JPS6313329Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6313329Y2 JPS6313329Y2 JP1981167365U JP16736581U JPS6313329Y2 JP S6313329 Y2 JPS6313329 Y2 JP S6313329Y2 JP 1981167365 U JP1981167365 U JP 1981167365U JP 16736581 U JP16736581 U JP 16736581U JP S6313329 Y2 JPS6313329 Y2 JP S6313329Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bar
- lock
- lock pin
- housing
- solenoid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 8
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 2
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は遮断機用バーキヤツチヤに関するも
のである。
のである。
例えば無人管理方式の有料駐車場においては、
車輛出入口にバーによつて出入口を遮断する遮断
機を設置すると共に、この遮断機を駐車料金自動
徴収装置の料金徴収に応動させて開放させること
により、駐車料金を支払つた駐車車輛を出庫させ
るようにしているが、このような無人管理方式の
駐車場では、駐車料金を支払わずに手でバーを持
ち上げて車輛を出庫させる不正利用のおそれがあ
るという問題があつた。
車輛出入口にバーによつて出入口を遮断する遮断
機を設置すると共に、この遮断機を駐車料金自動
徴収装置の料金徴収に応動させて開放させること
により、駐車料金を支払つた駐車車輛を出庫させ
るようにしているが、このような無人管理方式の
駐車場では、駐車料金を支払わずに手でバーを持
ち上げて車輛を出庫させる不正利用のおそれがあ
るという問題があつた。
このため、最近では、遮断状態に下げ降ろされ
たバーの先端部を拘束するバーキヤツチヤを設け
て、このバーキヤツチヤによりバーを持ち上げる
ことができないようにロツクすることが考えられ
ており、このバーキヤツチヤとしては、従来、下
げ降ろされたバーの先端部を受けるバー受入部の
側方にソレノイドによつて出没されるロツクピン
を設け、バーの閉止動作に連動させてソレノイド
を作動させることにより、バー先端部に設けたロ
ツク孔に前記ロツクピンを進入させるようにした
構成のものが提案されている(特開昭53−137541
号公報、特開昭53−137542号公報参照)。
たバーの先端部を拘束するバーキヤツチヤを設け
て、このバーキヤツチヤによりバーを持ち上げる
ことができないようにロツクすることが考えられ
ており、このバーキヤツチヤとしては、従来、下
げ降ろされたバーの先端部を受けるバー受入部の
側方にソレノイドによつて出没されるロツクピン
を設け、バーの閉止動作に連動させてソレノイド
を作動させることにより、バー先端部に設けたロ
ツク孔に前記ロツクピンを進入させるようにした
構成のものが提案されている(特開昭53−137541
号公報、特開昭53−137542号公報参照)。
しかしながら、上記従来のバーキヤツチヤで
は、バー先端部が閉止位置に降下した時にロツク
ピンを突出させるようにソレノイドの作動タイミ
ングを設定しておいても、バー自体にはある程度
のたわみ弾性があるから、バー先端部は閉止位置
に達しても直ぐには静止せずに上下に揺動するこ
とになり、そのために、ロツクピンに対するロツ
ク孔の位置がずれた時にソレノイドが作動する
と、ロツクピンがロツク孔に入らずにバーの下側
に突出してしまうという欠点をもつていた。な
お、このような問題をなくすためには、下降した
バーが完全に静止するのを待つてロツクピンを突
出させればよいが、バーの静止を待つてロツクピ
ンを突出させるためには、ソレノイドの駆動回路
