JPS63130909A - カプセル固定具 - Google Patents

カプセル固定具

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JPS63130909A
JPS63130909A JP26574086A JP26574086A JPS63130909A JP S63130909 A JPS63130909 A JP S63130909A JP 26574086 A JP26574086 A JP 26574086A JP 26574086 A JP26574086 A JP 26574086A JP S63130909 A JPS63130909 A JP S63130909A
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JP
Japan
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bolt
cap
capsule
head
composite material
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JP26574086A
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イムレ ベレクズ
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Microdot Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、広くはカプセル固定具に、とりわけ金属製の
カプセルボルトに係る。
(従来の技術) 複合材料は、航空機の用途とりわけスキンパネルに利用
できる比較的大きい強度/重量比を備えている。しかし
ながら航空様は飛行中に落雷に晒されるため、航空機の
すべての構成要素を互いに効果的にアースし、落雷によ
る電気エネルギを放散させる予防措置を取っておく必要
がある。しかし複合材料は一般に伝導性のあるファイバ
、例えばカーボンファイバを含み、これらカーボンファ
イバが樹脂母材により互いに絶縁されているため、従来
から問題があった。ファイバが連続していれば、落雷の
電気エネルギは大気中に放散される。
これに対し電気的接続が破壊される場合には、電気的ポ
テンシャルが大きくなってアークが発生し、状況によっ
ては支持構造エレメントの複合構造を破壊してしまうこ
とがある。
本発明が解決しようとする固有の問題は、電気的に伝導
性のあるボルト、リベット等を複合材料の開口内に嵌め
た場合に遭遇する問題点である。
複合材料に落雷すると、電気エネルギは複合材料のカー
ボンフィラメントにより案内されてボルトまたは固定具
へと流れていく。ボルトがカーボンファイバよりも相対
的に大きい伝導性を持っているため、電気エネルギはボ
ルトに沿って流れようとする。しかしながらボルトに沿
った導電通路は途切れているため、ボルトはしばしば溶
融し、続いて生じる電気エネルギのアーク放電によりボ
ルトの保持力が低下してしまう。
(問題点を解決するための手段) 本発明のカプセルボルトは、ボルトの頭部を横切って電
気的接続を保つ一方で、周囲の複合材料の母材からボル
ト本体を絶縁することにより、落雷による問題点を解決
しようとするものである。
これには、ボルトの頭部だけかまたは頭部と胸部を樹脂
/カーボンファイバの母材で包み込むことが行なわれる
。この母材は、ボルトを取り付ける複合材料に近い電気
特性を備えている。
このため複合材料のスキンのカーボンファイバにより、
ボルトの頭部を横切り当該ボルトを嵌めた開口の反対側
にあるファイバに至る電気の流れる通路が得られ、航空
機のスキン全体を通じて電気エネルギを放散することが
でき、スキンを横断して高い伝導性のあるボルトで遮ら
れてしまうことがない。
以下、本発明の好ましい一実施例を詳細に説明する。
(実施例) 第1図に見られるように、本発明に係るカプセルボルト
10は金属製の頭部12と、胴部14と、従来形式のナ
ツト18を取り付けるねじ部16とを備えている。ボル
ト10は、複合材料からなる2枚のシート20と22を
互いに固定するのに用いられる。
ボルト10は複合材料のキャップ30を備えている。こ
のキャップ30は、切断された伝導性ファイバ、例えば
樹脂母材に埋め込まれたカーボンファイバを含んでいる
。樹脂に対し重量比で70%のカーボンファイバの密度
が、ボルトの頭部を横切る適切な伝導率になることが判
明した。箇々のカーボンファイバは樹脂で取り囲まれて
いるため、ボルト10の金属部分12と14から絶縁さ
れている。しかしながらボルト1oの最も外側にあるフ
ァイバは、複合材料のシート20に、III械加工すな
わち拡径された円錐状の穴32に直接接触しているため
、複合材料のシート20を横切って電気的接続が保たれ
ている。
第2図に見られるように、本発明の他の実施例に係るカ
プセルボルト40は截頭円錐形をした金属製の頭部42
と、円筒状の胴部44と、従来形式のナツト48を取り
付けるねじ山の付いた端部46とを備えている。ボルト
40は、複合材料からなる2枚のシート50と52を互
いに固定するのに用いられる。ボルト40は複合材料の
キャップ54を備えている。このキャップ54は、切断
された伝導性ファイバ、例えば樹脂母材に埋め込まれた
カーボンファイバを含んでいる。ボルト10と同じよう
に、重量比で70%のカーボンファイバの密度でボルト
40の頭部を横切る伝導率が概ね周囲の複合材料の伝導
率に等しくなる。$g々のカーボンファイバは樹脂で取
り囲まれているため、キャップ54とボルト40の金属
製の頭部42との間には絶縁が施されている。しかしな
がらキャップ部分54の最も外側にあるファイバは、複
合材料のシート50に機械加工すなわち拡径された円錐
状の穴56に直接接触しているため、複合材料のシート
50の開口56を横切って電気的接続が保たれている。
第3図に見られるように、本発明に係るカプセルボルト
60は截頭円錐形をした金属製の頭部62と、円筒状の
胴部64と、従来形式のナツト68を取り付けるねじ山
の付いた端部66とを備えている。ボルト60は、複合
材料からなる2枚のシート70と72を互いに固定する
のに用いられる。
ボルト60の頭部62と胴部64は複合材料のさや74
を備えている。このさや74は、切断された伝導性ファ
