JPS63131408A - 透明導電性塗布液組成物及び透明基材 - Google Patents

透明導電性塗布液組成物及び透明基材

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JPS63131408A
JPS63131408A JP61276759A JP27675986A JPS63131408A JP S63131408 A JPS63131408 A JP S63131408A JP 61276759 A JP61276759 A JP 61276759A JP 27675986 A JP27675986 A JP 27675986A JP S63131408 A JPS63131408 A JP S63131408A
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JP
Japan
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conductive
transparent
liquid composition
coating liquid
aqueous solution
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JP61276759A
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English (en)
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護郎 佐藤
通郎 小松
俊晴 平井
三原 恵一
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JGC Catalysts and Chemicals Ltd
Original Assignee
Catalysts and Chemicals Industries Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、硝子又はプラスチック等の透明基材に対し基
材の持つ透明性を損わずに耐擦傷性・耐久性に優れギラ
ツキのない導電性被膜を低温で形成することができる透
明導電性塗布液組成物及び該組成物を塗布硬化した透明
基材に関する。
〔従来の技術〕
硝子又はプラスチックは、透明性に特に優れた基材であ
るため表示機器の材料、例えばブラウン管(CRT)・
液晶ディスプレイ(LCD)基板・ショーウィンドー等
に多用されている。
しかし、硝子又はプラスチック自体は、絶縁体で表面に
静電気を帯びやすいためゴミ・ホコリが付いて映像を見
づらくしていた。又LCD等のエレクトロディスプレイ
は、その静電気で誤動作を起こす事がちった。硝子又は
プラスチックに導電性を持たせ帯電防止を施す方法とし
ては、■溶剤に導電性粉末とバインダー樹脂とを分散し
た導電性塗料を塗布する方法、■塩化錫や錫アμコキシ
ド等の有機錫をスプレーする方法、■PVD法・C’V
D法等の気相法(以上電子導電性)、■界面活性剤・シ
リコンアルコキシド等をスプV−する方法(イオン導電
性)がある。ところが電子導電性のものは導電性は充分
だが、■では透明性・耐擦傷性・耐溶剤性(バインダー
樹脂が溶剤に侵され塗暎表面が白化する)・耐水性(膜
が剥がれる〕が悪く、■・■では透明性は良いが、耐酸
性・耐アルカリ性・耐水性(以上三項口とも膜が剥げる
)が悪く、また被膜を形成する物質自体の屈折率が高く
さらに被膜表面が平滑なためにギラツキ感があって映像
が見づらい。さらに■ではパッシベーション膜を併用し
ないと焼成時に硝子中のアルカリイオンが膜中に移動し
て導電性を低下させたシ、焼成温度が500℃以下の場
合には、耐アルカリ性が低下して導電性が悪くなる。ま
たガス(液滴)の悪臭・腐蝕性・爆発性で作業環境等に
問題がある。■では耐擦傷性が悪いうえにコストが高く
、基材が曲面を持ったシ大面積のものでは大形の装置を
必要とした。イオン導電性の■は、温度・湿度等の環境
にょシ導電性が変化し、耐擦傷性・耐アルカリ性(膜が