に遅延回路を設けなければならず、従つて制御系
が複雑になるから、これは好ましいことではな
い。
は、バー先端部が閉止位置に降下した時にロツク
ピンを突出させるようにソレノイドの作動タイミ
ングを設定しておいても、バー自体にはある程度
のたわみ弾性があるから、バー先端部は閉止位置
に達しても直ぐには静止せずに上下に揺動するこ
とになり、そのために、ロツクピンに対するロツ
ク孔の位置がずれた時にソレノイドが作動する
と、ロツクピンがロツク孔に入らずにバーの下側
に突出してしまうという欠点をもつていた。な
お、このような問題をなくすためには、下降した
バーが完全に静止するのを待つてロツクピンを突
出させればよいが、バーの静止を待つてロツクピ
ンを突出させるためには、ソレノイドの駆動回路
に遅延回路を設けなければならず、従つて制御系
が複雑になるから、これは好ましいことではな
い。
この考案は上記のような実情にかんがみてなさ
れたものであつて、その目的とするところは、下
げ降ろされたバーがロツク位置に達した時にバー
の動きを利用してロツクピンをバー側のロツク孔
に進入させるようにした、確実にバーをロツクす
ることができる遮断機用バーキヤツチヤを提供す
ることにある。
れたものであつて、その目的とするところは、下
げ降ろされたバーがロツク位置に達した時にバー
の動きを利用してロツクピンをバー側のロツク孔
に進入させるようにした、確実にバーをロツクす
ることができる遮断機用バーキヤツチヤを提供す
ることにある。
すなわち、この考案の遮断機用バーキヤツチヤ
は、筐体の上部に、先端部下面にロツク孔を有す
るロツク板を突設したバーを受入れるバー受入部
を設け、このバー受入部の底部には前記バーのロ
ツク板を前記筐体内に進入させる開口部を設ける
と共に、前記筐体内に、自由に回動し得る状態に
軸支されて前記開口部から筐体内に入つた前記ロ
ツク板で押されて回動する回動アームと、この回
動アームと係合して回動アームの回動により前記
ロツク板のロツク孔に進入されて前記バーを下降
状態にロツクするロツクピンと、このロツクピン
を後退移動させて前記バーのロツクを解除すると
ともにロツクピンを介して前記回動アームを初期
状態に復帰回動させるソレノイドとを設けるとと
もに、前記ロツクピンを、前記ソレノイドの鉄心
摺動抵抗によつて後退状態に保持させたものであ
る。
は、筐体の上部に、先端部下面にロツク孔を有す
るロツク板を突設したバーを受入れるバー受入部
を設け、このバー受入部の底部には前記バーのロ
ツク板を前記筐体内に進入させる開口部を設ける
と共に、前記筐体内に、自由に回動し得る状態に
軸支されて前記開口部から筐体内に入つた前記ロ
ツク板で押されて回動する回動アームと、この回
動アームと係合して回動アームの回動により前記
ロツク板のロツク孔に進入されて前記バーを下降
状態にロツクするロツクピンと、このロツクピン
を後退移動させて前記バーのロツクを解除すると
ともにロツクピンを介して前記回動アームを初期
状態に復帰回動させるソレノイドとを設けるとと
もに、前記ロツクピンを、前記ソレノイドの鉄心
摺動抵抗によつて後退状態に保持させたものであ
る。
つまりこの考案は、バー受入部に入り込んだバ
ーがロツク位置の直前まで下降してバーの先端部
下面に突設されているロツク板がバー受入部底部
の開口部から筐体内に進入したときにこのロツク
板が前記回動アームに当るようにしておくことに
より、ロツク位置の直前まで下降したバーがさら
にロツク位置まで下降するのにともなつて回動ア
ームが前記ロツク板で押されて回動するように
し、この回動アームの回動により前記ロツクピン
をソレノイドの鉄心摺動抵抗に抗して移動させて
このロツクピンを前記ロツク板のロツク孔に進入
させるようにしたものであり、このようにバーの
下降によりバーに設けたロツク板で回動アームを
回動させてロツクピンを移動させるようにすれ
ば、ロツクピンは実際のバー先端部の下降に合わ
せて適確なタイミングでロツク板のロツク孔に入
るから、確実にバーをロツクすることができる。
しかもこの考案では、上記のように前記ロツクピ
ンを前記ソレノイドの鉄心摺動抵抗によつて後退
状態に保持させているから、ソレノイドにより後
