JPH10333507A - 電荷移動装置ならびにこれを利用した軸受および印刷機 - Google Patents
電荷移動装置ならびにこれを利用した軸受および印刷機Info
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- JPH10333507A JPH10333507A JP10068200A JP6820098A JPH10333507A JP H10333507 A JPH10333507 A JP H10333507A JP 10068200 A JP10068200 A JP 10068200A JP 6820098 A JP6820098 A JP 6820098A JP H10333507 A JPH10333507 A JP H10333507A
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Abstract
めの装置を提供する。 【解決手段】 上記装置は、ポリマーマトリックス10
4とともに設けられる多数の導電性ファイバ102を有
する引抜成形複合部材を含む本体を有する。上記複数の
導電性ファイバはポリマーマトリックス内で引抜成型複
合部材の長手方向に配向される。ファイバは各々、第1
の軸に平行であるほぼ平行な方向に延伸する。本体は第
1の接触領域を有する。上記本体はさらに、そこに開口
106を画成し、支持体と第1の接触領域から離れた開
口の周囲の第2の接触領域を含む。支持体は本体に固定
されてこれを支持する。第1の接触領域は導電性素子と
接するためのものであり、第2の接触領域は回転素子と
接するためのものである。フィブリル化された部分が第
1の接触領域と第2の接触領域のうちの少なくとも一方
と一致する。
Description
に関し、より特定的には静電複写式印刷システム内での
電荷の移動に関する。
電部を有する外表面を備えた感光性部材を有する印刷装
置を開示している。非金属ファイバを含む導電性ブラシ
が、感光性部材の導電部と接し、この部材に導電経路を
与える。
電体を接地するためのフィブリル化された引抜成形電子
部品を開示している。この部品は光導電体と電気的に接
触するものであり、フィブリル化構造を生成するのには
レーザーが用いられる。
成形された接触子を利用するスイッチおよびセンサを開
示している。スイッチは引抜成形接触子部材を含み、こ
の部材は絶縁体と、絶縁体内に配置される複数の導電性
ファイバとを有する。引抜成形接触子部材は、電気的接
点を形成するために導電性ファイバを露出するようにフ
ィブリル化される。
構造を有する引抜成形部材で形成される導電性接触子を
開示している。引抜成形部材は、樹脂材料に埋め込まれ
る複数の連続した導電性ストランドを含む。引抜成形部
材の一方端は、光導電ベルトと接するためにレーザーで
フィブリル化されたストランドを有する。
の導電性カーボンファイバを有する非金属の引抜成形複
合材を含む静電気除去装置を開示している。ファイバ
は、熱硬化性樹脂のポリマーマトリックス内に配置され
る。カーボンファイバはこの部材の長手方向に配向さ
れ、その全体に連続的に延伸する。
シャフトを電気的に接地する装置を開示している。この
シャフトにブラシが除去可能に装着され、ブラシは、そ
の一部において外向きに延伸する導電性ファイバを有す
る。
トされたフィラメントカーボンから成り、強化するため
にケーシング内に装着される整流子ブラシを開示してい
る。ブラシは、必要とされる厚さおよびサイズにまで層
状にまたはストリップ状に結合されて一方端では接合さ
れるが他方端では離れているフィラメントカーボンから
なる。
から回転素子に電荷を移動するための装置が提供され
る。上記装置は、ポリマーマトリックスとともに設けら
れる多数の導電性ファイバを有する引抜成形複合部材を
含む本体を有する。上記複数の導電性ファイバはポリマ
ーマトリックス内で引抜成形複合部材の長手方向に配向
される。ファイバは各々、第1の軸に平行であるほぼ平
行な方向に延伸する。本体は第1の接触領域を含む。上
