主制御部１４と、主制御部に
接続された記憶部１５とにより構成されている。従って
主制御部１４は内線接続部１１および外線接続部１２か
らの交換情報を入手し、予めメモリ部１５に格納されて
いる交換プログラムによって処理を行ない、内線接続部
１１．外線接続部１２および通話路網スイッチ１３に制
御情報を与えることによって交換接続が行なわれる。

第２図はメモリ部１５に格納される交換プログラムのう
ち本発明の部分のプログラムのフローチャートで、以下
このフローチャー１〜を参照して、本発明の動作に２い
て説明を進める。先ず内線接続部１１が電話機２の発呼
を検出すると、この検出情報が主制御部１４に送られる
。第２図のフローチャートには記載されていないが、主
制御部１４は時分割処理で行なわれている通常の別のプ
ログラムにより、検出情報ならびにその後に受信される
ダイヤル情報を電話機対応の加入者メモリに記録させて
いるので、主制御装置１４は加入者メモリに記録された
ダイヤル信号の第１数字目が外線発信を示す例えばＯで
あるかを調べ（ステップ■）、０であれば直ちに外線接
続部１２に空きの外線の捕捉を要求する（ステップ■）
。そこで外線接続部１２は外線への発呼を行ない、ダイ
ヤルトーンを検出すると外線の捕捉完了信号を主制御部
１４に送る。主制御部１４は外線対応の外線メモリに記
録されたこの捕捉完了信号を確認して（ステップ■）、
加入者メモリの特定エリアＮに２を書込む（ステップ■
）。次いでダイヤル信号の第Ｎ数字目（この場合は第２
数字目）が受信されて加入者メモリに記憶されているか
を調べ（ステップ■）、記憶されていればタイマ（通常
は別プログラムで作られている）をリセットシくステッ
プ■）、外線接続部１２にダイヤル信号の第Ｎ数字目を
回転ダイヤル信号によって送出するよう指示する（ステ
ップ■）。次いで外線接続部１２からのこのダイヤル信
号の送出完了信号の確認を得ると（ステップ■）、特定
エリアＮに１を加算して（ステップ■）、ステップ■に
戻りＮ＋１、即ちダイヤル信号の第３数字目をステップ
■、■を経て送出する。このようにして第３数字目以降
を送出するが、ステップ■で次に送出する数字が受信さ
れていないときはタイマ（例えば２秒間の時限）をセッ
トしくステップ［相］）、タイムアウトするまで（ステ
ップ■）ステップ■へ戻る。そこでタイムアウトすれば
直ちに通常の方法で発呼電話機と捕捉している外線との
間を通話路網スイッチ１３を介して接続する（ステップ
＠）。なおステップ■で外線発信でなければ通常の内線
接続の処理が行なわれる（ステップ■）。

〔発明の効果〕

以上詳細に説明したとおり、本発明によれば内線の押ボ
タンダイヤル信号を送出する電話機からの外線発信に対
して、外線に接続された交換局に内線電話機からの押ボ
タンダイヤル信号を回転ダイヤル信号に変換して送出し
、送出終了後に内線電話機と外聰とを接続するので、外
線に内線電話機からの押ボタンダイヤル信号が送出され
ることがなく、偶々この交換局の外線に押ボタンダイヤ
ル信号受信器が併設されていても誤接続をすることがな
い。また、押ボタンダイヤル信号を受けて回転ダイヤル
信号に変換して送出する場合、通常押ボタンダイヤル信
号の受信の方が早く完了しているので、受信ダイヤル数
字の総てを送出し終った時点で、通話路を設定しても拘
わないが、通常はダイヤル信号送出後、応答までに接続
遅延時間があり、また主装置は外線接続に対しては何数
字のダイヤル信号を送出しなければならないか判らず、
内線から受けた分だけ送出するので、−数字送出ごとに
接続遅延時間より少ない時限をとって、この時限を越え
て次のダイヤル信号が受信されなければ通話路を設定し
ている。従って発呼者の押ボタン操作に余裕があり、ま
た被呼者応答時に主装置で接続が未了ということもなく
、良好なサービスが保証されていると言う効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図は第１
図の記憶部に格納される交換プログラムのうち本発明の
部分のフローチャー１・である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ボタン電話機の他に押ボタンダイヤル信号を送出する単
   独電話機を収容し、外線に回転ダイヤル信号を送出する
   ボタン電話装置の主装置において、前記単独電話機から
   外線への発信を受付けて外線の接続された交換局への発
   呼を行なう外線発呼手段と、前記外線からのダイヤル音
   受信後に前記単独電話機から受信した押ボタンダイヤル
   信号の第２数字目からを回転ダイヤル信号に変換して前
   記外線に送出するダイヤル信号送出手段と、外線へ１数
   字のダイヤル信号を送出した後の一定時間内に次の押ボ
   タンダイヤル信号の受信がなかったとき前記単独電話機
   と前記外線とを接続する通話路接続手段とを有すること
   を特徴とする電子式ボタン電話装置。