退されてバーのロツクを解除したロツクピンと、
このロツクピンの後退により初期状態つまりバー
のロツク板で押されて回動する前の状態に復帰回
動された回動アームとをこの状態に保持するため
のスプリング等は全く不要であり、従つて構造も
簡単であるし、また、バーの先端部下面に突設さ
れているロツク板をバー受入部底部の開口部から
筐体内に進入させて筐体内で前記ロツク板をロツ
クするようにしているために、外部からロツクピ
ンを動かしてバーのロツクを解除させることは不
可能であるから、ロツクピンをロツク状態に係止
する係止機構を備えておかなくても、故意にロツ
クを解除させるいたずらも防ぐことができる。
ーがロツク位置の直前まで下降してバーの先端部
下面に突設されているロツク板がバー受入部底部
の開口部から筐体内に進入したときにこのロツク
板が前記回動アームに当るようにしておくことに
より、ロツク位置の直前まで下降したバーがさら
にロツク位置まで下降するのにともなつて回動ア
ームが前記ロツク板で押されて回動するように
し、この回動アームの回動により前記ロツクピン
をソレノイドの鉄心摺動抵抗に抗して移動させて
このロツクピンを前記ロツク板のロツク孔に進入
させるようにしたものであり、このようにバーの
下降によりバーに設けたロツク板で回動アームを
回動させてロツクピンを移動させるようにすれ
ば、ロツクピンは実際のバー先端部の下降に合わ
せて適確なタイミングでロツク板のロツク孔に入
るから、確実にバーをロツクすることができる。
しかもこの考案では、上記のように前記ロツクピ
ンを前記ソレノイドの鉄心摺動抵抗によつて後退
状態に保持させているから、ソレノイドにより後
退されてバーのロツクを解除したロツクピンと、
このロツクピンの後退により初期状態つまりバー
のロツク板で押されて回動する前の状態に復帰回
動された回動アームとをこの状態に保持するため
のスプリング等は全く不要であり、従つて構造も
簡単であるし、また、バーの先端部下面に突設さ
れているロツク板をバー受入部底部の開口部から
筐体内に進入させて筐体内で前記ロツク板をロツ
クするようにしているために、外部からロツクピ
ンを動かしてバーのロツクを解除させることは不
可能であるから、ロツクピンをロツク状態に係止
する係止機構を備えておかなくても、故意にロツ
クを解除させるいたずらも防ぐことができる。
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
第1図において、図中1は遮断機本体、2はバ
ーであり、このバー2は遮断機本体1内のバー開
閉用モータ(図示せず)によつて回動されるよう
になつている。3はバーキヤツチヤであり、この
バーキヤツチヤは次のような構成となつている。
すなわち、第2図において、4は筐体、5はこの
筐体4の上部に設けられたバー受入部であり、こ
のバー受入部5は略V字状に折曲された帯状板に
よつて構成されており、その底部には前記筐体4
内に開口する開口部6が設けられている。7は前
記筐体4内に設けられた回動アームであり、この
回動アーム7はその中間部を水平回動軸8に固定
されており、その一端は前記開口部6の直下に位
置している。9は前記回動アーム7の側方に位置
させて筐体4内に水平に固定されたソレノイド、
10はこのソレノイド9の可動鉄心9aと一体の
ロツクピンであり、前記回動アーム7の他端はこ
のロツクピン10に枢支係合されている。一方、
前記バー2の先端部下面には、ロツク孔12を有
するロツク板11が突設されており、このロツク
板11は前記バー2がバー受入部5に入り込んで
そのロツク位置まで下降するのにともなつて、バ
ー受入部底部の開口部6から筐体4内に進入する
ようになつている。なお13は前記バーキヤツチ
ヤの支柱である。
ーであり、このバー2は遮断機本体1内のバー開
閉用モータ(図示せず)によつて回動されるよう
になつている。3はバーキヤツチヤであり、この
バーキヤツチヤは次のような構成となつている。
すなわち、第2図において、4は筐体、5はこの
筐体4の上部に設けられたバー受入部であり、こ
のバー受入部5は略V字状に折曲された帯状板に