溶解する)・耐水性(剥げる)が悪かった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、上記の様な従来技術に伴う問題点を解決しよ
うとするものであって、硝子又はプラスチック等(以下
硝子等と言う。)の透明基材に対し基材の持つ透明性を
損わずに耐擦傷性及び耐酸性・耐アルカリ性・耐溶剤性
・耐水性(以上4点を以下耐久性と言う)に優れギラツ
キのない導電性被膜を低温で形成することができる透明
導電性塗布液組成物及びこれを塗布・硬化させて得られ
る透明導電性被膜を有する透明基材の提供をしようとす
るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、ジルコニウムのオキシ酸塩と導電性酸化物粒
子と安定剤を水と希釈剤とからなる分散媒中に均一分散
させることによって、硝子等の透明基材に対し基材の持
つ透明性を損わずに耐擦傷性・耐久性に優れギラツキの
ない導電性被膜を低温で形成することのできる透明導電
性塗布液組成物及びこれを塗布・硬化させて得られる透
明導電性被膜を有する透明基材である。
本発明は、ジルコニウム塩から得られるジルコニアを被
膜のマトリックスとし、そのマトリックス中に導電性酸
化物粒子を分散させるととで、導電性を持った透明被膜
を形成する透明導電性塗布液組成物である。被膜のギラ
ツキは、その被膜の反射率に依存している。被膜の反射
率はその屈折率及び表面の形状に因って決シ、更に屈折
率は被膜を構成する物質及び被膜の密度に依存する。従
って反射率を下げるKは、屈折率の小さな物質を用いる
かあるいは屈折率の大きな物質でも被膜の密度を下げれ
ばよい。次に被膜表面の形状は、平滑性が高くなると反
射率も高くなるので平滑性を低下させてやればよいが、
平滑性が低下しすぎると被膜の透明性も同時に低下して
しまう。従って不発明では、被膜のギラツキをなくすた
めに被膜を多孔性にしてその見掛けの屈折率を低下させ
、さらに透明性を低下させない程度に被膜表面を凹凸に
してギラツキをなくしている。ところが、一般に被膜が
多孔性になると平滑な被膜に比べその表面積が増すため
耐久性が悪くなる。耐久性の強い物質には、ジルコニア
があるが、一般にはジルコンアルコキシドを用いてジル
コニアの被膜を得ている。ところが、ジルコンアルコキ
シドは、加水分解速度が速いためにその速度を制御する
ことが困難であり、塗布液として透明基材に塗布した際
、湿度の影響を受は易く湿度によって被膜の性状が左右
され一定性状を有する被膜を連続的に得ることは難しい
。又微量の水分で加水分解するため塗布液を長期間保存
できない。
さらにジルコンアルコキシドは、高価なため工業製品の
原料としてはコスト高となる。本発明ではジルコニウム
塩を使用することによって従来の問題点を解決したので
ある。本発明に係るジルコニウム塩は、オキシ酸塩が用
いられ、特にオキV塩化ジルコニウム・オキシ硝酸ジル
コニウムがよい。
本発明に係る導電性酸化物粒子とは、酸化錫゛又はsb
、工等をドープした酸化錫、あるいは酸化インジウム又
は8n等をドープした酸化イン゛ジウム等従来公知の物
が使用できるが、好ましくは錫化合物又はインジウム化
合物の水溶液を、8〜12のpH条件下に保持して液中
の化合物を徐々に加水分解することにより、金属酸化物
及び/又は含水酸化物のコロイド粒子を含有するゾルを
生成させ、しかる後このゾルを乾燥、焼成して得られ、
る導電性微粉末を平均粒径が14μm以下に粉砕した粒
子を使用すると良い。
これは本出願人が先に出願した「導電性微粉末の製造法
」(特願昭61−50233号)の発明によって得られ
るものである。さらにCRIやLCD等の表示装置の前
面硝子やコピー機のコピー硝子等の曇価(ヘーズ)の低
い高透明を要求される用途には、前記の導電性微粉末の
平均粒径をLL01〜α1μ汎に粉砕した粒子及び/又
は前記発明によって得られる導電性酸化錫粉末または異
種元素をドープした導電性酸化錫粉末あるいはその両者
を、酸又はアルカリ水溶液中で加熱処理して水または有
機溶媒中に分散されてなるコロイド粒子を使用すると良
い。これは、本出願人が先に出願した「酸化錫ゾル及び
その製造方法」(特願昭61−75285号)の発明に
よって得られる導電性酸化錫コロイドである。粉砕粒子
及び/又はコロイド粒子の粒子径はその平均粒径が0.