記本体はさらに、そこに開口を画成し、支持体と第1の
接触領域から離れた開口の周囲の第2の接触領域を含
む。支持体は本体に固定されてこれを支持する。第1の
接触領域は導電性素子と接するためのものであり、第2
の接触領域は回転素子と接するためのものである。フィ
ブリル化された部分が第1の接触領域および/または第
2の接触領域と一致する。
の部材を回転可能に支持し、かつハウジングと部材との
間で電荷を移動するための軸受が提供される。軸受は、
ハウジングに固定される軸受外レースと、軸受内レース
とを含む。内レースは、外レースに回転可能に固定さ
れ、かつ上記部材に固定される。軸受はまた、ポリマー
マトリックスと共に設けられた多数の導電性ファイバを
含む引抜成形複合部材を有するシールを含む。上記複数
の導電性ファイバは、ポリマーマトリックス内で引抜成
形複合部材の長手方向に配向される。ファイバは、その
各々が、第1の軸に平行であるほぼ平行な方向に延伸す
る。上記シールは、その外周部に第1の接触領域を含
む。上記シールはさらに、そこに開口を画成し、開口の
周囲に第2の接触領域を含む。上記外レースは第1の接
触領域と共働し、上記内レースは第2の接触領域と共働
して、ハウジングと部材との間で電荷を移動する。
素子と回転素子とを含む印刷機が提供される。上記印刷
機は、導電性素子と回転素子との間で電荷を移動するた
めの装置を含む。この装置は、ポリマーマトリックスと
ともに設けられる多数の導電性ファイバを有する引抜成
形複合部材を含む本体を有する。上記複数の導電性ファ
イバは、ポリマーマトリックス内で引抜成型複合部材の
長手方向に配向される。ファイバは各々、第1の軸に平
行であるほぼ平行な方向に延伸する。本体は第1の接触
領域を有する。上記本体はさらに、そこに開口を画成
し、支持体と第1の接触領域から離れた開口の周囲の第
2の接触領域を含む。支持体は本体に固定されてこれを
支持する。第1の接触領域は導電性素子と接するための
ものであり、第2の接触領域は回転素子と接するための
ものである。フィブリル化された部分が第1の接触領域
と第2の接触領域のうちの少なくとも一方と一致する。
に従って印刷ジョブの処理、印刷および仕上げを行うた
めの電子写真式コピーシステム2の例が概略で示され
る。
材で形成され、その一方端で、別の部材に対する密に分
散されたフィラメント接触子となるフィブリル化された
ブラシ状の構造を有するものであってもよい。「密に分
散されたフィラメント接触子」とは、接触する部材が1
平方ミリメートル当たり1000以上の導電性ファイバ
を有するという点で、別の接触表面との高いレベルの接
触冗長度を保証する電気接触子を意味するものである。
触子として作用する主(host)マトリックス内に設けら
れた複数の導電性ファイバを有するタイプの引抜成形品
(分散ファイバ引抜成形品とも称する)における進歩が
見られる。この特徴を用いた剛性でスライド式の接触子
は非常に低コストで製造することが可能である。分散フ
ァイバ接触子は不活性で信頼性が高いため、大気中で金
属接触子を用いることにより信頼性が低いものとなって
いた多くの新規な装置構成をこの接触子で実現すること
ができる。引抜成形されたカーボン材料を接触子部材と
しても構造材としても用いることができるため、これら
の特徴を多機能装置に組み込むことができ、それによっ
てさらに付加価値の高い装置が得られることが明らかで
ある。
ジンおよびその周辺装置内で様々な応用に用いることが
でき、これらはすべて、以下に詳細に説明するように、
もとは剛性であるがレーザー切断および加熱によって可
撓性のある導電領域を露出することができ、かつ電気接
続のために容易に接触を与える引抜成形カーボンファイ
バ、チューブ、ロッド、またはシートによって可能とな
る。
められ、低コストで製造が容易な、改良された電気接触
子装置が提供される。これらの利点は、引抜成形品の少
なくとも一端のフィブリル化を伴う、一般には引抜成形
法として知られる製造プロセスを用いて実現される。本
発明を実施するのに用いることができる引抜成形合成物