よつて構成されており、その底部には前記筐体4
内に開口する開口部6が設けられている。7は前
記筐体4内に設けられた回動アームであり、この
回動アーム7はその中間部を水平回動軸8に固定
されており、その一端は前記開口部6の直下に位
置している。9は前記回動アーム7の側方に位置
させて筐体4内に水平に固定されたソレノイド、
10はこのソレノイド9の可動鉄心9aと一体の
ロツクピンであり、前記回動アーム7の他端はこ
のロツクピン10に枢支係合されている。一方、
前記バー2の先端部下面には、ロツク孔12を有
するロツク板11が突設されており、このロツク
板11は前記バー2がバー受入部5に入り込んで
そのロツク位置まで下降するのにともなつて、バ
ー受入部底部の開口部6から筐体4内に進入する
ようになつている。なお13は前記バーキヤツチ
ヤの支柱である。
次に、前記バーキヤツチヤの動作について説明
すると、バー2が上がつている状態においては、
回動アーム7は第2図に実線で示している状態に
あり、従つてロツクピン10も後退した状態にあ
る。なお、前記回動アーム7は自由に回動し得る
ようになつているが、ソレノイド9の可動鉄心9
aは周知のようにソレノイド内での鉄心摺動抵抗
によつてみだりには移動しないから、この可動鉄
心9aと一体のロツクピン10及びこのロツクピ
ン10と係合している回動アーム7はみだりに変
位することなく実線図示状態に保たれている。し
かして、バー2がバー開閉用モータの駆動によつ
て下げ降ろされ、バー2の先端部がバー受入部5
に入り込んでバー受入部5の底部近く(ロツク位
置の直前)まで下降すると、バー先端部に設けら
れているロツク板11がバー受入部底部の開口部
6から筐体4内に進入して回動アーム7に当り、
バー先端部がさらにそのロツク位置まで下降する
のにともなつて回動アーム7の一端側を押し下げ
る。これにより回動アーム7は回動軸8を中心と
して強制的に第2図に鎖線で示した状態に回動さ
れ、これによつてロツクピン10がソレノイド9
内の鉄心摺動抵抗に打ち勝つて突出し、前記ロツ
ク板11に設けられているロツク孔12に入つて
バー先端部をロツクする。なお、前記ロツク板1
1が回動アーム7に当つてからロツクピン10が
ロツク孔12に進入するまでの動作はバー先端部
が回動アーム7の回動角だけ下降する瞬間的な時
間内で完了する。従つてバー開閉用モータの停止
後、バーのたわみ弾性によりバー先端部が揺動し
ようとしても、この時にはすでにバー先端部がロ
ツクされているから、バー先端部の揺動が問題と
なることはない。また、バー先端部をロツクした
状態においては、バー受入部5の底部にバー先端
部があつて開口部6を塞ぐから、この開口部6か
らドライバー等を差し入れてロツクピン10を押
し戻すようなことは全く不可能であり、従つてロ
ツクピン10をロツク状態に係止する係止機構を
備えておかなくても、故意にロツクを解除させる
いたずらを防ぐことができる。
すると、バー2が上がつている状態においては、
回動アーム7は第2図に実線で示している状態に
あり、従つてロツクピン10も後退した状態にあ
る。なお、前記回動アーム7は自由に回動し得る
ようになつているが、ソレノイド9の可動鉄心9
aは周知のようにソレノイド内での鉄心摺動抵抗
によつてみだりには移動しないから、この可動鉄
心9aと一体のロツクピン10及びこのロツクピ
ン10と係合している回動アーム7はみだりに変
位することなく実線図示状態に保たれている。し
かして、バー2がバー開閉用モータの駆動によつ
て下げ降ろされ、バー2の先端部がバー受入部5
に入り込んでバー受入部5の底部近く(ロツク位
置の直前)まで下降すると、バー先端部に設けら
れているロツク板11がバー受入部底部の開口部
6から筐体4内に進入して回動アーム7に当り、
バー先端部がさらにそのロツク位置まで下降する
のにともなつて回動アーム7の一端側を押し下げ
る。これにより回動アーム7は回動軸8を中心と
して強制的に第2図に鎖線で示した状態に回動さ
れ、これによつてロツクピン10がソレノイド9
内の鉄心摺動抵抗に打ち勝つて突出し、前記ロツ
ク板11に設けられているロツク孔12に入つて