01〜G、1μmの範囲にあるものが良い。(LO1μ
m未満では被膜を多孔性にできず、α1μ爪を越えると
被膜のヘーズが高くなって高透明の用途には適さない。
ただし平均粒径が0.1μm以下であっても[11μm
を越える粒子が多く含まれていると被膜のヘーズが高く
なるので、好ましくは粉砕粒子及び/又はコロイドの全
粒子の60−以上が01μm以下の粒径の粒子で占めら
れるものが良い。
なお導電性微粒子の粉砕は、ジルコニウムのオキシ酸塩
等の他の成分との混合前に行っても良く、あるいはジル
コニウムのオキシ酸塩等の他の成分との混合後に行って
も良い。粉砕方法は従来公知の粉砕方法によって行うこ
とができ、たとえばアトツイター、ポーμミμ、三木ツ
ール等の機器が利用できる。ジルコニウムのオキシ酸塩
を水溶液の形で、硝子等の透明基材に塗布しても前記水
溶液がはじかれて被膜ができない。これは透明基材に対
する前記水溶液の表面張力が高いために起こるが、表面
張力を低下させるには、表面張力の低い有機溶剤を混合
し水の一部を系内から脱水する必要がある。しかし、通
常の有機溶剤では、水が少なくなるとジルコニウムのオ
キシ酸塩が不安定になり、分解してゲル化を起こしたシ
重合を促進することがある。
本発明においては、種々の有機溶剤のなかから上記のよ
うなジルコニウムのオキシ酸塩の分解・ゲル化等を防止
し、安定剤となシ得る有機溶剤について検討した結果、
ジルコニウムのオキシ酸塩水溶液に特定の有機溶剤を混
合し水の一部を脱水することによって上記の問題の解決
を見出だした。この様にして調製した透明導電性塗布液
組成物は、この有機溶剤が安定剤として作用するため水
が少なくなってもジルコニウムのオキシ酸塩のゲル化や
重合が起こらず安定であり、また同時に透明導電性塗布
液組成物の表面張力を低下させることができる。更に希
釈剤で希釈して透明基材に塗布したとき、希釈剤と水及
び一部の安定剤が蒸発しても残りの安定剤ニヨリジルコ
ニウムのオキシ酸塩の分解・ゲルイtf及び重合が抑え
られ、その後残シの安定剤が徐々に蒸発していく時点で
ジルコニウムのオキシ酸塩の重合が起こって被膜が形成
される。
本発明に係る安定剤としては、分散時にジルコニウムの
オキシ酸塩及び導電性酸化物粒子をゲル化させないもの
、あるいは重合を促進させないもので、好ましくは、N
−メチル−2−ピロリドン、\Nジメチルホルムアミド
、モルホリン、メチpセロソ〃プ、エチルセロソルブ、
エチレングリコ−μ及びそれらの誘導体を一種又は二種
以上組合わせて使用する。
本発明に係る希釈剤は、ジルコニウムのオキシ酸塩及び
導電性酸化物粒子をゲル化させないものであればよく、
例えばメタノ−μ、エタノ−/L/ 、H−プロパツー
ル、1−プロパノ−μ、n−ブタノ−μ、i−ブタノ−
μ、t−ブタノール等のアルコ−μ、酢酸メチルエステ
ル、酢酸メチルエステル等の酸性エステル、ジエチルエ
ーテル等のエーテル、アセトン等の一種又ハ二種以上組
合わせて使用できる。
ZrO2、導電性酸化物粉末、水分、安定剤、希釈剤の
組成比は、第一に安定剤とZrO2とのmol比におい
て、1≦安定剤/ZrO2≦25に、好ましくは2以上
にする。1未満では透明導電性塗布液組成物のゲル化が
起シ易くなるからである。25を越えると透明導電性塗
布液組成物を塗布し、硬化させていく際に硬化が不均一
になって被膜の耐火性が悪くなる。第二に、水分は、Z
rO2との重量比において、α1≦H,O/ZrO2≦