の1つとしては、主ポリマを伴う抵抗性のカーボンファ
イバフィラーの連続したストランドを含むタイプのもの
が挙げられる。このようなカーボンファイバ引抜成形品
は、高性能導電性複合プラスチックのサブカテゴリ(下
位区分)であって、バインダーポリマ内に1種類以上の
連続した導電性の強化フィラメントを含む。これらは、
導電性ファイバ単体に一般的に見られる問題を伴うこと
なく、径の小さいカーボンファイバの扱い、処理、およ
び使用を簡単にするものである。
いファイバをまず引っ張り、樹脂浴または含浸装置を通
し、次にプリフォーム(予備成形)取付具に入れて、結
果として得られるセクションを少なくとも部分的に形を
整え、余分な樹脂および/または空気を除去する。次に
セクションを加熱したダイへと引き入れ、連続的に硬化
させる。引抜成形技術の詳細な説明については、レイモ
ンド W.メイヤー(Raymond W. Meyer)著 "Handbook of
Pultrusion Technology"(ニューヨーク、Chapman and
Hall 社、1985年初版出版)を参照されたい。
導電性のカーボンファイバをポリマー浴に入れ、適切な
形状のダイ開口に高温で引き込み、寸法および形状がダ
イと同じである固体片を得る。その後、この固体片を切
断、整形、または機械加工することができる。その結
果、ポリマーマトリックス内に含まれる何千という導電
性ファイバ素子を有する固体片を得ることができ、その
ファイバ素子の端部を露出させて電気接触子とすること
ができる。電気接触子の冗長度および有効性が高いた
め、かかる装置の信頼性を飛躍的に向上することができ
る。
た長い状態でポリマー浴と加熱したダイとに引き通すた
め、整形される部材は、ファイバがその部材の一方端か
ら他方端まで連続した状態で形成される。従って、引抜
成形された複合体は引抜成形プロセス中、連続した長い
状態のままであり、その後任意の適切な寸法に切断さ
れ、各端部で非常に多数の電気接点を与える。その後、
このように引抜成形された複合部材は、その一方端また
は両端がフィブリル化されて、所与の長さのファイバか
らポリマーの一部またはすべてが除去される。
るいかなる適切なファイバを用いてもよい。一般には、
導電性ファイバは非金属であって、そのDC体積抵抗率
は約1×10-5ないし約1×1011オーム−cmであ
り、好ましくは、損失を最小にし、RFIを抑えるため
に、約1×10-5ないし約10オーム−cmである。た
とえば、アークを防いで引抜成形部材の全体の抵抗を低
くしながら電流の導通を可能にしたり、個々のファイバ
が並列にされた個々の抵抗として作用するきわめてファ
イバ密度の高い特殊な応用などにおいては、抵抗の上限
1×1011オーム−cmまで用いてもよい。関連の電子
回路の入力インピーダンスが十分に高いのであれば、よ
り抵抗の高い材料を用いてもよい。しかし、応用例の大
半は、効率の良い電流の導通を可能にするために上述の
好ましい範囲内の抵抗を有するファイバを必要とするで
あろう。ここで、「非金属」という言葉は、1×10-6
オーム−cmのオーダの抵抗を有する金属導電性を示す
従来のメタルワイヤファイバと区別し、非金属であるが
金属のような特性に近いか、またはこれを与えるものの
ように扱うことのできるファイバの類を定義するものと
して用いている。しかし、カーボンファイバは、化学的
にも環境的にも不活性であり、高い強度および剛性を有
し、実質的にいかなる所望の抵抗にもすることができ、
負の熱抵抗係数を示すため、好ましいファイバとして特
に適するものである。さらに、これらは、広範囲の熱可
塑性および熱硬化性樹脂と合成して高強度引抜成形品と
することが容易である。
面が一般に約4ないし約50マイクロメートル、好まし
くは約5マイクロメートルないし10マイクロメートル
の直径を有する円形となるように形成してもよい。この
ことにより、小さな断面積で非常に高度のファイバ冗長
度が得られる。従って、接触子材料として、多数のファ
イバが、たとえば1平方センチメートルあたり接点が約