バー先端部をロツクする。なお、前記ロツク板1
1が回動アーム7に当つてからロツクピン10が
ロツク孔12に進入するまでの動作はバー先端部
が回動アーム7の回動角だけ下降する瞬間的な時
間内で完了する。従つてバー開閉用モータの停止
後、バーのたわみ弾性によりバー先端部が揺動し
ようとしても、この時にはすでにバー先端部がロ
ツクされているから、バー先端部の揺動が問題と
なることはない。また、バー先端部をロツクした
状態においては、バー受入部5の底部にバー先端
部があつて開口部6を塞ぐから、この開口部6か
らドライバー等を差し入れてロツクピン10を押
し戻すようなことは全く不可能であり、従つてロ
ツクピン10をロツク状態に係止する係止機構を
備えておかなくても、故意にロツクを解除させる
いたずらを防ぐことができる。
一方、遮断機の開放に際しては、バー2の上昇
に先立つてまずロツクを解除してやることが必要
であるが、このロツク解除はソレノイド9を作動
させて可動鉄心9aを引き込ませればよく、ソレ
ノイド9を作動させると、その鉄心9aの引き込
みによりロツクピン10が後退され、このロツク
ピン10がバー2のロツク板11のロツク孔12
から抜け出してバー2のロツクが解除される。こ
の動作はバー開放動作を開始させる時にソレノイ
ド9に通電するだけの簡単な制御で行なわせるこ
とができ、またロツクピン10を後退させると、
このロツクピン10と係合している回動アーム7
が初期状態つまりバー2のロツク板11で押され
て回動する前の状態に復帰回動(バー2を押し上
げながら回動)する。そして、このバーキヤツチ
ヤにおいては、上記のようにロツクピン10をソ
レノイド9の鉄心摺動抵抗によつて後退状態に保
持するようにしているから、ソレノイド9により
後退されてバー2のロツクを解除したロツクピン
10と、このロツクピン10の後退により初期状
態に復帰回動された回動アーム7とをこの状態に
保持するためのスプリング等は全く不要であり、
従つて構造も簡単である。なお、バー2を上昇さ
せるとバー受入部底部の開口部6が開放されるた
めに、ドライバー等によりロツクピン10を突出
させるいたずらが行なわれると次のロツクが不可
能になるが、これはバー閉止動作を開始させる時
にもソレノイド9に通電するようにしておくこと
で解決することができる。また、バー2をロツク
している状態にある時に停電事故が発生した場合
には手動でロツクを解除すればよい。この手動に
よるロツク解除は、筐体4の一部の側板を外すこ
とで行なつてもよいが、筐体4の側板にキー孔を
有する回転体を設けておき、そのキー孔から挿入
したキーを前記回動軸8に係合させてこのキーを
回すことで回動軸8を回動させるようにしておけ
ば、筐体4の外側から回動アーム7を回動させて
ロツクを解除することができる。
に先立つてまずロツクを解除してやることが必要
であるが、このロツク解除はソレノイド9を作動
させて可動鉄心9aを引き込ませればよく、ソレ
ノイド9を作動させると、その鉄心9aの引き込
みによりロツクピン10が後退され、このロツク
ピン10がバー2のロツク板11のロツク孔12
から抜け出してバー2のロツクが解除される。こ
の動作はバー開放動作を開始させる時にソレノイ
ド9に通電するだけの簡単な制御で行なわせるこ
とができ、またロツクピン10を後退させると、
このロツクピン10と係合している回動アーム7
が初期状態つまりバー2のロツク板11で押され
て回動する前の状態に復帰回動(バー2を押し上
げながら回動)する。そして、このバーキヤツチ
ヤにおいては、上記のようにロツクピン10をソ
レノイド9の鉄心摺動抵抗によつて後退状態に保
持するようにしているから、ソレノイド9により
後退されてバー2のロツクを解除したロツクピン
10と、このロツクピン10の後退により初期状
態に復帰回動された回動アーム7とをこの状態に
保持するためのスプリング等は全く不要であり、
従つて構造も簡単である。なお、バー2を上昇さ
せるとバー受入部底部の開口部6が開放されるた
めに、ドライバー等によりロツクピン10を突出
させるいたずらが行なわれると次のロツクが不可
能になるが、これはバー閉止動作を開始させる時