4[LOの条件を満たした上で、透明導電性塗布液組成
物の全体重量(以下全体重量と言う)に対して4 II
Owt%以下が良い。重量比がrl、1未満ではジルコ
ニウムのオキシ酸4のゲル化が起シ、重量比が400、
あるいは全体重量の4αOwt%を越えると、安定剤の
添加効果がなくなシ、透明基材上で透明導電性塗布液組
成物のはじきが起こるからである。第三に、ZrO2と
導電性酸化物粉末との合計は全体重量に対して(L 1
〜1 a、 o vt、1が好ましい。0.1wtチ未
満では経済的でなく、1αOwt%を越えると透明導電
性塗布液組成物のゲル化が起シ易くなシ長期保存性が悪
くなる。第四に、導電性酸化物粉末とジルコニアのオキ
シ酸塩の割合いは、1≦導電性酸化物粉末/ZrO2≦
5(重量比)が良い。1未満では被膜の導電性が悪く被
膜が多孔性にならず、一方5を越えると被膜の密着性が
低下するため好ましくない。
本発明の導電性塗布液組成物の製造方法としては、ジル
コニウムのオキシ酸塩水溶液と導電性酸化物粒子及び安
定剤を加え、系内の水の一部を蒸溜又は限外濾過により
除去し、あるいは除去せずに希釈剤を加えた後均−に混
合すれば良い。
本発明に係る導電性塗布液組成物は、硝子等の透明基材
に従来公知の塗布法、例えばスピンナー法・バーコード
法・ディップ法・スプレー法・ロールコート法、印刷法
等の方法によって塗布され、次いで乾燥すれば耐久性及
び機械強度の良い被膜が得られるが、さらに耐久性及び
機械強度の高い被膜が必要な用途には300℃以上で基
材のガラス転移点以下の温度で焼成すれば良い。スプレ
ー法によって得られる被膜は、他の塗布法に比ベギツツ
キ防止に優れている。
この様にして得られる被膜は、ヘーズが10以下なので
透明基材の透明性を損わず、表面抵抗が104〜109
Ω/cm”であるため帯電防止効果に優れ、又ギフツキ
が防止されている。また酸、アμカリ、水および塩水に
附え密着性に優れ、被膜に変化が見られ無い。
透明基材としては、硝子板及びCRI等の硝子加工品あ
るいはポリエチVンテレフタレート、ポリカーボネート
、ポリ(メタ)アクリレート等のシート及びその加工品
が適している。
本発明の導電性塗布液組成物を用いて得られた導電性硝
子又はプラスチックは、帯電防止用ディスプレイバネμ
、コピー硝子、計器表示パネル1透明デジタイザー、テ
レフイテイングターミナル等への適用が可能である。
以下本発明を実施例によシ説明するが、本発明はこれら
実施例に限定されるものではない。
実施例1 錫酸カリウム316gと吐酒石3 a4.jilとを、
水686gに溶解して原料液を調製した。50℃に加温
されて攪拌下にある1000gの水に、前記の原料液を
硝酸とともに12時間かけて添加し、系内にpH& 5
に保持して加水分解させてゾ/L/液を得た。このゾル
液からコロイド粒子を濾別し、洗浄して副生塩を除去し
た後粒子を乾燥し、空気中350℃で3時間焼成し、さ
らに空気中650℃で2時間焼成して微粉末(扮末粒子
工)を得た。得られた微粉末I400gを水酸化カリウ
ム水溶液1600g(KOH409含有)中に加え、こ
の混合液を30℃に保持しながらサンドミμで3時間攪
拌しながら導電性酸化錫コロイドを得た。次いでこの導
電性酸化錫コロイドをイオン交換樹脂で処理することに
より、脱アルカリされた導電性酸化錫コロイドを得た(
導電性ゾル液)。この脱アルカリされた導電性酸化錫コ