0.05×105ないし5×105と、大きな接点の冗長
度を与え、これによって接触子の信頼性を非常に高くす
ることができると考えられる。さらに、異なるサイズの
ファイバを混合することもまた可能である。
持するポリマーシステムと適合性がある。一般的なファ
イバには、カーボン、カーボン/グラファイト、金属化
されたまたは金属コートされたカーボンファイバ、金属
コートガラス、金属コートポリマーファイバ等が含まれ
る。使用できる特に好ましい類のファイバは、ポリアク
リロニトリル(PAN)プリカーサー(前駆体)ファイ
バの完全または部分的な炭化を行うための制御された熱
処理プロセスから得られるファイバである。このような
ファイバに関しては、ある範囲内で炭化温度を慎重に制
御することによって、炭化したカーボンファイバの電気
抵抗を精確に得ることができることがわかっている。ポ
リアクリロニトリル(PAN)プリカーサーファイバか
ら得られるカーボンファイバは、Graphil社、Amoco Per
formance Products社等から、"Tow"と称する1,000
ないし160,000のフィラメントのヤーン束で市販
されている。金属メッキされたカーボンファイバは、No
vamet Specialty社から入手できる。Tow は一般に2段
階のプロセスで炭化される。第1段階では、PANファ
イバを酸素雰囲気中で300℃のオーダの温度で安定化
させ、あらかじめ酸素で安定化させたPANファイバを
得る。第2段階では、不活性雰囲気、たとえば窒素含有
雰囲気中で温度を上げてファイバを炭化する。結果とし
て得られるファイバのDC電気抵抗は、炭化の温度およ
び時間を選択することによって制御される。たとえば、
炭化温度が約500℃ないし約750℃の範囲に制御さ
れると、電気抵抗が約102ないし約106オーム−cm
のカーボンファイバが得られ、処理温度が約1800な
いし2000℃であるとDC電気抵抗が10-3ないし約
10-5オーム−cmのカーボンファイバが得られる。こ
れらの炭化ファイバを形成する際に利用できる処理につ
いては、Ewing らに付与された米国特許第4,761,
709号とその第8欄で引用された文献を参照された
い。典型的には、これらの炭化ファイバの引張り係数は
約3000万ないし6000万psiまたは205ない
し411GPaと、多くの金属よりも高く、非常に頑強
な引抜成形複合ファイバを得ることが可能になる。ポリ
アクリロニトリルファイバの最高温度での転移によっ
て、不活性で酸化に耐える約99.99%のエレメンタ
ルカーボンであるファイバとなる。
一つは、これらが負の熱伝導率を有するため、個々のフ
ァイバが、例えば、スプリアス高電流サージなどが通っ
て高温になるにつれて、伝導性が高くなる点である。こ
のことは、金属製の接触子と比較すると、金属の熱伝導
率は上述したのとまさに反対に作用するため、金属接触
子はバーンアウトするか、または自己破壊する傾向にあ
るため、これらに対する利点となる。カーボンファイバ
はさらに、その表面が本質的に粗く、多孔性であるた
め、ポリマーマトリックスに対して優れた接着性を示
す。さらに、カーボン材料は不活性であるため、接触子
の表面が、その影響を受ける金属の典型的な汚染物に対
して比較的影響を受けにくいものとなる。カーボンファ
イバは、任意の適切なポリマーマトリックス内に配置さ
れる。ポリマーマトリックスは、以下に説明するレーザ
ー処理中にレーザービームに直接露光される際に、迅速
かつ清浄に揮発する樹脂バインダー材料で形成されなく
てはならない。分子量の低いポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン等
のポリマーは、特に有利に用いることができる。ポリエ
ステル、エポキシ、ビニルエステル、PEEK(polyeth
eretherketone)、ポリエーテルイミド、ポリエーテルス
ルホン、およびナイロンは、一般に適切な材料であり、
架橋可能なポリエステルおよびビニルエステルは、硬化