にもソレノイド9に通電するようにしておくこと
で解決することができる。また、バー2をロツク
している状態にある時に停電事故が発生した場合
には手動でロツクを解除すればよい。この手動に
よるロツク解除は、筐体4の一部の側板を外すこ
とで行なつてもよいが、筐体4の側板にキー孔を
有する回転体を設けておき、そのキー孔から挿入
したキーを前記回動軸8に係合させてこのキーを
回すことで回動軸8を回動させるようにしておけ
ば、筐体4の外側から回動アーム7を回動させて
ロツクを解除することができる。
第3図はこの考案の他の実施例を示したもの
で、図中第2図と同一のものについては図に同符
号を付してその説明を省略する。この実施例は、
回動アーム7を支軸14に回動可能に支持させる
と共に、この回動アーム7に、上端面においてロ
ツク板11を受けるロツク板受け部材15をピン
16により枢支し、かつ前記回動アーム7は、そ
の回動中心からロツクピン10との係合位置まで
の距離を、回動中心から前記ロツク板受け部材1
5の枢支位置までの距離よりも十分大きくとつた
形状として、ロツク板受け部材15のわずかな押
し下げでロツクピン10を突出させるようにした
ものであり、前記ロツク板受け部材15の下部に
は、このロツク板受け部材15の姿勢を常に垂直
に保たせると共にバー2による押し下げ力で十分
回動アーム7を回動させることができるようにす
るためのバランスウエイト17が取付けられてい
る。なお、このバランスウエイト17は所要枚数
のウエイト板18,18を枠体17a内に積重ね
保持したものである。また第3図において、19
は手動でロツクを解除する際に回動させるカムで
あり、このカム19は筐体4の外側から挿入され
るキーによつて回される回動軸20に固定されて
いる。
で、図中第2図と同一のものについては図に同符
号を付してその説明を省略する。この実施例は、
回動アーム7を支軸14に回動可能に支持させる
と共に、この回動アーム7に、上端面においてロ
ツク板11を受けるロツク板受け部材15をピン
16により枢支し、かつ前記回動アーム7は、そ
の回動中心からロツクピン10との係合位置まで
の距離を、回動中心から前記ロツク板受け部材1
5の枢支位置までの距離よりも十分大きくとつた
形状として、ロツク板受け部材15のわずかな押
し下げでロツクピン10を突出させるようにした
ものであり、前記ロツク板受け部材15の下部に
は、このロツク板受け部材15の姿勢を常に垂直
に保たせると共にバー2による押し下げ力で十分
回動アーム7を回動させることができるようにす
るためのバランスウエイト17が取付けられてい
る。なお、このバランスウエイト17は所要枚数
のウエイト板18,18を枠体17a内に積重ね
保持したものである。また第3図において、19
は手動でロツクを解除する際に回動させるカムで
あり、このカム19は筐体4の外側から挿入され
るキーによつて回される回動軸20に固定されて
いる。
以上のように、この考案の遮断機用バーキヤツ
チヤは、筐体の上部に、先端部下面にロツク孔を
有するロツク板を突設したバーを受入れるバー受
入部を設け、このバー受入部の底部には前記バー
のロツク板を前記筐体内に進入させる開口部を設
けると共に、前記筐体内に、自由に回動し得る状
態に軸支されて前記開口部から筐体内に入つた前
記ロツク板で押されて回動する回動アームと、こ
の回動アームと係合して回動アームの回動により
前記ロツク板のロツク孔に進入されて前記バーを
下降状態にロツクするロツクピンと、このロツク
ピンを後退移動させて前記バーのロツクを解除す
るとともにロツクピンを介して前記回動アームを
初期状態に復帰回動させるソレノイドとを設ける
とともに、前記ロツクピンを、前記ソレノイドの
鉄心摺動抵抗によつて後退状態に保持させたもの
であるから、バーの下降によりバーに設けたロツ
ク板で回動アームを回動させてロツクピンをバー
先端部の下降に合わせて適確なタイミングでロツ
ク板のロツク孔に進入させることができ、従つて
確実にバーをロツクすることができる。しかもこ
の考案では、前記ロツクピンを前記ソレノイドの
鉄心摺動抵抗によつて後退状態に保持させている
