JPS63130957A - 精密微動台 - Google Patents

精密微動台

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JPS63130957A
JPS63130957A JP27593586A JP27593586A JPS63130957A JP S63130957 A JPS63130957 A JP S63130957A JP 27593586 A JP27593586 A JP 27593586A JP 27593586 A JP27593586 A JP 27593586A JP S63130957 A JPS63130957 A JP S63130957A
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JP
Japan
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fine movement
lever
movable part
spring guide
lever members
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JP27593586A
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JPH0520617B2 (ja
Inventor
Riyouji Akasa
赤佐 亮二
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は精密微動台、特にXY2次元に微動する位置決
め精度1μm以下の精密微動台に関する。
〔技術環境〕
近年の牛導体部品、光通信用部品などは年々微細化高精
度化する傾向にあり、これに伴ってその製造装置では1
μm以下の位置決め精度が要求され、主要な構成要素で
ある精密微動台にはバ、クラ、シ、やスティックスリッ
プのない滑らかな動きが必要となってきている。
〔従来の技術〕
従来のXY微動台では直線案内としてあシ溝に代表され
るすベシ案内やボールベアリング、ニードルベアリング
を使用したころがり案内と、すべりやころがシの送シね
じを組み合わせた構成が一般的であシ、すベシやころが
りに特有のパックラッシュやスティックスリップが発生
するため1μm以下の位置決め精度を得ることは容易で
はなかった。そとで移動ストロークが小さい場合に限っ
てパワクラ、シュやスティックスリップが本質的にない
弾性変形案内が使われる例が多くなって来ている。
第3図は機械設計第27巻第1号33頁図3に示されて
いる直線案内に平行板ばねを用いた精密微動台の一例で
ある。図において可動部1はベース2上に固定された2
段平行板ばね案内3によシベース2の上面と平行なXY
方向に案内されている。一方駆動系である直動アクチュ
エータ10と回転支点13を持つてこを2段に組み合わ
せた変位縮小機構14は2軸分とも2段平行板ばね案内
3の周囲に配置されておシベース2に固定されている。
このため変位縮小機構14の作用点s15と可動部側面
16は相対的に運動できる必要があシ、両者の間にニー
ドルローラ17を並べばね18によりプリロードを与え
てがたを取シ除いている。
この精密微動台の可動slをX軸方向に微動させる場合
、X軸用の直動アクチュエータ10によシ与えられた変
位は変位縮小機構14により縮小され作用点部15から
ニードルローラ17を介して可動部側面16に伝えられ
可動部1がX軸方向に微動する。この場合紙面に垂直な
方向にX軸と同様に配置されているY軸側の作用点部1
5と可動部側面16はX軸の変位量だけニードルローラ
17が転動して相対的に移動している。Y軸方向に微動
させる場合もX軸の場合と全く同様である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来の精密微動台は変位縮小機構として回転支
点を持ってと機構を使用しておシ、また作用点部の変位
はニードルローラを介して可動部に伝えられている。し
たがって精密微動台の位置決め8度はてと機構の回転支
点および作用点部。
ニードルローラ、可動部側面の加工精度9部品精度に大
きく左右される欠点があり1μm以下の位置決め精度を
得るのは容易でrjなかった。
また1部品点数が多く構造も複雑でかつ高い組立て精度
が要求されるため、その製作にあたっては多大な費用と
高度な組立技術が必要であるという欠点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の精密微動台はベースと、このベース面に平行に
運動する平行板ばね案内を積み重ねてX可動部の周囲に
配置した2本やてこ部材と、この2本のてこ部材の支点
部の固定基準となるベース上に形成した支柱と、2本の
てこ部材の作用点部と可動部との間に各々配置した2個
の連結部材と。
てこ部材の支点部と支柱との間及びてこ部材の作用点部
と連結部材との間及び連結部材との可動部との間合計6
ケ所を結合する切シ欠きによる弾性変形ヒンジと、2本
のてこ部材の力点部を個別に変位させる直動アクチ為エ
ータとを含んで構成される。
〔実施例〕
次に1本発明の実施例について、図面を参照して詳細に
説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は第1
図に示中精密微動台の平面図である。
可動部1はベース2上に固定された2段平行板ばね案内
3によシベース2の上面と平行なXY方向に案内されて
いる。可動部lの周囲にはその運動方向のそれぞれと平
行に2本のてこ部材)、4が配置されており、ベース2
からは2本のてこ部材4の支点部5の固定基準となる支
柱6が形成されている。2本のてこ部材4の作用点部7
と可動部1との間には各々角柱状の連結部材8が配置さ
れている。そして支点s5と支柱6との間及び作用点部
7と連結部材8との間及び連結部材8と可動部1との間
の合計6ケ所は円弧切欠きによる弾性変形ヒンジ9で結
合されている。以上の構成要素はねじ締結部分のすべり
によるスティックスリップやヒステリシスの発生を防ぐ
ためすべて一体成形物としている。加工上の障害により
一体物とできない場合でも分割数が少ない方がなめらか
な動作が得られ高い位置決め精度が得られることは言う
まヤもない。一方駆動系である、各軸用直動アクチ、エ