ロイドは沈澱物を含まず、固形分濃度は20 wtチで
あって、コロイド粒子の平均粒径はCL07μmであっ
た。そして0.1μm以下の粒子の量は、全粒子の87
%であった。この導電性ゾル液のうち250gとN−メ
チμm2−ピロリドンを2259とZr01に換算して
25 wt%オキシ塩化ジμコニウム水溶液を100g
を混合した後、ロータリーエバポレーターにて減圧しな
から80’Cに加熱して水を759溜出させた。この液
を冷却し、さらにMedH/BuOH(重量比1/1)
1000gを添加し十分混合して透明導電性塗布液組成
物を得た。
実施例2 実施例1で得られた導電性ゾル液のうち1009にN−
メチル−2−ピロリドン45gとZrO2に換算して2
5 wt4オキシ塩化ジルコニウム水溶液を209を混
合した後、ロータリーエバポレーターにて減圧しながら
80℃に加熱して水を15g溜出させた。この液を冷却
しさらにMeOH/EtOH(重量比1/1)350p
を添加し十分分散して透明導電性塗布液組成物を得た。
実施例3 Zr02に換算して25 vrt%のオキシ硝酸ジルコ
ニウム水溶液に代えた以外は実施例1と同一条件で透明
導電性塗布液組成物を得た。
実施例4 実施例1で得られた導電性ゾル液のうち100yにN−
メチA/−2−ピロリドン90.9とZrO2に換算し
て25 wt%オキシ塩化ジルコニウム水溶液を409
添加し均一混合後・ロータリーエパボレーターにて減圧
しながら80℃に加熱して水を3og溜出させた。この
液を冷却しさらにMeOH/mtOH(重量比1/1)
2800fIを添加し十分分散して透明導電性塗布液組
成物を得た。
実施例5 実施例1で得られた導電性ゾル液のうち250IにN−
メチ/L/−2−ピロリドン150gとZrO2に換算
して25vtチオキシ塩化ジpコニウム水溶液を100
g添加し均−混合後、ロータリーエバポレーターにて減
圧しながら80℃に加熱して水を175g溜出させた。
この液を冷却しさらにMeOH/EtOH(重量比1/
1)425gを添加し十分分散して透明導電性塗布液組
成物を得た。
実施例6 メチpセロソμプ225gに代えた以外は実施例1と同
一条件で透明導電性塗布液組成物を得た。
実施例7 エチレングリコ−fi/225gに代えた以外は実施例
1と同一条件で透明導電性塗布液組成物を得た。
実施例8 N、Nジメチルホルムアミド225gに代えた以外は実
施例1と同一条件で透明導電性塗布液組成物を得た。
実施例9 実施例1で得られた導電性ゾル液を水で12゛wtLs
に希釈した液8 &5g1CN−メf−/l/−2−ピ
ロリドン60gとZrO2に換算して5 wt%オキシ
塩化ジμコニウム水溶液を1aog及びMeOH/Et
OH(重量比1/1 ) 25 &7gを添加し十分分
散して透明導電性塗布液組成物を得た。
実施例10 実施例1で得られた微粉末l50gと水2001をサン
ドミμに仕込み、1〜2■φのメジアで3時間粉砕した
。(粉砕後の液中の粒子の平均粒子径はQ、25μmで
あった。)この様にして得られた分散液を使用した以外
は、実施例1と同一条件で透明導電性塗布液組成物を得
た。
実施例11 実施例1で得られた微粉木工のうち1μm以下に分級し
たものを50gと水200gをサンドミpに仕込み、1
3〜1smφのメジアで3時間粉砕した以外は、実施例
1と同一条件で透明導電性塗布液組成物を得た。(粉砕
後の液中の粒子の平均粒子径は108μ涌であり、0.