から、ソレノイドにより後退されてバーのロツク
を解除したロツクピンと、このロツクピンの後退
により初期状態つまりバーのロツク板で押されて
回動する前の状態に復帰回動された回動アームと
をこの状態に保持するためのスプリング等は全く
不要であり、従つて構造も簡単であるし、また、
バーの先端部下面に突設されているロツク板をバ
ー受入部底部の開口部から筐体内に進入させて筐
体内で前記ロツク板をロツクするようにしている
ために、外部からロツクピンを動かしてバーのロ
ツクを解除させることは不可能であるから、ロツ
クピンをロツク状態に係止する係止機構を備えて
おかなくても、故意にロツクを解除させるいたず
らを防ぐことができる。
チヤは、筐体の上部に、先端部下面にロツク孔を
有するロツク板を突設したバーを受入れるバー受
入部を設け、このバー受入部の底部には前記バー
のロツク板を前記筐体内に進入させる開口部を設
けると共に、前記筐体内に、自由に回動し得る状
態に軸支されて前記開口部から筐体内に入つた前
記ロツク板で押されて回動する回動アームと、こ
の回動アームと係合して回動アームの回動により
前記ロツク板のロツク孔に進入されて前記バーを
下降状態にロツクするロツクピンと、このロツク
ピンを後退移動させて前記バーのロツクを解除す
るとともにロツクピンを介して前記回動アームを
初期状態に復帰回動させるソレノイドとを設ける
とともに、前記ロツクピンを、前記ソレノイドの
鉄心摺動抵抗によつて後退状態に保持させたもの
であるから、バーの下降によりバーに設けたロツ
ク板で回動アームを回動させてロツクピンをバー
先端部の下降に合わせて適確なタイミングでロツ
ク板のロツク孔に進入させることができ、従つて
確実にバーをロツクすることができる。しかもこ
の考案では、前記ロツクピンを前記ソレノイドの
鉄心摺動抵抗によつて後退状態に保持させている
から、ソレノイドにより後退されてバーのロツク
を解除したロツクピンと、このロツクピンの後退
により初期状態つまりバーのロツク板で押されて
回動する前の状態に復帰回動された回動アームと
をこの状態に保持するためのスプリング等は全く
不要であり、従つて構造も簡単であるし、また、
バーの先端部下面に突設されているロツク板をバ
ー受入部底部の開口部から筐体内に進入させて筐
体内で前記ロツク板をロツクするようにしている
ために、外部からロツクピンを動かしてバーのロ
ツクを解除させることは不可能であるから、ロツ
クピンをロツク状態に係止する係止機構を備えて
おかなくても、故意にロツクを解除させるいたず
らを防ぐことができる。
第1図及び第2図はこの考案の一実施例を示す
使用状態の正面図及び縦断側面図、第3図はこの
考案の他の実施例を示す縦断側面図である。 4……筐体、5……バー受入部、7……回動ア
ーム、9……ソレノイド、10……ロツクピン、
2……バー、11……ロツク板、12……ロツク
孔。
使用状態の正面図及び縦断側面図、第3図はこの
考案の他の実施例を示す縦断側面図である。 4……筐体、5……バー受入部、7……回動ア
ーム、9……ソレノイド、10……ロツクピン、
2……バー、11……ロツク板、12……ロツク
孔。
Claims (1)
- 筐体の上部に、先端部下面にロツク孔を有する
ロツク板を突設したバーを受入れるバー受入部を
設け、このバー受入部の底部には前記バーのロツ
ク板を前記筐体内に進入させる開口部を設けると
共に、前記筐体内に、自由に回動し得る状態に軸
支されて前記開口部から筐体内に入つた前記ロツ
ク板で押されて回動する回動アームと、この回動
アームと係合して回動アームの回動により前記ロ
ツク板のロツク孔に進入されて前記バーを下降状
態にロツクするロツクピンと、このロツクピンを
後退移動させて前記バーのロツクを解除するとと
もにロツクピンを介して前記回動アームを初期状
態に復帰回動させるソレノイドとを設けるととも
に、前記ロツクピンを、前記ソレノイドの鉄心摺
動抵抗によつて後退状態に保持させたことを特徴