ータ10は2本のてこ部材4の力点部11を個別に変位
させるもので支持台12によシベース2に固定されてい
る。
次にこの精密微動台の可動部1をX方向に微動させる場
合について説明する。X軸用の直動アクチュエータ10
によ多発生した変位はてこ部材4の力点部11に与えら
れてこの原理により縮小されて作用点部7から連結部材
8を介して伝えられ可動部1がX方向に引っ張られて微
動する。この場合Y軸方向の連結部材griX軸方向に
従動しなければならな―が連結部材80両端には円弧切
シ欠きによる弾性変形ヒンジ9があるため容易に従動す
ることがで断る。第2図の破細はこの様子を拡大して示
したものであり変形はすべて円弧切り欠きによる弾性変
形ヒンジ9で発生させている。
本発明のXY微動機構はこの引っ張りには強く曲げには
柔軟であるという円弧切シ欠きによる弾性変形ヒンジの
特性を利用したものである。この場合XY輪軸間干渉す
なわちある軸を移動させた時もう一方の軸も動いてしま
うことが予想されるが。
本考案に基づいて試作した精密微動台においてはこの影
響を3チ以下に抑えることができた。Y軸方向に微動さ
せる場合もX軸の場合と全く同様である。
本実施例の図面では弾性変形ヒンジ支持によるてこ機構
を1段式としているがこれを2段式として縮小比をさら
に大きくしたり、直動アクチュエータ内に減速装置を組
み込んで分解能をさらに上げることが可能なことは°6
うまでもない、試作した精密微動台でri1段式てこ機
構と直動アクチュエータにパルスモータと減速機と送シ
ネジを用いて移動ストローク70μmにわたって0.0
5μmの位置決め分解能と±0.2μmの位置決め精度
をオープンループ制御にて得ている。
〔発明の効果〕
本発明の精密微動台は、2段平行板ばね案内及びてこ機
構による変位縮小機構の構成賛素すべてを一体で形成し
ているので1回転支点やベアリングなどのころがり接触
さらにはねじ締結がなくスティックスリップやヒステリ
シスのないなめらかなXY微動を生成することができる
という効果がある。
また1部品点数が少なく構造が単純であるので製作が容
易で安価であるという効果がある。
さらに、平行板ばねの厚さや弾性ヒンジの厚さを変更す
ることによシ可動部の外力に対するたわみ剛性を容易に
高くすることができ、ベース面を垂直にして使用したシ
1回転するスピンドルに取り付けて使用することも可能
であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は第1
図に示す精密微動台の平面図、第3図は従来の一例を示
す側面図である。 1・・・・・・可動部、2・・・・・・ベース、3・・
・・・・2段平行板ばね案内、4・・・・・・てこ部材
、5・・・・・・支点部、6・・・・・・支柱、7・・
・・・・作用点部、8・・・・・・連結部材、9・・・
・・・弾性変形ヒンジ、lO・・・・・・直動アクチュ
エータ、11・・・・・・力点部、12・・・・・・支
持台、13・・・・・・回転支点、14・・・・・・変
位縮小機構、15・・・・・・作用点部、16・・・・
・・可動部側面、17・・・・・・ニードルローラ、1
8・・・・・・ばね。 万2図 XりifLψ刀アクムエータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ベースと、該ベース面に平行に運動する平行板ばね案内
    を積み重ねてXY方向に運動する2段平行板ばね案内と
    、該2段平行板ばね案内上に固定されベース面と平行な
    XY方向に運動する可動部と、該可動部の運動方向のそ
    れぞれと平行に前記可動部の周囲に配置した2本のてこ
    部材と、該2本のてこ部材の支点部の固定基準となる前
    記ベース上に形成した支柱と、前記2本のてこ部材の作
    用点部と前記可動部との間に各々配置した2個の連結部
    材と、前記てこ部材の支点部と前記支柱との間及び前記
    てこ部材の作用点部と前記連結部材との間及び前記連結
    部材と前記可動部との間合計6ケ所を結合する切り欠き
    による弾性変形ヒンジと、前記2本のてこ部材の力点部
    を個別に変位させる直動アクチュエータとを含むことを
    特徴とする精密微動台。
JP27593586A 1986-11-18 1986-11-18 精密微動台 Granted JPS63130957A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27593586A JPS63130957A (ja) 1986-11-18 1986-11-18 精密微動台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27593586A JPS63130957A (ja) 1986-11-18 1986-11-18 精密微動台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63130957A true JPS63130957A (ja) 1988-06-03
JPH0520617B2 JPH0520617B2 (ja) 1993-03-22

Family

ID=17562476

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27593586A Granted JPS63130957A (ja) 1986-11-18 1986-11-18 精密微動台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63130957A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001304367A (ja) * 1999-12-22 2001-10-31 Agie Sa 運動伝達装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001304367A (ja) * 1999-12-22 2001-10-31 Agie Sa 運動伝達装置

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JPH0520617B2 (ja) 1993-03-22

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