1μ雲以下の粒子の量は全粒子の65%であった。
実施例12 硝酸インジウム79.99を水686gに溶かした溶液
と、錫酸カリウム12.7gを1o vt%水酸化カリ
ウム水溶液に溶かした溶液を調製した。50℃に加温さ
れて攪拌下にある1000yの水に、前記の硝酸インジ
ウム溶液と錫酸カリウム溶液を2時間かけて添加し、系
内のpHを11に保持して加水分解を行ないゾル液を得
た。このゾル液からコロイド粒子を濾別し、洗浄して副
生塩を除去後、粒子を乾燥し、空気中350℃で3時間
焼成し、さらに空気中600℃で2時間焼成して微粉末
■を得た。得られた微粉末usogを使用した以外は、
実施例9と同一条件で透明導電性塗布液組成物を得た。
(粉砕後の液中の粒子の平均粒子径は(129μmであ
った。) 比較例1 実施例1で得られた導電性ゾル液のうち25IにN−メ
チル−2−ピロリドンtagとZrO2に換算して25
 vt%オキシ塩化ジルコニウム水溶液を409添加し
均−混合後、ローターリ−エバポレーターにて減圧しな
がら80℃に加熱して水を25g溜出させた。この液を
冷却しさらにMeOH/!!1tOH(重量比1/1)
170gを添加し十分分散して導電性塗布液組成物を得
た。
比較例2 実施例1で得られた導電性ゾル液のうち1759にN−
fiffi/−2−ピ0リド:/45gとZrO2に換
算して25 wt%オキシ塩化ジμコニウム水溶液を2
0g添加し均−混合後、ロータリーエバポレーターにて
減圧しながら80℃に加熱して水を14g溜出させた。
との液を冷却しさらにMeOH/EtOH(重量比1/
1)574gを添加し十分分散して導電性塗布液組成物
を得た。
比較例3 実施例1で得られた導電性ゾル液のうち2509にN−
メチ/L’−2−ピロリドン4IとZrO2に換算して
25 yt%オキシ塩化ジμコニウム水溶液を100g
添加し均−混合後、ロータリーエバポレーターにて減圧
しながら80℃に加熱して水を2009溜出させたとこ
ろゲμ化した。
比較例4 実施例1で得られた導電性ゾル液を水で10vrt%に
希釈しだ液100gにN−メチ/%/−2−ピロリドン
bogとZrO2に換算して3 vt4オキシ、塩化ジ
ルコニウム水溶液を100g及びMeOI(/EtOH
(重量比1/1 ) 25 &7pを添加し十分分散し
て透明導電性塗布液組成物を得た。
実施例及び比較例の液組成及び組成比を表−1に示した
実施例1〜7.9.10.11.12、比較例1.2で
得られた導電性塗布液組成物を硝子板に、実施例8で得
られた導電性塗布液組成物をアクリル板にスピンナーを
使用し20001:IIXI+で塗布した。硝子板は1
10℃10分間乾燥後、300℃30分間焼成し、アク
リル板は110℃30分間乾燥して被膜を得た。得られ
だ被膜について下記の評価を行った。結果を表−2,3
に示す。
■透明性:全光線透過率(It)およびヘーズ(6)を
ヘーズコンピューター(ヌガ試験 機製)で測定した。
■光沢度:JISK7105−81の光沢度の測定法に
おいて測定角度60°で光 沢度CG)を評価した。この光沢度は標準板の反射率に
対する試料の相対値 で表わされるもので、反射率の高い ものは光沢度も高くなシ、反射率の 低いものは光沢度も低くなる関係に ある。
■密着性二市販の12+w+l!のセロテープの一部を
被膜に貼υ付け、残シを被膜に対 して直角に保ち、瞬間的に引き剥が し、硝子上の被膜の有無を目視した。
■硬 度:JISI)0202−71の鉛筆硬度テスト
で測定した。
■表面抵抗二″1極セ/L/(YHP製)で測定した。
■耐久性二下記4種類の液に漬けた後、密着性(■と同
じ)評価し、試験前後の光 沢度・表面抵抗(■・■と同じ)を 比較した。
1)15vt%アンモニア水に室温で 120時間。
z)  1o vt% NaC1水溶液に室温で120
時間。
3)煮沸している水の中に30分間。
4)  50 vt%の酢酸水溶液中に室温で120時
間。
〔発明の効果〕
本発明の塗布液組成物は、ジルコニウムのオキシ酸塩と
導電性酸化物粒子が水と安定剤及び希釈剤に均一分散し
た塗布液組成物なので、硝子等の透明基材の持つ透明性
を損わずに耐擦傷性・耐久性に優れギフツキのない導電
性被膜を低温で形成させる事ができる。また本発萌の塗