イバ、例えば樹脂母材に埋め込まれたカーボンファイバ
を含んでいる。樹脂に含まれるカーボンファイバの密度
は、少なくとも重量比で70%にする必要がある。箇々
のカーボンファイバは樹脂で取り囲まれているため、フ
ァイバとボルト60の金属製の部分62及び64との間
には絶縁が施されている。しかしながらボルト60の最
も外側にあるファイバは削り取られ、複合材料のシート
70に機械加工すなわら拡径された円錐状の穴76に直
接接触しているため、複合材料のシート70を横切って
電気的接続が保たれている。
第4図に見られるように、本発明の別の実施例に係るカ
プセルボルト80は截頭円錐形をした金属製の頭部82
と、胴部84と、従来形式のナツト88を取り付けるね
じ部86とを備えている。
ボルト80は、複合材料からなる2枚のシート90と9
2を互いに固定するのに用いられる。
ボルト80は複合材料のキャップ94を偏えている。こ
のキャップ94は伝導性ファイバ、例えば樹脂母材に埋
め込まれた平行なカーボンファイバのサンドイッチ層を
備えている。樹脂中のカーボンファイバの密度は、前述
した本発明の実施例のように厳格に設定しなくてもよい
。箇々のカーボンファイバは樹脂で取り囲まれているた
め、キャップ94とボルト80の金属製の頭部82との
間には絶縁が施されている。しかしながらキャップ94
の最も外側にあるファイバは削り取られ、複合材料のシ
ート90に機械加工すなわち拡径された円錐状の穴96
に直接接触しているため、複合材料のシート9oを横切
って電気的接続が保たれている。
第5図に見られるように、キャップ94は、ボルト8o
の頭部82に取り付けられる皿状をした複合材料の予備
成形体100からできている。皿100はボルト頭部8
2の廻りにモールド成形され、前述したキャップ94が
形成される。このキャップ94は、後で研磨され、機械
加工されたり削り取られ最も外側にあるカーボンファイ
バから樹脂を取り除き、対応する形の間口96と必要な
電気接触を行ない易くしている。
第6図に見られるように、外側にある複合材料の190
にあるカーボンファイバ102の電気的接続は、当該層
に穿孔され斜めに面取りされたボルト穴96により遮断
されている。しかしながらボルト80の上部のキャップ
94が遮断されたカーボンファイバを効果的に接続する
ことで、複合材料の11190の表面を横切って電気的
接続が保たれている。
第7図は、ボルト80のカプセルキャップ部分94のカ
ーボンファイバと、複合材料の1I190にあるボルト
を取り囲む穴96のカーボンファイバとの間の電気的接
続を図示している。カプセルボルト80のファイバは露
出され、すなわちファイバを取り囲む樹脂は研磨作業や
削り取り作業等により取り除かれ、また複合材料の11
90のカーボンファイバ102を取り凹む樹脂は穴96
の穿孔に伴って取り除かれる。
第8図は、ボルト80のカプセルキャップ94の最も外
側の表面を削り取り、当該表面の電気的な伝導性のある
強化ファイバを露出させる方法の一例を図示している。
研磨用ホイール110は当該ホイールの軸線112の廻
りを回転され、またボルト80は軸$1114の廻りを
回転される。
本発明の好ましい実施例を説明してきたが、特許請求の
範囲から逸脱することなく本発明を修正できることを理
解する必要がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に則ったカプセルボルトの
断面図である。 第2図は、本発明の第2の実施例の、第1図に類似した
図である。 第3図は、本発明の第3の実施例の、第1図に類似した
図である。 第4図は、本発明の第4の実施例の図である。 第5図は、組み立てる以前の複合材料のキャップとカプ
セルボルトの金属製の部分を示す図である。 第6図は、第4図のほぼ6−6線に沿った断面図である
。 第7図は、第4図の円7で囲まれた部分の拡大図である
。 第8図は、第4図のボルトの製造工程の一部を示す図で
ある。 10・・・・・・カプセルボルト 12・・・・・・頭
部14・・・・・・胴部      16・・・・・・
ねじ部18・・・・・・ナツト     20.22・
・・・・・シート30・・・・・・キャップ    3
2・・・・・・円錐状の穴4o・・・・・・カプセルボ
ルト 42・・・・・・頭部44・・・・・・円筒状の
胴部  46・・・・・・端部48・・・・・・ナツト
     50.52・・・・・・シート54・・・・
・・キャップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属製のカプセルボルトにして、一方の端部にあ
    る頭部と、他方の端部にあるねじ部と、前記頭部および
    端部の間にある胴部と、該カプセルボルトの頭部を包み
    込みかつ内部に複数の伝導性のあるファイバを含みかつ
    該カプセルボルトから電気的に絶縁されたキャップとを
    有しているカプセルボルト。
  2. (2)前記キャップの半径方向の最も外側にあるファイ
    バが露出され、相対する形の開口の表面と交差したファ
    イバに電気的に接触し易くしている特許請求の範囲第1
    項に記載のカプセルボルト。
JP26574086A 1986-11-10 1986-11-10 カプセル固定具 Granted JPS63130909A (ja)

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JP26574086A JPS63130909A (ja) 1986-11-10 1986-11-10 カプセル固定具

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JP26574086A JPS63130909A (ja) 1986-11-10 1986-11-10 カプセル固定具

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JPS63130909A true JPS63130909A (ja) 1988-06-03
JPH0318045B2 JPH0318045B2 (ja) 1991-03-11

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ID=17421335

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