時間が短く、比較的化学的に不活性で、レーザー処理に
適しているために、好ましい。
いるためにレーザー(図示せず)を用いてもよい。例え
ば、フォーカスされたCO2500ワット連続波レーザ
ーを用いて、引抜成形品を切断し、同時に、切断から十
分な距離をおいて制御した態様でバインダー樹脂を揮発
させ、1ステップで分散フィラメント接触子を生成して
もよい。露光されるカーボンファイバの長さは、レーザ
ーの出力、焦点位置、および切断速度によって制御する
ことができる。レーザー入射角を変えることによって、
様々な切断エッジの形状を得ることができる。
引抜成形品を切断して、長い引抜成形品から所望の長さ
の接触子を形成することができ、切断された両端部をフ
ィブリル化して、下流では電力投入、バイアス、接地、
または切替を受ける電気回路と接触する冗長度の高いフ
ァイバ接触子部材を実現し、上流では電源、接地電位、
スイッチ、またはセンサ接触プレートと接触する冗長度
の高いファイバ接触子を実現することができる。主ポリ
マーが揮発するように、そのエネルギが主ポリマのマト
リックスによって吸収されるいかなる適切なレーザーを
用いてもよい。使用できるレーザーは具体的には、炭酸
ガスレーザー、一酸化炭素レーザー、YAGレーザー、
またはエキシマレーザーを含む。ここで挙げた炭酸ガス
レーザーは、信頼性が高く、ポリマーマトリックス吸収
に特に適しており、製造環境において非常に経済的であ
るため、この応用には特に適している。
ク150から切断される座金の形態であるカーボンファ
イバ電気接触子100が図示される。先により詳細に説
明したように、電気接触子100は引抜成形複合部材か
ら形成され、ボアすなわち内径124上にフィブリル化
されたブラシ状の構造を有する。ブラシ状の構造によ
り、シャフトまたは他のこれとかみ合う部材に対する密
に分散されたフィラメント接触子を実現する。複合部材
は、主マトリックス104内に担持される複数の導電性
ファイバ102を含む。主マトリックス104は、導電
性ファイバ102とあわせて、分散ファイバ引抜成形品
と称してもよい。ファイバ102は、炭化されたポリア
クリロニトリル(PAN)ファイバであってもよい。
および図示されるものに対応する特徴を有するものであ
ってもよく、シャフト(図示せず)等の回転部材との電
気接触のための開口106を含む。電気接触子100は
また、その外周部110を含む。電気接触子はいかなる
適切な形状であってもよいが、好ましくは、接触子10
0は、平行で間隔を開けられており開口106の中央軸
116に垂直な第1および第2の平行面112および1
14を有する座金の形態である。
間でいかなる適切な態様で電気的接触を達成してもよ
い。例えば、電気接触子100は、面112または面1
14においてハウジングと接していてもよいし、外周部
110に沿ってハウジングと接してもよい。しかし、接
触子100とハウジングとの間の電気的接触は、ハウジ
ングと接するファイバ102において生じるのが好まし
い。これに代えて、電気接触子100に貫通することに
よって複数のファイバ102と接触する貫通式の接触子
(図示せず)を用いて電気的接触を達成してもよいこと
が理解されるであろう。
4におけるファイバ102はファイバ軸120に沿って
平行に整列される。ファイバ102はマトリックス10
4よりも分解温度が高いため、接触子100に対して任
意の適切な位置に熱を加えて、マトリックス104から
ファイバ102を露出させることができる。これらのフ
ァイバ102は、外周部110に沿って加熱されると、
ハウジングと接し、それによってその間の電気的接触性
を高める。
わりでマトリックス104から露出させ、それによって
接触子100と回転部材との間の電気的接触性を向上さ
せることができる。
の引抜成形カーボンファイバ電気接触子を製造すること
が可能であればいかなる適切な工程で形成されてもよ
い。しかし、好ましくは、材料は軸120の方向でシー
ト状に引抜成形される。シートの厚さは接触子の厚さと
等しく、例えば0.5ないし5.0mmである。