とする遮断機用バーキヤツチヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981167365U JPS5872348U (ja) | 1981-11-10 | 1981-11-10 | 遮断機用バ−キヤツチヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981167365U JPS5872348U (ja) | 1981-11-10 | 1981-11-10 | 遮断機用バ−キヤツチヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5872348U JPS5872348U (ja) | 1983-05-16 |
JPS6313329Y2 true JPS6313329Y2 (ja) | 1988-04-15 |
Family
ID=29959464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981167365U Granted JPS5872348U (ja) | 1981-11-10 | 1981-11-10 | 遮断機用バ−キヤツチヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5872348U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100833317B1 (ko) | 2007-02-22 | 2008-05-28 | 서선정 | 차단봉 지지대 |
JP6385128B2 (ja) * | 2014-05-09 | 2018-09-05 | アマノ株式会社 | 直動伸縮装置およびこれを備える直動伸縮式ゲート装置 |
-
1981
- 1981-11-10 JP JP1981167365U patent/JPS5872348U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5872348U (ja) | 1983-05-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4667990A (en) | Electrically actuated lock mechanism | |
JP4249487B2 (ja) | 滑車およびスライドレールを備える自動車用スライドドアガイド | |
JPH102135A (ja) | 鎖錠装置 | |
US4167281A (en) | Gate latch | |
EP0026763A1 (en) | Locking device for vertical sliding gates and similar | |
JPS6313329Y2 (ja) | ||
US4466357A (en) | After hour depository | |
JP2018155056A (ja) | 駐輪装置 | |
JPS6313330Y2 (ja) | ||
US2687588A (en) | Automatic release for traffic control arms | |
JP2580077Y2 (ja) | 錠におけるデッドボルトの空動き防止装置 | |
JP4354603B2 (ja) | ドアロック装置 | |
JPH049236Y2 (ja) | ||
JP3313279B2 (ja) | 戸先錠 | |
JP4181787B2 (ja) | 錠付ドアガード | |
JPH0643206Y2 (ja) | チェーン用ロック装置 | |
JP2723425B2 (ja) | 自動販売機の扉体施錠装置 | |
JPS6017517Y2 (ja) | ゲ−トバ−のロツク装置 | |
JPS5830920Y2 (ja) | 引戸用錠の安全装置 | |
JPS5828105Y2 (ja) | ゲ−トバ−用キヤツチヤ | |
JPH088213Y2 (ja) | ゲ−ム機用施錠装置 | |
JPH0515010Y2 (ja) | ||
JPH01233596A (ja) | コイン作動ロックユニット及びコイン保持機構 | |
JPH029021Y2 (ja) | ||
JPS6140859Y2 (ja) |