布液組成物のポットライフ(使用可能期間)は、室温暗
所中で3力月以上である。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ジルコニウムのオキシ酸塩と導電性酸化物粒子を
    安定剤と水と希釈剤からなる分散媒中に均一に分散させ
    たことを特徴とする透明導電性塗布液組成物。
  2. (2)導電性酸化物粒子として導電性酸化錫粒子又は導
    電性酸化インジウム粒子を均一分散することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の透明導電性塗布液組成物
  3. (3)錫化合物又はインジウム化合物の水溶液を、8〜
    12のpH条件下に保持して液中の化合物を徐々に加水
    分解することにより、金属酸化物及び/又は含水酸化物
    のコロイド粒子を含有するゾルを生成させ、その後この
    ゾルを乾燥、焼成して得た生成物を粉砕した微粉末を導
    電性酸化物粒子として均一分散することを特徴とする特
    許請求の範囲第2項記載の透明導電性塗布液組成物。
  4. (4)導電性酸化錫粉末及び/又は異種元素をドープし
    た導電性酸化錫粉末を、酸水溶液又はアルカリ水溶液中
    で加熱処理して得られる導電性酸化錫コロイド粒子を導
    電性酸化物粒子として均一分散することを特徴とする特
    許請求の範囲第2項記載の透明導電性塗布液組成物。
  5. (5)安定剤として、N−メチル−2−ピロリドン、N
    、、Nジメチルホルムアミド、モルホリン、メチルセロ
    ソルブ、エチルセロソルブ、エチレングリコール及び/
    又はそれらの誘導体の中の1種又は2種以上の物を均一
    分散することを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第4
    項の中のいずれか1項記載の透明導電性塗布液組成物。
  6. (6)ジルコニウムのオキシ酸塩と導電性酸化物粒子を
    安定剤と水と希釈剤からなる分散媒中に均一に分散した
    透明導電性塗布液組成物を基材に塗布後、硬化させて透
    明導電性被膜を形成したことを特徴とする透明基材。
  7. (7)錫化合物又はインジウム化合物の水溶液を、8〜
    12のpH条件下に保持して液中の化合物を徐々に加水
    分解することにより、金属酸化物及び/又は含水酸化物
    のコロイド粒子を含有するゾルを生成させ、その後この
    ゾルを乾燥、焼成して得た生成物を粉砕した微粉末を導
    電性酸化物粒子として用いることを特徴とする特許請求
    の範囲第6項記載の透明基材。
  8. (8)導電性酸化錫粉末及び/又は異種元素をドープし
    た導電性酸化錫粉末を、酸水溶液又はアルカリ水溶液中
    で加熱処理して得られる導電性酸化錫コロイド粒子を導
    電性酸化物粒子として用いることを特徴とする特許請求
    の範囲第6項記載の透明基材。
  9. (9)安定剤として、N−メチル−2−ピロリドン、N
    、Nジメチルホルムアミド、モルホリン、メチルセロソ
    ルブ、エチルセロソルブ、エチレングリコール及び/又
    はそれらの誘導体の中の1種又は2種以上の物を用いる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第6項又は第7項又は
    第8項記載の透明基材。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5281365A (en) * 1990-03-13 1994-01-25 Samsung Electron Devices Co., Ltd. Antistatic coating composition for non-glaring picture displaying screen
WO2016031780A1 (ja) * 2014-08-27 2016-03-03 旭硝子株式会社 擦傷防止膜付き基体およびその製造方法

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