抜成形されたシートは、任意の適切な態様で、中央開口
部106を有する形状に切断される。好ましくは、切断
面は、それ以上処理または変形等を必要としない電気接
触子表面を含む。このように、選択する切断方法によっ
て、所望の電気接触子の特性を実現することができる。
例えば、電気接触子は、ウォータージェットまたはレー
ザーを用いて切断されてもよい。ウォータージェットま
たはエキシマレーザーを用いると、引抜成形品の切断中
のマトリックス104の分解が最小になり、一方、CO
2またはCOレーザーを特に遅い並進速度で並進する際
に用いると、マトリックスの揮発および熱分解量が大き
くなり、ファイバ102を露出させることとなる。
のレーザー切断装置、または市販の輪郭数値制御(CN
C)機等の切断路121を生成することのできる機械に
搭載された同様の発熱切断装置を利用することによっ
て、接触子100よりもわずかに広い幅Wを有する連続
した長いブランク150から電気接触子100を切断す
ることができる。切断路121は電気接触子100の外
周部110を画成するように設けられてもよい。外周部
110は、ファイバ軸120に沿った直径PDLとファ
イバ軸120に垂直な垂直軸122に沿ったより小さな
直径PDWとを有する楕円形の経路を画成する。レーザ
ー切断装置(図示せず)は、垂直軸122に隣接した領
域ではマトリックス104の分解が非常に小さいことを
考慮して非常に迅速に並進され、それから連続的により
遅くなるように並進して、軸120では並進速度は最も
遅くなる。ファイバ102はこのように、垂直軸122
に隣接した領域でほぼゼロである露出長LEと、ファイ
バ軸120に沿った最大長とを有する。レーザー切断装
置はファイバ軸120から垂直軸122にかけて連続的
に増加する並進速度で外周部110に沿って並進し、こ
のようにして接触子100の外周部110全体の周りを
並進する。このようにレーザーは、垂直軸122に沿っ
た直径PDWとファイバ軸120に沿った直径PDSとに
よって画成される楕円形の外形にマトリックス104を
切断する。このように、電気接触子100は、ファイバ
102が撓んでハウジングと接し、それによって十分な
電気的接触を与えるように、直径PDWと直径PDLとの
間の直径を有するボアを含むハウジングに配置されるの
に適している。
しくはレーザーで切断される。レーザーは好ましくは周
辺軸122に隣接した部分では速い並進速度で並進し、
ファイバ軸120に隣接した部分ではこれよりかなり遅
い並進速度であって、ファイバ軸120に隣接してファ
イバ102を露出させるようにする。開口106は、垂
直軸122に沿った直径BDとファイバ軸120に沿っ
た直径BDSによって画成される楕円形の経路にレーザ
ーを並進させることによって形成される。このようにフ
ァイバ102の露出度は、ファイバ軸120に隣接した
最大ファイバ長FLBまで増大する。レーザーは、マト
リックス104を分解および揮発させて、周辺軸の直径
BDおよびファイバ軸の直径BDLで画成されるマトリ
クスボア124を形成する。開口106はこのように直
径BDと直径BDSの間の寸法を有する回転部材と適合
できる。ファイバ102は図1に示されるように回転部
材に対して撓んで接した位置にある。
軸116の方向に汚染物を通せるように、接触子100
は、好ましくは垂直軸122に隣接して配置された溝1
26を含む。溝126はいかなる形状であってもよく、
例えばアーチ形であってもよい。溝126の位置が垂直
軸122に隣接しているのが好ましいのは、垂直軸12
2に沿った位置に整列されるファイバ102は回転部材
と接触するためのブラシとして効果的に機能できないた
めである。
触子100は、その外周部110に接した第1の素子1
30と接触子100の開口106内に配置された第2の
回転素子132との間の位置にある状態で図示される。
第1の素子130は、回転素子132との電気的接触が
望まれるいかなる素子であってもよい。第1の素子13
0は、その中にボア134を含む構造またはハウジング
の形態であってもよい。ボア134は、ボア直径Bによ
って画成される。接触子100の外周部110はボア1
34とかみ合うように嵌合する。第1の素子130と電
気接触子100との間の相対的回転を避けるために、突
出部(図示せず)を用いてもよい。
の回転速度Ω1で矢印136の方向に回転する回転素子
の形態であってもよい。同様に第2の素子132が第2
の回転速度Ω2で矢印140の方向に回転してもよい。
電気接触子100は、第1の素子130と第2の素子1
32が異なる回転速度で同じ方向に回転する場合でもま
たは逆方向に回転する場合でも接触を与えるのに適して
いる。
触子100の別の実施形態として軸受240の一部とな
る電気接触子200が示される。軸受240は、軸受ボ
ールの形態のローリング素子246によって分離される
内レース242および外レース244を含む。ボール2
46を配置し、これらを互いから分離するのに、一般に
保持器(図示せず)が用いられる。電気接触子200
は、図7および図8に示されるように、その形状が環状
または円形であって、軸受内の潤滑材を密封するのに通
常用いられて汚染物が軸受に入るのを防ぐシールの代わ
りとしてもよい。露出されたファイバ202は内レース
242の外径に接し、内レース242と外レース244
との間の電気的接触を与える。図7および図8において
は一対の電気接触子200が用いられているが、軸受2
40を囲む通常のシールとともに電気接触子200が単
一で用いられてもよい。
のさらに別の実施形態が、ハウジング330内にシャフ
ト332を装着するための装着システム360で用いる
ための電気接触子300として図示される。電気接触子
300は、その外周部310が環状でない部分を有する
という点で電気接触子100の外周部110とは異なる
ことを除いては、図1の電気接触子100と類似してい
る。外周部310は、ハウジング330の空洞部364
に嵌合する。外周部310は露出されたファイバを用い
ることを必要とせず、その代わりに電気接触子300の
第1の面312に接触するのに導電性のコネクタ366
が用いられる。導電性のコンダクタ(導体)は、好まし
くは、電気コネクタ300の第1の面312に貫通する
突出部(図示せず)を含む。コネクタ366はハウジン
グ330にいかなる適切な態様で電気的に接続されても
よく、例えば、ハウジング330の内ねじ筋372とか
み合うように係合する外ねじ山370を備えたねじの形
態の締め具368によって電気的に接続されてもよい。
導電性のコネクタ366は、好ましくは、電気バイアス
をかけるための電源(図示せず)に接続される電気導管
374をさらに含む。シャフト332は、任意の適切な
特徴、すなわち軸受340によってハウジング330内
に回転可能に配置される。軸受340は、合成材料から
なる安価な非導電性の軸受であってもよい。電気接触子
300を用いることによって、より安価で非導電性の材
料を軸受340に用いることが可能となる。電気接触子
300は、好ましくはファイバ軸320に対向して配置
された溝326を含む。
に従う電気接触子400を用いた装着システム460が
図示される。電気接触子400は、その回転を防ぐため
の突出部438を含むことを除いては、図1の接触子1
00と類似している。接触子400は、導電性の金属片
480を用いてハウジング430に固定される。金属片
480は、接触子400とかみ合うように固定される大
きなボア483を含む。金属片のタブ482によって接
触子400は金属片480に固定される。金属片480
は、ねじ468の形態の留め具がスライド式に嵌合する
1対の穴486を含む。金属片480をハウジング43
0に装着するのにねじ468が用いられる。電気接触子
400は、電気接触コンダクタ474から金属片480
を介してシャフト432へと電荷を移動する機能を果た
す。
て複数の可撓性のある導電性ファイバを備えたカーボン
ファイバ電気接触子を設けることによって、単純、安価
で、きわめて耐久性の優れた、回転部材のための電気接
触子を提供することができる。
した溝を有するポリマーマトリックスにおける座金形状
のカーボンファイバ接触子の形態の電気接触子を設ける
ことによって、汚染物の通路となる経路を設けることが
できる。
出されたファイバを備えたカーボンファイバ電気接触子
を設けることによって、しっかりとした電気的接触を与
えることができる。
る座金の形態のカーボンファイバ電気接触子を設けるこ
とによって、電気接触子と外部回転部材または固定され
たハウジングとの間に、しっかりとした電気的接触を形
成することができる。
ファイバを有する電荷移動のための装置の平面図であ
る。
に用いる図1の装置の第1の実施形態の平面図である。
に用いる図1の装置の第2の実施形態の平面図である。
平面図であって、製造のためのカッター経路を仮想線で
示す。
バを有する電荷移動のための装置を組み込んだ軸受の概
略の立面図である。
印刷機の概略立面図である。
トリックス、106開口、110 外周部、112 第
1の面、114 第2の面、116 中央軸、120
ファイバ軸、122 垂直軸、124 内径、126
溝、130第1の素子、132 第2の素子。
Claims (3)
- 【請求項1】 導電性素子から回転素子に電荷を移動す
るための装置であって、 ポリマーマトリックスと共に設けられる多数の導電性フ
ァイバを含む引抜成形複合部材を備えた本体を含み、該
複数の導電性ファイバは、該ポリマーマトリックス内で
該引抜成形複合部材の長手方向に配向され、該ファイバ
は、その各々が第1の軸に平行であるほぼ平行な方向に
延伸し、前記本体は第1の接触領域を含み、前記本体は
さらにそこに開口を画成し、かつ該第1の接触領域から
間隔を開けられた該開口の周囲に第2の接触領域を含
み、 前記装置はさらに、前記本体に固定されこれを支持する
ための支持体を含み、該第1の接触領域は該導電性素子
に接するためのものであり、該第2の接触領域は該回転
素子に接するためのものであり、フィブリル化された部
分は、該第1の接触領域と該第2の接触領域のうちの少
なくとも一方と一致することを特徴とする装置。 - 【請求項2】 ハウジング内の部材を回転可能に支持
し、かつ該ハウジングと該部材との間で電荷を移動する
ための軸受であって、 前記ハウジングに固定される軸受外レースと、 前記外レースに回転可能に固定され、かつ前記部材に固
定される軸受内レースと、 ポリマーマトリックスと共に設けられた多数の導電性フ
ァイバを備えた引抜成形複合部材を含むシールとを含
み、該複数の導電性ファイバは、該ポリマーマトリック
ス内で該引抜成形複合部材の長手方向に配向され、該フ
ァイバは、その各々が第1の軸に平行であるほぼ平行な
方向に延伸し、前記シールは、その外周部に第1の接触
領域を含み、前記シールはさらに、そこに開口を画成
し、該開口の周囲に第2の接触領域を含み、前記外レー
スは該第1の接触領域と共働し、該内レースは該第2の
接触領域と共働して、該ハウジングと該部材との間で電
荷を移動することを特徴とする軸受。 - 【請求項3】 導電性素子と回転素子とを含む印刷機で
あって、前記印刷機は、該導電性素子から該回転素子に
電荷を移動するための装置を含み、前記装置は、 ポリマーマトリックスと共に設けられる多数の導電性フ
ァイバを含む引抜成形複合部材を有する本体を含み、該
複数の導電性ファイバは、該ポリマーマトリックス内で
該引抜成形複合部材の長手方向に配向され、該ファイバ
は、その各々が、第1の軸に平行であるほぼ平行な方向
に延伸し、前記本体は第1の接触領域を含み、前記本体
はさらにそこに開口を画成し、かつ該第1の接触領域か
ら間隔を開けられた該開口の周囲に第2の接触領域を含
み、 前記装置はさらに、前記本体に固定されてこれを支持す
るための支持体を含み、該第1の接触領域は該導電性素
子に接するためのものであり、該第2の接触領域は該回
転素子に接するためのものであり、フィブリル化された
部分は、該第1の接触領域と該第2の接触領域のうちの
少なくとも一方と一致することを特徴とする装置。
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